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霊峰オデッサにて
42 残る者、帰る者(アレクシス視点)
帰って真っ先にノアのところに行って抱きしめた。ああー…癒されるうううう良い匂いいいいいいい…
「ひぅ…!だ…だめっ、アレク…!匂い嗅いじゃダメ…!」
ああー…良い匂い。耳の後ろとか匂いが強くなって…んんんー…(クンカクンカ)
「え…と、父様にいじめられた?」
「いや…俺は虐められてないけど……こう…ストレスがな?」
もう、セツナ心臓に悪いんだよ。
ノアはおずおずと俺の頭を抱きしめ、撫でてくれる。やめてノアちんこ勃っちゃう…!
ノアは少し変わった。曰く、混ざったらしい。
でもその変化も愛おしい。
俺とノアは、あの天から降ってきた人外と同じいきものらしい。
遠い遠い昔。ここではない異世界で、神代の時代のその前に世界を支配していた超越生物。オリジンとかいう神でも人でもない『原初の獣』。そのふざけた生物の生まれ変わりのようなモノらしい。
カズマと名乗る人外にそれを説明されたがピンと来ず、「お前も混ざれば思い出す」と匙を投げr……保留にされた。
「虐めてないぞ?勝手に付いてきて勝手にダメージ受けたんじゃん」
当のセツナはケロリとしている。
「さて、カズマと話し合って俺は一度帰ることにした。……つっても、結婚式には間に合うようにするからご馳走を期待している。あ、セバスンに頼まれた布団とか皿とかは涼音に言って急いで揃えてもらうけど、なんせこっちの1年が箱庭の1日だから……まあ気長に待ってくれ」
セツナは一度帰って足りない物資を送ってくれるそうだ。なんでもありかよ。もう驚かねぇぞ!ってかセバスンって……もうあだ名(?)呼ぶほど親しくなったわけ!?
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「俺はここに残る予定だ」
「はあ!?」
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「…お前、育成大好きだもんなあ」
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