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41 (キャロライン視点5)
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計画が上手く進まず、始終イライラしているギルバートより、アランとの逢瀬の方が楽しくなって来た。
そんなアランと、男と女の関係になるのは時間の問題だった。ベッドの上でもアランはギルバートとは比べ物にならないくらい凄かった。
そもそもがだ、侯爵子息ということで贅沢をさせてくれるのかと期待していたギルバートは、意外と渋チンだったりして物足りないと思っていたのだ。
良い男を捕まえたと思っていたのにとんだ見込み違いだった。だったらお金は無いけど楽しませてくれるアランを優先するのは必然の流れで、私はその後もギルバートの誘いをなんだかんだ理由を付けては断るようになって行った。
そんな時だった。
久し振りにギルバートの呼び出しに応じてみれば、
「ギルバート、それって夜会の招待状?」
「あぁ、アンリエットから連絡があってね。ケイトリンの家でやるそうだ。そのパートナーを頼みたいと書いてある」
「...行くの?」
もう止めた方が良いんじゃないか? と喉まで出掛かった言葉を慌てて呑み込んだ。
「行くよ。ただしパートナーは君を連れて行くつもりだけどね」
「えっと...それは嬉しいけど...ケイトリンって確か侯爵令嬢の人だっけ? そんな夜会に私をパートナーとして連れて行って本当にいいの?」
「構うもんか! 僕はもう二度とアンリエットのパートナーなんかゴメンだからね! シナリオには無いけど、アンリエットにはパートナー無しで入場して貰ってせいぜい恥を掻いて貰うとしよう! フフフッ! 楽しみだ!」
「大丈夫かしら...」
私は不安しか感じていなかった。
「キャロラインは心配性だなぁ。問題無いって! さぁ、夜会で着るドレスを買いに行こうか!」
「まぁっ! 嬉しいわ! ありがとう!」
渋チンなのに珍しいこともあるものだ。だったらせいぜい贅沢させて貰おう。
◇◇◇
「ね、ねぇ、ギルバート...な、なんだか私達注目されてない!?」
「気のせいさ。堂々としてればいいんだ」
そう言われても非常に居心地が悪い...
「あ、あれは!?」
ギルバートはなにやらアンリエットに怒っているみたいだったが、私はそれどころではなかった。
アンリエットのすぐ側に、正装に身を包んだアランが控えていたからだ。
いつもの侍従の格好ではないその姿に、私はポーッとなってしまった。
「お嬢様、よろしかったら私とご一緒して頂けませんでしょうか?」
恭しく手を差し出すアランに、私はギルバートのことなど全く頭に無くその手を取っていたのだった。
そんなアランと、男と女の関係になるのは時間の問題だった。ベッドの上でもアランはギルバートとは比べ物にならないくらい凄かった。
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良い男を捕まえたと思っていたのにとんだ見込み違いだった。だったらお金は無いけど楽しませてくれるアランを優先するのは必然の流れで、私はその後もギルバートの誘いをなんだかんだ理由を付けては断るようになって行った。
そんな時だった。
久し振りにギルバートの呼び出しに応じてみれば、
「ギルバート、それって夜会の招待状?」
「あぁ、アンリエットから連絡があってね。ケイトリンの家でやるそうだ。そのパートナーを頼みたいと書いてある」
「...行くの?」
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「行くよ。ただしパートナーは君を連れて行くつもりだけどね」
「えっと...それは嬉しいけど...ケイトリンって確か侯爵令嬢の人だっけ? そんな夜会に私をパートナーとして連れて行って本当にいいの?」
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「大丈夫かしら...」
私は不安しか感じていなかった。
「キャロラインは心配性だなぁ。問題無いって! さぁ、夜会で着るドレスを買いに行こうか!」
「まぁっ! 嬉しいわ! ありがとう!」
渋チンなのに珍しいこともあるものだ。だったらせいぜい贅沢させて貰おう。
◇◇◇
「ね、ねぇ、ギルバート...な、なんだか私達注目されてない!?」
「気のせいさ。堂々としてればいいんだ」
そう言われても非常に居心地が悪い...
「あ、あれは!?」
ギルバートはなにやらアンリエットに怒っているみたいだったが、私はそれどころではなかった。
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