【完結】どいつもこいつもかかって来やがれ5th season

pino

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4章 文化祭

それが意外と入るんだって!

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 すっかり裏方の輪の中に馴染んで残った物を食ってる俺に、舌ピ男の雉岡が聞いて来た。


「なぁ秋山って掘られる方だよな?」

「ぶっ!お前いきなり何!?」

「あはは!吉乃ってばまだその話してんのかよ~」

「だってトモは襲う側で掘られる方の気持ち分からねぇじゃん」


 何々?二人共どんな話してたのよ?まぁ裏方らしい話題だけどよ。
 それってセックスの話だよな?


「男が男に掘られるのってどんなんかなって聞きたいんだ。教えてくれよ秋山」

「てか何で俺が掘られる方って決め付けてんだよ」

「えー、だって桐原が掘られるとは思えねぇし……えっ!お前らって意外とそうなの!?」

「貴哉~♡俺は掘る専門だけど、お前になら処女くれてやるぞ♡」

「トモ、それはいらねぇから大事にとっとけ。そして雉岡、俺と伊織は想像通りだ。悔しいけど、俺はまだ男になりきれてねぇ」


 何度か試そうとしたけどな。どれも失敗してるんだ。そもそも男相手にってのが失敗の原因な気もするけど、それはさて置きどうして雉岡はいきなりそんな事聞いて来たんだ?


「秋山童貞なのか」

「ハッキリ言うんじゃねぇ!」

「ドンマイ」

「腹立つな!お前は何で俺にそんな事聞くんだよ?」

「いやー俺と紘夢ってまだどっちがどっちやるって決めてなくて。だから参考にしようかと思ったんだ」

「え?参考って何の?」

「だからどっちのが楽なのかなってさ。まさか同性とヤるなんて思ってなかったから、どっちの気持ちが分からないのよ。秋山教えてよ」

「いや、教えてって言ってもよぉ~」


 俺は入れる側やった事ねぇからどっちが楽かなんて分からねぇよ。まぁでも今のが一番楽かも?初めは痛かったけど、慣れればちょー気持ち良いしな。


「楽かどうかなら挿れられる方が良いんじゃね?挿れるってなると相手の事気にしたりいろいろ大変そうじゃん」

「そうでもねぇよ?俺、いつも何も気にしてねぇよ?」

「トモのは参考になんねぇから入ってくんなって。確かに秋山の言う通りかもな~。じゃあさ、掘られるのって楽なのか?」

「うーん、楽ではないかもな?良く慣らさないと痛くなるし、やり方次第では腰もやっちまうからな」


 もうあんな爺さんみたいな思いは二度としたくねぇ。って、俺も人に語れる程経験ねぇけどな。
 それでも雉岡は真剣に聞いていた。

 ふーん。雉岡と紘夢ね~。まさかまだヤッてなかったとはな。紘夢ならヤリたがりそうなもんだけどな。
 確かにどっちがどっちやるんだってなったら分からねぇ組み合わせだな。


「痛いのは良いけど、腰痛めるのは日常に響きそうだからやだな」

「雉岡は女とは経験あるのか?それなら挿れる側で良くね?やり方は変わらねぇだろ。知らねぇけど」

「あるにはあるけど、体の作りが全然違うだろ。こいつらに聞いたから後ろの穴を使うのは分かったけど、絶対入らねぇだろ」

「それが意外と入るんだって!あ、ローション使うんだぞ!それとゴム付けた方が後々楽だ!」

「た、貴哉がローションとゴム……もう無理!」


 トモは息を荒くしてどこかへ走って行った。何かの病気か?
 そんなライオンヘアーはほっといて、雉岡に俺が知る限りの準備を教えてやる事にした。


「いいか?良く聞け?まずは良くほぐすんだ。時間をかけて丁寧にな」

「待て待て。ほぐすって何を?まさか穴をか?」

「そこしかねぇだろ」

「ちょ、紘夢の穴を!?俺が!?出来る訳ねぇだろ!」

「やるんだよ!お前も男だろ!てか好きな奴のならやりたいと思うだろ」

「いやいや、好きだけど、相手は一条紘夢だぞ?傷付けでもしたらヤバいだろ!」

「爪切ればいいじゃん。そんでローション。てかしのごの言わずにヤッてみろよ。案外出来ちゃうもんだからよ~」


 何だか説明が面倒くさくなって来たからとりあえずヤれと言っておいた。
 俺もこうやって聞くよりも実際ヤッた方が分かりやすいと思うしな。

 てか紘夢が知ってんだろそう言うのは。
 

「秋山は簡単に言うけどよ~……うーん」

「まぁ無理にヤる事もないんじゃねぇの?気が乗らないならな」

「でも紘夢がやる気満々なんだよ……俺もしたいっちゃしたいけど……はぁ」

「何か良く分かんねぇけど、お前も大変だな。とにかくヤるならローションは必須だぞ」

「はいはいローションな」


 雉岡はあまり元気がなさそうだった。
 気持ちは分からなくねぇよ。好きだけど、やりたいけど、初めてだといろいろ不安なのは俺にも経験があるからな。

 空となんか初め喧嘩したしな。
 
 あ!空で思い出した!
 俺今あいつと喧嘩してるんだった!

 思い出して空がいる席を見ると、紘夢や隣の席にいる渡辺達と普通に話してやがった。
 あいつ!人の事怒らせといて何も無かったかのようにしてやがる!

 もう知らねぇよ!
 俺はその後は空の所に戻らずに、カウンター席の方へ行く事にした。

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