公爵令嬢は奪われる 〜悪役にならなかった公爵令嬢が辺境伯に嫁ぐまでの話〜

とうや

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公爵令嬢は邂逅する

生徒会メンバーが役に立たない、という噂は周知のものだったらしい。

グレンさまはすぐさま教師陣に相談し、数日後には【生徒会(裏)】が結成されていた。

女子一名、男子二名、プラス グレンさま。

私を見て、その裏メンバー達は何故か「おぉ…」と感嘆の声を漏らした。

「ローズマリー嬢、彼らは騎士達だ。俺が一応上司なんだけど……その…なんていうか、対等の同士だ」

女子生徒がニカッと笑って私の手を取った。

「あたしはユーキ!ユーキ・ハラでっす!よろしくマリたん!…ぁあ……!マリたんマリたん…!生マリたんだ!んほおおおおお!コレはしゅっごいのおおおおおお!こりゃあ腐ってるあたしでも愛せるぜ!!」

……ん?

次に視界に入ってきたのはインテリっぽい眼鏡男子。

「僕はルーク・ミスド。よろしく。しかし…噂に違わぬ美しさだねえローズマリー嬢。カードゲームの一枚ごときでは表現不可能だねこれは」

…ンンン?

「オレはジャック・クリス。お目にかかり光栄です麗しのフロレスタ公爵令嬢さま。……ところで(イケボ)…パラメータ、見て良いですか?」

上目遣いでチュッと手の甲にキスをされたが、光速でグレンさまに蹴り倒されたタレ目イケメン。

…ちょ……まさか………

「グ……グレン…さま……まさか………」


「うん、みんな転生者!」


非常に良い笑顔でグレンさまは言った。






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