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マッチョな先輩と恋人同士になった件(サルファールート)
★ 高鳴る温もりに包まれながら
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「良かった……気持ちいい、ですか?」
「あっ……ふ……ああ、気持ちいいよ……上手だな……」
先輩は一瞬切なそうに鼻筋の通った顔を歪めたけれども、すぐに微笑みかけてくれた。
細められた黄色の瞳は、薄っすらと張られた涙の膜の中で揺れていた。触れ合っている竿も、撫でている先端も、さっきより震えが大きくなっているような。もう少しで先輩も?
心地よさによる胸の高鳴りに、期待やら高揚感やらが混じってますます煩くなってしまう。踊り狂っている心音が全身に響いているような錯覚を覚えていた時、柔らかい感触が口に触れた。
甘えるように少し厚い唇を擦り寄せてくれながら、先輩が俺に向かって腰を振り続ける。
「ん……嬉しいよ……君に……触って、もらえて……」
どちらもこちらの台詞だ。俺の方が喜んでもらえて嬉しいし、触ってもらえて嬉しい。
「ふ、ぁ……俺も、したくて……サルファーに……んっ気持ちよくなって……欲しかったから……」
まだ先輩のものは大きくなれるらしい。不意に開いたままだった口を塞がれたかと、軽く舌先を吸われたかと思えば、触れ合っているものの質量が増したのだ。
思わず止めてしまっていた手を、しっとり濡れた手に取られる。擦れ合っている俺達のものを握るように添えられて、そのまま上下に動かされた。
「んぅっ……ん、んっ、ふ……ぁ……んむ、ん……」
「っ……ん、ふ……」
いつの間にやら速くなっていた腰の動き、俺の口内を味わい尽くすような舌の動き。軋み続けているベッドと共に、いやらしい音を室内に響かせているそれら。
上からも下からも強烈な快感をもたらしてくるそれらに、元々何度もお先に気持ちよくなってしまっていた俺が堪えられる訳もなく。今回も全身で先輩を感じながら、頭の芯が痺れる感覚に飲まれてしまっていた。
けれども、すぐに再び追い詰められていくことに。止まらないどころか激しさの増したもろもろに、俺は続けて限界まで追いやられてしまっていたんだ。
「はぁ、あっ、あんっ……さるふぁ、さるふぁっ……」
「ああ、俺もだ……俺も、もう……うぁ……」
先輩が汗ばんだ額を擦り寄せてきてくれる。涙に濡れた視線と絡んで、自然と交わし合い、身を寄せ合ってからすぐだった。再び熱く濡らしてしまった俺のものと、ほとんど同時に先輩の逞しいものが一際大きく震えたのは。
声にならないくぐもった声が触れ合った部分から伝わってくる。腹回りにじんわりと混ざり合った俺達の熱が広がっていく。
力が抜けたんだろう。先輩は少しだけ鍛え抜かれた身体を俺に預けてくれた。幅広の肩が、分厚い胸板が、乱れた呼吸に合わせて静かに上下している。いまだドクドクと高鳴っている彼の体温を感じながら、俺は満ち足りた疲労感に浸っていた。
「あっ……ふ……ああ、気持ちいいよ……上手だな……」
先輩は一瞬切なそうに鼻筋の通った顔を歪めたけれども、すぐに微笑みかけてくれた。
細められた黄色の瞳は、薄っすらと張られた涙の膜の中で揺れていた。触れ合っている竿も、撫でている先端も、さっきより震えが大きくなっているような。もう少しで先輩も?
心地よさによる胸の高鳴りに、期待やら高揚感やらが混じってますます煩くなってしまう。踊り狂っている心音が全身に響いているような錯覚を覚えていた時、柔らかい感触が口に触れた。
甘えるように少し厚い唇を擦り寄せてくれながら、先輩が俺に向かって腰を振り続ける。
「ん……嬉しいよ……君に……触って、もらえて……」
どちらもこちらの台詞だ。俺の方が喜んでもらえて嬉しいし、触ってもらえて嬉しい。
「ふ、ぁ……俺も、したくて……サルファーに……んっ気持ちよくなって……欲しかったから……」
まだ先輩のものは大きくなれるらしい。不意に開いたままだった口を塞がれたかと、軽く舌先を吸われたかと思えば、触れ合っているものの質量が増したのだ。
思わず止めてしまっていた手を、しっとり濡れた手に取られる。擦れ合っている俺達のものを握るように添えられて、そのまま上下に動かされた。
「んぅっ……ん、んっ、ふ……ぁ……んむ、ん……」
「っ……ん、ふ……」
いつの間にやら速くなっていた腰の動き、俺の口内を味わい尽くすような舌の動き。軋み続けているベッドと共に、いやらしい音を室内に響かせているそれら。
上からも下からも強烈な快感をもたらしてくるそれらに、元々何度もお先に気持ちよくなってしまっていた俺が堪えられる訳もなく。今回も全身で先輩を感じながら、頭の芯が痺れる感覚に飲まれてしまっていた。
けれども、すぐに再び追い詰められていくことに。止まらないどころか激しさの増したもろもろに、俺は続けて限界まで追いやられてしまっていたんだ。
「はぁ、あっ、あんっ……さるふぁ、さるふぁっ……」
「ああ、俺もだ……俺も、もう……うぁ……」
先輩が汗ばんだ額を擦り寄せてきてくれる。涙に濡れた視線と絡んで、自然と交わし合い、身を寄せ合ってからすぐだった。再び熱く濡らしてしまった俺のものと、ほとんど同時に先輩の逞しいものが一際大きく震えたのは。
声にならないくぐもった声が触れ合った部分から伝わってくる。腹回りにじんわりと混ざり合った俺達の熱が広がっていく。
力が抜けたんだろう。先輩は少しだけ鍛え抜かれた身体を俺に預けてくれた。幅広の肩が、分厚い胸板が、乱れた呼吸に合わせて静かに上下している。いまだドクドクと高鳴っている彼の体温を感じながら、俺は満ち足りた疲労感に浸っていた。
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