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センター試験あるある前編
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①
前日の金曜日の夜
「明日はついにセンター試験だ!この1年間の全てを注ぎ込んでやる!」
翌朝
「ちょっと~!まだ?」
リビングから響く母の声、スマホはすでに7時半を過ぎていた。
ギュルルルルル!!
「ま…まだ…」
センター試験あるある。一月だからか緊張だからかお腹冷えがち。
②
当日の朝。
ガタン ガタン
「なぁ、あそこの子達も受験生だよな?どこの高校だろ?同じ会場だといいな~」
「この時間ってことは、100同じだろ。俺はあの三人の誰かは同じ教室と見た」
10分後
「次は○○駅。お降りの方は、お荷物の忘れ物がないよう、足元にお気をつけてご降車下さい」
プシューー
女子高生達がキャピキャピしながら降りていくのただ眺めていた。
プシューー
ガタンガタン
「さて、最後の悪足掻きでもしますか」
そう言って何事もなかったかのように単語帳を取り出した。
センター試験あるある。現実はそれほど甘くない。
③
会場までの道中。
「がんばってくださーい」
◇◇塾と書かれたウィンドブレーカーを着ている美女やイケメンが応援してくれているのを見つける。
「よし、頑張ろう」
センター試験あるある。予備校からの応援団の顔面偏差値割と高め。
④
第一科目目の試験5分前。
すでに全員が席につき、ただならぬ空気が教室全体を支配していた。
「では公民、又は地歴の問題冊子を取り出して表紙の注意文を読みなさい」
その合図とともに一斉に問題冊子に手をかける。
「!?」
「(しまった!昨日爪切っちゃったんだ!)」
センター試験あるある。爪が短くて、問題冊子の入ったビニールを破れなくて焦るもさらに手汗で状況が悪くなる。
前日の金曜日の夜
「明日はついにセンター試験だ!この1年間の全てを注ぎ込んでやる!」
翌朝
「ちょっと~!まだ?」
リビングから響く母の声、スマホはすでに7時半を過ぎていた。
ギュルルルルル!!
「ま…まだ…」
センター試験あるある。一月だからか緊張だからかお腹冷えがち。
②
当日の朝。
ガタン ガタン
「なぁ、あそこの子達も受験生だよな?どこの高校だろ?同じ会場だといいな~」
「この時間ってことは、100同じだろ。俺はあの三人の誰かは同じ教室と見た」
10分後
「次は○○駅。お降りの方は、お荷物の忘れ物がないよう、足元にお気をつけてご降車下さい」
プシューー
女子高生達がキャピキャピしながら降りていくのただ眺めていた。
プシューー
ガタンガタン
「さて、最後の悪足掻きでもしますか」
そう言って何事もなかったかのように単語帳を取り出した。
センター試験あるある。現実はそれほど甘くない。
③
会場までの道中。
「がんばってくださーい」
◇◇塾と書かれたウィンドブレーカーを着ている美女やイケメンが応援してくれているのを見つける。
「よし、頑張ろう」
センター試験あるある。予備校からの応援団の顔面偏差値割と高め。
④
第一科目目の試験5分前。
すでに全員が席につき、ただならぬ空気が教室全体を支配していた。
「では公民、又は地歴の問題冊子を取り出して表紙の注意文を読みなさい」
その合図とともに一斉に問題冊子に手をかける。
「!?」
「(しまった!昨日爪切っちゃったんだ!)」
センター試験あるある。爪が短くて、問題冊子の入ったビニールを破れなくて焦るもさらに手汗で状況が悪くなる。
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