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より強くなるために
全力へと
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「ヒューッ! やっぱ気持ちいいなロケランは! けどやっぱ魔力消費悪いな 使いすぎ注意だな」
役目を終えたロケットランチャーを元に戻し、再び木鬼と相対する。
「で? 仕留めたと思った敵さんはご覧の通りピンピンしてるぜ?」
「そのようだな」
「ケッ! もうちょっと悔しそうなの顔期待してたんだけどな」
あくまでも冷静さを欠かない木鬼のその姿が、レイは気に入らなかった。
「まあそのブロッコリーみたいなモジャモジャな髪型のせいで悔しがっててもどのみち見えなかったか」
「ブロ……」
「んじゃあサッサと終わらせるか!」
レイは勝負に出る。
いくら魔法で弾薬を精製できるとはいったものの、その魔力も有限だ。長引けば長引くほど、レイが不利になる。
「とっておきの第二弾……『ガトリング』だぁ!」
弾幕による数の暴力、そして威力は今までの銃弾とは比べものにならない破壊力をもったレイの第二の切り札を構え、掃射する。
響き渡る激しい銃声。それにより当たった木々が次々になぎ倒されていく。
「そらそらそらぁ! いつまで逃げ切れるかなぁ!?」
「人間とは……なんと愚かな」
木鬼の姿が見当たらない。声だけが、どこからか聞こえてくる。だが、どこからかはわからない。
(どこだ!? 野郎はどこに……!?)
居場所はすぐにわかった。
「ここだ」
「!?」
地面だ。レイの真下から、木鬼は姿を現しレイを捕らえたのだ。
「くっ!」
「先ほどお前が倒した木々の栄養になるがいい」
ズルズルと地面へとレイを引きずり込む。
レイは成すすべなく、そのまま全身が地面へと引き込まれた。
「レイ!」
その光景を上空から見ていたチビルが、叫び声を上げる。
すぐにレイを探そうとチビルが近づこうとしたその時、爆音とともに、地面が爆発する。
「今度は何だ!?」
「……プハーッ! 死ぬかとおもったー!」
「レイ!」
地面から這い出てきたのはレイだった。
「ペッペッ…….おうチビル」
「今のは一体……」
「とっておきの第三弾 『地雷』だよ」
地面に引きずり込まれるのと同時に、レイは直ぐに地雷を仕込んでいたのだ。
「下手したらオレも死んでたけどまあ……結果オーライってな!」
「んなムチャクチャな……」
「でもそのムチャが効いたみたいだぜ?」
レイが指をさした方向には木鬼が立っている。
だが、無事ではない。
その両腕は先ほどの爆発で吹き飛ばされていた。
「次から次へと猪口才な……!」
「おっ? なんだよちゃんと悔しがれるじゃあねえか やっと拝めたぜ」
「殺してやろう! 人間! それが今の我が望みだ!」
「はん! 最初からそうしろっての! オレは最初から……」
銃を木鬼へと乱射する。
「そのつもりなんだよ!」
二丁同時に機関銃を構え同時に放つ。今の木鬼に防ぐことも躱す事も出来ない。
木鬼の撃ち抜かれた身体は地面に倒れた。身体にはいくつもの風穴が空き、もはや見る影もない。
「ヘヘッ!いっちょあがりってな!」
「おい良いのかよ? コイツから話し聞くんじゃあなかったのか?」
「いやどうせ捕まえても喋んないべコイツ 口硬そうだったし」
「まあそれも……そうか」
大雑把なやり方にチビルには若干不満はあるものの、レイの言い分も一理ある。
「さあて後はアニキに報告報告っと! えへへ~アニキ褒めてくれるかな?」
レイが浮き足立って帰ろうとしたその時だった。
ピタリと足を止め、真剣な口調でチビルに問いかける。
「……おい」
「ん? なんだよ」
「アイツの死体……どこいった?」
「はぁ!?」
二人の目には、先ほどあった木鬼の『死体』がどこにも見当たらなかった。
「おいおいおいおい! どういう事だよ!?」
「オレが聞きたいんだよ!」
その答えがレイ達の背後に立っていた。
「「きっ……気持ち悪!?」」
先ほどの『風穴だらけの体』の状態のまま立っているせいで、二人共最初に出た言葉は同じ言葉だった。
「何あれまさか生きてんの!? あれで!?」
「そうみたいだぜレイさんよ!」
木鬼の身体がバキバキと音を立て、身体が元に戻り始めている。
「さん……許さん……許さんぞ人間!」
「なんなんだよコイツは!?」
「コイツは……まさか!?」
それは『身体の再生』だった。
吹き飛ばされた両腕、身体中の風穴が、元通りに再生していく。
「離れてろチビル! 今度こそ木っ端微塵にしてやるからよ!」
再び構えたロケットランチャーを木鬼に向けて発射する。動きの鈍っている木鬼は躱事など出来ない。
「これでどうよ!? これで死なねえゾンビはいねぇ!」
「まあゾンビはもう死んでるしな」
「余計なこと言うなっての!」
レイの足元から突如として蔦が襲いかかる。
突然の事にレイは対応できず、そのまま引きずられる。
「うぉ!?」
「レイ!」
「無駄だ 我は死なん……死ぬわけにはいかんのだ!」
何度も、何度も。
何度も何度も何度も、レイは高く持ち上げられ、地面へ叩きつけられる。
「誇り高き魔王軍として! 我は人間を滅ぼす! 沸き上がるこの憎しみは力也! この力! 無敵也!」
そして木鬼は神社に置いてある賽銭箱へとレイへと投げる。
何度も叩きつけられたレイが、そのまま為すすべなくぶつけられてしまった。
「無様! 実に無様だ人間よ! 先ほどの威勢はどこへ消え失せた!?」
反応がない。
仰向けに倒れたままのレイを心配して、チビルは文字通り飛んでいく。
「レイ! おいレイってば! しっかりしろよ!」
「……っせ」
「へ?」
「あーうるっせ! こっちが気持ちよく散らばった金の感触味わって寝てりゃキーキーキーキーと!」
身を起こし、フラフラしながらも再び立ち上がる。
「ったく! エドの触手の次は今度は蔦か 縛られる趣味ないっつーの」
「随分と頑丈ではないか だが限界と見るぞ」
「そっちの頑丈さほどじゃあねえさ それにそっちは堪忍袋が限界だったんだな 素のテメェがモロでてんぜ?」
「減らず口を……素直に諦めれば楽なものを」
「ハン! そりゃあできねえ相談だな」
残り少ない魔力で出した銃を木鬼に向ける。
「我は魔人! 『魔人 木鬼』! 人間の小娘よ! 討てるものなら討ってみよ!」
「お望み通り撃って撃って撃ちまくってやんよ 枯れ木にしてやんぜ!」
互いに出し惜しみのない、全力の戦いへと変わる。
役目を終えたロケットランチャーを元に戻し、再び木鬼と相対する。
「で? 仕留めたと思った敵さんはご覧の通りピンピンしてるぜ?」
「そのようだな」
「ケッ! もうちょっと悔しそうなの顔期待してたんだけどな」
あくまでも冷静さを欠かない木鬼のその姿が、レイは気に入らなかった。
「まあそのブロッコリーみたいなモジャモジャな髪型のせいで悔しがっててもどのみち見えなかったか」
「ブロ……」
「んじゃあサッサと終わらせるか!」
レイは勝負に出る。
いくら魔法で弾薬を精製できるとはいったものの、その魔力も有限だ。長引けば長引くほど、レイが不利になる。
「とっておきの第二弾……『ガトリング』だぁ!」
弾幕による数の暴力、そして威力は今までの銃弾とは比べものにならない破壊力をもったレイの第二の切り札を構え、掃射する。
響き渡る激しい銃声。それにより当たった木々が次々になぎ倒されていく。
「そらそらそらぁ! いつまで逃げ切れるかなぁ!?」
「人間とは……なんと愚かな」
木鬼の姿が見当たらない。声だけが、どこからか聞こえてくる。だが、どこからかはわからない。
(どこだ!? 野郎はどこに……!?)
居場所はすぐにわかった。
「ここだ」
「!?」
地面だ。レイの真下から、木鬼は姿を現しレイを捕らえたのだ。
「くっ!」
「先ほどお前が倒した木々の栄養になるがいい」
ズルズルと地面へとレイを引きずり込む。
レイは成すすべなく、そのまま全身が地面へと引き込まれた。
「レイ!」
その光景を上空から見ていたチビルが、叫び声を上げる。
すぐにレイを探そうとチビルが近づこうとしたその時、爆音とともに、地面が爆発する。
「今度は何だ!?」
「……プハーッ! 死ぬかとおもったー!」
「レイ!」
地面から這い出てきたのはレイだった。
「ペッペッ…….おうチビル」
「今のは一体……」
「とっておきの第三弾 『地雷』だよ」
地面に引きずり込まれるのと同時に、レイは直ぐに地雷を仕込んでいたのだ。
「下手したらオレも死んでたけどまあ……結果オーライってな!」
「んなムチャクチャな……」
「でもそのムチャが効いたみたいだぜ?」
レイが指をさした方向には木鬼が立っている。
だが、無事ではない。
その両腕は先ほどの爆発で吹き飛ばされていた。
「次から次へと猪口才な……!」
「おっ? なんだよちゃんと悔しがれるじゃあねえか やっと拝めたぜ」
「殺してやろう! 人間! それが今の我が望みだ!」
「はん! 最初からそうしろっての! オレは最初から……」
銃を木鬼へと乱射する。
「そのつもりなんだよ!」
二丁同時に機関銃を構え同時に放つ。今の木鬼に防ぐことも躱す事も出来ない。
木鬼の撃ち抜かれた身体は地面に倒れた。身体にはいくつもの風穴が空き、もはや見る影もない。
「ヘヘッ!いっちょあがりってな!」
「おい良いのかよ? コイツから話し聞くんじゃあなかったのか?」
「いやどうせ捕まえても喋んないべコイツ 口硬そうだったし」
「まあそれも……そうか」
大雑把なやり方にチビルには若干不満はあるものの、レイの言い分も一理ある。
「さあて後はアニキに報告報告っと! えへへ~アニキ褒めてくれるかな?」
レイが浮き足立って帰ろうとしたその時だった。
ピタリと足を止め、真剣な口調でチビルに問いかける。
「……おい」
「ん? なんだよ」
「アイツの死体……どこいった?」
「はぁ!?」
二人の目には、先ほどあった木鬼の『死体』がどこにも見当たらなかった。
「おいおいおいおい! どういう事だよ!?」
「オレが聞きたいんだよ!」
その答えがレイ達の背後に立っていた。
「「きっ……気持ち悪!?」」
先ほどの『風穴だらけの体』の状態のまま立っているせいで、二人共最初に出た言葉は同じ言葉だった。
「何あれまさか生きてんの!? あれで!?」
「そうみたいだぜレイさんよ!」
木鬼の身体がバキバキと音を立て、身体が元に戻り始めている。
「さん……許さん……許さんぞ人間!」
「なんなんだよコイツは!?」
「コイツは……まさか!?」
それは『身体の再生』だった。
吹き飛ばされた両腕、身体中の風穴が、元通りに再生していく。
「離れてろチビル! 今度こそ木っ端微塵にしてやるからよ!」
再び構えたロケットランチャーを木鬼に向けて発射する。動きの鈍っている木鬼は躱事など出来ない。
「これでどうよ!? これで死なねえゾンビはいねぇ!」
「まあゾンビはもう死んでるしな」
「余計なこと言うなっての!」
レイの足元から突如として蔦が襲いかかる。
突然の事にレイは対応できず、そのまま引きずられる。
「うぉ!?」
「レイ!」
「無駄だ 我は死なん……死ぬわけにはいかんのだ!」
何度も、何度も。
何度も何度も何度も、レイは高く持ち上げられ、地面へ叩きつけられる。
「誇り高き魔王軍として! 我は人間を滅ぼす! 沸き上がるこの憎しみは力也! この力! 無敵也!」
そして木鬼は神社に置いてある賽銭箱へとレイへと投げる。
何度も叩きつけられたレイが、そのまま為すすべなくぶつけられてしまった。
「無様! 実に無様だ人間よ! 先ほどの威勢はどこへ消え失せた!?」
反応がない。
仰向けに倒れたままのレイを心配して、チビルは文字通り飛んでいく。
「レイ! おいレイってば! しっかりしろよ!」
「……っせ」
「へ?」
「あーうるっせ! こっちが気持ちよく散らばった金の感触味わって寝てりゃキーキーキーキーと!」
身を起こし、フラフラしながらも再び立ち上がる。
「ったく! エドの触手の次は今度は蔦か 縛られる趣味ないっつーの」
「随分と頑丈ではないか だが限界と見るぞ」
「そっちの頑丈さほどじゃあねえさ それにそっちは堪忍袋が限界だったんだな 素のテメェがモロでてんぜ?」
「減らず口を……素直に諦めれば楽なものを」
「ハン! そりゃあできねえ相談だな」
残り少ない魔力で出した銃を木鬼に向ける。
「我は魔人! 『魔人 木鬼』! 人間の小娘よ! 討てるものなら討ってみよ!」
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