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第15話「ナイトウォッチャーの影」
しおりを挟む青嵐高校の事件から三日後、神楽坂オカルト探偵事務所。
雨が窓を打ちつける音だけが、静かな事務所内に響いていた。九条響は窓際に立ち、左手首の傷を見つめていた。傷は以前より深く、赤みを増していた。
「まだ痛むのか?」霧島蓮が二杯のコーヒーを持って近づいた。
「ああ」九条はコーヒーを受け取った。「異界での出来事以来、夜も眠れない」
霧島は心配そうに友人を見つめた。「無理するなよ。医者に診てもらったほうが…」
「普通の医者では無理だ」九条は静かに言った。「これは…普通の傷ではない」
事務所のドアが開き、黒塚鏡子が雨に濡れたコートを脱ぎながら入ってきた。
「お待たせしました」彼女はビジネスライクに言った。
黒塚の後ろには一ノ瀬紅葉の姿もあった。雨に濡れた和装の彼女は、いつもより憔悴した表情を見せていた。
「一ノ瀬、どうした?」九条が尋ねた。
「少し疲れているだけよ」一ノ瀬は小さく微笑んだ。「最近、怪異の気配が強すぎて…感覚が過敏になっているの」
四人は事務所の中央のテーブルに集まった。黒塚は分厚いファイルを広げた。
「これが過去6ヶ月の怪異現象の記録です」彼女は説明した。「影鬼、赤い女、神隠し、そして13段階段…全てに共通のパターンがあります」
「パターン?」霧島が身を乗り出した。
「はい」黒塚はページをめくった。「まず、特定のウェブサイトで噂が広まる。次に、実際の目撃情報が増える。そして被害者が現れる。最後に…」
「九条が関わる」一ノ瀬が言葉を継いだ。
黒塚は頷いた。「そうです。九条さんが怪異に接触し、彼の血の力で解決する。そのサイクルが繰り返されています」
「つまり、全て計画されていたということか」九条の表情が暗くなった。
「そう考えるべきでしょう」黒塚は静かに言った。「ナイトウォッチャーはあなたを…テストしているようです」
「私を?なぜだ?」
黒塚は一瞬躊躇った。「それは…まだ確証がありません。しかし、彼らはあなたの血の力に強い関心を持っています」
霧島がパソコンの画面を皆に見せた。「『東京の都市伝説』のサイト、また更新されてる。今度は『ナイトウォッチャー』について詳細な情報が投稿されている」
画面には『夜を観る者たち—ナイトウォッチャーの真実』というタイトルの記事があった。
「自分たちについての情報をわざと流しているのか」九条が眉をひそめた。
「ええ」黒塚は頷いた。「彼らは自分たちの存在を都市伝説化することで、より強い力を得ようとしています」
「記事の内容を見て」霧島がスクロールした。「『ナイトウォッチャーは江戸時代から存在する秘密結社。彼らは怪異と人間の境界に立ち、両者の交わりを観察し記録する。時には怪異を呼び覚まし、時には封じる力を持つ』…」
「かなり正確ね」一ノ瀬が言った。「でも、なぜここまで自分たちの情報を公開するの?」
「恐怖を広めるためだろう」九条が窓の外を見た。「彼らの存在自体を都市伝説にすることで、より強い力を得る」
「賢い戦略です」黒塚が静かに言った。「彼らは長い年月をかけて、この手法を磨いてきた」
九条は黒塚を見つめた。「黒塚、あなたはナイトウォッチャーについて、私たちに話していない何かがあるんじゃないか?」
部屋に緊張が走った。黒塚は僅かに表情を曇らせた。
「…はい」彼女は静かに認めた。「封印管理局の古い記録によれば、ナイトウォッチャーは単なる観察者ではありません。彼らには、もっと大きな目的があるようです」
「それは?」
「はっきりとはわかっていません」黒塚は慎重に言葉を選んだ。「しかし、彼らは『大怪異』と呼ばれる存在に関心を持っているようです」
「大怪異?」霧島が繰り返した。
「江戸時代末期、東京に大きな災厄をもたらしたとされる怪異です」黒塚は説明した。「記録によれば、当時の陰陽師たちが封印したとされています」
一ノ瀬が身を乗り出した。「私の家系の記録にもあります。『百鬼夜行を率いる大いなる闇』と表現されています」
「そして」黒塚は九条を見た。「その封印に…九条さんの先祖が関わっていたようです」
九条の顔に驚きの色が浮かんだ。「私の先祖?」
「はい。九条家は代々、特殊な力を持つ血筋とされています」黒塚は慎重に言った。「あなたの左手首の傷は、その力の表れかもしれません」
九条は左手首を見つめた。彼の記憶には父親の姿はほとんどなかった。孤児院で育った彼は、自分の家系について何も知らなかった。
「なぜ今まで黙っていた?」九条の声に怒りが滲んだ。
「知らされていなかったのです」黒塚は正直に答えた。「封印管理局でもこの情報は極秘とされていました。青嵐高校の事件後、私は特別許可を得て古い記録を調査しました」
「つまり、ナイトウォッチャーは私を利用して何かをしようとしている」九条は冷静に分析した。「おそらく、大怪異に関連することを」
部屋に重い沈黙が流れた。雨の音だけが静かに響く。
「警戒が必要です」黒塚が静かに言った。「彼らの次の動きはもっと大胆なものになるでしょう」
---
その夜、九条は悪夢にうなされていた。
彼は霧に包まれた古い江戸の街並みを歩いていた。周囲には歪んだ家々と、奇妙な形をした影が揺れている。前方には白いスーツを着た男—白鷺が立っていた。
「九条響…」白鷺の声が霧の中に響く。「ようやく会えたね、夢の中で」
「お前…」九条は警戒しながら言った。「なぜ私の夢に?」
白鷺は微笑んだ。「君の血が私を呼び寄せたんだよ。君の力が強くなるほど、私たちの繋がりも強くなる」
周囲の霧が渦を巻き、様々な光景が浮かび上がった。影鬼、赤い女、神隠し、13段階段…九条が直面してきた怪異たちだ。
「何を望んでいる?」九条は尋ねた。
「観察だよ」白鷺は穏やかに答えた。「君たちが怪異を消せば消すほど、より強い怪異が生まれる…その過程が見たいんだ」
「何のために?」
「人間と怪異の境界を探るためさ」白鷺の目が不気味に輝いた。「そして、君の血の秘密を解き明かすため」
「私の血に何があるというんだ?」
白鷺は意味深に微笑んだ。「君は知らないのか?君の血は『大怪異』の封印に使われた血筋…君の中には、怪異の力が眠っている」
九条は混乱した。「嘘だ」
「真実さ」白鷺は霧の中を歩き始めた。「やがて君は選択を迫られる。人間として生きるか、怪異として目覚めるか…」
霧が濃くなり、白鷺の姿が消えかけた。「次の舞台は整っている。『名前を呼ぶ電話』の準備はできている…」
九条は白鷺の後を追おうとしたが、足が動かない。「待て!もっと話せ!」
白鷺の笑い声だけが霧の中に残った。「私たちはいつも君を見ている、九条響。ナイトウォッチャーの目は夜に開かれるのだから…」
---
九条は汗だくで目を覚ました。窓の外はまだ暗く、雨は止んでいた。彼は震える手で左手首の傷に触れた。傷は熱を持ち、かすかに光を放っているように見えた。
「悪夢か…」彼は深く息をついた。「だが、ただの夢ではなかった」
白鷺の言葉が頭に残っていた。『名前を呼ぶ電話』—次の怪異の予告だ。
九条は時計を見た。午前3時。それでも、彼は霧島に電話をかけた。
「もしもし」霧島の眠そうな声が響いた。
「すまない、起こして」九条は急いで言った。「白鷺が夢に現れた。次の怪異は『名前を呼ぶ電話』だ」
「夢に?」霧島の声が冴えてきた。「それは…普通じゃないな」
「ああ。黒塚に連絡を取れるか?」
「今から?」
「ああ、緊急だ」
電話を切り、九条はシャワーを浴びた。水が体を流れ落ちる間も、白鷺の言葉が頭から離れなかった。『君の中には、怪異の力が眠っている』
彼は鏡に映る自分の姿を見つめた。普通の人間に見える。だが、左手首の傷は普通ではなかった。それは九条が警察時代、ある連続殺人事件の捜査中に「見てはいけないもの」を見て倒れた時にできたものだ。
「俺は何者なんだ…?」
答えはなかった。ただ、彼の左手首の傷が、かすかに脈打っていた。
---
朝、神楽坂オカルト探偵事務所。九条、霧島、一ノ瀬、黒塚が集まっていた。
「夢の中での接触…」黒塚が物思いにふけるように言った。「これは想定外でした」
「私の血を通じて接触してきたようだ」九条は左手首を見せた。
一ノ瀬が近づき、傷を観察した。「以前より強くなっている…あなたが怪異に触れるたびに、力が強まっているわ」
「次の怪異、『名前を呼ぶ電話』とは?」霧島がノートパソコンを開きながら尋ねた。
「古典的な都市伝説です」黒塚が説明した。「深夜、見知らぬ番号から電話がかかってきて、受話器から自分の名前が聞こえる。その電話に出た者は三日後に消える…」
「すでに『東京の都市伝説』のサイトで広まっている」霧島が画面を見せた。「『昨夜、知らない番号から電話があった』『友達が電話に出て、その後行方不明に』…投稿が急増中だ」
「もう始まっているのか」九条の表情が引き締まった。
「ナイトウォッチャーは次のステージに進んでいる」黒塚は静かに言った。「彼らの目的は…」
「私を試すことだ」九条が言葉を継いだ。「そして、私の血の力を引き出すこと」
一ノ瀬が疑問を投げかけた。「でも、なぜあなたにこだわるの?」
「九条さんの血筋には特別な意味があるようです」黒塚は慎重に言った。「彼らは『大怪異』との関連を探っているのかもしれません」
「大怪異…」九条は窓の外を見た。「俺たちは彼らの計画を止めなければならない」
「どうやって?」霧島が尋ねた。「彼らは常に一歩先を行っている」
「まず『名前を呼ぶ電話』の対策をしよう」九条は決意を込めて言った。「それから、ナイトウォッチャーの本拠地を探す」
「本拠地?」
「ああ。白鷺が活動する場所だ」九条は静かに言った。「夢の中で見た光景…古い江戸の街並み。何か手がかりになるかもしれない」
黒塚がファイルを開いた。「封印管理局の記録によれば、ナイトウォッチャーは江戸時代から存在しています。彼らの活動拠点は古い神社や寺院の近くにあるとされています」
「神楽坂にもそういう場所はある」一ノ瀬が考え込んだ。「特に、古い結界が張られている場所がいくつか…」
霧島が新たな情報を見つけた。「『名前を呼ぶ電話』の最初の投稿者のIPを追跡してみた。完全には特定できないが、神楽坂の北側からのアクセスだということはわかる」
「調査の手がかりだ」九条は立ち上がった。「黒塚、封印管理局からもっと情報を得られないか?」
黒塚は少し躊躇った。「難しいでしょう。実は…私の上司たちはこの調査に否定的です」
「なぜだ?」
「ナイトウォッチャーは単なる怪異集団ではないからです」黒塚は静かに言った。「彼らは…封印管理局と歴史的に複雑な関係があります」
「どういう意味だ?」九条の目が鋭くなった。
「かつては…協力関係にあったこともあります」黒塚は言葉を選んでいた。「江戸時代の大怪異封印の際、両組織は共に働いたとの記録があります」
一同は驚いた表情を見せた。
「しかし」黒塚は続けた。「その後、目的の違いから袂を分かった。ナイトウォッチャーは『観察』を、封印管理局は『管理』を重視する方向へ」
「そして今、彼らは再び怪異を利用して何かを企んでいる」九条は冷静に言った。
「正確には、彼らは常にそうしてきたのです」黒塚は深刻な表情で言った。「ただ、近年、彼らの活動が活発化しています。そして、あなたに強い関心を示している」
九条は窓際に立ち、神楽坂の街を見下ろした。雨上がりの朝の光が、濡れた石畳を照らしていた。どこかで、白鷺が彼を見ているのだろうか。
「黒塚、あなたはどこまで信用できる?」九条は振り返らずに尋ねた。
部屋に緊張が走った。黒塚の表情が硬くなった。
「私は人間を守るために行動しています」彼女は静かに言った。「封印管理局の命令には従いますが、それは人々を怪異から守るためです」
「だが、全てを話しているわけではない」
「…はい」黒塚は正直に認めた。「まだお話しできないことがあります。しかし、それは時が来れば…」
「わかった」九条は彼女を見た。「今は『名前を呼ぶ電話』に集中しよう」
霧島がプランを提案した。「対策を立てよう。一ノ瀬さんの陰陽術と九条の血の力を組み合わせれば…」
四人は今後の作戦について話し合い始めた。窓の外では、神楽坂の街が日常を取り戻しつつあった。しかし、その日常の裏で、新たな怪異が静かに広がり始めていた。
そして九条響は感じていた—彼らは常に見られている。ナイトウォッチャーの目によって。その視線は、夜の闇の中で最も鋭くなるのだ。
---
神楽坂から離れた場所。古い洋館の一室。
白鷺は窓際に立ち、手に持った古い写真を見つめていた。写真には九条響とよく似た男性が写っていた。
「九条響…」白鷺は静かに呟いた。「君の血の目覚めはすぐそこまで来ている」
彼の背後には、黒いローブを着た数人の人影が静かに立っていた。ナイトウォッチャーの幹部たちだ。
「準備は整いました」一人が報告した。
白鷺は満足げに頷いた。「良い。『名前を呼ぶ電話』の怪異は広がっているか?」
「はい。すでに十件以上の目撃情報が」
「そして九条響は?」
「予想通り、調査を始めました」
白鷺は穏やかに微笑んだ。「素晴らしい。では次のステージへ進もう」
彼は窓の外を見つめた。遠くに神楽坂の街並みが見える。
「さあ、九条響。次はどう動くかな?」白鷺の瞳が月明かりに不気味に輝いた。「君の血が目覚めるとき、『大怪異』も再び目を覚ます…」
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