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専属奴隷契約
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リハビリの期間を終えて俺の体調はすっかり良くなった。
父上に報告書を出しに行った時、
「よく戻ってきたな、、。」
と言われたが、それが本当に褒めているのか嫌味なのかわからなかった。
そして俺とステラの専属奴隷契約は3日後に迫っていた。
その前に俺たちが管理をしているリフリアの花を見に行き、本当に契約できるのか確認しなければならなかった。
俺とステラはリフリアの花を保管している王宮の神聖な部屋に行きリフリアの様子を観察した。
「、、、、、。やはり何も起きませんね。」
ステラが細かいところまで確認しながら呟く。
「そうだな、、、。俺たちが戦ったのは夢なんじゃないかとすら思えるくらい静かだな。」
「おそらくですが、このまま何も起きなければ私たちの契約に使えると思います。」
「そうか、。でもアロンダは大丈夫なのか、?閉じ込められて死んでたら、、、。」
俺はちょっとかわいそうで花を撫でてみた。
するとステラは俺の手を掴んで花から遠ざけた。
なぜそうしたのか不思議に思って首を傾げる。
「そいつに触らないでください。」
ステラが怒ったように言う。
そいつ、、、?
『おい。』
「うわっ!!」
急に聞こえてきた声に俺はびっくりしてしまった。
「アロンダ、、、。生きていたんだな。」
俺が聞くとアロンダはバカにしたように言った。
『当たり前だろう?
汝たちなど、全盛期の我の足元にも及ばないからな。
空間を破られて姿を見せれないだけだ。
我があんな攻撃で死ぬわけないだろう。』
それを聞いたステラが皮肉そうに言う。
「そうですかねぇ、、。
ここに来て以来魔法が使えなくて声も出せないだけでは?
その声は魔法を使って出してるだけにすぎない偽物ですもんね。
お得意の空間魔法までも制限されてますから。」
「どういうことだ?」
俺は理解ができなかった。
「ご主人様。アロンダは花と同化したんですよ。
つまりはただの花ということです。
魔法を使って声や姿、空間を創り攻撃していたということですよ。」
「なんでそこまでわかるんだ?」
俺がわからずに聞くと、
「いえ、ただの推測ですよ。」
ステラは笑って誤魔化した。
『ステラ・ユウミーン、、。
やはりそこまで気づいていたんだな。
ならなぜ今、我に声を出させた?』
「それは、、私のご主人様が目を覚まして以来ずっとあなたを気にしてたからですよ。
ご主人様が気遣うのは私だけ、、、
いえ、なんでもないです。」
ステラは最後何かを言いかけていたが聞き取れなかった。
『独占欲が強い男を嫌われるぞ、、。
まあ、いい。
そんなことより汝たちの契約に我が必要なんだろう?』
「そうだ。
協力してくれるのか?」
『我がどう答えても協力させるつもりだろう。
だが、まあ別に協力してやってもいい。
ただ、我が器になって汝たちに飲まれるのは気持ち悪すぎる。
だから、、、、、こっちにしろ。』
アロンダはそう言うと光り、種子らしきものを飛ばした。
するとリフリアの花がもう一体増えたのだ。
『我の意識も少し入っているが、前に汝たちが神殿で管理していたやつと同じくらい我の意識が薄い花だ。』
「ありがとう、、。」
俺たちはリフリアの花が使えると分かったので部屋を出て行こうとする。
その前にアロンダが止めた。
『待て。一つ言っておくが、、我は神殿に管理させられるのは嫌だからな。
リフリアの花をあともう一本咲かせてやるから、それを神殿で管理して、我は自由にさせろ。』
「わかった。父上に一回通して神殿の方にも伝える。」
リフリアの花が使えて契約ができるなら多分なんでもいいはずだ。
何よりちゃんと契約ができるみたいだ。
安心した。
3日後。俺たちは神殿に来ていた。
今日ステラと専属奴隷契約をするのか、、、。
俺はドキドキしていた。
物語には書かれていないことが起こりすぎて忘れていたがやっと契約の日である。
俺は専属奴隷契約をするだけなのになぜか頭からつま先まで綺麗にされ、白の衣装を着させられた。
なんだこれ、、、。
綺麗な飾りがついていて、ワンピースみたいにヒラヒラしていてなんだか恥ずかしいな。
そもそも奴隷契約だぞ?
こんな綺麗にする必要があるのか?
「あの、、、。この衣装って変えることができますか、、?
普通の服でやってもいいのでは、、。」
俺は俺の着替えを手伝ってくれた神殿の神官に尋ねた。
「いいえ、なりません。
専属奴隷契約の場合このように体を清め神聖な服装でなければいけません。
そうしなければ神聖な花であるリフリアの花を使った契約はうまくいきません。」
神官が淡々と答えた。
フロンダって、神聖な花だったんだな、、。
「じゃあ、せめてこの衣装だけでも、。」
「それもなりません。
通常、第二王子殿下のご年齢で専属奴隷契約を行う方はいませんので小さいサイズはそちらの衣装しかないのです。」
「そうですか、、。」
俺は泣く泣く諦めた。
そうして待機していると別の神官から呼び出された。
そして案内され、扉を開いた。
中にはステラがいてステラも白色の衣装を着ていた。
だけどステラはちゃんとズボンタイプのやつで、美しい刺繍と相まって、すごくステラに似合っていた。
ステラの元に歩いていく。
ステラの顔を見るとほんのりと頬が赤くなっていて、俺を凝視していた。
「綺麗ですね。」
ステラが微笑みながら言ってくれる。
「何を言ってるんだ、、。ステラの方が美しいだろう、、。」
俺は照れながら答えた。
ステラは少し微笑んだ後俺に一歩近づいた。
「こうして真っ白な衣装を二人で着ていると、、まるで、、、」
急にステラが俺の耳元に顔を近づけた。
「結婚式みたいですね?」
俺は一気に恥ずかしくなって真っ赤になってしまった。
「結婚式はもっと豪華だし、、
それにこれはただの契約だぞ、、、。」
「私にとってはただの契約ではありません。」
「どういうことだ?」
「いえ、なんでもないですよ。
、、、、、、。
私と契約をする心の準備はできましたか?
ご主人様、、、。」
ステラが急に真顔になって尋ねる。
「あぁ、大丈夫だ。始めよう。」
俺たちはリフリアの花を互いに両手で持った。
そして練習で何度もやったように花を器に変えていく。
ここで失敗してしまったら、、、。
そういう考えが頭に浮かんでコントロールが鈍りそうになる。
しっかりしなきゃ、、、。
そう思っているとふとステラと目があった。
ステラは優しく微笑むと声を発さずに大丈夫と言ってくれた。
なぜか安心して俺は集中した。
そして、、、、、無事に器が完成した。
あとはこれに俺とステラの魔力を込めるだけだ。
「先に私がやりますね。」
そう言ってステラは器に手をかざし魔力を注いでいく。
ステラの魔力は淡い赤で炎のようにゆらめいていた。
綺麗だな、、、。
と思って見惚れているうちに終わったらしく俺の番となった。
俺は魔力を注いだ。
俺の魔力は青白くて淡く光っている。
そしてステラの魔力に混ざっていった。
こんなにすんなり混ざるものなのか。
俺たちの魔力は反発し合うことなくすんなりと混ざった。
「ご主人様、、、。より強く繋がれる契約方法をご存知ですか?」
ステラが聞いてきた。
「知らないが、、。」
「ぜひそちらでやりましょう。」
俺の答えを聞き切る前にステラが俺の手から器を奪い魔力を口に含んだ。
そのまま俺に近づく。
そして、、、、、。
ステラの顔がだんだんと近づいてきた。
「んんっ!、、、、」
気づいたら俺の唇とステラのそれが重なっていた。
俺はびっくりして抗議しようと無意識に口を開いた。
その瞬間、口に魔力が流れた。
わけがわからないまま飲んでしまった。
俺に魔力を流し込んだ後ステラがやっと顔を離した。
ステラは満足そうな顔をして器の残りの魔力を飲んだ。
俺は突然のことに理解が追いつかず呆然としながら唇に手を伸ばした。
今の、、、、キスだよな!?
ステラとキスしたのか?
しかも魔力を飲ませられた?
理解していくと同時にどんどん顔が赤くなるのがわかった。
俺の、、、前世も今世も含めた、、、
「初めてのキス、、、。」
ステラはその言葉を聞いてすごく嬉しそうに笑った。
うぅ、、。
人生の初めてのキスであり、
その相手が推しで、、、、。
嬉しいのかなんなのか感情の整理がつかなくて、ずっと顔が赤いまま、言葉が出なかった。
その間に変化が起きたのかステラが確認する。
契約がうまくいったみたいでステラの心臓の位置に紋章が浮かび上がった。
通称、奴隷紋と呼ばれるものだが、専属奴隷契約なので大きく濃く浮かび上がっていた。
ステラはその奴隷紋をなぜだか嬉しそうになぞった。
そして俺の手を握ると美しく微笑んだ。
「これで私とご主人様はずっと一緒ですね。」
「そうだな、、、。」
俺はまだドキドキしていてそれくらいの言葉しか返せなかった。
でもなぜか円満契約解除の未来が遠ざかったような気がした。
父上に報告書を出しに行った時、
「よく戻ってきたな、、。」
と言われたが、それが本当に褒めているのか嫌味なのかわからなかった。
そして俺とステラの専属奴隷契約は3日後に迫っていた。
その前に俺たちが管理をしているリフリアの花を見に行き、本当に契約できるのか確認しなければならなかった。
俺とステラはリフリアの花を保管している王宮の神聖な部屋に行きリフリアの様子を観察した。
「、、、、、。やはり何も起きませんね。」
ステラが細かいところまで確認しながら呟く。
「そうだな、、、。俺たちが戦ったのは夢なんじゃないかとすら思えるくらい静かだな。」
「おそらくですが、このまま何も起きなければ私たちの契約に使えると思います。」
「そうか、。でもアロンダは大丈夫なのか、?閉じ込められて死んでたら、、、。」
俺はちょっとかわいそうで花を撫でてみた。
するとステラは俺の手を掴んで花から遠ざけた。
なぜそうしたのか不思議に思って首を傾げる。
「そいつに触らないでください。」
ステラが怒ったように言う。
そいつ、、、?
『おい。』
「うわっ!!」
急に聞こえてきた声に俺はびっくりしてしまった。
「アロンダ、、、。生きていたんだな。」
俺が聞くとアロンダはバカにしたように言った。
『当たり前だろう?
汝たちなど、全盛期の我の足元にも及ばないからな。
空間を破られて姿を見せれないだけだ。
我があんな攻撃で死ぬわけないだろう。』
それを聞いたステラが皮肉そうに言う。
「そうですかねぇ、、。
ここに来て以来魔法が使えなくて声も出せないだけでは?
その声は魔法を使って出してるだけにすぎない偽物ですもんね。
お得意の空間魔法までも制限されてますから。」
「どういうことだ?」
俺は理解ができなかった。
「ご主人様。アロンダは花と同化したんですよ。
つまりはただの花ということです。
魔法を使って声や姿、空間を創り攻撃していたということですよ。」
「なんでそこまでわかるんだ?」
俺がわからずに聞くと、
「いえ、ただの推測ですよ。」
ステラは笑って誤魔化した。
『ステラ・ユウミーン、、。
やはりそこまで気づいていたんだな。
ならなぜ今、我に声を出させた?』
「それは、、私のご主人様が目を覚まして以来ずっとあなたを気にしてたからですよ。
ご主人様が気遣うのは私だけ、、、
いえ、なんでもないです。」
ステラは最後何かを言いかけていたが聞き取れなかった。
『独占欲が強い男を嫌われるぞ、、。
まあ、いい。
そんなことより汝たちの契約に我が必要なんだろう?』
「そうだ。
協力してくれるのか?」
『我がどう答えても協力させるつもりだろう。
だが、まあ別に協力してやってもいい。
ただ、我が器になって汝たちに飲まれるのは気持ち悪すぎる。
だから、、、、、こっちにしろ。』
アロンダはそう言うと光り、種子らしきものを飛ばした。
するとリフリアの花がもう一体増えたのだ。
『我の意識も少し入っているが、前に汝たちが神殿で管理していたやつと同じくらい我の意識が薄い花だ。』
「ありがとう、、。」
俺たちはリフリアの花が使えると分かったので部屋を出て行こうとする。
その前にアロンダが止めた。
『待て。一つ言っておくが、、我は神殿に管理させられるのは嫌だからな。
リフリアの花をあともう一本咲かせてやるから、それを神殿で管理して、我は自由にさせろ。』
「わかった。父上に一回通して神殿の方にも伝える。」
リフリアの花が使えて契約ができるなら多分なんでもいいはずだ。
何よりちゃんと契約ができるみたいだ。
安心した。
3日後。俺たちは神殿に来ていた。
今日ステラと専属奴隷契約をするのか、、、。
俺はドキドキしていた。
物語には書かれていないことが起こりすぎて忘れていたがやっと契約の日である。
俺は専属奴隷契約をするだけなのになぜか頭からつま先まで綺麗にされ、白の衣装を着させられた。
なんだこれ、、、。
綺麗な飾りがついていて、ワンピースみたいにヒラヒラしていてなんだか恥ずかしいな。
そもそも奴隷契約だぞ?
こんな綺麗にする必要があるのか?
「あの、、、。この衣装って変えることができますか、、?
普通の服でやってもいいのでは、、。」
俺は俺の着替えを手伝ってくれた神殿の神官に尋ねた。
「いいえ、なりません。
専属奴隷契約の場合このように体を清め神聖な服装でなければいけません。
そうしなければ神聖な花であるリフリアの花を使った契約はうまくいきません。」
神官が淡々と答えた。
フロンダって、神聖な花だったんだな、、。
「じゃあ、せめてこの衣装だけでも、。」
「それもなりません。
通常、第二王子殿下のご年齢で専属奴隷契約を行う方はいませんので小さいサイズはそちらの衣装しかないのです。」
「そうですか、、。」
俺は泣く泣く諦めた。
そうして待機していると別の神官から呼び出された。
そして案内され、扉を開いた。
中にはステラがいてステラも白色の衣装を着ていた。
だけどステラはちゃんとズボンタイプのやつで、美しい刺繍と相まって、すごくステラに似合っていた。
ステラの元に歩いていく。
ステラの顔を見るとほんのりと頬が赤くなっていて、俺を凝視していた。
「綺麗ですね。」
ステラが微笑みながら言ってくれる。
「何を言ってるんだ、、。ステラの方が美しいだろう、、。」
俺は照れながら答えた。
ステラは少し微笑んだ後俺に一歩近づいた。
「こうして真っ白な衣装を二人で着ていると、、まるで、、、」
急にステラが俺の耳元に顔を近づけた。
「結婚式みたいですね?」
俺は一気に恥ずかしくなって真っ赤になってしまった。
「結婚式はもっと豪華だし、、
それにこれはただの契約だぞ、、、。」
「私にとってはただの契約ではありません。」
「どういうことだ?」
「いえ、なんでもないですよ。
、、、、、、。
私と契約をする心の準備はできましたか?
ご主人様、、、。」
ステラが急に真顔になって尋ねる。
「あぁ、大丈夫だ。始めよう。」
俺たちはリフリアの花を互いに両手で持った。
そして練習で何度もやったように花を器に変えていく。
ここで失敗してしまったら、、、。
そういう考えが頭に浮かんでコントロールが鈍りそうになる。
しっかりしなきゃ、、、。
そう思っているとふとステラと目があった。
ステラは優しく微笑むと声を発さずに大丈夫と言ってくれた。
なぜか安心して俺は集中した。
そして、、、、、無事に器が完成した。
あとはこれに俺とステラの魔力を込めるだけだ。
「先に私がやりますね。」
そう言ってステラは器に手をかざし魔力を注いでいく。
ステラの魔力は淡い赤で炎のようにゆらめいていた。
綺麗だな、、、。
と思って見惚れているうちに終わったらしく俺の番となった。
俺は魔力を注いだ。
俺の魔力は青白くて淡く光っている。
そしてステラの魔力に混ざっていった。
こんなにすんなり混ざるものなのか。
俺たちの魔力は反発し合うことなくすんなりと混ざった。
「ご主人様、、、。より強く繋がれる契約方法をご存知ですか?」
ステラが聞いてきた。
「知らないが、、。」
「ぜひそちらでやりましょう。」
俺の答えを聞き切る前にステラが俺の手から器を奪い魔力を口に含んだ。
そのまま俺に近づく。
そして、、、、、。
ステラの顔がだんだんと近づいてきた。
「んんっ!、、、、」
気づいたら俺の唇とステラのそれが重なっていた。
俺はびっくりして抗議しようと無意識に口を開いた。
その瞬間、口に魔力が流れた。
わけがわからないまま飲んでしまった。
俺に魔力を流し込んだ後ステラがやっと顔を離した。
ステラは満足そうな顔をして器の残りの魔力を飲んだ。
俺は突然のことに理解が追いつかず呆然としながら唇に手を伸ばした。
今の、、、、キスだよな!?
ステラとキスしたのか?
しかも魔力を飲ませられた?
理解していくと同時にどんどん顔が赤くなるのがわかった。
俺の、、、前世も今世も含めた、、、
「初めてのキス、、、。」
ステラはその言葉を聞いてすごく嬉しそうに笑った。
うぅ、、。
人生の初めてのキスであり、
その相手が推しで、、、、。
嬉しいのかなんなのか感情の整理がつかなくて、ずっと顔が赤いまま、言葉が出なかった。
その間に変化が起きたのかステラが確認する。
契約がうまくいったみたいでステラの心臓の位置に紋章が浮かび上がった。
通称、奴隷紋と呼ばれるものだが、専属奴隷契約なので大きく濃く浮かび上がっていた。
ステラはその奴隷紋をなぜだか嬉しそうになぞった。
そして俺の手を握ると美しく微笑んだ。
「これで私とご主人様はずっと一緒ですね。」
「そうだな、、、。」
俺はまだドキドキしていてそれくらいの言葉しか返せなかった。
でもなぜか円満契約解除の未来が遠ざかったような気がした。
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