367 / 1,560
【366 兄と妹】
しおりを挟む
「フン、いかにブレンダンと言えども、初見で僕の幻の腕は防げなかったようだな」
飛ばした右肘から先を戻してはめると、テレンスはゆっくりと地上へ降り立った。
自身が放った爆裂空破弾による爆煙がまだ立ち込めているため、ブレンダンの生死は確認できないが、近距離で爆発魔法を顔面にぶつけられれば、生きていられるはずがない。
すぐ隣に密着してクラレッサがいたため、上級魔法を使用する事はできなかった。
そこでテレンスが考えた手段は、あくまで外からの連射で意識を外に向けさせ、爆裂空破弾で体勢を崩すと共に視界を防ぐ程の爆煙を上げる。
そして完全に注意が逸れたところで、幻の腕を結界内に飛ばし一撃で仕留める事だった。
「クラレッサ、邪魔者は消した。これで・・・」
爆煙が晴れてきた。
ブレンダンの死体を確認し、クラレッサを連れて帰る。それで全て元通りだ。
そう思いテレンスは足を一歩前に出し、そしてそれ以上進めなくなった。
「・・・クラ、レッサ・・・」
信じられなかった。
煙が晴れて目にしたものは、ブレンダンをかばうように両手を広げて立つ妹の姿だった。
「・・・兄さま。やめてください」
危ないところじゃった。
間一髪という言葉は、正にこういう状況の時に使うのだろう。
ワシの顔面に向けて放たれたあの一発。
あれは回避不可能じゃった。
突然目の前に現れた腕。
腕だけが宙に浮いている。そのあまりに異様な光景に理解が追い付かず、一瞬だが思考が止まってしまった。
そして放たれた爆発魔法。直撃していればおそらく命はなかったじゃろう。
じゃが、ワシが攻撃を受ける寸前で、なにかが間に入り爆発魔法を受け止めた。
目と鼻の先の事で、衝撃に体が後ろに飛ばされたが、それでも顔を吹き飛ばされはしなかった。
そして今、ワシの前にはクラレッサが両手を広げて立っておる。
体から見える煙のように立ち昇るそれは霊気。
ワシを護ったのはクラレッサじゃった。
「クラレッサ・・・すまんかったな。おかげで助かった」
腰を上げ背中に声をかけるが、クラレッサは振り向かない。
十数メートル程先に立つ白い髪の男は、クラレッサの兄テレンス。
二人は目を合わせたまま距離を詰める事もせず、そのまま口を閉ざしていた。
ブレンダンも口を挟める状況ではない事を察し、それ以上言葉を懸ける事はしなかった。
だが、もしもの時にはすぐにクラレッサのカバーに入れるように、テレンスに対して注意は切らさずに目を向ける。
ほんの一分足らずだったと思うが、永遠に感じる程の長い時間だった。
そして緊張感が高まり切ったその時、テレンスが口を開いた。
「・・・やめてくださいって・・・どういう、事だい?」
表情は平静を装っているが、その声色には冷たい響きが含まれていた。
「兄さま、このおじいさんは私のお友達です。攻撃しないでください」
そう答えるクラレッサの表情も、ブレンダンにしがみついていた時に見せた、か弱そうな目は鳴りを潜め、いつものように表情の無い平坦なものだった。
「・・・クラレッサ・・・そこをどくんだ。何を言われたかはわからないが、ブレンダンは危険だ。僕の言う事を聞くんだ。帝国に帰ろう・・・皇帝も待っている」
返された言葉にわずかに眉を潜めたが、それでもすぐに優し気な声で笑いかける。
「・・・皇帝」
クラレッサから感じる微かな心の揺らめき、皇帝はクラレッサにとって特別な存在だった。
「クラレッサ・・・皇帝は約束を守った。だから、僕達も皇帝との約束を守らなければならない。今クラレッサが感じている事は一時の気の迷いだ。こっちへ来るんだ。ブレンダンを助けた事は問題だが、今ここで僕が始末すればそれで解決だ。いまなら戻れるんだ」
テレンスが手を差し伸べる。
「兄さま・・・」
差し出されたその手は、クラレッサの目にあの日の光景をよみがえらせた。
あの日何があったのか・・・思い出そうとすると、頭の中に霧がかかったように記憶がぼやけてしまう。
だけど、きっと私がパパとママを殺したんだ。
この御霊の目を使って・・・
あのままカエストゥスに残っていたら、どうなっていたんだろう。
力尽きるまで誰かを殺していたのだろうか。
いずれにしても長くは生きていれなかっただろうし、悲惨な最後を迎えていたと思う。
私を連れ出してくれたのは・・・兄さま・・・・・
「・・・おじいさん、ごめんなさい。私、やっぱり兄さまと帝国に帰ります」
ブレンダンに背を向けたまま、クラレッサは一歩前に足を踏み出した。
「・・・クラレッサ、謝らんでええ・・・家族を取るのは当然じゃ。じゃがな、忘れんでくれよ。ワシとお主は友達じゃぞ・・・ワシはお主を助けると約束した。約束は守るからな」
「・・・はい。おじいさんと私は友達です。必ず・・・必ずもう一度お会いしましょう」
前を向いたままそう言葉を返し、クラレッサはテレンスの手を取った。
「よし、クラレッサ、後は僕にまかせて、後ろに行ってるんだ。ブレンダンは僕が始末する」
「兄さま、おじいさんを攻撃しないでください」
淡々とした口調だったが、一歩も引く事はない強さがあった。
テレンスもそれを感じ取ったのか、黙ってクラレッサの目を見つめている。
この時、テレンスの心の中では葛藤があった。
妹、クラレッサの願いを聞き、この場でブレンダンを見逃す事。
皇帝のために戦い続ける事。
「・・・うっ」
すまない、そう小さく呟くと、テレンスの拳がクラレッサの腹にめり込んだ。
そのまま意識を失い倒れるクラレッサを受け止めると、テレンスはブレンダンに背中を向け、後ろの木陰にクラレッサを横たわらせた。
敵であるブレンダンに背を向ける。
ブレンダンがクラレッサを巻き込む攻撃はしない事を信用しての事である。
敵であるブレンダンを信用する。
矛盾した気持ちをかかえ、テレンスもわずかながらに複雑な胸中であった。
「・・・待たせたな」
「・・・テレンスと言うたな?それでよいのか?」
振り向き近づいてくるテレンスに、ブレンダンは悲し気な声で尋ねる。
「何を勘違いしている?妹から何を聞いたか知らんが、僕も妹も、貴様に憐れんでもらう理由はない。僕は帝国の魔法使いで、貴様はカエストゥスの魔法使い。そしてここは戦場だ。黙って戦え」
「・・・正論じゃ。ぐうの音もでんわ。じゃが、それでも言わせてもらおう。ワシはクラレッサを助けると約束した。じゃが、クラレッサはずっとお主を気にかけておってな、お主と離れ離れはどうしても嫌と言うておる。じゃから、お主もカエストゥスのワシの孤児院に来んか?」
「・・・なんだと?」
言葉だけで人を殺せそうな程、恐ろしく低く冷たい声が森に響き、テレンスの周囲の空気が凍り付く。
「言葉通りじゃ。ワシは孤児院で大勢の子供を養っておる。これまで何百人も育ててきた。クラレッサも誘ったぞ。まるで関心がないわけではなさそうじゃったが、やはりお主の事が気がかりのようでな。
どうじゃ?兄妹で来んか?ワシから見ればお主達には心のゆとりが足りん。お主達の過去も聞いた。カエストゥスには思い出したくない事もあろう。じゃが、過去と向き合い乗り越える事で見えるものもあるぞ」
黙って聞いていたテレンスの身体から、敵意に満ちた魔力がブレンダンに向け放たれる。
「・・・やはり、そう簡単には聞いてくれんよな」
「黙って聞いていれば好き勝手な事を・・・・・分かったような事を言うな!僕とクラレッサの人生にお前は邪魔なんだよォォォーッツ!」
腹の底から吐き出すような絶叫と共に、テレンスの身体から発せられる魔力が炎に代わり、炎は竜へと姿を変える。
「灼炎竜か・・・」
魔空の枝をテレンスへ向けて構えた。
飛ばした右肘から先を戻してはめると、テレンスはゆっくりと地上へ降り立った。
自身が放った爆裂空破弾による爆煙がまだ立ち込めているため、ブレンダンの生死は確認できないが、近距離で爆発魔法を顔面にぶつけられれば、生きていられるはずがない。
すぐ隣に密着してクラレッサがいたため、上級魔法を使用する事はできなかった。
そこでテレンスが考えた手段は、あくまで外からの連射で意識を外に向けさせ、爆裂空破弾で体勢を崩すと共に視界を防ぐ程の爆煙を上げる。
そして完全に注意が逸れたところで、幻の腕を結界内に飛ばし一撃で仕留める事だった。
「クラレッサ、邪魔者は消した。これで・・・」
爆煙が晴れてきた。
ブレンダンの死体を確認し、クラレッサを連れて帰る。それで全て元通りだ。
そう思いテレンスは足を一歩前に出し、そしてそれ以上進めなくなった。
「・・・クラ、レッサ・・・」
信じられなかった。
煙が晴れて目にしたものは、ブレンダンをかばうように両手を広げて立つ妹の姿だった。
「・・・兄さま。やめてください」
危ないところじゃった。
間一髪という言葉は、正にこういう状況の時に使うのだろう。
ワシの顔面に向けて放たれたあの一発。
あれは回避不可能じゃった。
突然目の前に現れた腕。
腕だけが宙に浮いている。そのあまりに異様な光景に理解が追い付かず、一瞬だが思考が止まってしまった。
そして放たれた爆発魔法。直撃していればおそらく命はなかったじゃろう。
じゃが、ワシが攻撃を受ける寸前で、なにかが間に入り爆発魔法を受け止めた。
目と鼻の先の事で、衝撃に体が後ろに飛ばされたが、それでも顔を吹き飛ばされはしなかった。
そして今、ワシの前にはクラレッサが両手を広げて立っておる。
体から見える煙のように立ち昇るそれは霊気。
ワシを護ったのはクラレッサじゃった。
「クラレッサ・・・すまんかったな。おかげで助かった」
腰を上げ背中に声をかけるが、クラレッサは振り向かない。
十数メートル程先に立つ白い髪の男は、クラレッサの兄テレンス。
二人は目を合わせたまま距離を詰める事もせず、そのまま口を閉ざしていた。
ブレンダンも口を挟める状況ではない事を察し、それ以上言葉を懸ける事はしなかった。
だが、もしもの時にはすぐにクラレッサのカバーに入れるように、テレンスに対して注意は切らさずに目を向ける。
ほんの一分足らずだったと思うが、永遠に感じる程の長い時間だった。
そして緊張感が高まり切ったその時、テレンスが口を開いた。
「・・・やめてくださいって・・・どういう、事だい?」
表情は平静を装っているが、その声色には冷たい響きが含まれていた。
「兄さま、このおじいさんは私のお友達です。攻撃しないでください」
そう答えるクラレッサの表情も、ブレンダンにしがみついていた時に見せた、か弱そうな目は鳴りを潜め、いつものように表情の無い平坦なものだった。
「・・・クラレッサ・・・そこをどくんだ。何を言われたかはわからないが、ブレンダンは危険だ。僕の言う事を聞くんだ。帝国に帰ろう・・・皇帝も待っている」
返された言葉にわずかに眉を潜めたが、それでもすぐに優し気な声で笑いかける。
「・・・皇帝」
クラレッサから感じる微かな心の揺らめき、皇帝はクラレッサにとって特別な存在だった。
「クラレッサ・・・皇帝は約束を守った。だから、僕達も皇帝との約束を守らなければならない。今クラレッサが感じている事は一時の気の迷いだ。こっちへ来るんだ。ブレンダンを助けた事は問題だが、今ここで僕が始末すればそれで解決だ。いまなら戻れるんだ」
テレンスが手を差し伸べる。
「兄さま・・・」
差し出されたその手は、クラレッサの目にあの日の光景をよみがえらせた。
あの日何があったのか・・・思い出そうとすると、頭の中に霧がかかったように記憶がぼやけてしまう。
だけど、きっと私がパパとママを殺したんだ。
この御霊の目を使って・・・
あのままカエストゥスに残っていたら、どうなっていたんだろう。
力尽きるまで誰かを殺していたのだろうか。
いずれにしても長くは生きていれなかっただろうし、悲惨な最後を迎えていたと思う。
私を連れ出してくれたのは・・・兄さま・・・・・
「・・・おじいさん、ごめんなさい。私、やっぱり兄さまと帝国に帰ります」
ブレンダンに背を向けたまま、クラレッサは一歩前に足を踏み出した。
「・・・クラレッサ、謝らんでええ・・・家族を取るのは当然じゃ。じゃがな、忘れんでくれよ。ワシとお主は友達じゃぞ・・・ワシはお主を助けると約束した。約束は守るからな」
「・・・はい。おじいさんと私は友達です。必ず・・・必ずもう一度お会いしましょう」
前を向いたままそう言葉を返し、クラレッサはテレンスの手を取った。
「よし、クラレッサ、後は僕にまかせて、後ろに行ってるんだ。ブレンダンは僕が始末する」
「兄さま、おじいさんを攻撃しないでください」
淡々とした口調だったが、一歩も引く事はない強さがあった。
テレンスもそれを感じ取ったのか、黙ってクラレッサの目を見つめている。
この時、テレンスの心の中では葛藤があった。
妹、クラレッサの願いを聞き、この場でブレンダンを見逃す事。
皇帝のために戦い続ける事。
「・・・うっ」
すまない、そう小さく呟くと、テレンスの拳がクラレッサの腹にめり込んだ。
そのまま意識を失い倒れるクラレッサを受け止めると、テレンスはブレンダンに背中を向け、後ろの木陰にクラレッサを横たわらせた。
敵であるブレンダンに背を向ける。
ブレンダンがクラレッサを巻き込む攻撃はしない事を信用しての事である。
敵であるブレンダンを信用する。
矛盾した気持ちをかかえ、テレンスもわずかながらに複雑な胸中であった。
「・・・待たせたな」
「・・・テレンスと言うたな?それでよいのか?」
振り向き近づいてくるテレンスに、ブレンダンは悲し気な声で尋ねる。
「何を勘違いしている?妹から何を聞いたか知らんが、僕も妹も、貴様に憐れんでもらう理由はない。僕は帝国の魔法使いで、貴様はカエストゥスの魔法使い。そしてここは戦場だ。黙って戦え」
「・・・正論じゃ。ぐうの音もでんわ。じゃが、それでも言わせてもらおう。ワシはクラレッサを助けると約束した。じゃが、クラレッサはずっとお主を気にかけておってな、お主と離れ離れはどうしても嫌と言うておる。じゃから、お主もカエストゥスのワシの孤児院に来んか?」
「・・・なんだと?」
言葉だけで人を殺せそうな程、恐ろしく低く冷たい声が森に響き、テレンスの周囲の空気が凍り付く。
「言葉通りじゃ。ワシは孤児院で大勢の子供を養っておる。これまで何百人も育ててきた。クラレッサも誘ったぞ。まるで関心がないわけではなさそうじゃったが、やはりお主の事が気がかりのようでな。
どうじゃ?兄妹で来んか?ワシから見ればお主達には心のゆとりが足りん。お主達の過去も聞いた。カエストゥスには思い出したくない事もあろう。じゃが、過去と向き合い乗り越える事で見えるものもあるぞ」
黙って聞いていたテレンスの身体から、敵意に満ちた魔力がブレンダンに向け放たれる。
「・・・やはり、そう簡単には聞いてくれんよな」
「黙って聞いていれば好き勝手な事を・・・・・分かったような事を言うな!僕とクラレッサの人生にお前は邪魔なんだよォォォーッツ!」
腹の底から吐き出すような絶叫と共に、テレンスの身体から発せられる魔力が炎に代わり、炎は竜へと姿を変える。
「灼炎竜か・・・」
魔空の枝をテレンスへ向けて構えた。
0
あなたにおすすめの小説
俺! 神獣達のママ(♂)なんです!
青山喜太
ファンタジー
時は、勇者歴2102年。
世界を巻き込む世界大戦から生き延びた、国々の一つアトランタでとある事件が起きた。
王都アトスがたったの一夜、いや正確に言えば10分で崩壊したのである。
その犯人は5体の神獣。
そして破壊の限りを尽くした神獣達はついにはアトス屈指の魔法使いレメンスラーの転移魔法によって散り散りに飛ばされたのである。
一件落着かと思えたこの事件。
だが、そんな中、叫ぶ男が1人。
「ふざけんなぁぁぁあ!!」
王都を見渡せる丘の上でそう叫んでいた彼は、そう何を隠そう──。
神獣達のママ(男)であった……。
私は〈元〉小石でございます! ~癒し系ゴーレムと魔物使い~
Ss侍
ファンタジー
"私"はある時目覚めたら身体が小石になっていた。
動けない、何もできない、そもそも身体がない。
自分の運命に嘆きつつ小石として過ごしていたある日、小さな人形のような可愛らしいゴーレムがやってきた。
ひょんなことからそのゴーレムの身体をのっとってしまった"私"。
それが、全ての出会いと冒険の始まりだとは知らずに_____!!
正しい聖女さまのつくりかた
みるくてぃー
ファンタジー
王家で育てられた(自称)平民少女が、学園で起こすハチャメチャ学園(ラブ?)コメディ。
同じ年の第二王女をはじめ、優しい兄姉(第一王女と王子)に見守られながら成長していく。
一般常識が一切通用しない少女に友人達は振り回されてばかり、「アリスちゃんメイドを目指すのになぜダンスや淑女教育が必要なの!?」
そこには人知れず王妃と王女達によるとある計画が進められていた!
果たしてアリスは無事に立派なメイドになれるのか!? たぶん無理かなぁ……。
聖女シリーズ第一弾「正しい聖女さまのつくりかた」
【完結】奪われたものを取り戻せ!〜転生王子の奪還〜
伽羅
ファンタジー
事故で死んだはずの僕は、気がついたら異世界に転生していた。
しかも王子だって!?
けれど5歳になる頃、宰相の謀反にあい、両親は殺され、僕自身も傷を負い、命からがら逃げ出した。
助けてくれた騎士団長達と共に生き延びて奪還の機会をうかがうが…。
以前、投稿していた作品を加筆修正しています。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
神様から転生スキルとして鑑定能力とリペア能力を授けられた理由
瀬乃一空
ファンタジー
普通の闇バイトだと思って気軽に応募したところ俺は某国の傭兵部隊に入れられた。しかし、ちょっとした俺のミスから呆気なく仲間7人とともに爆死。気が付くと目の前に神様が……。
神様は俺を異世界転生させる代わりに「罪業の柩」なるものを探すよう命じる。鑑定スキルや修復スキル、イケメン、その他を与えられることを条件に取りあえず承諾したものの、どうしたらよいか分からず、転生した途端、途方にくれるエルン。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる