逃げれるか?俺

★エリィ★

文字の大きさ
8 / 15

8

「ん…、あ〝…」

フッと意識が浮上した。
なんか甘い声がする。
何だろう?

下半身に違和感がある。それに力が入らない。

スッキリしない頭のまま下を見たら、会長と目があった。
「ハァ?エッ?いたっ…ン…ア〝…、かい…ちょう、な、ンッ、んで?」
「フフフッ、やっと起きた。」

え?待って。この状況は何?

「何、考えてるの?ほら、ここ気持ちいいでしょ?結構ほぐしてから入れたから、そんなに痛みはないと思うんだけど」
グリッと会長の性器で、中をえぐられたようで、
「そこ…、ダメ…、イ…ヤ」

「イヤじゃないでしょ?ほら、体は喜んでいるよ?」

「ま、待って、か…い、ちょ…う、ンッ、ぬ…いて」

執拗に迫られて、いけないもどかしさで体だけが熱くなる。
「抜いて、やめて」と俺が訴えても、会長は、やめてくれない。
余計に俺の反応がよいところを的確についてくる。

ローションだと思われるグチャグチャとした音と会長が腰を打つパンッパンッという音が部屋に響いた。

「中だけじゃまだいけないかな」
会長が俺の性器を扱き始めた。中は、会長のが入ったままに。
「一緒…には…だ…め」
俺はどうにか会長の手を外そうとしたけれど、体に力がまだ入らない弱々しく触るだけになってしまった。
俺の意見は無視して、どんどんと手の動きを早めた。

「ア〝…、ま…って…、で…ちゃう」

「出しちゃいな、そうしないと佐伯くん辛いでしょ?」

「イ…ヤ、だし…たくない、か…い…ちょう、やめ…、ア〝、イ、イク…、だ、だ…め」

「ほらっ、いっちゃいな、我慢しないで」

「かい…ちょう、ほ…ん、とにま、って。あ˝っ、イ、いっちゃ…ん˝ー」

「出ちゃったね、でも、僕はまだ出してないから付き合ってくれる?」

「イヤ、ッ、まって…、今、いった…ばかりだから」

「ごめん、僕も限界なんだ」

会長の腰の動きが早まり、俺は、甘い声を出しながら喘いでいた。俺は何度イったのだろう。性器から白濁がトロトロと滴り落ちていた。急に動きが止まり、ンッという声が会長から聞こえてきて会長がいったようだ。

俺の中から会長がでていったあと、俺は、何度も会長へいかされたせいで体が重く動けなく思考もまとまらない状態だった。
それでもなんでこの状態になったのか、ここに来てからの出来事を思い返してみた。

今日は会長から家へのお誘いが学校であった。そして自宅で着替えてから、会長の家へお邪魔をした。まさかの会長が一人暮らしだったので、申し訳なくて断ろうとしたら、
「折角ここまで来たんだし、ちょっとでいいから上がって。それに佐伯くんが来るの楽しみにしていたから、夕飯も作ったんだよ」
と言われてしまえば、断ることもできずにそのままお邪魔することになった。母親には、その旨を連絡したら、メールで「迷惑かけないようにね」と返事があった。その後、食後にコーヒーをもらって少ししたら眠くなり、その後の記憶がない。
えっ?さすがに人様の家ですぐ寝れるような人間じゃないんだけど、…まさか?!俺、薬もられた?!

会長の方を向くと恥ずかしそうに、
「佐伯くん、こんなことしてごめんね。気持ちが抑えきれなくて。でも、佐伯くんが悪いんだよ?何度か僕から話しかけようとしたのに、僕から逃げるから。それに、僕以外に目を向けようとするから」

「会長…、何言ってるんですか?コーヒーに何入れたんですか?それに気持ちってどういうことですか?」

「あっ、焦っちゃって伝えてなかったかも。佐伯くん好きだよ。それとコーヒーに入れたのは睡眠薬だよ。僕が病院でもらっているやつだから、体には害はないから大丈夫だよ。」

「はぁ?!えっ?」ビックリして、睡眠薬云々の話がふっとんだ。
会長が照れながら、俺を見てくる。
「俺のことが会長、好きなんですか?」
「うん、そう。でもね、佐伯くん、ううん、マサくんは女性が好きなんだよね。だから、どうしたら僕に気持ちを向けてくれるかなって思って。僕から離れていかない様に逃げない様にどうしたらよいか考えたんだ」

「会長、ま、待って下さい。ちょ、顔、近いですって。本当に待って下さい。そんないきなり言われても。」
体は重いけれどゆっくり後ずさりしたら、ベッドの端の壁で逃げ場がない。

「僕、マサくんが好きなんだよ?僕の気持ち受け止めてくれる?否定の言葉は受け付けないよ?」

「えっ?ちょ…ン、ハ、ンフッ」
噛みつくようにキスをされた。会長、全然、話を聞いてくれない。

会長のキス気持ちいい。脳が思考を拒絶していく。会長の舌が、俺の唇をノックしてきた。
俺は拒否することなく、会長の舌を受け入れて舌同士を絡ませていく。
「ン、アフッ、フッ」

「ごめん、まだ足りない」
チラッと会長の性器をみたら、硬いままだった。体は細身なのに、とても立派なものを持っていた。ボーっとそれを眺めていたら、会長はゴムをかぶせて、先程まで入れていた俺の中に入ってきた。
「あぁ、待、って。か…いちょう。はぁ、ん…、っん」

その後、体勢を変えながら、何度も会長にいかされた。


いや、俺、抵抗しようよ。なんで流されてるんだよ。
感想 0

あなたにおすすめの小説

魔性の男

makase
BL
俺はとにかくモテる。学生の頃から、社会人になった今でも、異性問わずにモテてしまう。 最近、さえない同性の先輩に好意を持たれている。いつものことだろう。いい人だから、傷つけたくはないな。 そう、思っていた。

「大人扱いしていい?」〜純情当主、執務室で策士な従兄の『相性確認』にハメられる〜

中山(ほ)
BL
「ルイン、少し口開けてみて」 仕事終わりの静かな執務室。 差し入れの食事と、ポーションの瓶。 信頼していた従兄のトロンに誘われるまま、 ルインは「大人の相性確認」を始めることになる。

没落令息はクラスメイトの執着に救われる

夕月ねむ
BL
突然父親の爵位がはく奪され、帰る屋敷も家名も失ったローレンス。貴族が集まる学院の寮からも放り出されるところだった彼を、クラスメイトのユリシーズが引き留める。 「侯爵家の私であれば、従者をひとり授業に同席させることができる」と言って。 ユリシーズの従者となったローレンス。けれどその二年後、彼らの関係は再び大きく変わることとなった。 ※FANBOXからの転載です。 ※他サイトにも投稿しています。

計画的ルームシェアの罠

高木凛
BL
両親の転居をきっかけに、幼馴染の一ノ瀬涼の家に居候することになった湊。 「学生のうちは勉強に専念しろ」なんて正論を吐く涼に反発しながらも、湊は心に決めていた。 しかし湊は知らない。一ノ瀬涼の罠に。 【初回3話は毎日更新! 以降は火・木19時更新予定】

弟がガチ勢すぎて愛が重い~魔王の座をささげられたんだけど、どうしたらいい?~

マツヲ。
BL
久しぶりに会った弟は、現魔王の長兄への謀反を企てた張本人だった。 王家を恨む弟の気持ちを知る主人公は死を覚悟するものの、なぜかその弟は王の座を捧げてきて……。 というヤンデレ弟×良識派の兄の話が読みたくて書いたものです。 この先はきっと弟にめっちゃ執着されて、おいしく食われるにちがいない。

幼馴染がいじめるのは俺だ!

むすめっすめ
BL
幼馴染が俺の事いじめてたのは、好きな子いじめちゃうやつだと思ってたのに... 「好きな奴に言われたんだ...幼馴染いじめるのとかガキみてーだって...」 「はっ...ぁ??」 好きな奴って俺じゃないの___!? ただのいじめっ子×勘違いいじめられっ子 ーーーーーー 主人公 いじめられっ子 小鳥遊洸人 タカナシ ヒロト 小学生の頃から幼馴染の神宮寺 千透星にいじめられている。 姉の助言(?)から千透星が自分のこといじめるのは小学生特有の“好きな子いじめちゃうヤツ“だと思い込むようになり、そんな千透星を、可愛いじゃん...?と思っていた。 高校で初めて千透星に好きな人が出来たことを知ったことから、 脳破壊。 千透星への恋心を自覚する。 幼馴染 いじめっ子 神宮寺 千透星 ジングウジ チトセ 小学生の頃から幼馴染の小鳥遊 洸人をいじめている。 美形であり、陰キャの洸人とは違い周りに人が集まりやすい。(洸人は千透星がわざと自分の周りに集まらないように牽制していると勘違いしている) 転校生の須藤千尋が初恋である

過保護な父の歪んだ愛着。旅立ちを控えた俺の身体は、夜ごとに父の形で塗り潰される

中山(ほ)
BL
「パックの中、僕の形になっちゃったね」 夢か現か。耳元で囁かれる甘い声と、内側を執拗に掻き回す熱。翌朝、自室で目覚めたパックに、昨夜の記憶はない。ただ、疼くような下腹部の熱だけが残っていた。 相談しようと向かった相手こそが、自分を侵食している張本人だとも知らずに、パックは父の部屋の扉を開く。 このお話はムーンライトでも投稿してます〜

冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される

マンスーン
BL
​王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。 泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。