BL展開の転生とか人生クソゲー

白雪 恋

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始まり

イブさん

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「いやーそれにしてもマッピングスキルがここまで便利だとわな」

「王都のギルドでも引っ張りだこなのも頷けますね」

マッピングで敵の位置を俺が伝えて2人に倒してもらった。
元気になったダリルさんは大剣の使い手だったようでめちゃくちゃ強かったです。
何であんな怪我してたんだろう。

「とりあえずギルド行くぞ」

「ギルドですか?」
おぉ!異世界転生といえばギルドですよね!

「ユータ君もギルドで登録しておけば寮も使えるしお金稼ぐのにも何かと楽だと思うよ」

あっ、それは普通に有難い。
お金大事です。

「ここがギルドだぜ、ちゃんと覚えとけよ?」
ダリルさんが見てる方をみるとそこにはこの街の中じゃ結構大きい建物があった。

「これがギルドですか?」

「そうだよ、結構大きいよねー初めて来た時はびっくりしたなぁ」

反応的にセリルさんは出身は田舎か?

「おーい!帰ったぞ!」

ダリルさんがドアを開けるとギィと音をたてながらゆっくり開いた。

「あっ、ダリルさん!オーク討伐お疲れ様です!」
声のした方をみると何だろうこう大学生のお兄さんって感じの人が受付らしきカウンターにいた。

「イブさん!」
ん?イブさんって最初に言ってた…気のせいか?

「二人ともケガがなくて良かったです、あれ?その子は?」

「俺がオーク討伐でケガしちまってな、帰りにブラッドウルフの群れに出くわした時に助けてもらってな」

「え!?ケガ大丈夫なんですか?」

「ユータがくれたのがハイポーションだったからこのとうりだよ」

「…どっかのお貴族様の子ですか?」
もしかしてハイポーションって結構高価なものだった感じ?

「それが記憶がないみたいで家族のことも何も思い出せないみたいなんですよ」
思い出せないも何もこの世界にはいないんですけどね

「だからとりあえずギルドに登録すればここで暮らすのに困らないだろうし」

「まぁ、そうですけど…」
なぜ俺をチラチラ見るんだよ、まさかこいつめっちゃ弱そうとか思ってるのかっ!?
転生チートなめるなよ。

「大丈夫ですよ、ユータ君マッピングスキル使いこなしてますし間違いなくギルドでやっていけますよ」

「マッピングスキルですか、なら間違いないですね…ユータ君でいいのかな?」

「うん」
俺が返事をするとイブさんは柔らかく笑って俺に握手を求めた。

「私はイブです、ここのギルドで受付担当しています」

「ユータです、えっと、よろしくお願いします」
俺がイブさんの様子を窺いながら握手をするとイブさんはクスクスと口元をおさえて笑っていた。
それは美人の特権ですよ、イケメンがやってもときめきません。

「ごめんなさい、それじゃとりあえずギルド登録しましょうか」
俺はそのままイブさんに手をひかれて受付に行った。

「じゃあこの水晶に手をかざしてください、そうすると水晶が情報を読み込んで登録しますから」

「情報ですか?」
まさかスキルとか称号とかバレちゃう感じですか?

「情報って言っても名前と年齢とあと犯罪歴だけですから」
犯罪犯すとすぐばれるのかすげぇな

「はい、登録完了です。ギルドカードと寮のカギになりますね」
半透明のプラスチックっぽいカードと普通のカギを渡された。
これで生活はしばらく安泰だな。

ふと落ち着いて辺りを見渡すとあることに気がついた。
「そういえばこのギルド女の人全然いませんね?」
俺的にはギルドはボンキュボンなお姉さんが受付嬢やってるイメージなんだけど

「女の人ですか?…種族ですか?私あまり詳しくないからわかりませんけど多分いないと思いますよ?」

は?いやこの人何言ってるの?

「いや種族じゃなくて性別の…」
俺難しい質問何もしてないよ?なんでそんな不思議そうな顔するの?

「じゃ、じゃあ子供ってどうやって生まれますか!?」
母親がいないとは言わせないぞ

「そりゃあ、ヘーラーの木から生まれますよ?」
木から生まれる…だと?

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