詩まとめ

谷岡藤不三也

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1章

遠慮

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遠慮



最初からたくさんやろうとしてもうまくいかない
一つをとことんまで詰めて
もう嫌だと思った時に
逃げるように別のアイデアが浮かぶ
そしてその鮮度が高いうちにある程度まで形作る
結果的に多作になる
結果的という部分が重要
最初から何かを狙ってもうまくいかない
それは実力が足りないから
実力足りないんだから、道中でいろんなものかき集めて、学び取れるだけ学び取れ
そこに結果がついてきたら儲けもん
そのくらいのスタンスがいい



なんで親を見下してたんだろうか
今でこそ一番感謝してるし、恩返ししたいし、大好きですけども
そこに至るまで20年ちょっとかかった
なんなんだろうね、この傲慢さというか愚かさというか、
理解してない分かってないって本当に愚かだし
それだけで暴力というか人にめちゃめちゃ迷惑かけるというか
そんでそのことに気付けもしないというタチの悪さ
振り返ってあんなことしなきゃよかったなって後悔することばかりです
だからせめて今からは後悔しないように感謝しつつ身の程を弁えて慎ましく優しく生きようと思います



論破って嫌い
あらゆることを止めるから
議論は発展しないし
論点ズレるし
揚げ足取って得意げな顔して
頭いいでしょって気持ちよくなってる奴ら
それバカのすることよ



クーポン切れるの勿体無いって
欲しくもないもの買うの勿体無い
いちばんの節約は使わないこと



一人暮らし
食器洗い、買い物、洗濯物、掃除
ほったらかしにしてても誰かがやってくれるわけじゃない
誰かに自分がならなきゃいけない能動性というか
誰もやらないんならいいやにはできない
自分が損するから、だから自分でやるようになった
家族に感謝できるようになった
なんでもはできないけどできることくらいはやろうと目を向けられるようになった
わからないなら教えてもらって知ってできるようになろうと思えるようになった素直に



投資してくれてるお金が見えてないから増長する
見えたら相応になる
いつも当たり前にやってもらっているあれこれが見えてないからつけあがる
見えたら弁える
ありがたい
そう思えないやつがいるかい?



真っ暗な中ブルーライトに暖色かけて
明るさ最低で物考える
(眠りの質は落としたくないからね)
思いついたのがいけない
こんな時に限って思いつく
寝て忘れてしまうほど大胆じゃない
常にきっかけを探してる

なんでも拾う
なんでもないことでも昇華させる、進化させる
そうすんのが楽しい
発想連想どんどん繋げてって
最初とは全然違うところへ着地
それが最高に楽しい
まさにライブ
アドリブかまして積み上げてって
最後はいい感じにパッケージ
これが楽しい最高に楽しい
一生続けていきたいこと
だからこんな深夜にメモってんのだって
なんら苦じゃないのさ



我慢と気い遣うのは違うぞー
遠慮してる屈服してる
行動しない言い訳だぞー
アグレッシブに行くとそれ跳ね返ってくるもんな
そもそも動く気力もない感じ?

でも動かなきゃ変わらない
世界変わらない
あいつ変わらない
自分変わらない
不幸なまま嫌なままイライラなまま
溜まってく睡眠負債
発散できないストレス過多過多

じゃあよここいらで一発ぶん殴ってやろうか

まずは顔面おもっきし
お次はフックにアッパー
ボディーに行ったらついでに足も蹴っちまおうか
スッキリするよな
気分が晴れるスッとする
こんだけされるの理不尽?
いやいや
見えてなかっただけでしょお前の借金
とっくのとうにお前の信用ガタ落ち、地の底
こんだけされるくれえツケたまってただけのこと
よかったじゃん、生き方見直すいい機会になっただろう?
のちになって感謝するだろうさ
今になって思うとありがたかったなってな具合で、神妙顔して、目が潤うど
痛い目みないと正せないのが人間の悲しいサガなのさ
だから正してくれる叱ってくれる人は大切なんだよオーライ?
そいつがどんな意図で叱ってきてるのかは実際この際どうでもいい
中身も聞いてなくていい
怒られたってこときっかけにして
自分見直してみろ
もっといい自分なってみようぜ
ゼロに戻すんじゃなくてプラスに積み重ねてこうぜブラザー
オーケー



注意されて
意固地になって逆に直さない
そんな人どう思いますか

音デカいっちゅーてんのに
なんで下げないんだがや
隣に人いるってんのに
どうして気い遣ってイヤホンにしねえんじゃ
デカい音苦手なんだ
集中切れるんだ
イライラするんだ

これ何度目だお前

舐めてんのか
舐められてんのか
人間関係ってそんなもんか
互いを気遣って
注意されたらそっかって受け入れて
直ちに直す
自分だけ良けりゃ他どうでもいいのかよ
えらぶってんなよ
勘違いするなよ
お前がそうやって公道ど真ん中歩けてんのは
周りが避けてやってるからなんだぞ
ルール違反してるやつを気遣ってるからなんだぞ
お前の蔑ろにした気遣いがお前を助けてんだぞ
わかるか
ほんとならお前は真っ先に轢かれておさらばだー
違反してる君が悪い
そうだろ?
文句言える立場じゃないんだガミガミいうな
うるさいの嫌いって言っただろうが
聞いてなかったか人の話いよ

なんもできねえくせしてプライドだけ高い君よ
周りに生かされてるってこと自覚しろ



動け動け
言うだけじゃなんも変わんねえぞ
ムーブムーブ
自分で変えられるところから変えてけ
ブームブーム
我慢したところでそいつはお前のことなんか気にかけちゃくれねえぞ
ズームズーム
時間が解決するよりも先に
積極的に堪忍袋の緒を切れ
あくまでも自分から解決するんだ

時間は平等でもお前の味方しちゃくれんぞ
あいつはお前のことなんか考えて行動してくれんぞ
待ったところで腐るだけ
時間無駄にするだけ
じゃあ何するんだ
動くしかないだろ自分から

動け動け
言うだけじゃなんも変わんねえぞ
ムーブムーブ
自分で変えられるところから変えてけ
ブームブーム
我慢したところでそいつはお前のことなんか気にかけちゃくれねえぞ
ズームズーム
時間が解決するよりも先に
積極的に堪忍袋の緒を切れ
あくまでも自分から解決するんだ

いつでもどこでもどこにでも行けるように飛べるように
部屋着が外着
靴紐縛って
フットワーク軽く行こう
自分変えれば世界が変わる
これ常識な



やるべきこと
やりたいことを一つ一つ潰すことで
前に進める



一つの教科書に拘泥しすぎると
新しく学ぶ機会を逸する
新たな先生に出会う機会を失する
成長が止まる



音楽を言葉で文字で学びましょう?
音聞こえてきますか?
漫画を言葉で文字で学びましょう?
絵描けてますか?
睨めっこする相手間違えんなよ?
入門は一瞬で
あとはずっとやり続けるのがいい
実地でしか学べない
リアルに戦いながら
足りないなと思ったら都度補給すれば良い
戦って傷ついて食べてパワーアップして
その繰り返しでしかつかない
実力ってやつは



知識の話じゃないよ
理解しようとせず
わかったツラして
一丁前にもっともらしく
否定してくるやつを
バカだっつってんだよ



顔文字嫌いだ
その全てが極端な表情で
煽られてるようにしか見えない
腹立つ



生きてると
色んな人の悲しい出来事を知る
ああはなるまいと反面教師にして
たるんだ心に冷水浴びせて引き締める
それがやる気の着火剤



上質なエンタメを摂取するのは気持ちがいい
快楽だ
知識の快楽漬けにされるのなら本望だ



人に悩みを相談したところで解決しない
当人でないのだから、全てが月並みで、誰が言うか論にしかならない
基本的に益がない
具体的な解決の手段として協力を要請するのならいいけれど
お悩み相談じゃそんな効果の高いことは得られない
自分1人で悩んで調べて考え抜くしか方法はない
人に頼っても、スッキリした気になるだけで状況はなんにも変わってない
口臭ケア用の爽やかミント味、でもこれじゃあ空腹は満たされない
苦しいししんどいけどやるしかない
人に言われたことでは、納得して前に進めない

ちゅーかそもそも相談したところで、相手は理解できんよ、どれだけ悩んでるか、逼迫してるかなんて、絶対に伝わらないんだから
意味ないんだよ基本的にこういうのはさ



未来は変えられるとか言うけど、これ嘘だよね
未来はまだ確定してないんだから変えられる、変えられないの問題じゃないでしょ
未来はあくまでも結果なんだし
未来に生きられないでしょ
常に連続する今があるだけで
変えるならむしろこっちだし
なんなら過去の方が今なんかよりも変えやすい
過去は変わらないからこそ変えられる
価値基準や解釈観点、多角的な視座であらゆる意味を抽出することができる
そしてそこから学ぶことで過去が変わり、結果的に過去の積み重ねである今の姿も自ずと変わるという
使い勝手いいのは過去だと思いますよ



好きな作品の関係者と会いたくない
なぜならいつまでも好きというわけじゃないから
続けばいずれは好みとは違うところへ行ってしまうし
続かなければ単に飽きる
なのにあたかも興味あるように今でも好きですって態度取り続けなきゃいけないの嫌だ
だから言わないし会いたくないし関係を作りたくない
好き嫌いくらい自由に移ろわせてくれ



昼の憂鬱がしんどい
ガクッとくる
やりたいのに体が動きたくないという葛藤
他のことも何もできないする気が起きない
目下直面している問題である
そのうち治るんだろうけど治るまでの苦痛は確かである



常に何からでも学び取りたい人だから
人と会うのは楽しかったし話すのは面白かったけど
それがストレスに感じ始めたのは
反面教師としてしか学べなくなってから
あまりにも嫌な面が大きく出過ぎてて
学びにはなるがストレスも大きい
そんなのと進んで会いたくないですよねっていう
それでも一応「友達」だから会うんだけどさ
自覚してないから成長しないし
指摘しても反射で反発するし
そもそも他人は所詮他人であり、自分でないのだから変えられるはずもない
変に悟ったような心持ちになって
そしたら人と会いたくなくなった
事故的に会ったなら、それなりだろうけど
予定を立てると嫌だなあが先立つ
嫌な面だけがいつも僕を追い立てる



鼻が痛い
勝手に乾燥して荒れて傷ついて感染して腫れやがって
おかげで俺は作業に全然集中できやしねえ
顔拭けねえ
ちょっと触るだけで痛え
片側だけずっと熱持ってる
神経がそこに集中してるみてえだ

痛いから逆につねって痛みを飛ばしてやろうか
なんなんだろうなこの自分にムカつく感情は
もっとちゃんとしろよ
こんなふうになった罰だとより痛くなるように
痛みを味わわせる自罰的な自分が頭をもたげる

自堕落な自分に喝を入れるように
怠惰な己を叩き直すように
でも痛いのは変わらない
男前が出てきて精神論語ったところで状況は好転しないのさ
自然治癒するまで待つしかない
乾燥する前にワセリン塗って保湿して予防しよ



よく知らないからこそ
言葉一つからでも無限の可能性を想像できるわけで
そういう意味でものを知らない方が自由なアイデアを生み出せる
と言ったら
んなわけない、知識があればあるだけいいんだってトコトン否定されたなあ

世界がもし一つの脳によって生み出されたかもしれないと考えたとしても、
自分の頭の中は突破できない
もし仮にその神様みたいな脳があったとしても、その真実の姿に到達することはなくて
あくまでも自分の頭の中で想像した、自分の頭を突き抜けた神様の脳という自分の想像にしか至らない
「原理的に」考えることができない、語れない
ということも理解してもらえなかったなあ

キャラ同士のやり取りにこだわったという意味で、「セリフを主役にした」と言ったら
ニヤニヤしながら、普通に主人公を主役にした方がいいと思いますよって言われたこともあった
馬鹿にするだけで理解しようともしないその態度がすごく嫌だった

そのくらいからだんだん自分の考えとか頭の中とか人に言うの嫌になってきた
伝わらないし、伝えるために捻り出した言葉は自分の中にある「もや」とは全然違うツラしてるから
それで理解した気になられても困るというかウザいから
あえて一般化してわかりやすいように言ってるだけだから
ああわかるとか言われてもちっとも嬉しくない



ゲームはプレッシャーで
本は心地いい
なんなんだろう



物語は作ってるだけでもうお腹いっぱいなので
それよりも哲学とか理念とか知識とか
そういうものを特に読みたいと思う
そういうものに最近は価値を置いてるかも

物語は意思を語らないものだから
その点においては内容が薄い
全体として物語るから、かかる時間に比べて密度薄い
それを読み切る気力はもうない
飽きた
やる気ゼロ
物語的に面白いとかキャラがどうとかってのは
もうなんかね
そういうのはきっちり完結してるやつよりは
連載もので気の済むまで付き合って
飽きたら立ち止まれるくらいの距離感のがいいわ
完結まで付き合いたいなと思えるものは少ない
何でもかんでも完結まで並走しようってずっと思ってそうしてきたけど
もう体力ないわ
食べきれないわ
並走は蓄えるのみだから
付き合うよりも作る方がよっぽど発散できるという点において、めちゃめちゃ楽しい
作る方が軸だったのに
飽食の時代に流されて
あらゆるものを食べ続けなければいけない
たくさん食べなければ作れないと思ってたけど
限界まできたところでようやく
そうじゃなくねってことに気づいて
今に至る
今は苦しくない
たまに作りたくなくて寝っ転がってる日もあるけど
でもそのうち作りたくなる
このゆるさがいい
ものを作るのは楽しくない日もあるけど、基本楽しい
ストレスとかエネルギーとか溜めるよりも発散する方がスッキリ快感でしょう?
ものにあらゆるストレスもエネルギーも込められるから
作り終えた頃にはデトックス
すっきり爽やかな気持ちになれる
心地よい疲労感
これがクセになる
これを味わうために生きてる
これを味わうためにものを作ってる



クリアするゲームはリアルのものづくりだけでいい
デジタルの与えられた遊びを
ハマってもないのに律儀に最後までやる必要はない
クリアーの価値はそんなに低くない
クリアーする価値があるということをよくよく見つめ直すことだ
楽しいからクリアーする
クリアーすることは義務じゃない
義務に時間割くほど人生長くない



バカって言った奴がバカって案外真理だよね
人のこと理解しようとせず、バカにすることしか頭にないって、
やっぱりバカじゃない?



人生無駄遣いばっかだよ
気づけば少ししか残ってない
失敗はするけど、その都度次の失敗を減らすように反省していこう



初期投資ゼロで出来るってことにこだわってたのに
いつの間にかお金を使うことに慣れてた
最悪だ



いつもお前何してんのって?
不安と戦ってるんだよ
終わることない
抑え込んだつもりになってたら
急に大きくなって飲み込まれそうになる
そういう不安と常に戦ってるんだよ
金銭価値はゼロだけどね笑



ハローアーユー?

弱気な僕らの世界は
声のでかいやつが正義でしょ?
くだらない  笑えない  後付けの理屈
まかり通る  この世界でいいの?

見えていない  僕らの姿は彼らには見えてない
声だって届かない  嫌なことだけ増えていく
絶望して嘆くだけは現状肯定だと
言われ怒れるのなら  今こそ立ち上がれよ
この世をずっと  憂いてるのなら



Don't give me  realだpassion

もう散々だこの時代  どこもかしこも頭垂れ
空気に言われて  いい大学いい企業就職=幸せ
レールの上乗って  ボードゲームみたいに生きてんだ

恋したい  遊びたい  (なにしたい)
稼ぎたい  叶えたい(なにしたい)
どうしようもない願いか?
自分自身で選べよ

Don't give me  realだpassion
何でもかんでも欲しがれ
お利口にピックアップ?
そんなカッコワリィことすんなよ
どれだけたぎらせられるかの勝負
お前ならなんでも出来るだろ
そうだ!そうだ!
I never give up for my life!



恵方巻きに  夢願った夜
寝て起きれば  いつもと変わらない朝
何もしてなくたって  リミットは迫ってくる

不満だらけを受け入れて心閉ざしてた
明日を待つことない  今がいつだって最高の好機

希望抱いて走らせ  夢の果てまで
走ってる時間も夢
心高まる分野へ  勢いよく飛び込め
泥だらけでも  加速してゆけ光  夢へ



人が怒ってるのみるとテンション上がる
怒っている姿がおかしくてたまらない
たまらなく滑稽だ
でも自分が怒られるとしゅんとする
しばらくして今度は腹の底から怒りが込み上げてくる
それは数年経っても笑えない



買わないことがいちばんの節約
何パーオフとかポイント還元とか何円引きとかセールとかぜーんぶ勘違い
安いと思ったら負け
お得と思ったら負け



冬の寒い日に入る風呂は最高だ
けど入る前に体を慣らしてから



頭使わない仕事は毎日決まった時間にできる
頭使う仕事は毎日決まった時間にはできない
その日の調子やそこに至るまでの考えてる量、具体性を伴ったアイデアになっているかどうかは一定ではないからである
調子のいい時にガッと進めるべし



訳本は文章が固くて好きじゃない
生き生きとした自由な文章の方が好みである



学力だとか画力だとか知識だとか
抽象的なものは成果が目に見えないので続けにくい
だから、定期的に目に見える形で成長を確認するのは理に適っている
数字に起こし、成否の率を知る
これに向き合うことで目的をすり替え、モチベーションを保つことができそうだ

でもこういう終わりのない、実態の掴めない抽象的なものにも関わらず伸ばしていかなければならないという暗中模索五里霧中の日々は嫌
仕事はやってればいつかは終わるけどさ
こういうのに終わりないじゃん
中身だって雲を掴むような話だし
果てはあるにはあるよ
心病んでリタイアっていう果てが
でも嫌じゃんこんなの

ふわふわしてるくせに
ある瞬間に点数になってぶん殴られる
それを高める手立てはこれまたふわふわしている
自分のやっていることが間違ってるのかあってるのか、進んでるのか後退してるのかすらわからない
恐ろしや



やりたいと思ったらすぐに手えつける
やりかけをたくさんためておく
んで、そろそろ終わらせるかと思ったやつから終わらせていく

中途半端を残しておくと明日起きる理由になる
完成させた後、何をしようかと迷わずに済む
むしろ何にしようかと迷う贅沢さ
新しいアイデアを無理に生み出そうとしなくていい
自然発生したものを時間かけて熟成させることができる
同じ一人の人間でも時間の力で幾万にもなり得る
時間の力でダブルトリプルクアトロチェック
一人でどんどん磨き上げていこう



物語や知識よりも哲学を本棚には収めておきたいと思う



ヘンテコなやつでもそれなりに読み書きができて、自由に発信することができる
厄介

しかも文字情報として均等にならされてしまうおかげで、まともな意見の面して紛れ込んでる
これまた厄介



地元のお祭り
名前は知らないが名字は知っている程度の同級生と
ちょっと仲良くお話できる



だんだんと本当の自分を表に出すのが恐ろしいことだとわかってくる
自然とペルソナチェンジを身につけていく
全部嘘で、全部本当
だからこそ、全てを受け止めて傷だらけになりながらも自己開示をやめずに
ブレずに突き進むあいつが眩しく見える



それは怒りじゃなくて悲しみだ
知ることで認知が変化する
無知なるものが知識を得ることで世界の見え方がガラッと変わる現実
最初の自分の決めつけにこだわって、
都合の悪い事実をポイ捨てて
一貫性を担保する?
それをブレてなくてかっこいいって?
柔軟に間違い受け入れて次へ生かして常に成長進化していけるやつの方がかっこよくない?
そんなことないっすか?



感受性は豊か
フッとスイッチを切ると冷酷になる
嘘が嫌い
自分で吐いた言葉に縛られるから
やる気を体内に押し留めておくために
目標は口にしない



今の時代を克明に描写すること
リアルな生活感、心理を描く
それが今を生きている俺が物を書く意味
下手な客観性はいらん
生々しいありのままを書きつける
そこに技術もへったくれもありゃあせん



色んなことをやる主人公
動機がバラバラで何したいのか読者に伝わらない
何したいのかはっきりしない
人気投票順位もそりゃあ落ちる



気持ちが伝わればいいというが
気持ちを伝えるのにも技術がいる
気持ちを込めることは簡単だけど
込めた気持ちが相手に届くか否かは技術が問われる
吐息やら声の質感やら抑揚やら発音やらリズムやら
言葉で羅列するのは簡単だが
それらを適切に操り、歌として、内にある世界を外へ伝えるのはそう簡単なことじゃない
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