逃げれるか?俺

★エリィ★

文字の大きさ
9 / 15

9

あの後、体が重くて動けなかった。
会長が甲斐甲斐しく世話をしてくれたけれど、俺の気分は優れない。
だって、いきなり犯されたんだぞ。
それで告白されて受け入れろって無理だろ。
最後は、自分から行為を受け入れていたような気もするけど。それは、頭から消した。

体がだるくて帰宅することができなくなったので、母親に泊りの連絡をした。

土曜日の夕方には体が回復したから、自宅に帰ろうとしたけれど、会長に「まだ一緒にいたい、お願い」と言われた。一応、告白されたようなので、きちんと向き合おうかとおもったけれど、それがダメだったのかも。
俺、学習しろよ。

今度は、夕食後にソファに隣り合って座っていた時に、体が熱くなってきた。それを隠していたが、「はぁ」とため息が聞こえたのだろう。会長に「どうしたの?」と不思議そうな顔をされたから、「なんでもありません」と首をふりながら答えた。俺の性器は硬くなってきたので、少し前かがみで
「すいません、ちょ、ちょっとトイレに行ってきます」と立ち上がろうとしたら、会長は俺の腕を掴んで目線で
「体が熱いんでしょ?それ辛いでしょ?」
「えっ?」
「僕が楽にしてあげようか?」
性器をなでられて、体がビクッと反応してしまった。そのまま引っ張られてソファに押し倒された。
「マサくん、辛いよね?どうして欲しい?ねぇ、僕に教えて」

もう体が熱い。下半身がもどかしい。もどかしくて、ズボンに手をかけた、でも、

「待って、僕が脱がしてあげる。ほら、腰あげて」
「ン…」ポロンと硬くなった性器がでてきた。
「偉いね、他には、何してほしい?マサくんの為なら何でもするよ?」
頭を優しくなでられて、そんなことを言われたら、俺の理性はぐずぐすに溶けていきそうだ。無意識に性器に手をやろうとしたら、会長に止められた。
「なんで自分でやろうとするの?ダメだよ。僕に言ってくれなきゃ」
「イヤ…、つ、らい、さ…わり…たい」
「だーめ。」
「かい…ちょう、お…ねがい」
「その会長呼びをやめてくれたら、触ってあげる」

どうして、そんなことを言うんだろう?回らない頭でそんなことを思ったが、それよりも、触ってほしくて、この熱をとってほしくて会長の提案通りに呼んだ。
「ンッ…、如月」
「違うよ、僕の名前は何て言うの?」
「ンッ、た、ま…き」
「よくできました、これからそう呼んでね」

もう何でもいい。早く触って欲しい。
環がやっと触ってくれた。環の体に腕を回して、みっともなく腰を押し付けてしまった。

「やっ、あ゛、ん、もっと…」
「ちょっと離れよっか?触りづらいから。」
「ん、あっ、やぁ、い…きたい」
「まだダーメ」

後ろもムズムズする。でも、環にはバレたくない。
「後ろもひくひくして、ほしそうにしているね。こっちも触ってあげようか」
環がローションを手に取り、俺の後ろの蕾にも垂らして、指を一本入れてきた。
「あっ、ま、2か所、ど…うじ、は、ダ…メ」
「昨日、初めてだけど、まだ大丈夫かな?痛かったら言ってね?」
「痛っ、あっ、ま、ンッ、フ、ンフッ」
噛みつくようにキスをされた。キスで力が抜けたのか、すんなり指が入るようになった。

グチュグチュっと環の指が入ってくる。いつの間にか指の本数が3本に増えてる。その時に「あ˝っ?!何?」体がビクッとなった。いつの間にか性器からは手が離れている。
「ここが前立腺だよ?気持ちいいでしょ?」
「ダメ、そ…こ、ま、って。イ…ヤ。」
「頑張ってイッテみようか?」
「ムリっ、やぁ、ム…リだ、って」
「無理じゃないでしょ?ほらっ」
「や、あっ、ん、っん、はっ、何かくる。やぁー、待って、無理だからー、あ˝、ヤー」
頭が真っ白になって体の力が抜けた。
カチャカチャと音がした方を見ると、環が服を脱いでいるところだった。
顔も美人だけど、体も綺麗だなぁ、とか現実逃避してみたけれど、まだ体は熱い。

「マサくんからおねだりするまで、僕のはいれないからね?」
と言いながら、後ろの蕾をいじり始めた。
感想 0

あなたにおすすめの小説

「大人扱いしていい?」〜純情当主、執務室で策士な従兄の『相性確認』にハメられる〜

中山(ほ)
BL
「ルイン、少し口開けてみて」 仕事終わりの静かな執務室。 差し入れの食事と、ポーションの瓶。 信頼していた従兄のトロンに誘われるまま、 ルインは「大人の相性確認」を始めることになる。

魔性の男

makase
BL
俺はとにかくモテる。学生の頃から、社会人になった今でも、異性問わずにモテてしまう。 最近、さえない同性の先輩に好意を持たれている。いつものことだろう。いい人だから、傷つけたくはないな。 そう、思っていた。

没落令息はクラスメイトの執着に救われる

夕月ねむ
BL
突然父親の爵位がはく奪され、帰る屋敷も家名も失ったローレンス。貴族が集まる学院の寮からも放り出されるところだった彼を、クラスメイトのユリシーズが引き留める。 「侯爵家の私であれば、従者をひとり授業に同席させることができる」と言って。 ユリシーズの従者となったローレンス。けれどその二年後、彼らの関係は再び大きく変わることとなった。 ※FANBOXからの転載です。 ※他サイトにも投稿しています。

計画的ルームシェアの罠

高木凛
BL
両親の転居をきっかけに、幼馴染の一ノ瀬涼の家に居候することになった湊。 「学生のうちは勉強に専念しろ」なんて正論を吐く涼に反発しながらも、湊は心に決めていた。 しかし湊は知らない。一ノ瀬涼の罠に。 【初回3話は毎日更新! 以降は火・木19時更新予定】

弟がガチ勢すぎて愛が重い~魔王の座をささげられたんだけど、どうしたらいい?~

マツヲ。
BL
久しぶりに会った弟は、現魔王の長兄への謀反を企てた張本人だった。 王家を恨む弟の気持ちを知る主人公は死を覚悟するものの、なぜかその弟は王の座を捧げてきて……。 というヤンデレ弟×良識派の兄の話が読みたくて書いたものです。 この先はきっと弟にめっちゃ執着されて、おいしく食われるにちがいない。

幼馴染がいじめるのは俺だ!

むすめっすめ
BL
幼馴染が俺の事いじめてたのは、好きな子いじめちゃうやつだと思ってたのに... 「好きな奴に言われたんだ...幼馴染いじめるのとかガキみてーだって...」 「はっ...ぁ??」 好きな奴って俺じゃないの___!? ただのいじめっ子×勘違いいじめられっ子 ーーーーーー 主人公 いじめられっ子 小鳥遊洸人 タカナシ ヒロト 小学生の頃から幼馴染の神宮寺 千透星にいじめられている。 姉の助言(?)から千透星が自分のこといじめるのは小学生特有の“好きな子いじめちゃうヤツ“だと思い込むようになり、そんな千透星を、可愛いじゃん...?と思っていた。 高校で初めて千透星に好きな人が出来たことを知ったことから、 脳破壊。 千透星への恋心を自覚する。 幼馴染 いじめっ子 神宮寺 千透星 ジングウジ チトセ 小学生の頃から幼馴染の小鳥遊 洸人をいじめている。 美形であり、陰キャの洸人とは違い周りに人が集まりやすい。(洸人は千透星がわざと自分の周りに集まらないように牽制していると勘違いしている) 転校生の須藤千尋が初恋である

過保護な父の歪んだ愛着。旅立ちを控えた俺の身体は、夜ごとに父の形で塗り潰される

中山(ほ)
BL
「パックの中、僕の形になっちゃったね」 夢か現か。耳元で囁かれる甘い声と、内側を執拗に掻き回す熱。翌朝、自室で目覚めたパックに、昨夜の記憶はない。ただ、疼くような下腹部の熱だけが残っていた。 相談しようと向かった相手こそが、自分を侵食している張本人だとも知らずに、パックは父の部屋の扉を開く。 このお話はムーンライトでも投稿してます〜

冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される

マンスーン
BL
​王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。 泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。