裸体巨大ヒロイン【サカナ カナ】「裸じゃありません!こういう模様なんです!」

楠本恵士

文字の大きさ
43 / 44
各種時系列の華奈ストーリー〔並列世界〕

B世界の華奈・「なに?この制服透けている、えっ?コレ着て操縦席に座って巨乳ロボットを操縦しろって? ムリ、ムリ、ムリ!」

しおりを挟む
  阪名 華奈は公園のベンチで、ソフトクリームをナメながら平和を満喫していた。
「やっぱり、怪獣や怪人がいないと平和よねぇ」
 公園では、金属パイプや刺股などの武器や捕獲器を手に、下着泥棒の犯罪者を追いかける市民や。
 抗争している二派の暴力団構成員たちや。
 痴漢男をフルボッコにしている女性たち。
 サイコパスの覆面殺人鬼から、逃げ惑う人々の姿があった。

「怪獣や怪人に比べたら、あんなコト……小さい小さい」
 町に落下した氷塊隕石の衝撃波が、華奈がいる公園まで届く。

 衝撃に吹っ飛ぶ人々、華奈は日常の平和に微笑む。
 ヴィラン・ヴィラン学園は営業不振で自然消滅した。
 地下宮殿にいた大幹部『大電鉄女』は、地盤沈下で宮殿ごと地下深くに埋没した。
「平和だなぁ……もう、あんな恥ずかしい格好する必要も……」

 華奈がそう思った瞬間、何者かによって華奈の頭から全身を包む麻袋がかぶせられ、ベンチから持ち上げられた。
(きゃっ、なに?)
 麻袋の外で男たち数人の話し声が、聞こえてきた。

「気をつけろよ、見た目は女子高校生でも強化改造されているから……こら、暴れるな。鎖を巻いて阪名 華奈の動きを封じろ!」
 麻袋の中で手足を激しく動かして、抵抗する華奈。
「うぐぐぐぐッ?」
 華奈の手足が、麻袋を持ち上げた数人をブッ飛ばす。
 投げ出された麻袋の外から、聞こえる男たちの悲鳴。

「麻酔銃だ! 巨象を眠らせる麻酔薬を麻袋に撃ち込め! 早くしろ! 女子高校生が鎖を千切る前に眠らせろ!」
 麻袋をかぶせられた華奈の体に強力な麻酔弾が撃ち込まれ、華奈の意識は遠のいた。

  ◇◇◇◇◇◇

 華奈が意識を取りもどした時、華奈は見知らぬ部屋で鎖で縛られて椅子に座っていた。
(どこココ?)
 自分の状態を確認した華奈は、頬をヒクヒクさせる。
 華奈は黒いTバックパンツ姿で、シースルーのミニスカート制服を着せられていた。
(なにコレ? 完全な裸体じゃないけれど……これじゃあ裸でいるのと変わらないじゃない、ブラジャーは無くても強化改造された乳首と乳輪だから、繊維に擦れて赤くなるコトはないけれど)

 華奈の前方から女性の声が聞こえてきた。
「手荒なコトをして、すまなかったわね阪名 華奈……あなたの力が必要なの」
 見ると華奈が着せられている制服と同じデザインで、軍服緑色アーミーグリーンの制服を着たメガネ女子が腕組みをして立っていた。
 女性背後にも、同じ制服を着た男性数人が包帯を巻いた姿で、並び立っている。
 メガネ女子が言った。
「説明しよう、ここは地域防衛隊【グンマ】の本部、あたしはグンマの隊長『草津』……今、地域の商店街に危機が迫っている」
「地域防衛隊? 日本とか世界を守る組織じゃなくて?」

「地域防衛隊グンマが、守るのはグンマに出資してくれる地元の商店街や、グンマのスポンサーがメイン……それ以外の地域や都心がどうなろうと、知ったこっちゃない。だいたい内戦や戦争をしている、国を守るほどの組織力はグンマに無いわ」
「ひどい……で、あたしを拉致してきた目的は?」
「暴れないと約束してくれたら、鎖を解いて説明してあげる……約束できる?」
「わかった、約束する」
「ウソついたら、体内の自爆装置を作動させて、爆発させるから」
「自爆装置?」
「知らなかったの、あなた改造された時に体の中に、自爆装置を埋め込まれているわよ」
「げっ⁉ チ・バマンの野郎!」

 鎖を解かれた華奈に、草津がスマホの画面を見せる。
「この巨乳、美女巨大ロボットに見覚えがあるかしら」
 それは頭に角を生やした、ヴィラン・ヴィラン学園の大幹部【大電鉄女ナインティーン】が、カメラ目線でピースをしているインスタグラムだった。
 華奈が答える。
「ヴィラン・ヴィラン学園の地下宮殿で横臥している大幹部……前に戦った変態怪人がスマホで見せてくれた……少し前までライブ配信もしていたけれど、地盤沈下で地中深くに消えたって」
「知っていれば話しは早いわ、大電鉄女は地下水脈の大河を流れて海洋に抜けて、日本近海の底に沈んでいたのをグンマが密かに引き揚げたの」
「なんのために?」

「ナゾのロボット軍団と戦わせるために、そのためのパイロットが……阪名 華奈、あなたよ」
「なんで、あたしが?」
「大電鉄女が、あなたのSNSをフォローしていて相性がいいから、あなたは大電鉄女に選ばれたパイロット適合者なのよ」
「いやいやいや、言っているコトがメチャクチャなんですけれど……だいたいなんで、このスケスケ制服なんですか?」

 華奈は、自分が着せられているシースルー制服を指差す。
 淡々と説明する草津。
「大電鉄女とシンクロするためには、できるだけ裸に近い格好じゃないとダメなの……本当は全裸でパイロットシートに座ってもらうのが理想なんだけれど」
「裸でパイロットなんてできるか! 他に着るもの無かったんですか」
「その制服が嫌なら、体に密着したボディスーツを特注で作らないといけないわね……素っ裸になって体のサイズを計らないと作れないから。体のラインや部位がはっきりわかるスーツになるけれど、それでもいいの? 乳首の形も外から見てわかるわよ、それ以外の部位の形も……例えば」

「もういいです、このシースルー繊維の制服でいいです……まだ、パンツ穿かせてもらっているだけでも」
「自分の立場を理解したようね……ついてきて、メンテナンスが修了した。大電鉄女ナインティーンの格納庫に案内するから」

  ◇◇◇◇◇◇

 華奈は巨大な巨乳水着ロボがビキニ姿で微笑み立っている、ロボット格納庫に案内された。
「どう、新しくなった大電鉄女の違いがわかるかしら?」
「頭の角がなくなっている」
「他に気づいた点は、かなり需要な箇所が変わっているんだけれど」
「???」
 草津が、変更個所を華奈に伝えた。
「乳首と乳輪をピンク色のパーツから、ココア色のパーツに交換したの、総司令官の好みで……あとバストの容量も数パーセント増し、ビキニをズラして乳首と乳輪見てみる?」
「結構です」

 その時、格納庫内に敵ロボットの出現を知らせる警報とアナウンスが響く。
 草津が嬉しそうに、手の平に拳を打ちつけて言った。
「おいでなさったわね……華奈、出撃よ。ちなみにロボット軍団には人が直接操縦するロボットと、自立AI搭載のロボットの二種類がいるから……さあ、巨乳ロボの水着をズリ上げて、操縦席が埋もれている胸の谷間を左右からアームハンドで露出させたから、カプセル型の操縦席に乗り込むのよ……出撃しないと、体の自爆装置を作動させるわよ」
「ううっ、ひどい」

 操縦席にシースルー制服で乗り込んだ華奈は、無数のパネルやメーターに戸惑う。
「あのぅ、操縦の仕方わからないんですけれど」
「しかたがないわね、しばらくはコレを使って華奈の体を動かすから、体で操作方法を覚えてね……こんなコトもあろうかと作っておいて良かった」
 草津がシンプルな、二本のレバーが立った操縦装置をガチガチ動かして、華奈の体を操る。
「ひーっ、最初からそのレトロな装置で、このロボットを動かした方が、もうワケわからない……大電鉄女ナインティーン発進!」
 大電鉄女の口から「ま゙ッ」と間の抜けた声が発っせられ。
 操られた華奈が乗った大電鉄女は、射出装置から排出されて出撃していった。

 華奈の汗ばんだ乳房がシースルー制服の内側に、ピタッと密着する。
 戦え華奈! 世界は君の恥ずかしい姿を待っている!
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

(完)百合短編集 

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

愛しているなら拘束してほしい

守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。

『お兄ちゃんのオタクを卒業させてみせるんだからね❤ ~ブラコン妹と幼馴染オタク姫の果てしなき戦い~』

本能寺から始める常陸之介寛浩
青春
「大好きなはずなのに……! 兄の『推し活』が止まらない!?」 かつて、私は信じていた。 優しくて、頼もしくて、ちょっと恥ずかしがり屋な── そんな普通のお兄ちゃんを。 でも── 中学卒業の春、 帰ってきた幼馴染みの“オタク姫”に染められて、 私のお兄ちゃんは**「推し活命」**な存在になってしまった! 家では「戦利品だー!」と絶叫し、 年末には「聖戦(コミケ)」に旅立ち、 さらには幼馴染みと「同人誌合宿」まで!? ……ちがう。 こんなの、私の知ってるお兄ちゃんじゃない! たとえ、世界中がオタクを称えたって、 私は、絶対に── お兄ちゃんを“元に戻して”みせる! これは、 ブラコン妹と 中二病オタク姫が、 一人の「兄」をめぐって 全力でぶつかり合う、果てしなき戦いの物語──! そしていつしか、 誰も予想できなかった 本当の「大好き」のカタチを探す、 壮大な青春ストーリーへと変わっていく──。

借金した女(SМ小説です)

浅野浩二
現代文学
ヤミ金融に借金した女のSМ小説です。

処理中です...