日本住みのサキュアくん

レタスさん二朗

文字の大きさ
17 / 17

メリークリスマス

しおりを挟む
赤い帽子と赤いブーツを身に着けながらも体は全裸、
それがこのボク、サキュアくん

この世界のお祭りクリスマスだそうですよ。

なんだっけ?神様に感謝するためにチキンを食べて供養?
サンタが良い子はいねがーとか言いながら練り歩く?
なんか知らないけど楽しみにされてるお祭りらしいよ。

向こうの世界じゃ建国祭とか収穫祭はあったけどねー
あんな感じなのかねー?

「ごめんね、お仕事になっちゃったのよ・・・ごめんね、ごめんね」

そんなお祭りムードに合わないような澱んだ気配をまとったおねえさん発見。

しばらくスマホ越しに謝り倒して話が終わってから深いため息。

「私だってあの子とのクリスマス、楽しみにしてたわよ・・・」

そういいながら足早に移動しています。
もちろん付いていきましょう、全裸ストーキング?スニーキング?

あ、そうですストリーキング!ちがったっけ?


そんなわけでおねえさんの仕事場に到着。
周りからも「あれ?今日休みじゃなかったっけ?」とか言われてる。

ではボクも事情を聞いてみましょう。
心の声ON!

「なんで私がアイツの仕事しなきゃならないのよ、しかも前日に急に押し付けてきて!!
私が非正規雇用だからって毎度毎度仕事を押し付けてきやがって本人はクリスマス休みですか!
いい御身分ですね!私の息子との約束のクリスマスの食事だってあったのよ!忙しい中あの子が欲しがった変身ヒーローのプレゼントもかったのよ!!?なんで息子に落胆されながら仕事しなきゃならないの!!」

心の声OFF!!すぐにOFF!!
オフゥ、煮詰まってますねぇ・・・


よくよく見れば周りにも似たような澱み持った人が何人もいるなぁ・・・
んー・・・ちょっと周りも探ってみるかー。


はい、探りました。
この場所は白、基本的にはいい人の集まり。
ただ何人か悪い人がいるのでいい人達がいろいろ押し付けられて損をしているところですねー。

その悪い人達は今日なにかしら理由をつけて仕事を押し付けてるからいないらしいよ。

んー、よし、まとめてイッちゃえ!

エリアヒール、バフINT、バフFP、バフDEX、バフLUCKと。

体力を回復させて集中力、器用さ、判断力、運の良さをアップさせました。

おー、キーボードを打つスピードがすごいですよー。
打ち合わせもあっという間に終わり、1時間もすればみんな手を止めて
時計を見てすごい不思議な顔してきょろきょろしてる。

コンコンと扉をたたく音がして商業ギルドのギルドマスターに居そうなおじさんが入ってきたよ。

「あー、みんなこんな日まで仕事をさせてすまんな、さっき先方から連絡があって生産ラインの
 不備があり今やってもらっている仕事の納期を2月まで伸ばしたいからと詫びる電話があった。

 もし仕事が終わっている人がいるなら早く帰ってもいいし、終わっていなくてもひと段落して
 いればそこで止めて帰ってもらってもいい。

 そしてこんな日まで出てきてもらって申し訳ないので私のポケットマネーから臨時ボーナスを出そう。
 少なくて申し訳ないが現金で用意しているので受け取ってから帰るように。

 私もこれから家族とクリスマスだ、みんなもそれぞれゆっくりしてくれ。」

と言って去っていくおじさん。

歓喜につつまれる仕事場、泣き出すおねえさん
みんなスマホをとりだして満面の笑みで方々連絡してるみたい。

ふふふ、メリークリスマース!



あ、居なかった悪い人にはデバフかかるように椅子に仕掛けておきました。
ベリークルシメマース!
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

大和型戦艦、異世界に転移する。

焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。 ※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。

あべこべな世界

廣瀬純七
ファンタジー
男女の立場が入れ替わったあべこべな世界で想像を越える不思議な日常を体験した健太の話

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~

ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。 そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。 そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。

霊力ゼロの陰陽師見習い

三科異邦
ファンタジー
「霊力も使えない。術式も出せない。 ……西園寺玄弥、お前は本当に陰陽師か?」 その言葉は、もう何度聞いたか分からない。 霊術学院の訓練場で、俺はただ立ち尽くしていた。 周囲では炎が舞い、水がうねり、風が刃のように走る。 同年代の陰陽師たちが、当たり前のように霊を操っている。 ――俺だけが、何もできない。 反論したい気持ちはある。 でも、できない事実は変わらない。 そんな俺が、 世界最強クラスの妖怪と契約することになるなんて―― この時は、まだ知る由もなかった。 これは―― 妖怪の王を倒すべく、九尾の葛葉や他の仲間達と力を合わせて成長していく陰陽師見習いの物語。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

盾の間違った使い方

KeyBow
ファンタジー
その日は快晴で、DIY日和だった。 まさかあんな形で日常が終わるだなんて、誰に想像できただろうか。 マンションの屋上から落ちてきた女子高生と、運が悪く――いや、悪すぎることに激突して、俺は死んだはずだった。 しかし、当たった次の瞬間。 気がつけば、今にも動き出しそうなドラゴンの骨の前にいた。 周囲は白骨死体だらけ。 慌てて武器になりそうなものを探すが、剣はすべて折れ曲がり、鎧は胸に大穴が空いたりひしゃげたりしている。 仏様から脱がすのは、物理的にも気持ち的にも無理だった。 ここは―― 多分、ボス部屋。 しかもこの部屋には入り口しかなく、本来ドラゴンを倒すために進んできた道を、逆進行するしかなかった。 与えられた能力は、現代日本の商品を異世界に取り寄せる 【異世界ショッピング】。 一見チートだが、完成された日用品も、人が口にできる食べ物も飲料水もない。買えるのは素材と道具、作業関連品、農作業関連の品や種、苗等だ。 魔物を倒して魔石をポイントに換えなければ、 水一滴すら買えない。 ダンジョン最奥スタートの、ハード・・・どころか鬼モードだった。 そんな中、盾だけが違った。 傷はあっても、バンドの残った盾はいくつも使えた。 両手に円盾、背中に大盾、そして両肩に装着したL字型とスパイク付きのそれは、俺をリアルザクに仕立てた。 盾で殴り 盾で守り 腹が減れば・・・盾で焼く。 フライパン代わりにし、竈の一部にし、用途は盛大に間違っているが、生きるためには、それが正解だった。 ボス部屋手前のセーフエリアを拠点に、俺はひとりダンジョンを生き延びていく。 ――そんなある日。 聞こえるはずのない女性の悲鳴が、ボス部屋から響いた。 盾のまちがった使い方から始まる異世界サバイバル、ここに開幕。 ​【AIの使用について】 本作は執筆補助ツールとして生成AIを使用しています。 主な用途は「誤字脱字のチェック」「表現の推敲」「壁打ち(アイデア出しの補助)」です。 ストーリー構成および本文の執筆は作者自身が行っております。

屈辱と愛情

守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。

処理中です...