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第一章 破滅の炎
第3話 宴会神輿 後
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「うーー、中々疲れたな」
月龍君は伸びをして呟いた
「お疲れ様です、甘酒ありますけど飲みますか?」
「うん」
私は甘酒をコップに入れて月龍君に渡した
「んー、ぷはぁ、あー生き返るー」
そう言うと月龍君は唐揚げを取り食べた
「月龍君って、唐揚げ好きなんですか?」
「うん、大好きだぞ」
「そうなんですか」
「宗古は好きな食べ物とかあるのか?」
「うーん、私は···山女魚の塩焼きですね」
「あー、懐かし、兄貴と弟とで一緒に食べたの思い出すぜ」
「あれ?月龍君って次男なんですか?」
「ああ、そうだよ」
私はその事を追及しようかと思ったがやめた、理由は月龍君がまた嫌な思い出を思い出すかもしれない···と思ったからである
「へぇ」
「····どうした?さっきから顔が赤いけど」
「え?あ、いや何でもありません」
「ほんとに?」
そう言って月龍君は私のでこを触った
「(っ!////////)」
「まぁ、確かに熱は無いしな···何か更に赤くなってない?」
「だ、大丈夫です!はい」
「そ、そうか?なら良いけど」
「ち、ちょっと私、向こういきますね」
「おう」
「(·······あー、緊張したなぁ、やっぱり私、月龍君の事好き、あーこの気持ちを伝えたい)」
「宗古ちゃん」
「え?あ、ルザルスちゃん」
「顔、真っ赤だよw」
「え、あ、いや別にそんなのじゃ」
「正直に言ってよー」
「うー···はい、私、月龍君の事、好きなりましたすみません」
「そんな、謝らないでよ、それならその事、月龍に伝えなよ」
「え、い、いつですか?」
「どうせ、月龍の事だから、満月を見に来るからその時に会って、告白しなよ」
「え···でも、貴女は良いんですか?」
「こっちの世界の彼女は貴女で、向こうの世界では私だからね」
「成る程」
「私は貴女にも幸せになって欲しいからね」
「···ルザルスちゃん」
「月龍は優しいから、告白しても普通にオッケーくれると思うよ」
「わ、分かりました、やってみます」
「うん!その意気だよ!」
「なぁ、月龍」
「どうした?海」
「次、月が見えるようになったらまた演奏するか?」
「お!良いねぇ、もう一回するか」
「リズムはお前に合わせるけど」
「おう、それで良いよ」
「んで、さ、ルザルスから聞いたけど、お前、宗古の事好きなのか?」
「····」
「沈黙するって事はそう言うとなんだな」
「ああ、でも、何かさ浮気してる見たいで何か嫌なんだよな」
「でも、確か、こっちの世界の彼女が宗古で向こうの世界はルザルスなんだろ?」
「まぁ、そう言うとになるな」
「なら良いだろ、浮気にもなってねぇし」
「うーん、まぁ良いか」
「気にすんなよ、嫁が二人になるなんて俺もよく合ったし」
「あ、そうなんだ」
「だから気にすんなよ」
「オッケー」
それからしばらく経ち、また月が見えるようになった
「(よし)···」
月龍君は横笛を出し
地雲ちゃん達もそれぞれの和楽器を取り出しそして
♪ー
地雲ちゃんが先に琴を弾き始め
♪ー
月龍君が笛を吹くとそれに続いて
べンベンベン
海君は三味線を弾き始めた
「あ、また演奏が始まったね」
「何かお祭りを落ち着かせてくれるような音なんだよな」
「いい音色だな」
「そうですね」
するとまた3人の神様が踊り始めた
「おう、また演奏か、踊るぞ~!」
そして月夜の演奏が始まった
辺りで騒いでいた人達は静かになりその演奏を聞いていた
♪ー
綺麗な音色が村中を駆け巡り、そして月龍君の神獣達もその演奏で楽しそうにはしゃいでいた
「あー、いい曲じゃのう」
「そうですね、長老」
「あの子達が来てくれて本当に良かったと儂は思うな」
「私もですよ」
「お前の場合は別の事もあるじゃろう?」
「···何で長老まで伝わっているんですか」
「郷間から聴いたぞ」
「あの人は···全く、口が軽いんだから」
「たはは、まぁ、儂は良いと思うぞ、彼と恋をすることは」
「そうですか」
「まぁ、この話は止めておこう、ってか、もうそろそろお祭りも終わりかのう」
「そうですね、後、数分すれば着きます」
「速かったのう」
「そうですね」
「楽しかったか?」
「はい、とっても」
「まぁ、お主の場合はこれからじゃろうが」
「·····」
「自分の気持ちをちゃんと言うんだぞ」
「·······はい」
私はそう答えた
バーーン!
♪ー
♪ー
そして演奏は終わり拍手があちこちで起こり神輿も到着した
「おう!皆、着いたぞ」
「え、もう着いたのか?」
「ああ、宴会も終了だ、最後の演奏ありがとな」
「まあ、良いってことよ」
「なのだ」
「おう」
「皆!降りろ」
そして私達は皆、神輿から降りた
すると郷間さんがやって来た
「皆、片付けは俺と新郷がやるから、帰っても良いぞ」
「あれ?私達もですか?」
「ああ、お前達はもう戻って良いぞ」
「あ、はい」
そして私は三奈を抱き抱えながら家に着いた
「ふぅ····緊張するなぁ」
そして深夜になった
月龍君は伸びをして呟いた
「お疲れ様です、甘酒ありますけど飲みますか?」
「うん」
私は甘酒をコップに入れて月龍君に渡した
「んー、ぷはぁ、あー生き返るー」
そう言うと月龍君は唐揚げを取り食べた
「月龍君って、唐揚げ好きなんですか?」
「うん、大好きだぞ」
「そうなんですか」
「宗古は好きな食べ物とかあるのか?」
「うーん、私は···山女魚の塩焼きですね」
「あー、懐かし、兄貴と弟とで一緒に食べたの思い出すぜ」
「あれ?月龍君って次男なんですか?」
「ああ、そうだよ」
私はその事を追及しようかと思ったがやめた、理由は月龍君がまた嫌な思い出を思い出すかもしれない···と思ったからである
「へぇ」
「····どうした?さっきから顔が赤いけど」
「え?あ、いや何でもありません」
「ほんとに?」
そう言って月龍君は私のでこを触った
「(っ!////////)」
「まぁ、確かに熱は無いしな···何か更に赤くなってない?」
「だ、大丈夫です!はい」
「そ、そうか?なら良いけど」
「ち、ちょっと私、向こういきますね」
「おう」
「(·······あー、緊張したなぁ、やっぱり私、月龍君の事好き、あーこの気持ちを伝えたい)」
「宗古ちゃん」
「え?あ、ルザルスちゃん」
「顔、真っ赤だよw」
「え、あ、いや別にそんなのじゃ」
「正直に言ってよー」
「うー···はい、私、月龍君の事、好きなりましたすみません」
「そんな、謝らないでよ、それならその事、月龍に伝えなよ」
「え、い、いつですか?」
「どうせ、月龍の事だから、満月を見に来るからその時に会って、告白しなよ」
「え···でも、貴女は良いんですか?」
「こっちの世界の彼女は貴女で、向こうの世界では私だからね」
「成る程」
「私は貴女にも幸せになって欲しいからね」
「···ルザルスちゃん」
「月龍は優しいから、告白しても普通にオッケーくれると思うよ」
「わ、分かりました、やってみます」
「うん!その意気だよ!」
「なぁ、月龍」
「どうした?海」
「次、月が見えるようになったらまた演奏するか?」
「お!良いねぇ、もう一回するか」
「リズムはお前に合わせるけど」
「おう、それで良いよ」
「んで、さ、ルザルスから聞いたけど、お前、宗古の事好きなのか?」
「····」
「沈黙するって事はそう言うとなんだな」
「ああ、でも、何かさ浮気してる見たいで何か嫌なんだよな」
「でも、確か、こっちの世界の彼女が宗古で向こうの世界はルザルスなんだろ?」
「まぁ、そう言うとになるな」
「なら良いだろ、浮気にもなってねぇし」
「うーん、まぁ良いか」
「気にすんなよ、嫁が二人になるなんて俺もよく合ったし」
「あ、そうなんだ」
「だから気にすんなよ」
「オッケー」
それからしばらく経ち、また月が見えるようになった
「(よし)···」
月龍君は横笛を出し
地雲ちゃん達もそれぞれの和楽器を取り出しそして
♪ー
地雲ちゃんが先に琴を弾き始め
♪ー
月龍君が笛を吹くとそれに続いて
べンベンベン
海君は三味線を弾き始めた
「あ、また演奏が始まったね」
「何かお祭りを落ち着かせてくれるような音なんだよな」
「いい音色だな」
「そうですね」
するとまた3人の神様が踊り始めた
「おう、また演奏か、踊るぞ~!」
そして月夜の演奏が始まった
辺りで騒いでいた人達は静かになりその演奏を聞いていた
♪ー
綺麗な音色が村中を駆け巡り、そして月龍君の神獣達もその演奏で楽しそうにはしゃいでいた
「あー、いい曲じゃのう」
「そうですね、長老」
「あの子達が来てくれて本当に良かったと儂は思うな」
「私もですよ」
「お前の場合は別の事もあるじゃろう?」
「···何で長老まで伝わっているんですか」
「郷間から聴いたぞ」
「あの人は···全く、口が軽いんだから」
「たはは、まぁ、儂は良いと思うぞ、彼と恋をすることは」
「そうですか」
「まぁ、この話は止めておこう、ってか、もうそろそろお祭りも終わりかのう」
「そうですね、後、数分すれば着きます」
「速かったのう」
「そうですね」
「楽しかったか?」
「はい、とっても」
「まぁ、お主の場合はこれからじゃろうが」
「·····」
「自分の気持ちをちゃんと言うんだぞ」
「·······はい」
私はそう答えた
バーーン!
♪ー
♪ー
そして演奏は終わり拍手があちこちで起こり神輿も到着した
「おう!皆、着いたぞ」
「え、もう着いたのか?」
「ああ、宴会も終了だ、最後の演奏ありがとな」
「まあ、良いってことよ」
「なのだ」
「おう」
「皆!降りろ」
そして私達は皆、神輿から降りた
すると郷間さんがやって来た
「皆、片付けは俺と新郷がやるから、帰っても良いぞ」
「あれ?私達もですか?」
「ああ、お前達はもう戻って良いぞ」
「あ、はい」
そして私は三奈を抱き抱えながら家に着いた
「ふぅ····緊張するなぁ」
そして深夜になった
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