自害したら転生して、異世界生活??~起きたら貴族になっていた~

棚から牡丹

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第五十五話 今後に向けて 前半

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 今、レオンは悩んでいるようだ。

「うーん。熱い。どこにいても暇だから、街に出たけど熱い。はぁー熱い。冷たいものが欲しいな。巷ではかき氷というものがあるらしいしな」

「君、熱い―熱いうるさいな!!。こっちまで熱くなってしまうがな。」

「だって、熱い。」

「知っとるがな。そんなことばかり言わずにわしの商品でも買ってってくれたまえ」

「それとこれとは別だ。」

「はぁ。なら、どいた。どいた。」

 気温は三十という矢印を優雅に超えようとしていた。どこもかしこも熱いようだ。

「そういえば、学園の近くにめろんそーだーという良くわからない飲み物が流行っているとリナから聞いたな。めろんは、東の国にある外が網目状の模様がついていて中は明るめの緑色になっている。甘くておいしいが喉が痒くなることもあると聞いた。」

 メロンは好みによって意外と左右されやすいのだ。しかも、めろんそーだーという飲み物はメロン果汁を入れてないということはレオンには知る由も与えないだろう。

 右のほうからレオンを読んでいる声がしている。

「誰か、読んでいる気がする。誰だろう―あ、勘違いだった。」

 レモンと聞き間違えたようだ。

「おっちゃん。レモンひとつ下さい。」

「おう。いらっしゃ…レモンな。銀貨1枚半だ。」

「一枚半ということは、銅貨五十枚という意味ですか?」

「そうだぞ。ほかにも、銀貨一枚と四分の一もある」

「うわっ。面倒。」

 まさか、レモンを買っていた。
 レオンは銀貨二枚を払い。ここの店主みたい言えば銀貨半分が返ってきた。レモンは、収納してまた歩き始めた。

 少し周辺を見て歩いていたら、学園のほうへ近づいてきたためギルドカードでリナを呼んだ。
 ギルドカードに連絡というところがあり、十分ほどで相手に連絡を取ることができる。もちろん、魔法で飛ぶわけだ。魔法がない者はギルドにてできる場所があり、一日五十回までという制限はあるが、使える。勿論一人で五十回ではない。



 一時間ほど立ったのであろう。リナが到着したらしい。

「ごめん。時間かかっちゃって。」

「俺が呼んだんだから謝る必要ない。」

「そだね。」 

「それ言いたいだけだな。」

「そうだよ。何か食べたいと言っていなかった?」

「この前言っていた、めろんそーだーというのが飲みたい。」

「分かったわ。まあ、見える場所にあるけどね。」

「え?」

「わからないの?斜め右に熊がモチーフになっているベーアちゃんが描かれているわ。」

「あ…あれ熊なの?てっきり、魔獣の一種かと思った。夢で出てくる。」

「まあ、確かに熊とは言いにくいわ。でも、オリジナルだから関係ないわ」

「そうか。オリジナルかぁ…はぁ」

「ここはめろんそーだーしかないお店だから、来店のお礼にメロンをくれるそうだわ」

「え?メロンしかないの?」

「ちなみに、水は銀貨八枚銅貨五〇枚いるそうよ」

「高すぎるだろ。」

 ここの地区は、東の国にとても影響をしやすい。なので、東の国で流行っているお店はいち早くお店ができる。東の国は転生してくる異世界人がおおいため、たくさんの食べ物が開発されている。近頃だとエビチリとかアメリカンドッグとか種類豊富に存在するらしい。この国では、お菓子などを東の国から情報を仕入れ、販売するということだ。最初はだれも食いたがらないので持っていけ泥棒状態にする。一番人気は、果物大福。

「コチラガめろんそーだーニナリマス。」

「へぇー。なんか変わった色をしているな。緑色とは、その辺の雑草でも混ぜたような…」

「そんなことないよ。おいしいわ。これだから年収銀貨400枚以下は!!」

「アハハ―てか、意外とおいしいものだな」

「知っていると思うけどメロンは入ってないわ。」

「…えぇーーーーー」

「まあ、秘密らしいわ。あとね、クリームというものを上に載せるのもおいしいらしい。」

「く…クリームだとぉ!!」

「ええ。」

「ウエニクリームをノセマスカ?」

「今日はいいや。」

「うん。あ、あと―」

 このあと、リナは何かを言おうとしている。それは今後においてとても大切なことであった。
「あ、あの。」

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