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★【新婚旅行編】最終日:分かっていても嬉しいものですね
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「でも、さ……これじゃ……は、ぅ……リクエストに……あっ……応えられて、ないんじゃ……?」
リクエスト。またしても一瞬遅れてしまったが、今度はヒントを貰わなくとも自力で思い至ることが出来た。
「ああ、確かに」
見えるか見えないかではなく、余すことなく全部見えてしまっていますね。
「はは、確かにって……今、気付いたの?」
「はい。ですが、此方は此方で……絶景ですので……」
「ぜっ……えっち……」
拗ねたような声に思わず顔を上げたが、満更でもなかったらしい。潤んだ瞳も、真っ赤に染まった頬も、愛らしいことこの上ない。
その上、見ないの? などと不安気な声色で言われてしまえば堪らない。狂おしい程の渇きを覚えてしまっていた。無防備な首元に遠慮なく歯を立てようとしていた衝動を理性で無理矢理抑え込む。笑顔が引きつってはいないでしょうか。
「では、お返しに……アオイも見てみますか? この老骨めの身体で宜しければ……」
言うより早く、カッターシャツの裾を持ち上げる。腹筋と鼠径部が見えるように。
咄嗟の申し出とは裏腹に自信はあった。アオイから何度も褒めて頂いているばかりか、つい先程も熱い眼差しを向けて頂いたばかり。必ずや、喜んで頂けて。
「………」
「アオイ?」
この反応も少し前に見たばかりのような。
アオイはその小さな手で目元を覆い隠そうとしてはいるものの、全く意味を成してはいない。指の隙間から照れたような、それでいてどこか悔しげな眼差しが覗いてしまっている。ふむ。
「……やはり、老骨めの身体ではアオイを喜ばせることは」
「っ、見るっ、見たいっ! 俺のバアルのカッコいい身体!」
「ふふ、畏まりました」
わざとらしい程に寂し気な声で弱々しく呟けば、アオイは素直になってくれた。私の言葉を遮り、空いていた手を握ってくれる。やはり嬉しいものですね。アオイが私のこの声に弱いと分かっていても。
では、お願いもしてもらえたところで相応のお返しを。アオイには大胆な格好をさせてしまっているのだから、出し惜しみをする訳にはいかない。シャツのボタンを手早く外し、肌着も纏めて脱ぎ捨てた。
邪魔になった服をベッドの隅に向かって放り投げるまでの間、決して離れることのなかった熱い視線、息を呑む気配。期待に胸が高鳴っていく。
「いかがでしょうか?」
リクエスト。またしても一瞬遅れてしまったが、今度はヒントを貰わなくとも自力で思い至ることが出来た。
「ああ、確かに」
見えるか見えないかではなく、余すことなく全部見えてしまっていますね。
「はは、確かにって……今、気付いたの?」
「はい。ですが、此方は此方で……絶景ですので……」
「ぜっ……えっち……」
拗ねたような声に思わず顔を上げたが、満更でもなかったらしい。潤んだ瞳も、真っ赤に染まった頬も、愛らしいことこの上ない。
その上、見ないの? などと不安気な声色で言われてしまえば堪らない。狂おしい程の渇きを覚えてしまっていた。無防備な首元に遠慮なく歯を立てようとしていた衝動を理性で無理矢理抑え込む。笑顔が引きつってはいないでしょうか。
「では、お返しに……アオイも見てみますか? この老骨めの身体で宜しければ……」
言うより早く、カッターシャツの裾を持ち上げる。腹筋と鼠径部が見えるように。
咄嗟の申し出とは裏腹に自信はあった。アオイから何度も褒めて頂いているばかりか、つい先程も熱い眼差しを向けて頂いたばかり。必ずや、喜んで頂けて。
「………」
「アオイ?」
この反応も少し前に見たばかりのような。
アオイはその小さな手で目元を覆い隠そうとしてはいるものの、全く意味を成してはいない。指の隙間から照れたような、それでいてどこか悔しげな眼差しが覗いてしまっている。ふむ。
「……やはり、老骨めの身体ではアオイを喜ばせることは」
「っ、見るっ、見たいっ! 俺のバアルのカッコいい身体!」
「ふふ、畏まりました」
わざとらしい程に寂し気な声で弱々しく呟けば、アオイは素直になってくれた。私の言葉を遮り、空いていた手を握ってくれる。やはり嬉しいものですね。アオイが私のこの声に弱いと分かっていても。
では、お願いもしてもらえたところで相応のお返しを。アオイには大胆な格好をさせてしまっているのだから、出し惜しみをする訳にはいかない。シャツのボタンを手早く外し、肌着も纏めて脱ぎ捨てた。
邪魔になった服をベッドの隅に向かって放り投げるまでの間、決して離れることのなかった熱い視線、息を呑む気配。期待に胸が高鳴っていく。
「いかがでしょうか?」
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