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第十六話 友達
魔憎病の事件が解決して、アンコールの曲が終わりました。
さぁ、帰って宴会です。
今日はビフテキにケーキですからね。じゅるり。
などと思っていると、
「イルエマァアアア! ごめぇえええん!!」
泣いて抱きついてきたのはアーシャちゃんです。
「もう解決したからいいじゃないですか」
「うう。だってぇ……。全部、私が巻いた種だもん」
「……反省してるんですね」
「うん。ごめん」
「じゃあ、いーーこいーーこです」
頭をなでなで。
「ふみぃ……」
でも……。
「私、思うんですけどね。アーシャちゃんだけの問題でもないと思うんですよね」
「なんで?」
「寒波で農作物が厳しくなったじゃないですか。それなのに王城は年貢の取り立てを緩めなかった。これが何よりの原因なのですよ」
「……そ、そうなのかなぁ?」
「民の不満にアーシャちゃんの魔力が入って魔憎病が発症したんです」
「そっか……。でも、私が悪いのには変わりないよ」
「ふふふ。でも、アーシャちゃんが拡声器に魔力を注いでくれたからなんとかなったんですよ。あなたの活躍のおかげです」
「ううう……。ありがとう。そう言ってくれると少しだけ気分がマシ」
あ、そうだ!
「どうです? これからみんなで美味しい夕食を食べるんです。良かったらアーシャちゃんもご一緒に?」
「えええ? 私もぉ? わ、悪いよぉ」
「ちょっと待っててくださいね」
私はナナハさんにアーシャちゃんを誘ってもいいか尋ねた。
「全然いいわよ。彼女も功労者だしね」
決まりです!
では、私は家に帰ってチョコを呼びましょう。
「姉さまーー♡ ご無事で何よりです! 魔憎病は姉さまが解決したのですね。お歌がとっても素敵でしたーー」
「ご心配をおかけしました」
「見てください! 魔法ドリルです!」
「おお! 3ページみっちり!」
「姉さまが喜ぶと思ってがんばったのです!」
「街には魔憎徒が暴れて大変な時だったというのに! 偉いです!! いーーこいーーこ」
頭をすりすり。
「あはぁあ♡ 姉さまが褒めてくれるならこの世の終わりでもお勉強は欠かせません!」
「でも、命が危険な時は逃げるように」
「はい♡」
なんて従順な妹なのでしょう。
姉は嬉しいです。
ギルドでは魔憎病を解決した祝賀パーティーが開かれました。
ナナハさんのガーリックビフテキ大盛りと、食後はケーキです。
「「「 乾杯!! 」」」
みんなで絶賛したのは歌の披露が上手くいったことです。
「姉さま! チョコは生で見たいです!」
やれやれ。
仕方ないですね。
「よいですかチョコ。Yeah の時は飛び上がるのですよ?」
「はい♡」
では、
「キュンキュン、胸、Yeah 止まらない♪」
勿論、みんなでジャンプしたのは言うまでもありません。
「狸の ポンポコ、腹鼓ーー♪」
パーティーが終盤に差し掛かった頃。
みんなはアーシャちゃんから聖女ギルド女神の光輝の内情を聞いていました。
彼女からの情報なのですが、キアーラさんは音痴が理由で王城に捕まったそうです。なんだか不憫な方ですね。
「キアーラは 小型肖像画のために聖女たちの露出を強要したりするんだ」
「やれやれ。随分と横暴なギルドだな。あんなギルマスじゃあみんなは不満が募るだろう。僕ならすぐに辞めちゃうな」
「みんなはか弱い女の子だからね。辞める決心がつきにくいんだ。私だって辞めたいよ」
ああ、
「じゃあ、アーシャちゃんもこのギルドに入ればいいじゃないですか?」
「えええ!? そんな、いいの!?」
「まぁ、私が決めれることではありませんが、アーシャちゃんは魔力量がトップレベルですごい子ですからね。レギさんとともに絶大な戦力になりますよ。どうでしょうかナナハさん?」
「いいわよ。イルエマのお墨付きなら間違いないしね。みんなは異論あるかしら?」
「また。イルエマ。虐めたら。俺。許さない」
「うう。もうそんなことやらないよぉ」
「なら。許す」
あはは。そういえばアーシャちゃんはバーバダさんに投げ飛ばされていましたね。
「あは。では決まりですね」
「えええ? ほ、本当に、いいの!?」
「はい。勿論です。アーシャちゃんは今日から狸の 腹鼓の一員ですよ」
「うううう。あ、私……。イルエマのこと地味エマとかいって虐めてたのに……」
「ほえ? 私はアーシャちゃんのことを友達だと思ってましたよ?」
「ううう。私……。地味エマって言ってたじゃん」
「ああ。だって私は地味ですからね。事実は事実。虐めにはなってませんよ。あはは」
「うううう」
「ふふふ。だから、友達ですよ」
それにアーシャちゃんは私より背がほんの少し小さいですし、胸だってね……。
もう初めて会った時からあなたは心の同士なのですよ。
「うううううううう」
あらら?
大粒の涙がポタポタと。
「ごめーーーーん! イルエマぁああああああ!!」
「ど、どうしたのですか?」
「だってぇええええ!! イルエマごめーーーーん!! お前はなんでもできて頭がいいし、私は妬んでいたんだーー!! うわぁあああん!!」
やれやれ。
私なんか何にもできないですって。
魔力量なんてアーシャちゃんの半分も無いのですからね。
「うわぁあああん! ごめぇええん!!」
「いーーこ。いーーこ。アーシャちゃんが優しい人だっていうのは私は全部お見通しなんですからね」
頭をすりすり。
「ふみぃ……」
「アーシャ。イルエマの。1人締め。ダメ。イルエマ。俺のイルエマ」
ぽよぉ~~ん。
「いや、私はバーバダさん専用じゃありませんから!」
「そうです! 姉さまはチョコだけの姉さまです!」
「いえ。それも違います」
「ええーー!? 手厳しいですぅ」
「私は私ですからね」
「「「 はははは! 」」」
とっても素敵なパーティーでした。
☆☆☆
イルエマたちがパーティーで楽しんでいる頃。
キアーラは王城の地下牢獄にぶち込まれていた。
「ほら。夕食だ。食え」
衛兵の持ってくる唯一の食事に心を躍らせる。
しかし、
「臭いわ! 豚肉は灰汁を取らないと臭うのよ! こんな食事食べれないわよ!!」
「じゃあ。食うな。引き上げる」
「ま、待ちなさい!! た、食べるわよ。食べればいいんでしょ! うう、臭い……。それに味が薄い。パンは硬いし……ブツブツ」
貧相で臭い食事をすると後は寝るだけである。
「ちょっと衛兵! すんごく寒いんだけど毛布はないの? フカフカのやつ!?」
「そんなもんあるわけないだろう」
与えられたのは薄い布切れ1枚だけ。
彼女はくしゃみをしながら夜を過ごす。
釈放されたのは翌日だった。
☆☆☆
~~イルエマ視点~~
私たちは王城に呼ばれました。
国王から王都を救った報酬を受け取るためです。
────
さぁ最終回まであと少し。
次週もキアーラが登場します。
さぁ、帰って宴会です。
今日はビフテキにケーキですからね。じゅるり。
などと思っていると、
「イルエマァアアア! ごめぇえええん!!」
泣いて抱きついてきたのはアーシャちゃんです。
「もう解決したからいいじゃないですか」
「うう。だってぇ……。全部、私が巻いた種だもん」
「……反省してるんですね」
「うん。ごめん」
「じゃあ、いーーこいーーこです」
頭をなでなで。
「ふみぃ……」
でも……。
「私、思うんですけどね。アーシャちゃんだけの問題でもないと思うんですよね」
「なんで?」
「寒波で農作物が厳しくなったじゃないですか。それなのに王城は年貢の取り立てを緩めなかった。これが何よりの原因なのですよ」
「……そ、そうなのかなぁ?」
「民の不満にアーシャちゃんの魔力が入って魔憎病が発症したんです」
「そっか……。でも、私が悪いのには変わりないよ」
「ふふふ。でも、アーシャちゃんが拡声器に魔力を注いでくれたからなんとかなったんですよ。あなたの活躍のおかげです」
「ううう……。ありがとう。そう言ってくれると少しだけ気分がマシ」
あ、そうだ!
「どうです? これからみんなで美味しい夕食を食べるんです。良かったらアーシャちゃんもご一緒に?」
「えええ? 私もぉ? わ、悪いよぉ」
「ちょっと待っててくださいね」
私はナナハさんにアーシャちゃんを誘ってもいいか尋ねた。
「全然いいわよ。彼女も功労者だしね」
決まりです!
では、私は家に帰ってチョコを呼びましょう。
「姉さまーー♡ ご無事で何よりです! 魔憎病は姉さまが解決したのですね。お歌がとっても素敵でしたーー」
「ご心配をおかけしました」
「見てください! 魔法ドリルです!」
「おお! 3ページみっちり!」
「姉さまが喜ぶと思ってがんばったのです!」
「街には魔憎徒が暴れて大変な時だったというのに! 偉いです!! いーーこいーーこ」
頭をすりすり。
「あはぁあ♡ 姉さまが褒めてくれるならこの世の終わりでもお勉強は欠かせません!」
「でも、命が危険な時は逃げるように」
「はい♡」
なんて従順な妹なのでしょう。
姉は嬉しいです。
ギルドでは魔憎病を解決した祝賀パーティーが開かれました。
ナナハさんのガーリックビフテキ大盛りと、食後はケーキです。
「「「 乾杯!! 」」」
みんなで絶賛したのは歌の披露が上手くいったことです。
「姉さま! チョコは生で見たいです!」
やれやれ。
仕方ないですね。
「よいですかチョコ。Yeah の時は飛び上がるのですよ?」
「はい♡」
では、
「キュンキュン、胸、Yeah 止まらない♪」
勿論、みんなでジャンプしたのは言うまでもありません。
「狸の ポンポコ、腹鼓ーー♪」
パーティーが終盤に差し掛かった頃。
みんなはアーシャちゃんから聖女ギルド女神の光輝の内情を聞いていました。
彼女からの情報なのですが、キアーラさんは音痴が理由で王城に捕まったそうです。なんだか不憫な方ですね。
「キアーラは 小型肖像画のために聖女たちの露出を強要したりするんだ」
「やれやれ。随分と横暴なギルドだな。あんなギルマスじゃあみんなは不満が募るだろう。僕ならすぐに辞めちゃうな」
「みんなはか弱い女の子だからね。辞める決心がつきにくいんだ。私だって辞めたいよ」
ああ、
「じゃあ、アーシャちゃんもこのギルドに入ればいいじゃないですか?」
「えええ!? そんな、いいの!?」
「まぁ、私が決めれることではありませんが、アーシャちゃんは魔力量がトップレベルですごい子ですからね。レギさんとともに絶大な戦力になりますよ。どうでしょうかナナハさん?」
「いいわよ。イルエマのお墨付きなら間違いないしね。みんなは異論あるかしら?」
「また。イルエマ。虐めたら。俺。許さない」
「うう。もうそんなことやらないよぉ」
「なら。許す」
あはは。そういえばアーシャちゃんはバーバダさんに投げ飛ばされていましたね。
「あは。では決まりですね」
「えええ? ほ、本当に、いいの!?」
「はい。勿論です。アーシャちゃんは今日から狸の 腹鼓の一員ですよ」
「うううう。あ、私……。イルエマのこと地味エマとかいって虐めてたのに……」
「ほえ? 私はアーシャちゃんのことを友達だと思ってましたよ?」
「ううう。私……。地味エマって言ってたじゃん」
「ああ。だって私は地味ですからね。事実は事実。虐めにはなってませんよ。あはは」
「うううう」
「ふふふ。だから、友達ですよ」
それにアーシャちゃんは私より背がほんの少し小さいですし、胸だってね……。
もう初めて会った時からあなたは心の同士なのですよ。
「うううううううう」
あらら?
大粒の涙がポタポタと。
「ごめーーーーん! イルエマぁああああああ!!」
「ど、どうしたのですか?」
「だってぇええええ!! イルエマごめーーーーん!! お前はなんでもできて頭がいいし、私は妬んでいたんだーー!! うわぁあああん!!」
やれやれ。
私なんか何にもできないですって。
魔力量なんてアーシャちゃんの半分も無いのですからね。
「うわぁあああん! ごめぇええん!!」
「いーーこ。いーーこ。アーシャちゃんが優しい人だっていうのは私は全部お見通しなんですからね」
頭をすりすり。
「ふみぃ……」
「アーシャ。イルエマの。1人締め。ダメ。イルエマ。俺のイルエマ」
ぽよぉ~~ん。
「いや、私はバーバダさん専用じゃありませんから!」
「そうです! 姉さまはチョコだけの姉さまです!」
「いえ。それも違います」
「ええーー!? 手厳しいですぅ」
「私は私ですからね」
「「「 はははは! 」」」
とっても素敵なパーティーでした。
☆☆☆
イルエマたちがパーティーで楽しんでいる頃。
キアーラは王城の地下牢獄にぶち込まれていた。
「ほら。夕食だ。食え」
衛兵の持ってくる唯一の食事に心を躍らせる。
しかし、
「臭いわ! 豚肉は灰汁を取らないと臭うのよ! こんな食事食べれないわよ!!」
「じゃあ。食うな。引き上げる」
「ま、待ちなさい!! た、食べるわよ。食べればいいんでしょ! うう、臭い……。それに味が薄い。パンは硬いし……ブツブツ」
貧相で臭い食事をすると後は寝るだけである。
「ちょっと衛兵! すんごく寒いんだけど毛布はないの? フカフカのやつ!?」
「そんなもんあるわけないだろう」
与えられたのは薄い布切れ1枚だけ。
彼女はくしゃみをしながら夜を過ごす。
釈放されたのは翌日だった。
☆☆☆
~~イルエマ視点~~
私たちは王城に呼ばれました。
国王から王都を救った報酬を受け取るためです。
────
さぁ最終回まであと少し。
次週もキアーラが登場します。
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