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あーえー題名何にしようか
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「75番のかた、三番室にお入りください」
「先輩、行きましょうか」
「うん」
私は地獄のような二時間をなんとか耐えなければならないことはなかった
もう一度言います、地獄じゃなかった、二時間とかめちゃくちゃ早かった
いや、ほんとに神崎結婚相談所すごいよ
テレビ、マッサージチェア、温泉、卓球、レストランとかね、たくさんの施設があるの
だからね、山ちゃんと一緒に卓球して時間潰して温泉で汗を流して、マッサージ機に乗ってたらすぐに呼ばれたの
マジであれ、ここってどっかのテーマパーク?
って思っちゃうぐらいには充実してたの
いや、ほんとにすごい、75番目なのも理解できるわ
山ちゃんが教えてくれたんだけどね、ここの施設がよくテレビとかでしょうかいされるんだって
なんか女性しか入れない神崎結婚相談所の施設が凄すぎるって名前で
このなんかテレビの名前に書いてあるみたいに男性が一人もいないの
従業員の人も全員女の人でめちゃくちゃ過ごしやすかったの
いや、気をはりつめなくて良いってサイコーかよ
まぁ、ほんとに二時間ぐらいめちゃくちゃ楽しんだ
「先輩、この部屋です」
「えーと、三番室だったから、ここだよね」
「はい、えーと私はここで待ってますからアドバイザーの人とたくさん話してきてくださいね」
「えっ、山ちゃん行かないの?」
山ちゃんは少し照れくさそうに
「いや、私がガンガン進めるもなんかなぁって思いましてね、先輩には自分で相手を決めてもらいたいと言うか、私結婚してるので婚カツパーティーとか行けませんし、先輩一人で頑張ることになるので甘やかしすぎるのもなぁと」
「甘やかしすぎ?」
「イェス」
「後輩に甘やかされる先輩って」
「後輩に先を越される先輩って」
「よし、喧嘩だ、その喧嘩は買ってあげる」
先を越される?何を言ってるの?私はただ端に結婚してないだけなんですー
いい相手に巡り会えてないだけなんですー
そもそも結婚なんてしなくてもいいんですー
独身生活まっとうしてんだよこっちは
「すいませんって、まぁ頑張っていい人紹介してもらってくださいね、もしいなかったら婚カツパーティー進めてもらえると思うんで」
「分かったわ、じゃあ行ってくるね」
「はい、いってらっしゃい」
私は三番室のドアを開け、部屋の中へ入っていった
「先輩、行きましょうか」
「うん」
私は地獄のような二時間をなんとか耐えなければならないことはなかった
もう一度言います、地獄じゃなかった、二時間とかめちゃくちゃ早かった
いや、ほんとに神崎結婚相談所すごいよ
テレビ、マッサージチェア、温泉、卓球、レストランとかね、たくさんの施設があるの
だからね、山ちゃんと一緒に卓球して時間潰して温泉で汗を流して、マッサージ機に乗ってたらすぐに呼ばれたの
マジであれ、ここってどっかのテーマパーク?
って思っちゃうぐらいには充実してたの
いや、ほんとにすごい、75番目なのも理解できるわ
山ちゃんが教えてくれたんだけどね、ここの施設がよくテレビとかでしょうかいされるんだって
なんか女性しか入れない神崎結婚相談所の施設が凄すぎるって名前で
このなんかテレビの名前に書いてあるみたいに男性が一人もいないの
従業員の人も全員女の人でめちゃくちゃ過ごしやすかったの
いや、気をはりつめなくて良いってサイコーかよ
まぁ、ほんとに二時間ぐらいめちゃくちゃ楽しんだ
「先輩、この部屋です」
「えーと、三番室だったから、ここだよね」
「はい、えーと私はここで待ってますからアドバイザーの人とたくさん話してきてくださいね」
「えっ、山ちゃん行かないの?」
山ちゃんは少し照れくさそうに
「いや、私がガンガン進めるもなんかなぁって思いましてね、先輩には自分で相手を決めてもらいたいと言うか、私結婚してるので婚カツパーティーとか行けませんし、先輩一人で頑張ることになるので甘やかしすぎるのもなぁと」
「甘やかしすぎ?」
「イェス」
「後輩に甘やかされる先輩って」
「後輩に先を越される先輩って」
「よし、喧嘩だ、その喧嘩は買ってあげる」
先を越される?何を言ってるの?私はただ端に結婚してないだけなんですー
いい相手に巡り会えてないだけなんですー
そもそも結婚なんてしなくてもいいんですー
独身生活まっとうしてんだよこっちは
「すいませんって、まぁ頑張っていい人紹介してもらってくださいね、もしいなかったら婚カツパーティー進めてもらえると思うんで」
「分かったわ、じゃあ行ってくるね」
「はい、いってらっしゃい」
私は三番室のドアを開け、部屋の中へ入っていった
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