4 / 120
第一章 礼服の男・ジョン
面接試験
しおりを挟む
屋敷の門の前まで来るとミラオルクが門の前に立っている騎士であろう男性に声を掛ける
「おはよう、ファング中に入ってもいいかい?」
「要件は? 幾らアンタでも何も聞かずって訳にはいかないぜ?」
「この子ここら辺に初めて来たんだが働き口に困っていてね、此処で働かせてやれないかね?」
ファングと呼ばれた赤髪の男性がジョンをキッと睨む
「こいつが? 無理言うな、隊長が認めるとは思えねぇ」
「いいから、話してみておくれよ」
「一度アンタが言い出したら曲げねぇからな……分かった、隊長に話してみる、その間ここは任せたぜ、えぇとミランダだったか?」
「そうだよ、それで当たってる」
ファングは門の脇の小さな扉を開き屋敷に走って行く、門は鉄格子なので鉄格子の隙間から中はよく見える
「望み薄って感じだが」
「どうにかするさ」
暫く経ちファングが戻って来る
「隊長が会うってさ」
「さぁ行こうか」
「不安一杯だな」
門の脇の扉から三人は入る、入ると庭がある庭には屋敷までの道が石で作ってありその両脇は芝になっている門から屋敷まで十歩程の距離
「それで? 隊長に会ってどうするんだ? 面接?」
「黙ってついて来い」
不機嫌そうにファングが返す
屋敷には入らず屋敷の裏に通される裏には空き地があり、等身大の人間の様な人形が三体置いてあり、空き地の中心に金髪の女性が立っている
「隊長、連れて来たぞ」
「ご苦労だったね、ファング、戻って良いよ」
ファングはへいへいと言い戻って行く
「やぁ、君がジョン君?」
「あぁ、そうだ」
「ふ~ん、でミランダ、この子を此処で働かせたいと言うんだね?」
「そうだよ、駄目かい?」
「難しいね、私はジョン君の事何も知らないしね」
「そこをどうにか出来ないかい?」
「……分かった、少し待ってて」
そう言って金髪の彼女が屋敷に消えて行く
「彼女が隊長?」
「そう、名をローラ・ローレライ、癖者だよ、昔も私の言う事もなかなか聞かなくてね」
「あんなのの信用を勝ち取るのは難しそうだな」
「難しいだろうね」
ローラは昨日出会った、騎士エルとナサルを引き連れて帰って来る
「お待たせ」
「ミランダにその御弟子さん、さっき振りだね~」
「こんにちわ、二人共」
「なんだ三人でもしかしてリンチされるんじゃないだろうな」
「違うよ、試験を受けて貰おうと思って」
「試験かい?」
ミランダが返す
「そう、その試験に合格したら、此処で働いて貰う事にするよ」
「内容は?」
「エルと模擬戦して貰って一本を取る事、そんな所でどうかな?」
「ほぉ、なるほどねぇ」
「それじゃあ準備するから二手に分かれてエルはそっちにジョンはそっち」
ローラが二人の立ち位置を指差し教える、ジョンがその立ち位置に移動する間にミランダがジョンに耳打ちする
「ローラはアンタを試験に受けさせる気が無いよ、エルは騎士隊最年少だが剣の腕は確かだよ、少なくとも素人が敵う相手じゃない」
「残念ながらこっちも素人じゃない」
「アンタの実力、見せつけてやりな」
「了解」
ローラがジョンとエルに木刀を配る
「魔法は禁止、頭、手、胴に一撃入れば一本とするよ、ジョン君は三本まで貰っても良しとするよ、エルは一本でも貰えば負け」
ここでナサルは思う
(隊長め意地悪をする、エルは王国兵士十人を同時に相手して勝った天才剣士、年齢は私達の中で一番若いが剣術のみの実力ならナンバー3には入る、彼が敵う訳がない)
「えぇ~こっちに不利じゃないですか~」
「騎士なんだから文句をいっちゃいけないよ、準備は良い?」
「僕は良いよ」
木刀を投げ捨てるジョン
「どうしたの?」
「こんな長い得物慣れてないからな、こっちは武器は要らない」
「何言ってるのかな? それでどうやって戦うの?」
「始まってからのお楽しみ」
「なんですかそれ? もしかして僕の事舐めてます?」
「あ~あ、バレた? 大当たり、負ける気がしない」
「アッハハ、カチンと来たよ、後悔しても知らないよ」
「させてみな」
エルは構える、ジョンは腕を組み余裕の笑み
エルはフラフラと揺れ始める
「エル!? 本気でやるな!!」
ナサルが止めに入ろうとするが時遅し、エルがスッとその場から消えジョンに一瞬で斬りかかる
が躱される
「!?」
その場に居た騎士三人が驚愕する
エルは動揺しながらも二撃目を繰り出す。が避けられる、躱しながらジョンは思考を巡らす
(器用だな一撃目の後隙も余り見せずすぐ二撃目を繰り出したそれにちょっとした動揺では揺れない精神力、成程”騎士”と呼ばれるだけはあるそしてこの攻撃想像していたより速いな女性の出せる速さじゃない、こっちの世界の人間は肉体の作りも違うみたいだな、これに魔法が加わるとしたら厄介だ、どんな魔法を使えるかは知らんが)
攻撃は十二回まで続いたが全て避けられる、エルは信じられないといった表情でいつも浮かべているニヤケ顔も消え去っていたそれに額には汗まで流れている
他の騎士二人も同様
「どうだい、あの子は?」
「どこで彼を見つけたんですか?」
ナサルが問う
「教える気は無いよ」
「相変わらずですね、貴方は」
「どう思うナサル」
ローラがナサルに聞く
「簡単に言うとジョンとエルの間には大きな実力差があります、エルの攻撃を全て避けたのも然ることながら、全て最小限の動きで避けすぐ後に反撃出来る姿勢まで取っているそれを十二回繰り返した。ジョンが武器を持っていたら一撃目の後直ぐエルは急所を刺されて終わっていたでしょう」
「正直驚いたよミランダ、彼はすごい実力者だ。」
(だからこそ巫女様の近くに置くのは怖い)
「ローラ、アンタは言ったよね、勝ったら合格だと、約束は守っておくれよ」
(厄介な人だこの人は昔から)
「でもまだ決着はついていませんよ」
そう、まだこの試合は一本も出ていない、ジョンは避けただけ
「さぁ!! もう終わりか? 来いよ」
ジョンは両腕を広げエルを挑発する、しかしエルの心は既に折れてしまっていた。剣士としての誇りをこの一瞬で汚され傷だらけにされた。
「ぼ、ボクの負けだよ」
これ以上の試合の続行はルールは許しても彼女のプライドが許さない、エルはその場に居る事が耐え切れず屋敷へと走り去って行った。
「エル!?」
「はぁ、ナサル追ってあげて」
「はい」
ナサルはエルの後を追い屋敷へと消える
「おはよう、ファング中に入ってもいいかい?」
「要件は? 幾らアンタでも何も聞かずって訳にはいかないぜ?」
「この子ここら辺に初めて来たんだが働き口に困っていてね、此処で働かせてやれないかね?」
ファングと呼ばれた赤髪の男性がジョンをキッと睨む
「こいつが? 無理言うな、隊長が認めるとは思えねぇ」
「いいから、話してみておくれよ」
「一度アンタが言い出したら曲げねぇからな……分かった、隊長に話してみる、その間ここは任せたぜ、えぇとミランダだったか?」
「そうだよ、それで当たってる」
ファングは門の脇の小さな扉を開き屋敷に走って行く、門は鉄格子なので鉄格子の隙間から中はよく見える
「望み薄って感じだが」
「どうにかするさ」
暫く経ちファングが戻って来る
「隊長が会うってさ」
「さぁ行こうか」
「不安一杯だな」
門の脇の扉から三人は入る、入ると庭がある庭には屋敷までの道が石で作ってありその両脇は芝になっている門から屋敷まで十歩程の距離
「それで? 隊長に会ってどうするんだ? 面接?」
「黙ってついて来い」
不機嫌そうにファングが返す
屋敷には入らず屋敷の裏に通される裏には空き地があり、等身大の人間の様な人形が三体置いてあり、空き地の中心に金髪の女性が立っている
「隊長、連れて来たぞ」
「ご苦労だったね、ファング、戻って良いよ」
ファングはへいへいと言い戻って行く
「やぁ、君がジョン君?」
「あぁ、そうだ」
「ふ~ん、でミランダ、この子を此処で働かせたいと言うんだね?」
「そうだよ、駄目かい?」
「難しいね、私はジョン君の事何も知らないしね」
「そこをどうにか出来ないかい?」
「……分かった、少し待ってて」
そう言って金髪の彼女が屋敷に消えて行く
「彼女が隊長?」
「そう、名をローラ・ローレライ、癖者だよ、昔も私の言う事もなかなか聞かなくてね」
「あんなのの信用を勝ち取るのは難しそうだな」
「難しいだろうね」
ローラは昨日出会った、騎士エルとナサルを引き連れて帰って来る
「お待たせ」
「ミランダにその御弟子さん、さっき振りだね~」
「こんにちわ、二人共」
「なんだ三人でもしかしてリンチされるんじゃないだろうな」
「違うよ、試験を受けて貰おうと思って」
「試験かい?」
ミランダが返す
「そう、その試験に合格したら、此処で働いて貰う事にするよ」
「内容は?」
「エルと模擬戦して貰って一本を取る事、そんな所でどうかな?」
「ほぉ、なるほどねぇ」
「それじゃあ準備するから二手に分かれてエルはそっちにジョンはそっち」
ローラが二人の立ち位置を指差し教える、ジョンがその立ち位置に移動する間にミランダがジョンに耳打ちする
「ローラはアンタを試験に受けさせる気が無いよ、エルは騎士隊最年少だが剣の腕は確かだよ、少なくとも素人が敵う相手じゃない」
「残念ながらこっちも素人じゃない」
「アンタの実力、見せつけてやりな」
「了解」
ローラがジョンとエルに木刀を配る
「魔法は禁止、頭、手、胴に一撃入れば一本とするよ、ジョン君は三本まで貰っても良しとするよ、エルは一本でも貰えば負け」
ここでナサルは思う
(隊長め意地悪をする、エルは王国兵士十人を同時に相手して勝った天才剣士、年齢は私達の中で一番若いが剣術のみの実力ならナンバー3には入る、彼が敵う訳がない)
「えぇ~こっちに不利じゃないですか~」
「騎士なんだから文句をいっちゃいけないよ、準備は良い?」
「僕は良いよ」
木刀を投げ捨てるジョン
「どうしたの?」
「こんな長い得物慣れてないからな、こっちは武器は要らない」
「何言ってるのかな? それでどうやって戦うの?」
「始まってからのお楽しみ」
「なんですかそれ? もしかして僕の事舐めてます?」
「あ~あ、バレた? 大当たり、負ける気がしない」
「アッハハ、カチンと来たよ、後悔しても知らないよ」
「させてみな」
エルは構える、ジョンは腕を組み余裕の笑み
エルはフラフラと揺れ始める
「エル!? 本気でやるな!!」
ナサルが止めに入ろうとするが時遅し、エルがスッとその場から消えジョンに一瞬で斬りかかる
が躱される
「!?」
その場に居た騎士三人が驚愕する
エルは動揺しながらも二撃目を繰り出す。が避けられる、躱しながらジョンは思考を巡らす
(器用だな一撃目の後隙も余り見せずすぐ二撃目を繰り出したそれにちょっとした動揺では揺れない精神力、成程”騎士”と呼ばれるだけはあるそしてこの攻撃想像していたより速いな女性の出せる速さじゃない、こっちの世界の人間は肉体の作りも違うみたいだな、これに魔法が加わるとしたら厄介だ、どんな魔法を使えるかは知らんが)
攻撃は十二回まで続いたが全て避けられる、エルは信じられないといった表情でいつも浮かべているニヤケ顔も消え去っていたそれに額には汗まで流れている
他の騎士二人も同様
「どうだい、あの子は?」
「どこで彼を見つけたんですか?」
ナサルが問う
「教える気は無いよ」
「相変わらずですね、貴方は」
「どう思うナサル」
ローラがナサルに聞く
「簡単に言うとジョンとエルの間には大きな実力差があります、エルの攻撃を全て避けたのも然ることながら、全て最小限の動きで避けすぐ後に反撃出来る姿勢まで取っているそれを十二回繰り返した。ジョンが武器を持っていたら一撃目の後直ぐエルは急所を刺されて終わっていたでしょう」
「正直驚いたよミランダ、彼はすごい実力者だ。」
(だからこそ巫女様の近くに置くのは怖い)
「ローラ、アンタは言ったよね、勝ったら合格だと、約束は守っておくれよ」
(厄介な人だこの人は昔から)
「でもまだ決着はついていませんよ」
そう、まだこの試合は一本も出ていない、ジョンは避けただけ
「さぁ!! もう終わりか? 来いよ」
ジョンは両腕を広げエルを挑発する、しかしエルの心は既に折れてしまっていた。剣士としての誇りをこの一瞬で汚され傷だらけにされた。
「ぼ、ボクの負けだよ」
これ以上の試合の続行はルールは許しても彼女のプライドが許さない、エルはその場に居る事が耐え切れず屋敷へと走り去って行った。
「エル!?」
「はぁ、ナサル追ってあげて」
「はい」
ナサルはエルの後を追い屋敷へと消える
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
唯一無二のマスタースキルで攻略する異世界譚~17歳に若返った俺が辿るもう一つの人生~
専攻有理
ファンタジー
31歳の事務員、椿井翼はある日信号無視の車に轢かれ、目が覚めると17歳の頃の肉体に戻った状態で異世界にいた。
ただ、導いてくれる女神などは現れず、なぜ自分が異世界にいるのかその理由もわからぬまま椿井はツヴァイという名前で異世界で出会った少女達と共にモンスター退治を始めることになった。
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ぽっちゃり女子の異世界人生
猫目 しの
ファンタジー
大抵のトリップ&転生小説は……。
最強主人公はイケメンでハーレム。
脇役&巻き込まれ主人公はフツメンフツメン言いながらも実はイケメンでモテる。
落ちこぼれ主人公は可愛い系が多い。
=主人公は男でも女でも顔が良い。
そして、ハンパなく強い。
そんな常識いりませんっ。
私はぽっちゃりだけど普通に生きていたい。
【エブリスタや小説家になろうにも掲載してます】
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる