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第1章
第1話
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「一時はどうなるかと思ったけど助かったよ。ホントありがとな、蒼芽ちゃん」
「いえ、お役に立てたのなら良かったです」
蒼芽についていく形で駅を後にした修也は礼を述べる。
「もし蒼芽ちゃんが駅に来なかったら、最悪初日でいきなり見知らぬ街中を彷徨うハメになってただろうからな……」
「流石にそれは……お母様に電話で道を聞くこともできるんじゃないですか?」
「……あのメモと地図を作った張本人に?」
「あ、あはは……」
修也の言葉に困った表情で乾いた笑い声をあげる蒼芽。返す言葉が見つからないようだ。
「さて、このまま家に帰りますか? もし良かったら簡単に街の案内をしますよ? まだ時間も早い事ですし」
「そうだなぁ……じゃあせっかくだし案内をお願いしようかな」
長旅ではあったものの、体力面ではさほど疲れていない。
それに母親のあまりにも適当な説明に対するフラストレーションを解消したいという意図もあり、修也は案内を頼むことにした。
可愛い女の子が付き添ってガイドをしてくれるなら、精神的な疲れなど軽く吹っ飛ぶ。
「はい! ではまずどこから行きましょうか。一番行くのは学校でしょうけど……」
「それは明日登校しながら教えてもらうから良い」
「ですよね。じゃあショッピングモールにしましょうか」
「それが良いな。今後お世話になることも多そうだし」
「はい。じゃあついてきてください。そんなに遠くないのですぐ着きますよ」
そう言って蒼芽は歩き出した。修也もそれに続く。
「そう言えば修也さんは学年はいくつなんですか?」
歩き出して間もなく、蒼芽は修也にそう尋ねてきた。
「2年だ。蒼芽ちゃんは……1年、だろ?」
「え? そうですけど……よく分かりましたね?」
「着てる制服がまだ真新しい感じがしたからな。袖を通すようになってそんなに日が経ってないと推測したわけだ」
「なるほど……でも、ちょっと残念です」
「え?なんで?」
「だって、同じ学年だったら一緒に授業を受けることができたかもしれないじゃないですか」
「あー、まあ……学年が違えばまずありえないな」
「ですよね……修也さん、留年してみる気はありませんか?」
「いやデメリット大きすぎね?」
冗談めかした口調で提案してきた蒼芽に修也も合わせて冗談っぽく返す。
ついさっきそこで初めて知り合ったとは思えないほどの息の合いようだ。
「あ、見えてきましたよ! あれがショッピングモールです!」
蒼芽が指差した先には、確かに大型の施設があった。
「この距離で見えるってことは、かなりデカいな……ここそんな都市部ってわけでもないのに」
「詳しい事情は知りませんけど、この地域のいくつかの資産家の人たちが合同で出資して作ったそうですよ」
「へー……一種の町おこしってやつなのかな」
「かもしれませんね」
そんな話をしているうちに二人はショッピングモールに辿り着いた。
「では中を案内していきますね。修也さんは見てみたいお店はありますか?」
「そうだなぁ……」
案内板を見ながら何か興味が惹かれるような店が無いか探していると……
「きゃーーーーーーーー!! ひったくりよーーーー!!!」
「「え?」」
突然の悲鳴に修也と蒼芽は声を揃えて悲鳴の発生源の方に振り向く。
「邪魔だっ! どけええぇぇぇ!!!」
そこには黒い帽子にサングラス、マスクで顔を隠し、黒いジャンパーと黒いズボンに黒い靴というマスク以外全身真っ黒なガタイのいい男が明らかに女物と思われる鞄を抱えてこっちに向かって走ってきている姿があった。
今修也たちはショッピングモールの入り口にいる。男が逃げるとしたらここを通らないといけない。
男の方もそれは分かっているのか、スピードを緩めることなく二人のいる所へと突撃してきた。
いや、正確には蒼芽の方へ、だ。
確かに修也と蒼芽なら、蒼芽の方が突破できる可能性は高い。
男は蒼芽を弾き飛ばして逃げるつもりなのだろう。もうかなり距離が近くなっているというのにむしろ加速している。
「っ!」
しかしその間に修也が割り込んだ。重心を軽く落とし、男を待ち構える。
「邪魔すんなガキがあああぁぁぁ!!」
男は修也ごと弾き飛ばすことにしたのか、肩からタックルを仕掛ける。
「――――――えっ?」
しかし衝撃が来ると思ったタイミングが来ても、思ったほどの衝撃が来ない。
それどころか世界が回るような感覚と謎の浮遊感が男を襲い、そして数秒後……
「ぐえぇっ!!?」
男の背中に強烈な衝撃が走った。
「はいそこまでー」
男の耳に入ってきたのは修也の軽い口調での言葉だった。
「……わっ、と……」
男が途中で手放していた鞄が宙を舞い、ちょうど蒼芽の手元に落ちてきた。
「お、蒼芽ちゃんナイスキャッチ」
「たまたま私のいた所にちょうど鞄が飛んで来ただけですよ」
「ちっ、クソっ!!」
鞄を手放してしまった男は、再び奪うのは無理と判断したのか、背中からの衝撃のせいで足元がおぼつかないがらもそのまま逃げて行った。
修也はその背中を追わずに見送る。
「修也さん、追わなくて良いんですか?」
「下手な深追いは危険だ。色んな意味で」
「例えば?」
「土地勘がないから絶対道に迷う。そうしたらもうここに戻ってこれなくなると思う」
「そう言えば修也さん、今日この町に来たんでしたね」
「せっかく蒼芽ちゃんのおかげで遭難を回避できたのに」
「……ではとりあえず私と連絡先交換しておきましょうか?」
「そうするか」
ひったくり撃退というインパクトの強い事件があったにもかかわらずマイペースに連絡先交換をする修也と蒼芽。
「ああ、私の鞄! あなたたちが取り返してくれたの? ありがとう!!」
と、そこに逃げた男の代わりに身なりの良い初老に入りかけている女性がやってきた。
「いえ、私は立ってただけで……」
「いえ、たまたま色んな偶然が重なって……」
「あら謙虚なのねぇ。それでも結果的にお二人が私の大事な鞄を取り返してくれたのに変わりはないわ。そうだわ、何かお礼をしないと」
「いえ結構ですよ。さっきも言いましたけどホント偶然なんで」
「私は本当に立ってただけですしね……」
「まあまあ、私からの気持ちよ。受け取って頂戴」
そう言って女性は修也に紙切れを手渡した。
「……これは?」
「このモール専用の交換券よ。それ1枚でこのモールで売られてるものなら何でも1つだけ交換できるわ」
「え? ということは、駄菓子だろうと貴金属だろうとこれと交換できるってことですか?」
「ええ、そういうことよ」
「凄すぎません!? こんな凄いもの受け取れませんよ!!」
「いいのよ。あなたたちはそれに見合うことをしてくれたんだから」
「というか、こんなものを気軽に渡せるって……」
「私はこのモールの出資者の一人だからね。それくらいは簡単なのよ」
「えっ!?」
修也は先ほどの蒼芽の言葉を思い出した。
このモールは何人かの資産家が合同で出資して建てられたものである。
目の前の女性はそのうちの一人ということなのだろう。
「それじゃあね、お二人さん。本当にありがとうね」
修也と蒼芽が色々と衝撃を受けている間に女性は立ち去ってしまった。
「……………………どうしよう、これ?」
「……………………どうしましょう?」
紙切れを手に呆然と立ち尽くす二人。
とりあえずこの件は保留とし、修也の財布の中に仕舞われることになった。
考えることを放棄したともいう。
●
「そう言えば修也さん、さっきのあれは何だったんですか?」
少しして落ち着いた後、蒼芽が修也に尋ねてきた。
「ん?あれってどれのこと?」
「さっきのひったくりの人が修也さんに体当たりしたはずなのに急に空中回転して背中から落ちたことです」
「ああ、あれね。俺、護身術っぽいことが身についてるんだ」
「護身術……っぽい?」
「昔テレビか何かで合気道の達人だったかな? が自分よりも大きい相手を軽くいなしてるのを見て、スゲェかっこいいって思って真似してたことがあるんだよ」
「ということは見様見真似の我流ですか?」
「そう。だから『護身術っぽい』って表現なの」
「それであそこまでできるって逆にすごくないですか?」
「そうかな? 自分じゃよく分かんないや」
「何はともあれ、ありがとうございました、修也さん」
そう言って頭を下げる蒼芽。
「え? 何が?」
「さっきのひったくりの人から私を守ってくれましたよね? そのことです」
「ああ……どこかケガしてたりしてないか?」
「はい、おかげさまで」
「それは何より。……ただなんかもう疲れたから今日は帰ろうか」
「そうですね……それでは家に案内します」
「ああ、頼む」
二人は入ったばかりのショッピングモールから早々に引き上げ、家に帰ることにした。
…………今日のこの出来事が後日さらに大きな事件になって再びやってくることをこの時の二人はまだ知らなかった。
「いえ、お役に立てたのなら良かったです」
蒼芽についていく形で駅を後にした修也は礼を述べる。
「もし蒼芽ちゃんが駅に来なかったら、最悪初日でいきなり見知らぬ街中を彷徨うハメになってただろうからな……」
「流石にそれは……お母様に電話で道を聞くこともできるんじゃないですか?」
「……あのメモと地図を作った張本人に?」
「あ、あはは……」
修也の言葉に困った表情で乾いた笑い声をあげる蒼芽。返す言葉が見つからないようだ。
「さて、このまま家に帰りますか? もし良かったら簡単に街の案内をしますよ? まだ時間も早い事ですし」
「そうだなぁ……じゃあせっかくだし案内をお願いしようかな」
長旅ではあったものの、体力面ではさほど疲れていない。
それに母親のあまりにも適当な説明に対するフラストレーションを解消したいという意図もあり、修也は案内を頼むことにした。
可愛い女の子が付き添ってガイドをしてくれるなら、精神的な疲れなど軽く吹っ飛ぶ。
「はい! ではまずどこから行きましょうか。一番行くのは学校でしょうけど……」
「それは明日登校しながら教えてもらうから良い」
「ですよね。じゃあショッピングモールにしましょうか」
「それが良いな。今後お世話になることも多そうだし」
「はい。じゃあついてきてください。そんなに遠くないのですぐ着きますよ」
そう言って蒼芽は歩き出した。修也もそれに続く。
「そう言えば修也さんは学年はいくつなんですか?」
歩き出して間もなく、蒼芽は修也にそう尋ねてきた。
「2年だ。蒼芽ちゃんは……1年、だろ?」
「え? そうですけど……よく分かりましたね?」
「着てる制服がまだ真新しい感じがしたからな。袖を通すようになってそんなに日が経ってないと推測したわけだ」
「なるほど……でも、ちょっと残念です」
「え?なんで?」
「だって、同じ学年だったら一緒に授業を受けることができたかもしれないじゃないですか」
「あー、まあ……学年が違えばまずありえないな」
「ですよね……修也さん、留年してみる気はありませんか?」
「いやデメリット大きすぎね?」
冗談めかした口調で提案してきた蒼芽に修也も合わせて冗談っぽく返す。
ついさっきそこで初めて知り合ったとは思えないほどの息の合いようだ。
「あ、見えてきましたよ! あれがショッピングモールです!」
蒼芽が指差した先には、確かに大型の施設があった。
「この距離で見えるってことは、かなりデカいな……ここそんな都市部ってわけでもないのに」
「詳しい事情は知りませんけど、この地域のいくつかの資産家の人たちが合同で出資して作ったそうですよ」
「へー……一種の町おこしってやつなのかな」
「かもしれませんね」
そんな話をしているうちに二人はショッピングモールに辿り着いた。
「では中を案内していきますね。修也さんは見てみたいお店はありますか?」
「そうだなぁ……」
案内板を見ながら何か興味が惹かれるような店が無いか探していると……
「きゃーーーーーーーー!! ひったくりよーーーー!!!」
「「え?」」
突然の悲鳴に修也と蒼芽は声を揃えて悲鳴の発生源の方に振り向く。
「邪魔だっ! どけええぇぇぇ!!!」
そこには黒い帽子にサングラス、マスクで顔を隠し、黒いジャンパーと黒いズボンに黒い靴というマスク以外全身真っ黒なガタイのいい男が明らかに女物と思われる鞄を抱えてこっちに向かって走ってきている姿があった。
今修也たちはショッピングモールの入り口にいる。男が逃げるとしたらここを通らないといけない。
男の方もそれは分かっているのか、スピードを緩めることなく二人のいる所へと突撃してきた。
いや、正確には蒼芽の方へ、だ。
確かに修也と蒼芽なら、蒼芽の方が突破できる可能性は高い。
男は蒼芽を弾き飛ばして逃げるつもりなのだろう。もうかなり距離が近くなっているというのにむしろ加速している。
「っ!」
しかしその間に修也が割り込んだ。重心を軽く落とし、男を待ち構える。
「邪魔すんなガキがあああぁぁぁ!!」
男は修也ごと弾き飛ばすことにしたのか、肩からタックルを仕掛ける。
「――――――えっ?」
しかし衝撃が来ると思ったタイミングが来ても、思ったほどの衝撃が来ない。
それどころか世界が回るような感覚と謎の浮遊感が男を襲い、そして数秒後……
「ぐえぇっ!!?」
男の背中に強烈な衝撃が走った。
「はいそこまでー」
男の耳に入ってきたのは修也の軽い口調での言葉だった。
「……わっ、と……」
男が途中で手放していた鞄が宙を舞い、ちょうど蒼芽の手元に落ちてきた。
「お、蒼芽ちゃんナイスキャッチ」
「たまたま私のいた所にちょうど鞄が飛んで来ただけですよ」
「ちっ、クソっ!!」
鞄を手放してしまった男は、再び奪うのは無理と判断したのか、背中からの衝撃のせいで足元がおぼつかないがらもそのまま逃げて行った。
修也はその背中を追わずに見送る。
「修也さん、追わなくて良いんですか?」
「下手な深追いは危険だ。色んな意味で」
「例えば?」
「土地勘がないから絶対道に迷う。そうしたらもうここに戻ってこれなくなると思う」
「そう言えば修也さん、今日この町に来たんでしたね」
「せっかく蒼芽ちゃんのおかげで遭難を回避できたのに」
「……ではとりあえず私と連絡先交換しておきましょうか?」
「そうするか」
ひったくり撃退というインパクトの強い事件があったにもかかわらずマイペースに連絡先交換をする修也と蒼芽。
「ああ、私の鞄! あなたたちが取り返してくれたの? ありがとう!!」
と、そこに逃げた男の代わりに身なりの良い初老に入りかけている女性がやってきた。
「いえ、私は立ってただけで……」
「いえ、たまたま色んな偶然が重なって……」
「あら謙虚なのねぇ。それでも結果的にお二人が私の大事な鞄を取り返してくれたのに変わりはないわ。そうだわ、何かお礼をしないと」
「いえ結構ですよ。さっきも言いましたけどホント偶然なんで」
「私は本当に立ってただけですしね……」
「まあまあ、私からの気持ちよ。受け取って頂戴」
そう言って女性は修也に紙切れを手渡した。
「……これは?」
「このモール専用の交換券よ。それ1枚でこのモールで売られてるものなら何でも1つだけ交換できるわ」
「え? ということは、駄菓子だろうと貴金属だろうとこれと交換できるってことですか?」
「ええ、そういうことよ」
「凄すぎません!? こんな凄いもの受け取れませんよ!!」
「いいのよ。あなたたちはそれに見合うことをしてくれたんだから」
「というか、こんなものを気軽に渡せるって……」
「私はこのモールの出資者の一人だからね。それくらいは簡単なのよ」
「えっ!?」
修也は先ほどの蒼芽の言葉を思い出した。
このモールは何人かの資産家が合同で出資して建てられたものである。
目の前の女性はそのうちの一人ということなのだろう。
「それじゃあね、お二人さん。本当にありがとうね」
修也と蒼芽が色々と衝撃を受けている間に女性は立ち去ってしまった。
「……………………どうしよう、これ?」
「……………………どうしましょう?」
紙切れを手に呆然と立ち尽くす二人。
とりあえずこの件は保留とし、修也の財布の中に仕舞われることになった。
考えることを放棄したともいう。
●
「そう言えば修也さん、さっきのあれは何だったんですか?」
少しして落ち着いた後、蒼芽が修也に尋ねてきた。
「ん?あれってどれのこと?」
「さっきのひったくりの人が修也さんに体当たりしたはずなのに急に空中回転して背中から落ちたことです」
「ああ、あれね。俺、護身術っぽいことが身についてるんだ」
「護身術……っぽい?」
「昔テレビか何かで合気道の達人だったかな? が自分よりも大きい相手を軽くいなしてるのを見て、スゲェかっこいいって思って真似してたことがあるんだよ」
「ということは見様見真似の我流ですか?」
「そう。だから『護身術っぽい』って表現なの」
「それであそこまでできるって逆にすごくないですか?」
「そうかな? 自分じゃよく分かんないや」
「何はともあれ、ありがとうございました、修也さん」
そう言って頭を下げる蒼芽。
「え? 何が?」
「さっきのひったくりの人から私を守ってくれましたよね? そのことです」
「ああ……どこかケガしてたりしてないか?」
「はい、おかげさまで」
「それは何より。……ただなんかもう疲れたから今日は帰ろうか」
「そうですね……それでは家に案内します」
「ああ、頼む」
二人は入ったばかりのショッピングモールから早々に引き上げ、家に帰ることにした。
…………今日のこの出来事が後日さらに大きな事件になって再びやってくることをこの時の二人はまだ知らなかった。
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