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空を超えし願い星
第一話 目覚め
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ツンっと鼻腔を刺激するカビの匂いにソラはくしゃみをした。同時に目を開きここが病院ではないことに気がつく。どうやら物置の様な場所に閉じ込められている様だ。
背中の痛みは消えたが酷く体が重い。
まるで体が鉛の様。
故に腹筋に力を入れて無理やり上体を起こす。
その時「がちんっ」と何かが肩に当たった。
『スキル【装備】を発動しますか?YES or NO』
突然、脳内に機械的な声が響き渡り目の前に薄いボードの様なものが浮かび上がる。とりあえずYESを押してみた。
『神話級ミソロジー武具、【星斬り】を装備しました。攻撃力が6000上昇します」
また、同じ様な声が響く。
次は立ちあがろうと足に力を入れるがバランスを崩し倒れてしまった。倒れた衝撃で物置にある棚や立てかけてあった何かがソラへと落下する。
『神話級武具、【世界神樹の魔杖】を装備しました。魔力が5200上昇します』
『神話級魔具、【大聖女の涙】を装備しました。精神力が3500上昇します』
『神話級魔具、【賢者の石】を装備しました。魔防が5500上昇します』
『神話級武具、【星の指輪】を装備しました。物防が5600上昇します』
『神話級魔具、【追い風のマフラー】を装備しました。俊敏が5800上昇します』
声が鳴り止むと急に体が軽くなるのを感じた。
スッと立ち上がり、空を中心にふわふわと二つの物体が公転する。一つは菱形で橙色に発光する賢者の石と白く発光するボーリングサイズの球、大聖女の涙だ。
『勇者一行装備が揃いましたためシリーズ効果が発動します。シリーズ効果によりアイテムドロップ率が100%になり経験値の取得量が2倍になります。続いて賢者の石のスリープモードを解除しますか?YES or NO』
もはや何が何だか分からないソラはとりあえずyesを選ぶ。すると、賢者の石の発光がより強まりソラの目の前で静止した。
「ワイは偉大なる創造主ナタリアの知恵の破片。星ノ記憶アカシックレコードに干渉しマスターのサポートを実行する者。よろしくやで主人殿」
脳内で響く機械的な声とは別で人間味のある声が賢者の石から発せられた。
「よろしくお願いします。とりあえず現状の説明を」
「了解や!」
全てを汲み取ってくれたのかソラが知りたい情報を詳細に説明してくれた。ただし特別な情報や機密性の高い情報は質問しないと答えられないルールがあるそうだ。
賢者の石ことケンさんが言うにはどうやら異世界に転生したらしい。しかも鎧人形という魔族として。どうりで体が重いと思ったら鎧そのものだったというオチである。
そして今、ソラがいる場所は遥西の果てに存在する奈落と呼ばれるダンジョンらしい。一度落ちると二度と戻ることのできない禁断の地とも呼ばれており世界中で恐れられているダンジョンである。全100階層まで存在しているらしい。
「なんや?怖気付いたんか?」
壁に手をかけ下を向く空を見て怖がっている様に見えたのかケンさんが煽りはじめる。
「いいや、怖いとかでは無いんです。少しやる気がでなくてですね。無論外には出たいですが…」
歯切れが悪そうに空は口籠る。
「私、基本一人でゲームをしないんですよ。特にオンラインゲームとかではね。それとストーリーとかも基本どうでも良くて...」
「つまり?」
「頼られる仲間が欲しいんです」
「頼れるじゃなくて?」
「頼ってくれる仲間ですよ!満たされたいんです。保護欲も承認欲求も全て満たしてくれる仲間が欲しいのです。仲間が傷付いたら私が治し、お腹が空いたら私が満たし、眠れぬ夜があれば私が寝かしつけるそんな仲間がね」
ヤバイやつが主人になってしまったとふよふよとソラから遠ざかる。しかし、ソラはすかさずケンさんを捕え質問する。
「いますか?そういう人?」
ソラの威圧に流石のケンさんもげんなりである。しかし、質問されたからには答えるのが賢者の石のプライドである。
「ここは奈落やで。そんな都合よく...居ったわ!」
「素晴らしい。ではその人に会いに行きましょう」
今後の目的が決まりソラたちは動き始める。
☆ソラの装備品
○勇者一行シリーズ【神話級】
・星斬り【攻撃6000】
~アダマンタイトを使用した世界一の硬度を誇る大剣~
・世界神樹の魔杖【魔力5200】
~世界神樹の枝から作られた至高の魔杖。魔術の精度、威力に絶大な補正がかかる~
・大聖女の涙 【精神3500】
~膨大な聖属性の魔力の結晶体。状態異常にかからなくなりオートで周囲に浄化、回復の魔術が発動する~
・ 賢者の石【魔防5500】
~星の記憶アカシックレコードに接続できる物質意思生命体。人工人格によるステータス、スキルの管理及び魔術による援護が可能~欠点、うるさい。
・追い風のマフラー【俊敏5800】
~風凪竜の髭から作られたマフラー。飛行可能~
・星ノ指輪【物防5600】
~かつて東の大陸に飛来した隕石から抽出した鉱石を使用。形状記憶合金と同じ性質を持つ~
背中の痛みは消えたが酷く体が重い。
まるで体が鉛の様。
故に腹筋に力を入れて無理やり上体を起こす。
その時「がちんっ」と何かが肩に当たった。
『スキル【装備】を発動しますか?YES or NO』
突然、脳内に機械的な声が響き渡り目の前に薄いボードの様なものが浮かび上がる。とりあえずYESを押してみた。
『神話級ミソロジー武具、【星斬り】を装備しました。攻撃力が6000上昇します」
また、同じ様な声が響く。
次は立ちあがろうと足に力を入れるがバランスを崩し倒れてしまった。倒れた衝撃で物置にある棚や立てかけてあった何かがソラへと落下する。
『神話級武具、【世界神樹の魔杖】を装備しました。魔力が5200上昇します』
『神話級魔具、【大聖女の涙】を装備しました。精神力が3500上昇します』
『神話級魔具、【賢者の石】を装備しました。魔防が5500上昇します』
『神話級武具、【星の指輪】を装備しました。物防が5600上昇します』
『神話級魔具、【追い風のマフラー】を装備しました。俊敏が5800上昇します』
声が鳴り止むと急に体が軽くなるのを感じた。
スッと立ち上がり、空を中心にふわふわと二つの物体が公転する。一つは菱形で橙色に発光する賢者の石と白く発光するボーリングサイズの球、大聖女の涙だ。
『勇者一行装備が揃いましたためシリーズ効果が発動します。シリーズ効果によりアイテムドロップ率が100%になり経験値の取得量が2倍になります。続いて賢者の石のスリープモードを解除しますか?YES or NO』
もはや何が何だか分からないソラはとりあえずyesを選ぶ。すると、賢者の石の発光がより強まりソラの目の前で静止した。
「ワイは偉大なる創造主ナタリアの知恵の破片。星ノ記憶アカシックレコードに干渉しマスターのサポートを実行する者。よろしくやで主人殿」
脳内で響く機械的な声とは別で人間味のある声が賢者の石から発せられた。
「よろしくお願いします。とりあえず現状の説明を」
「了解や!」
全てを汲み取ってくれたのかソラが知りたい情報を詳細に説明してくれた。ただし特別な情報や機密性の高い情報は質問しないと答えられないルールがあるそうだ。
賢者の石ことケンさんが言うにはどうやら異世界に転生したらしい。しかも鎧人形という魔族として。どうりで体が重いと思ったら鎧そのものだったというオチである。
そして今、ソラがいる場所は遥西の果てに存在する奈落と呼ばれるダンジョンらしい。一度落ちると二度と戻ることのできない禁断の地とも呼ばれており世界中で恐れられているダンジョンである。全100階層まで存在しているらしい。
「なんや?怖気付いたんか?」
壁に手をかけ下を向く空を見て怖がっている様に見えたのかケンさんが煽りはじめる。
「いいや、怖いとかでは無いんです。少しやる気がでなくてですね。無論外には出たいですが…」
歯切れが悪そうに空は口籠る。
「私、基本一人でゲームをしないんですよ。特にオンラインゲームとかではね。それとストーリーとかも基本どうでも良くて...」
「つまり?」
「頼られる仲間が欲しいんです」
「頼れるじゃなくて?」
「頼ってくれる仲間ですよ!満たされたいんです。保護欲も承認欲求も全て満たしてくれる仲間が欲しいのです。仲間が傷付いたら私が治し、お腹が空いたら私が満たし、眠れぬ夜があれば私が寝かしつけるそんな仲間がね」
ヤバイやつが主人になってしまったとふよふよとソラから遠ざかる。しかし、ソラはすかさずケンさんを捕え質問する。
「いますか?そういう人?」
ソラの威圧に流石のケンさんもげんなりである。しかし、質問されたからには答えるのが賢者の石のプライドである。
「ここは奈落やで。そんな都合よく...居ったわ!」
「素晴らしい。ではその人に会いに行きましょう」
今後の目的が決まりソラたちは動き始める。
☆ソラの装備品
○勇者一行シリーズ【神話級】
・星斬り【攻撃6000】
~アダマンタイトを使用した世界一の硬度を誇る大剣~
・世界神樹の魔杖【魔力5200】
~世界神樹の枝から作られた至高の魔杖。魔術の精度、威力に絶大な補正がかかる~
・大聖女の涙 【精神3500】
~膨大な聖属性の魔力の結晶体。状態異常にかからなくなりオートで周囲に浄化、回復の魔術が発動する~
・ 賢者の石【魔防5500】
~星の記憶アカシックレコードに接続できる物質意思生命体。人工人格によるステータス、スキルの管理及び魔術による援護が可能~欠点、うるさい。
・追い風のマフラー【俊敏5800】
~風凪竜の髭から作られたマフラー。飛行可能~
・星ノ指輪【物防5600】
~かつて東の大陸に飛来した隕石から抽出した鉱石を使用。形状記憶合金と同じ性質を持つ~
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