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第四話 獣王国と死霊国
第9話 ヒナメの実家
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「それじゃあな、宗古」
「うん!」
月龍君達はそう言って消えた
「···宗古さん、ってヤンデレなんですか?」
「え?何の事?」
「え?覚えてないのですか?」
数分前
トン
「うぐぅぅー」
「·····」
「あ、た、助かっ···」
ザン!
「や め ろ!」
「······」
ドン!
「何で!····」
バタン!バタン!
「(あー、気絶させられんだった、それで正気に戻ったのかな)」
「··ま、まさかさ、私、ヤンデレになってた?」
「はい」
その時宗古さんは物凄い速さで地面に穴を作り中に入った
「そ、宗古さん?」
「話しかけないで····今は穴があったら入りたいの」
「···土竜?」
「もうそれで良い···恥ずかしすぎて死にそう」
「早く行こうよ」
「···後30秒居させて」
「はぁ、良いよ」
30秒後
「うー、よし!」
「もう大丈夫?」
「うん!」
「じゃあ、行こっか」
「そうだね」
その時茂みで3人を見ているものが居た
その名は バッド・マーダー
「な、何故だ、何故、あの娘が生きている···あの時、確かに殺したはず···まぁ、良いか、また殺せばいいだけだ」
バッドは斧を握りしめそう呟いた
「うわぁ、自然豊かだね此処」
「でしょ?」
「うん、私の村もこんなんだったよう····」
「どうかしたの?」
「····あれ、私の故郷ってどんな場所だったけ」
「?急にどうしたの?」
「あ、何でも無いよごめんね」
「「?」」
「····!止まって、二人とも!」
「「え?」」
二人に斧が襲ってきていた
カン!
私は斧を刀で弾いた
「ちっ、バレてたか」
「誰!?」
振り向くと牙が生えていて瞳と全身が黄色の人型の何かが居た
その時ヒナメちゃんは青ざめてヘルブレム君の後ろに行った
「アイツ···私を···殺した奴」
「「!」」
「ヘルブレム君!ヒナメちゃんを連れて逃げて!」
「え?で、でも」
「速く!」
「う、うん」
ヘルブレム君はヒナメちゃんを抱き抱え走っていった
「····よし」
「何故、逃がした?二人で戦った方が有利だったのに」
「ヘルブレム君を傷付ける訳にはいかないから」
「よくわからんな」
私は刀で突き指し
「なんでヒナメちゃんを殺したの?」
と言った
「アイツは俺の計画に邪魔だからな」
「何よ計画って」
「カリオを殺す計画だ」
「カリオ?」
「何だ知らんのかまぁ、良い」
ブン!
カン!
「勝負だ」
死霊国
「···死月光斬!」
「あ、やべ、必殺の身代わり(海)」
「は?はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!????」
ズダーーーーン!!!
土埃が舞い、そして鎮まると
「····あれ?海何処行った?」
「あー、あ、居た居た」
海は瓦礫の下敷きになっていた
「し···ぬ」
「おー、大丈夫かー?」
「さ、さ、嶄蔵、後で覚えとけよ···」
「いやー、良い身代わりがあって助かったぜ」
「影移動は便利だな、俺の攻撃全部避けられたし」
その時
「頑張ってるわね、3人とも」
「あ、スカルクイーン···」
スカルクイーンは3人分のおにぎりを持ってやって来た
「矢城ちゃんが作ってくれたのよ」
「···そうですか、ありがとうって言っといて下さい」
「ええ、海君、大丈夫?」
「え、ええ、まぁ、はい」
「嶄蔵、貴方も頑張りなさいよ」
「はいはい、分かってますよ」
「それじゃ、頑張ってね」
そう言ってスカルクイーンは城に戻っていった
「···おにぎり食ったら再開な」
「「おう」」
カン!
「はぁ、はぁ」
「ちっ、しょうがない退くか」
男は消えた
「ま、待て!」
しかし私は疲労で動けなかった
「う、うぐっ···はぁ、はぁ、はぁ」
その時
「宗古さーん!」
「あ、え?ヒナメちゃん?」
「大丈夫?」
「ま、まぁね」
「あ、居た居た」
「ヘルブレム君」
「動けそう?」
「む、無理」
「分かった僕がおんぶしてあげるよ」
「ご、ごめん」
数分後
「あ、着いたよ!」
「あー、本当だぁ」
ヒナメちゃんは嬉しそうに走って中に入った
「あ、ま、待って!」
「ヘルブレム君、もう大丈夫だよ」
「あ、そう?」
私はヘルブレム君から降りた
そしてヘルブレム君も走って中に入った
「···何か見覚えあるような無いような」
「宗古?どうかしたの?」
「あ、ごめん、何でもない」
私は家に入った
ヒナメちゃんとヘルブレム君は庭にある岩の前で手を合わせていた
「···お墓?」
「うん、私の家族のね、後、ヘルブレムのお母さんのも」
「え?何で此処に?まさか死体を?」
「いや、僕の髪の毛を入れてるの」
「···あー、成る程、お母さんの形見だもんねヘルブレム君の体全ては」
「そうそう」
「私を挨拶しないとね」
私は岩の前に立って手を合わせた
「(初めまして、ヒナメちゃんのご家族さん達とヘルブレム君のお母さん、友達の禿鷲宗古です···すみません、こちらの勝手で生き返らせてしまって)」
「宗古さん?」
「あ、ごめんね」
「そんなに礼儀正しくしたら内の家族皆、慌てるよw」
「あはは」
「うん!」
月龍君達はそう言って消えた
「···宗古さん、ってヤンデレなんですか?」
「え?何の事?」
「え?覚えてないのですか?」
数分前
トン
「うぐぅぅー」
「·····」
「あ、た、助かっ···」
ザン!
「や め ろ!」
「······」
ドン!
「何で!····」
バタン!バタン!
「(あー、気絶させられんだった、それで正気に戻ったのかな)」
「··ま、まさかさ、私、ヤンデレになってた?」
「はい」
その時宗古さんは物凄い速さで地面に穴を作り中に入った
「そ、宗古さん?」
「話しかけないで····今は穴があったら入りたいの」
「···土竜?」
「もうそれで良い···恥ずかしすぎて死にそう」
「早く行こうよ」
「···後30秒居させて」
「はぁ、良いよ」
30秒後
「うー、よし!」
「もう大丈夫?」
「うん!」
「じゃあ、行こっか」
「そうだね」
その時茂みで3人を見ているものが居た
その名は バッド・マーダー
「な、何故だ、何故、あの娘が生きている···あの時、確かに殺したはず···まぁ、良いか、また殺せばいいだけだ」
バッドは斧を握りしめそう呟いた
「うわぁ、自然豊かだね此処」
「でしょ?」
「うん、私の村もこんなんだったよう····」
「どうかしたの?」
「····あれ、私の故郷ってどんな場所だったけ」
「?急にどうしたの?」
「あ、何でも無いよごめんね」
「「?」」
「····!止まって、二人とも!」
「「え?」」
二人に斧が襲ってきていた
カン!
私は斧を刀で弾いた
「ちっ、バレてたか」
「誰!?」
振り向くと牙が生えていて瞳と全身が黄色の人型の何かが居た
その時ヒナメちゃんは青ざめてヘルブレム君の後ろに行った
「アイツ···私を···殺した奴」
「「!」」
「ヘルブレム君!ヒナメちゃんを連れて逃げて!」
「え?で、でも」
「速く!」
「う、うん」
ヘルブレム君はヒナメちゃんを抱き抱え走っていった
「····よし」
「何故、逃がした?二人で戦った方が有利だったのに」
「ヘルブレム君を傷付ける訳にはいかないから」
「よくわからんな」
私は刀で突き指し
「なんでヒナメちゃんを殺したの?」
と言った
「アイツは俺の計画に邪魔だからな」
「何よ計画って」
「カリオを殺す計画だ」
「カリオ?」
「何だ知らんのかまぁ、良い」
ブン!
カン!
「勝負だ」
死霊国
「···死月光斬!」
「あ、やべ、必殺の身代わり(海)」
「は?はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!????」
ズダーーーーン!!!
土埃が舞い、そして鎮まると
「····あれ?海何処行った?」
「あー、あ、居た居た」
海は瓦礫の下敷きになっていた
「し···ぬ」
「おー、大丈夫かー?」
「さ、さ、嶄蔵、後で覚えとけよ···」
「いやー、良い身代わりがあって助かったぜ」
「影移動は便利だな、俺の攻撃全部避けられたし」
その時
「頑張ってるわね、3人とも」
「あ、スカルクイーン···」
スカルクイーンは3人分のおにぎりを持ってやって来た
「矢城ちゃんが作ってくれたのよ」
「···そうですか、ありがとうって言っといて下さい」
「ええ、海君、大丈夫?」
「え、ええ、まぁ、はい」
「嶄蔵、貴方も頑張りなさいよ」
「はいはい、分かってますよ」
「それじゃ、頑張ってね」
そう言ってスカルクイーンは城に戻っていった
「···おにぎり食ったら再開な」
「「おう」」
カン!
「はぁ、はぁ」
「ちっ、しょうがない退くか」
男は消えた
「ま、待て!」
しかし私は疲労で動けなかった
「う、うぐっ···はぁ、はぁ、はぁ」
その時
「宗古さーん!」
「あ、え?ヒナメちゃん?」
「大丈夫?」
「ま、まぁね」
「あ、居た居た」
「ヘルブレム君」
「動けそう?」
「む、無理」
「分かった僕がおんぶしてあげるよ」
「ご、ごめん」
数分後
「あ、着いたよ!」
「あー、本当だぁ」
ヒナメちゃんは嬉しそうに走って中に入った
「あ、ま、待って!」
「ヘルブレム君、もう大丈夫だよ」
「あ、そう?」
私はヘルブレム君から降りた
そしてヘルブレム君も走って中に入った
「···何か見覚えあるような無いような」
「宗古?どうかしたの?」
「あ、ごめん、何でもない」
私は家に入った
ヒナメちゃんとヘルブレム君は庭にある岩の前で手を合わせていた
「···お墓?」
「うん、私の家族のね、後、ヘルブレムのお母さんのも」
「え?何で此処に?まさか死体を?」
「いや、僕の髪の毛を入れてるの」
「···あー、成る程、お母さんの形見だもんねヘルブレム君の体全ては」
「そうそう」
「私を挨拶しないとね」
私は岩の前に立って手を合わせた
「(初めまして、ヒナメちゃんのご家族さん達とヘルブレム君のお母さん、友達の禿鷲宗古です···すみません、こちらの勝手で生き返らせてしまって)」
「宗古さん?」
「あ、ごめんね」
「そんなに礼儀正しくしたら内の家族皆、慌てるよw」
「あはは」
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