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あれは夢だったの?
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セロリ、スーパーではお見かけしたことはあるだろうが、畑からのもの、一株のセロリというのは、ママチャリのカゴに乗らないだけでかいのである。
ドン!
「それでは山宮さんお願い致します」
「はいはい」
まっ、ミネストローネと浅漬けにしちゃうだけなんですけどもね。
「浅漬けだと、炊き出しでご自由にどうぞの小鉢にしちゃったりするんですが」
おかわりする人がたくさん出るため。
「有料でお待ち帰りパックもあります」
というかこの値段でいいの?うれしいけどのラインを毎回守るので。
「予約で品切れる時があるんですよね」
ほぼ八割ぐらいじゃない、そんな時ってさ。
「その場合は追加で作りますけども」
浅漬けの場合は歯ごたえも楽しんでもらおうとブロッコリーとかも入ってますよ。
メニューが決まると、KCJの職員さんが、メニューの発表をするのですが、ネット社会のために。
「センターの方からも送ってほしいそうです」
おっちゃんからしい。
「わかりました」
浄水センターがあるこの町から遥か西の都市部にも、KCJの支部はあるんだが、炊き出しは別のグループなどがやっていたり、町中のために整備が爆音たてられないなど、こちらの支部よりは活動範囲は狭いようだ。
「裏技ではありませんけどもね」
きちんと料金払うよっていうおっちゃんに対し、実費のコンビニ支払い伝票だけを送り続けているような感じである。
もう山宮さんったら、憎いわ。
「おっちゃんどうしたの?」
あんな、山宮さんな、今、セロリをぎよーさん調理してはるから、送ってもらえるようにKCJの人に頼んだの。
「えっ?何作るの」
浅漬けとミネストローネだって。
「争奪戦になるわ」
それも見越して多目に送ってくらはるんやけども、この送料で大丈夫なの?って心配になるぐらい。
下手に口座を教えると、多目にいれてくるから、コンビニ支払いにしているようだ。
「前まで段ボールだったのが、すぐにカーゴになったもんな」
引っ越しの荷物などを運ぶあれでくる。
公園の向こうにあるKCJの人が届けてくれるの、支部同士の荷物に混載して送料を安くしているやて。
「しっかりしてるわ」
本当にそう思うわ。
各地の支部から旬のものを取り寄せたりすることで材料費を下げ、地方で調理するのでコストがさらに安くなる。
「浜薔薇のあの辺って、バイトの時給とか見たら、本当に安いな」
そうそう、それは思った。
「前におっちゃんと向こうに行ったときに、途中で昼食食べたじゃん、炊き出しとかキッチンカーの感覚で、お金の感覚も狂ってたけども、あっちでもああいうのが普通の値段で、浜薔薇のあそこは本当におかしいぐらい安い」
半分以下でこっちの平均のランク二個上が出てくる感じ。
「安い店ってあるじゃん、こっちも、でも当たりがあればいい方だし」
一回失敗してたもんな。
「した、安いからってことで買ってな、もうあそこは買わん」
それがええで。
「浜薔薇のあそこは、それが全くない、これはいけるか!って勇気が必要ない」
わかる。
「あそこの近所で働いている人羨ましいわ、たまにブログ見ちゃう」
おっちゃんは毎日見てる。
「そりゃあ見すぎや」
浄水センターに冷凍や冷蔵のお総菜が届いても、職員さん達で分けるので、1日で荷物は均等に分けられ、二日三日で食べきってしまいます。
『ここは浜薔薇の耳掃除です』
「お願い、降りておいで」
ケンタさんが塀の上の猫に話しかける。
が、話しかけてもおりてこない、塀の上をいったり来たりしている。
「危ないからさ」
よく見れば猫は足が悪く、サポートする義足をつけているが、おや、なんだか見たことあるな。
あれは前にケンタさんが静かなカート、コーナーリングは任せろで発明したサメ口付きの補助輪じゃないか!
「これは改良が必要ですね」
整備の人もため息である。
サメ口付き補助輪は音が静かという特性があったため。
「これ義足に使えませんかね」
ただこのままだと連結部分の問題があったが。
「そこを改良しない限りは、運用は難しいと思っていたんですけども、支部の猫やケットシーの肉球触りながらインスピレーションがわきました」
カッ!と来たね。
カッ!と!
プニプニの肉球を模したパーツをつけることにより、着地の衝撃を分散。
「数値としてはいけます」
ということで、実際につけたところ。
義足をつけた猫がこのようにはしゃぎ始めた。
「良かった」
そう胸を撫で下ろしたら、塀の上など義足の製作にあたり、サポートしてない動きをし始めた。
「降りてきて、危ないから」
訴えても、風のように動ける自分にはしゃぎすきてしまって、猫の方は聞いてないのである。
シュバ!
シュバ!
確認するように、捕まえようにも、人間をあざけ笑うような動きで逃げる。
結局体力が切れたところを確保するのだが。
「起きたときに義足をはずして、動けなくなっている自分、そこにこっちを見て、あれは夢だったの?って顔をしてくれるのが辛い」
「安全性を確認できないとゴーサイン出せないし、本当にこれ難しい問題だと思う」
上手く行きすぎると、別の問題も発生するといういい例である。
ドン!
「それでは山宮さんお願い致します」
「はいはい」
まっ、ミネストローネと浅漬けにしちゃうだけなんですけどもね。
「浅漬けだと、炊き出しでご自由にどうぞの小鉢にしちゃったりするんですが」
おかわりする人がたくさん出るため。
「有料でお待ち帰りパックもあります」
というかこの値段でいいの?うれしいけどのラインを毎回守るので。
「予約で品切れる時があるんですよね」
ほぼ八割ぐらいじゃない、そんな時ってさ。
「その場合は追加で作りますけども」
浅漬けの場合は歯ごたえも楽しんでもらおうとブロッコリーとかも入ってますよ。
メニューが決まると、KCJの職員さんが、メニューの発表をするのですが、ネット社会のために。
「センターの方からも送ってほしいそうです」
おっちゃんからしい。
「わかりました」
浄水センターがあるこの町から遥か西の都市部にも、KCJの支部はあるんだが、炊き出しは別のグループなどがやっていたり、町中のために整備が爆音たてられないなど、こちらの支部よりは活動範囲は狭いようだ。
「裏技ではありませんけどもね」
きちんと料金払うよっていうおっちゃんに対し、実費のコンビニ支払い伝票だけを送り続けているような感じである。
もう山宮さんったら、憎いわ。
「おっちゃんどうしたの?」
あんな、山宮さんな、今、セロリをぎよーさん調理してはるから、送ってもらえるようにKCJの人に頼んだの。
「えっ?何作るの」
浅漬けとミネストローネだって。
「争奪戦になるわ」
それも見越して多目に送ってくらはるんやけども、この送料で大丈夫なの?って心配になるぐらい。
下手に口座を教えると、多目にいれてくるから、コンビニ支払いにしているようだ。
「前まで段ボールだったのが、すぐにカーゴになったもんな」
引っ越しの荷物などを運ぶあれでくる。
公園の向こうにあるKCJの人が届けてくれるの、支部同士の荷物に混載して送料を安くしているやて。
「しっかりしてるわ」
本当にそう思うわ。
各地の支部から旬のものを取り寄せたりすることで材料費を下げ、地方で調理するのでコストがさらに安くなる。
「浜薔薇のあの辺って、バイトの時給とか見たら、本当に安いな」
そうそう、それは思った。
「前におっちゃんと向こうに行ったときに、途中で昼食食べたじゃん、炊き出しとかキッチンカーの感覚で、お金の感覚も狂ってたけども、あっちでもああいうのが普通の値段で、浜薔薇のあそこは本当におかしいぐらい安い」
半分以下でこっちの平均のランク二個上が出てくる感じ。
「安い店ってあるじゃん、こっちも、でも当たりがあればいい方だし」
一回失敗してたもんな。
「した、安いからってことで買ってな、もうあそこは買わん」
それがええで。
「浜薔薇のあそこは、それが全くない、これはいけるか!って勇気が必要ない」
わかる。
「あそこの近所で働いている人羨ましいわ、たまにブログ見ちゃう」
おっちゃんは毎日見てる。
「そりゃあ見すぎや」
浄水センターに冷凍や冷蔵のお総菜が届いても、職員さん達で分けるので、1日で荷物は均等に分けられ、二日三日で食べきってしまいます。
『ここは浜薔薇の耳掃除です』
「お願い、降りておいで」
ケンタさんが塀の上の猫に話しかける。
が、話しかけてもおりてこない、塀の上をいったり来たりしている。
「危ないからさ」
よく見れば猫は足が悪く、サポートする義足をつけているが、おや、なんだか見たことあるな。
あれは前にケンタさんが静かなカート、コーナーリングは任せろで発明したサメ口付きの補助輪じゃないか!
「これは改良が必要ですね」
整備の人もため息である。
サメ口付き補助輪は音が静かという特性があったため。
「これ義足に使えませんかね」
ただこのままだと連結部分の問題があったが。
「そこを改良しない限りは、運用は難しいと思っていたんですけども、支部の猫やケットシーの肉球触りながらインスピレーションがわきました」
カッ!と来たね。
カッ!と!
プニプニの肉球を模したパーツをつけることにより、着地の衝撃を分散。
「数値としてはいけます」
ということで、実際につけたところ。
義足をつけた猫がこのようにはしゃぎ始めた。
「良かった」
そう胸を撫で下ろしたら、塀の上など義足の製作にあたり、サポートしてない動きをし始めた。
「降りてきて、危ないから」
訴えても、風のように動ける自分にはしゃぎすきてしまって、猫の方は聞いてないのである。
シュバ!
シュバ!
確認するように、捕まえようにも、人間をあざけ笑うような動きで逃げる。
結局体力が切れたところを確保するのだが。
「起きたときに義足をはずして、動けなくなっている自分、そこにこっちを見て、あれは夢だったの?って顔をしてくれるのが辛い」
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