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プロローグ
プロローグ 皇都大学にて
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2200年8月
日本大分県九重連山にて、最後のイヌ科の生物が絶滅した。2200年当初、人間と犬・狼は生存権をかけて戦争を行った。停戦や終戦する為の交渉方法を持たない2種の生物はその片方が絶滅するまで半年間戦い続けた。
2200年11月中頃
皇都大学生物学部爬虫類研究室一条研にて教授一条 蓮(いちじょう れん)はイヌ科イヌ目、オオカミ種の資料に囲まれ研究を続けていた。
しかし、専門分野ではないこと、生存する研究対象が既にいないことで思う様に進まず、逼迫する新たな研究対象もある現状に参っていた。
「12月になれば一度ここを離れる。タイムリミットも近いが、、、体力も限界だな。」
黒を基調とした三揃いのスーツのジャケットを羽織り、コート掛けから仕立ての良いチェスターコートを着込み、ポールスミスのバックを持ち、扉を開けたところでこちらに向かって来ている自分が呼んでいた友人と目が合った。
「約束の時間は5分後だと思うがどちらへ」
疲れていたとはいえ、頼み事の為に呼んだ友人の事を忘れて帰ろうとしていた。そして、この友人には隠し事が出来ない。今の状況についてかなり正確に状況を把握している。言葉を失って数秒したが、言い訳を思いつかないでいる。
「特に用事は無いようだな。確かに今探偵業は暇なんだがね。私の事務所は1人で経営しているので依頼者が来ているかもしれない。お暇しよう。」
「すまない。悪気はないんだ。ここ数日は自宅にも帰れていなくてね。今何日かの感覚が麻痺していた。桜、頼むから話しだけでも聞いていってくれないか。」
素直な謝罪を受け、多少の毒気を抜かれた探偵夏月 桜(なつき さくら)はそれでも呆れたように応える。
「君が忘れていたのは、今日が何日かではないはずだよ。どうせそれには追われているのだろう。忘れていたのは僕がここに来ることだね、、、まぁ今の君の状況を考えれば仕方もないだろう。丁度いいしね。」
一条は一先ず自分が忘れていた今日の予定が潰れなかったことにホッとしたが「丁度いい」という言葉に引っかかるが意味は掴みきれない。
「丁度いい?とりあえず中に」
「いや皇都大学のカフェテリアに行こう。営業しているのだろう。ここの研究室のコーヒーは不味いからね。」
「馬鹿を言うな。今日の話の内容は察しがついてるんだろう。中で話すぞ」
呆れた顔で夏月が応える
「君こそ馬鹿を言うな。僕が来ることを忘れていたんだ。早朝に呼び出した癖に朝食もコーヒーもないんだろ。忘れていた事はもういいが、朝食くらい用意してもらおうか。長くなるんだろう。」
大学時代からの、付き合いで、卒業以来10年程疎遠になっていたが、大学時代もそしてここ一年程も舌戦では彼とは勝負にもならない。一条は意見を聞くのが1番だと観念した。
「わかった。中で待っていてくれ。」
夏月は迷わず研究室に入る。主人のいない1人で待つ研究室だが、友人の職場にはここ最近来ることが多く、勝手はわかっているので来客用のハンガーにダークブラウンのトレンチコートとマフラーを掛けつつ、不味いと苦情を言ったインスタントコーヒーを作りソファーに向かう。そこで目にした使い古しのクリアファイルに入った資料を見て、前回渡された資料も使い古しのファイルに無造作に入れられていた事を思い出した。
「ここまで準備していて忘れたんだな。」
夏月はインスタントコーヒーを飲みながら、最初にここを訪れた一年前の事を思い出す。
ー 一年前皇都大学一条研 ー
その日は休日の為、学生がいない研究室に一条准教授は引っ越しの準備をしていた。
歳若く准教授になっただけでなく、パワードスーツ(lizard・リザード)の開発の成功とリザードの日本警察への正式配備、自衛隊への試験運用が決まり、次年度の教授昇進が決まった。それにより研究室が大規模な機材も置ける設備の部屋に移動が決まった為だった。機密の資料を先に移動させて、平日に学生も共に機材などの運び出しを行う予定だったが、大学時代共に学び自分よりも、遥かに優秀だった旧友が来る予定もある為、プライベート気分でこの部屋で摂る最後の食事にと2人で消費するには多いオードブルを用意していた。
生徒に任せられない資料を用意していた段ボールに詰めたところでノックがなった。どうせノックの主はわかっているとばかりに、3度目のノックの前に一条は応える。
「どうぞ」
入って来た旧友の夏月 桜を見る。ダークグリーンのダブルのスーツに大学時代からのトレードマークであるブラウンのトレンチコートを着ているが、一目でわかる程に大学時代の若々しさが残っていた。
「驚いたな。私よりも随分若く見えるが、本当に同い年だったか」
「リザードの開発おめでとう。引越しの準備をしているが、海外に行く準備でもなさそうだな。今の君が最高学府の皇都大学以外で国内に異動もないだろう。昇進か。お祝いが足りなかったかな」
花束を手渡しながら互いに笑い合う。
相変わらず、隠し事はできないなと一条は思った。
「悪いな。それと今日はリザードを買いたいという話だったな。武装用のウエポンラックはないが一般販売も行う予定だから先に譲るのは問題ないが何か必要な場面があるのか。」
「少し相談もあるんだよ。リザードは今じゃないが近いうちに必要になる予感がしていてね。できれば、ウエポンラックもあるといいんだがね。」
一条はソファーのある談話スペースに夏月を座らせ、インスタントコーヒーを用意して手渡しながら、逡巡していたが結局ストレートに疑問をぶつけた。どうせ、彼の発言でわからない事はいくら悩んでも解決しない事は学生時代から学んでいるからだ。
「穏やかじゃないな。冗談にも聞こえない。相談というものに関係があるのか。」
「まぁね。最近のニュースで気になるものはないか。」
確信に触れないまま、話が続き何を言いたいのかがわからず困惑するがここ最近の大きなニュースは2つしかない。ペットのイヌがいなくなった。イヌが飼い主を噛んだという事例が爆発的に増えて、警察や自衛隊が出る様な事態にもなっているがその多くが行方を掴めていない。
もう一つはパワードスーツの開発が世界各地で身を結び初めており、一条の開発したリザードと米国で開発されたハルピュイアがそれぞれの国の自衛隊や海軍での試験運用が開始されたことが大きく騒がれている。
本人にこういう話の振り方をする男ではないからと恐らく前者だろうと一条は予想する。
「犬のことか。うちの大学でも専門の研究室が大騒ぎしているよ。私は専門ではないが紹介はできるよ。」
その言葉に夏月は大仰に首を横に振り、オードブルを1つ摘みながら応えた。
「無理だね。私の疑問に答えられるのは君くらいだろうさ。担当直入に聞くが、犬の知能が人間と、同じ程度ある可能性はあるか。」
突飛な質問に今度は一条が首を横に振る。
「あり得ないだろう。」
「本当にそうか。ここ最近、組織的な動きを感じないか。言葉は通じ合えないが、僕たちに匹敵する知的生命の可能性はないか。」
旧友の真剣なその表情を見てなお、一条は一考の、猶予もなく答える。
「何度聞かれても変わらない。水生哺乳類についてそういう意見を言う学者もいるが、それですら眉唾だよ。犬が日本中で組織的な行動を、とっている結果が今の状況というのはありえないよ。」
「調べてはもらえないか。」
お互いに全く引かない真剣さを持って互いに諦める。
「わかった。」
「わかってはいなさそうだが、まぁ仕方ないな。乾杯するか。」
この先、この話題が進まない事を察した夏月はワインを出しながらオードブルを、またひとつまみする。
既にお祝いモードだが、どこかスッキリしない終わり方だったので、一条は最後にこの話を締め括る。
「調べてはみるさ。信頼している研究者もいるんだ。」
そう話しながら、同じ大学の哺乳網の食肉目の研究者にここ最近の犬に関するニュースでの考察を尋ねるメールを送る。同時に意見交換の日程も詰めた。
だがしかし、一条は自ら研究対象を変える予定はなかった。一考すらもしなかった。できなかった自分の判断を数ヶ月後には悔いる事になるのだった。
ー 現在 ー
このやりとりを思い出したところで、ふと部屋が変わっても全く同じレイアウトになっている事に気づいた夏月は小さく呟いた。
「君も変わらないな。」
そして、この部屋の主が鳴らしたノックが部屋に響き、クリアファイルの資料を見ながら応える
「どうぞ、君がこの部屋の主ならね。」
一章 集結
に続く
日本大分県九重連山にて、最後のイヌ科の生物が絶滅した。2200年当初、人間と犬・狼は生存権をかけて戦争を行った。停戦や終戦する為の交渉方法を持たない2種の生物はその片方が絶滅するまで半年間戦い続けた。
2200年11月中頃
皇都大学生物学部爬虫類研究室一条研にて教授一条 蓮(いちじょう れん)はイヌ科イヌ目、オオカミ種の資料に囲まれ研究を続けていた。
しかし、専門分野ではないこと、生存する研究対象が既にいないことで思う様に進まず、逼迫する新たな研究対象もある現状に参っていた。
「12月になれば一度ここを離れる。タイムリミットも近いが、、、体力も限界だな。」
黒を基調とした三揃いのスーツのジャケットを羽織り、コート掛けから仕立ての良いチェスターコートを着込み、ポールスミスのバックを持ち、扉を開けたところでこちらに向かって来ている自分が呼んでいた友人と目が合った。
「約束の時間は5分後だと思うがどちらへ」
疲れていたとはいえ、頼み事の為に呼んだ友人の事を忘れて帰ろうとしていた。そして、この友人には隠し事が出来ない。今の状況についてかなり正確に状況を把握している。言葉を失って数秒したが、言い訳を思いつかないでいる。
「特に用事は無いようだな。確かに今探偵業は暇なんだがね。私の事務所は1人で経営しているので依頼者が来ているかもしれない。お暇しよう。」
「すまない。悪気はないんだ。ここ数日は自宅にも帰れていなくてね。今何日かの感覚が麻痺していた。桜、頼むから話しだけでも聞いていってくれないか。」
素直な謝罪を受け、多少の毒気を抜かれた探偵夏月 桜(なつき さくら)はそれでも呆れたように応える。
「君が忘れていたのは、今日が何日かではないはずだよ。どうせそれには追われているのだろう。忘れていたのは僕がここに来ることだね、、、まぁ今の君の状況を考えれば仕方もないだろう。丁度いいしね。」
一条は一先ず自分が忘れていた今日の予定が潰れなかったことにホッとしたが「丁度いい」という言葉に引っかかるが意味は掴みきれない。
「丁度いい?とりあえず中に」
「いや皇都大学のカフェテリアに行こう。営業しているのだろう。ここの研究室のコーヒーは不味いからね。」
「馬鹿を言うな。今日の話の内容は察しがついてるんだろう。中で話すぞ」
呆れた顔で夏月が応える
「君こそ馬鹿を言うな。僕が来ることを忘れていたんだ。早朝に呼び出した癖に朝食もコーヒーもないんだろ。忘れていた事はもういいが、朝食くらい用意してもらおうか。長くなるんだろう。」
大学時代からの、付き合いで、卒業以来10年程疎遠になっていたが、大学時代もそしてここ一年程も舌戦では彼とは勝負にもならない。一条は意見を聞くのが1番だと観念した。
「わかった。中で待っていてくれ。」
夏月は迷わず研究室に入る。主人のいない1人で待つ研究室だが、友人の職場にはここ最近来ることが多く、勝手はわかっているので来客用のハンガーにダークブラウンのトレンチコートとマフラーを掛けつつ、不味いと苦情を言ったインスタントコーヒーを作りソファーに向かう。そこで目にした使い古しのクリアファイルに入った資料を見て、前回渡された資料も使い古しのファイルに無造作に入れられていた事を思い出した。
「ここまで準備していて忘れたんだな。」
夏月はインスタントコーヒーを飲みながら、最初にここを訪れた一年前の事を思い出す。
ー 一年前皇都大学一条研 ー
その日は休日の為、学生がいない研究室に一条准教授は引っ越しの準備をしていた。
歳若く准教授になっただけでなく、パワードスーツ(lizard・リザード)の開発の成功とリザードの日本警察への正式配備、自衛隊への試験運用が決まり、次年度の教授昇進が決まった。それにより研究室が大規模な機材も置ける設備の部屋に移動が決まった為だった。機密の資料を先に移動させて、平日に学生も共に機材などの運び出しを行う予定だったが、大学時代共に学び自分よりも、遥かに優秀だった旧友が来る予定もある為、プライベート気分でこの部屋で摂る最後の食事にと2人で消費するには多いオードブルを用意していた。
生徒に任せられない資料を用意していた段ボールに詰めたところでノックがなった。どうせノックの主はわかっているとばかりに、3度目のノックの前に一条は応える。
「どうぞ」
入って来た旧友の夏月 桜を見る。ダークグリーンのダブルのスーツに大学時代からのトレードマークであるブラウンのトレンチコートを着ているが、一目でわかる程に大学時代の若々しさが残っていた。
「驚いたな。私よりも随分若く見えるが、本当に同い年だったか」
「リザードの開発おめでとう。引越しの準備をしているが、海外に行く準備でもなさそうだな。今の君が最高学府の皇都大学以外で国内に異動もないだろう。昇進か。お祝いが足りなかったかな」
花束を手渡しながら互いに笑い合う。
相変わらず、隠し事はできないなと一条は思った。
「悪いな。それと今日はリザードを買いたいという話だったな。武装用のウエポンラックはないが一般販売も行う予定だから先に譲るのは問題ないが何か必要な場面があるのか。」
「少し相談もあるんだよ。リザードは今じゃないが近いうちに必要になる予感がしていてね。できれば、ウエポンラックもあるといいんだがね。」
一条はソファーのある談話スペースに夏月を座らせ、インスタントコーヒーを用意して手渡しながら、逡巡していたが結局ストレートに疑問をぶつけた。どうせ、彼の発言でわからない事はいくら悩んでも解決しない事は学生時代から学んでいるからだ。
「穏やかじゃないな。冗談にも聞こえない。相談というものに関係があるのか。」
「まぁね。最近のニュースで気になるものはないか。」
確信に触れないまま、話が続き何を言いたいのかがわからず困惑するがここ最近の大きなニュースは2つしかない。ペットのイヌがいなくなった。イヌが飼い主を噛んだという事例が爆発的に増えて、警察や自衛隊が出る様な事態にもなっているがその多くが行方を掴めていない。
もう一つはパワードスーツの開発が世界各地で身を結び初めており、一条の開発したリザードと米国で開発されたハルピュイアがそれぞれの国の自衛隊や海軍での試験運用が開始されたことが大きく騒がれている。
本人にこういう話の振り方をする男ではないからと恐らく前者だろうと一条は予想する。
「犬のことか。うちの大学でも専門の研究室が大騒ぎしているよ。私は専門ではないが紹介はできるよ。」
その言葉に夏月は大仰に首を横に振り、オードブルを1つ摘みながら応えた。
「無理だね。私の疑問に答えられるのは君くらいだろうさ。担当直入に聞くが、犬の知能が人間と、同じ程度ある可能性はあるか。」
突飛な質問に今度は一条が首を横に振る。
「あり得ないだろう。」
「本当にそうか。ここ最近、組織的な動きを感じないか。言葉は通じ合えないが、僕たちに匹敵する知的生命の可能性はないか。」
旧友の真剣なその表情を見てなお、一条は一考の、猶予もなく答える。
「何度聞かれても変わらない。水生哺乳類についてそういう意見を言う学者もいるが、それですら眉唾だよ。犬が日本中で組織的な行動を、とっている結果が今の状況というのはありえないよ。」
「調べてはもらえないか。」
お互いに全く引かない真剣さを持って互いに諦める。
「わかった。」
「わかってはいなさそうだが、まぁ仕方ないな。乾杯するか。」
この先、この話題が進まない事を察した夏月はワインを出しながらオードブルを、またひとつまみする。
既にお祝いモードだが、どこかスッキリしない終わり方だったので、一条は最後にこの話を締め括る。
「調べてはみるさ。信頼している研究者もいるんだ。」
そう話しながら、同じ大学の哺乳網の食肉目の研究者にここ最近の犬に関するニュースでの考察を尋ねるメールを送る。同時に意見交換の日程も詰めた。
だがしかし、一条は自ら研究対象を変える予定はなかった。一考すらもしなかった。できなかった自分の判断を数ヶ月後には悔いる事になるのだった。
ー 現在 ー
このやりとりを思い出したところで、ふと部屋が変わっても全く同じレイアウトになっている事に気づいた夏月は小さく呟いた。
「君も変わらないな。」
そして、この部屋の主が鳴らしたノックが部屋に響き、クリアファイルの資料を見ながら応える
「どうぞ、君がこの部屋の主ならね。」
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