【異世界大量転生4】役に立たない淫売聖女(♂)は極寒の地に追放されました。※なお、英雄王弟は即追いかけて行った模様です。

とうや

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霊峰へ

閑話:見つけた(???視点)

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「……あ、あー、見つけた。《白妙しろたえ》と《鹿島かしま》……あとは………うーん、弱いなあ」

「は?《白妙》?《鹿島》も!?」

「んー…、あとはわかんない。けど、この2柱は間違いない」


屋敷の庭で急遽始まった『裏世界』とやらの調査。なんだなんだと、みな集まった。


「し…《白妙》が…!?」


私は震える。瑞穂さんから『裏世界』とやらは不完全で脆く恐ろしい場所だと聞いた。そんな場所に、あの子が!?


「お、おおおお父様!!《白妙》…!《白妙》がそのような恐ろしい場所に!?」

「うん。居るなあ…」

「あああ……!」


気が遠くなった私を瑞穂さんが支えてくれる。ああああ…あの子ったらあの子ったらあの子ったら!!どうしてそんなところに居るのよぉ…!!


「あー、そういや《迦陵》は《白妙》と仲良しだったっけ?じゃあ食べずにお土産に連れて帰ろう」

「お願いします…お願いします、お父様…!」

「俺の元部下かしまも食うなよ?」

「えー?美味しそうなんだけどなあ…」

「万が一、《鹿島》がやらかしてたら俺の手で始末するから。それでいいな?《久遠》?」

「まあ…その時は連れて帰れ。だが《桜座》が食いたいと言えば寄越せ」

「おまえっ…ほんっと!変わってねえな!!」


目の前で尊き方々だいいちせだいの話が進んでいく。


「大丈夫だって《迦陵》。《白妙》って弱っちく見えるけど、結構図太いし本気になったら凶暴だし……怪我しててもすぐ治せるだろ?根源が擦り減ってる気配は無いから大丈夫。お前の方が死にそうな顔してるぞ?」


「はい…」









「ちゃんと連れて帰るから。良い子で待ってろ」










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