【完結】どいつもこいつもかかって来やがれ3rd season

pino

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本編

次はかっこいいを見せてやるからな!

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 空の下半身に顔を沈めて咥える。もちろんこんな事したの初めてだ。まさか自分が男のブツを咥えるなんてガキの頃だったら思いもしねぇだろうな。
 空のだからか何の抵抗もなく舐められた。むしろ、俺が舌を使ったり、吸ったりする度に漏れる空の声に興奮して、俺はもっと舐めたいと思っていた。
 そんな時、空に頭を押さえられて止められた。


「たかやぁ、ちょっと待って……」

「何で?気持ち良くねぇの?」

「凄くいいよ♡でもこれ以上やったらイッちゃうから……次は俺の番な♡」

「イッてもいいのに」

「ダーメ。まだイキませーん」


 イかせたかった気持ちもあって少しガッカリしたが、今度は空が俺の下半身を舐め始めてその気持ちは吹っ飛んだ。
 な、なんだコレ!?気持ち良すぎないか!?
 これまた初めてされる感覚に、俺はとろけそうになるのを必死で我慢した。


「ンンッそらぁっ」


 俺が声を出すと、咥えたまま上目遣いで見られた。空が俺のを咥えてこっち見てるとか、このアングル、ヤバすぎるだろ!
 空に口でされてる間に俺は枕元に忍ばせておいたローションに手を伸ばす。このままじゃイっちゃうからな。その前に空のケツを解さないと……
 俺がローションを手に取ると、それを空にひょいっと取られた。


「あ……空、何す……」

「まだ俺の番だもーん♡」

「あ?」


 そう言うと、素早く買って来たローションを開けて手に出して慣れたように手に馴染ませていく空。


「俺ローションってあんま使った事ねぇけど、こうすると人肌になってヒヤッとしねぇんだって。ネットで調べた」

「そ、そうなのか?」

「貴哉を気持ち良くさせる為に頑張って調べた♡」


 へへっと笑う空にドキッとした。
 あーもぉ、かっこいいなぁこいつは。俺の知らない間にそんな事調べてたなんて、でも俺だって少しは覚えたんだからな!


「お、俺もやる!」

「貴哉はそのまま寝転がってて。今日は俺にやらせて?」

「でも……」

「頼む。じゃないと俺、桐原さんに負けたままじゃん。貴哉を抱けてないとか悔しいんだ」

「!」


 これには何も言い返せなかった。空がそんな風に思ってたなんて……
 今日は俺が空に挿れようと思ってたのに、それを言われたら俺は言う事聞くしかねぇじゃんよぉ!


「いいだろ?」

「……分かったよ!でも次は俺が挿れるからな!」

「はーい♡」


 仕方ねぇ。空には悪いが挿れられるのは初めてじゃねぇ。それに、めちゃくちゃ気持ち良いしな。
 これで少しでも空に償えると思えば我慢出来るか。
 空は俺をベッドに背中を付けて寝かせて俺の上に覆い被さり、そして俺の足を腕で持ち上げた。俺のケツが浮いた。ひっくり返ったカエルみたいな体勢になって恥ずかしかったけど、空にキスされて何とか耐えられた。
 キスをしたままローションが付いた手を俺のケツに伸ばして触り出す。初めてじゃないとは言え、他人に触られるのはまだ慣れない。ビクッとして空にしがみ付くと、笑われた気がした。


「貴哉可愛い。痛かったら言ってな?」

「うんっ」

「……うわ、入った」

「んんっ」


 スルッと空の指が中に入ったのが分かった。伊織や戸塚と違って細い指だった。それでも入ってる事に変わりはなく、俺は違和感に慣れるまで目を瞑って耐えていた。


「痛い?大丈夫か?」

「へーきっ……空は?嫌じゃねぇか?」

「嫌な訳ない♡ずっとしたかったもん♡」

「……そうかよっいちいち可愛いなお前は」

「なぁ貴哉、もっといじっていい?」

「うん。もっとして」


 空の指に慣れた所で、俺も段々と気持ち良くなって来た。そうそうコレだコレ。ある箇所を触られると電気が走るみたいに気持ち良いアレ。空にそこを触られてビクビクしてると、それを見た空が耳元で喋って来た。


「貴哉ぁ、可愛すぎる♡ねぇ、もう挿れていい?」

「ンっはぁはぁ……いいぜ……ゆっくり頼む」

「でもね、問題発生」

「はぁ?何?」


 まさか勃たなくなったとか?
 穴を弄られてあまり余裕の無い俺のほっぺにチュッてしながら空は言った。


「ゴム付け忘れちゃった♡もう手ベトベトだし、このまま挿れていい?」

「へ……あ、勃たなくなったんじゃねぇのか」


 ホッとしてると、空は笑ってた。
 ちゃんとゴムも用意してあるけど、俺は付け方分かんねぇし、空はすぐにでも挿れたそうだ。


「こんなセクシーな貴哉を前にして勃たなくなる訳ないじゃん♡もう我慢出来ない♡次からはちゃんとするから今回はごめんね♡」

「あ……うわっ」


 空は器用にもう片方のローションが付いた手で擦り自分のに塗ってた。
 さすが慣れてんなーとボーッと見てたら、俺のケツに押し当てて来た。うわ、空のが入ってくる……

 初めてじゃないのと、ローション効果で今回はスルリと入って来た。
 前回の俺達はあまりの痛さに喧嘩になりかけたからな。ホッとしてるのも束の間、でもやっぱり指とは違ってでけぇもんが入って来るのはちょっとキツイ。


「ぐぬぬっ」

「痛いか?」

「違うっ……痛いってより、穴広げられてる感じが……」

「俺も、凄いキツくて……すぐイっちゃいそう」

「ま、まだダメだからな!」


 このままじゃ俺がケツに違和感を感じただけで終わっちまうからな。空には少し頑張ってもらわねぇと!


「ん♡じゃあ動くよ?」

「ああ!かかってこい!」

「はは、色気ねぇなぁ♡でも貴哉らしくて好き♡」


 空は笑ってキスして来た。俺も余裕無いから夢中で空からのキスを受けていた。
 空が動き出して俺の方も違和感が気持ち良さに変わって来た。ああ、気持ち良いなぁクソ。結局俺が挿れられる側になっちまったけど、この気持ち良さは悪くねぇ。てか空のって伊織のと違ってちょうど良い?出し入れされる度に気持ち良い所に当たって俺はもう全部がどうでも良くなった。


「アッ良いっンンッ……空ぁ!もっとしてぇ」

「ヤバッ……貴哉っ大好き♡」

「おれもっ……そら、すきぃ……♡」

「ちょー可愛い♡ごめん、俺もう限界だわ……」


 後半の空の掠れた声に顔を見てみると、余裕の無さそうな表情だった。それを見て俺も興奮して下半身に力が入る。
 すると空は俺の耳元で「ごめん」と小さく言ってそのまま俺の中でイッた。
 俺もほぼ同時にイッたんだけど、空がそのまま俺にべたーっとくっ付いて抱き締めて来たから出した物がお互いの体にくっ付いた。
 てか布団汚れたんじゃね?何も敷かなかったし……でも今はそんな事どうでもいい。今は熱くなった空の体に抱き締められて心地良さを堪能していたかった。空の首元に顔を埋めて目を閉じて息を整えてると、空が喋り出す。


「……貴哉最高♡」

「はぁはぁ、てかお前謝り過ぎじゃね?」

「イくの早かったから、貴哉を満足させられないかなって。それと、本当は外に出すつもりだったんだけど、中で出しちゃったから♡ごめんな♡」

「そんな事かよ」


 俺を抱き締めながらそんな事を言う空の顔が見たくて顔だけ離すと眉毛を下げて優しく微笑んでた。かっこいいなぁちくしょう。セックスの後にこんな顔されて、そんな事言われたらそりゃ女も黙ってないわ。
 改めて空のチャラ男っぷりにドキドキしてしまった。


「言っとくけど、大満足だからな。すげぇ気持ち良かったぜ♡またしような♡」

「貴哉ぁ大好き過ぎるー♡今すぐにでも一緒に住みたい!」

「俺も。空と離れたくねぇって思う。てかゴム無いと突っ張る感じが無くてもっと気持ち良いんだな!」

「……誰とのやつを比べて言ってるのかは聞かないけど、貴哉が気持ち良かったんならいいよ。俺との方が気持ち良かったって事?」


 一瞬空の眉毛がピクッとなった。やべ、普通に伊織の時のと比べた感想言っちまった。空が大人になっててくれて良かったぜー。


「お、おう!もう空としかヤらないしな♡あ、もちろんお前もだからな!他の女とヤッたらお前の使い物にならなくしてやる」

「しませんよーだ♡だってこんなに可愛い彼氏がいるんだもん♡」

「次はかっこいいを見せてやるからな!絶対俺が挿れるからな!」


 はいはいと適当に言われたけど、俺も可愛い空が見てぇんだ。心の中で空を可愛がる自分を想像して余韻に浸っていると、空に頭を撫でられた。
 目が合ってどちらともなくキスをして、俺達は明日の部活の事も忘れて笑い合っていた。
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