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★ 不安も抵抗感もなく
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「っ……」
釘づけになってしまっていた。瞬きすら忘れてしまっていたかもしれない。
膝立ちになった彼がベルトを緩め、ジッパーに手をかける。激しく高鳴っていく心音が、焦らすように下げていく金属音を掻き消した。
ズボンが下ろされ、引き締まった白い肌に吸い付くように纏わりついた黒のボクサーパンツ。ゴムにそっとかけられた細く長い指によって、徐々にあらわになっていく彼のもの。
隆起した腹筋の下から、くっきりと浮き出た足の付根のラインの下から、へその辺りまで反り立つ立派なものが、俺の前にさらけ出された。
太い幹に浮かんだ血管がびくびくと脈打ち、大きく膨らんだ先端は赤く潤んでいる。やっぱり、いつみても規格外だ。
……あれが、入るんだ……挿れてもらえるんだ……俺の中に……
「んっ……」
また湧き上がってきてしまっていた。
身体の奥から頭の芯に向かって駆けていく甘い痺れ。堪らなくて、我慢出来なくて……ついもじもじと擦り合わせていた太ももをそっと開かれた。
「あ、ぅ……ふ……っ……」
気持ちよくなりかけていた俺のものに注がれていく熱い眼差し。鮮やかな緑の瞳に見つめられただけで、ぞくぞくと腰が震えてしまう。
濡れそぼった先端から、また少し自分の腹に向けて、ぴゅっと漏らしてしまっていた。
「お待たせしてしまい申し訳ございません。寂しい思いをさせてしまいましたね……お詫びに心ゆくまで愛でて差し上げますね」
手品のように何処からともなく現れた、見慣れた小瓶。人肌の温度に温められた潤滑油が、トロリと俺のあそこを濡らしていく。
……もう、俺が出したので……ぐちゃぐちゃなのに。指一本くらいなら、すぐに挿れちゃってもいいのに……
俺以上に、俺の身体を気づかってくれる優しいバアルさん。紳士で律儀な彼は、今日も変わらず丁寧だ。
御自身のしなやかな指の先から付け根まで、透明な液体をたっぷり纏わせている。十分な滑りを有した指の腹で、穴の縁を揉み解すように撫でていく。
「……バアルさん」
甘えるみたいに呼んでいた俺の望みを、彼はすぐに叶えてくれた。
「……畏まりました」
彼がやりやすいように、足を抱えた俺の上に筋肉に覆われた長身が影を落とす。穏やかな笑みが浮かんだ唇が、そっと俺のと重なった。
唇を優しく食んでくれる、柔らかい体温に甘やかされて心地よい感覚が全身に広がっていく。
すっかり夢中になっていた俺の身体を、不意に強い快感が襲った。
「ん、ん……っ……あぁっ……」
丁度いい頃合いだったんだろう。彼との触れ合いで力が抜けていたから。
本来ならば、受け入れる為の器官ではない場所。けれどもバアルさんが入念に練習してくれたお陰だ。ここは、気持ちよくなれる場所なんだって教えてもらえたお陰だ。
俺の肉壁は抵抗するどころか、あっさりと彼の指を招き入れていた。
いや、それどころか悦んでいる。挿れる際にちょっとあそこを、前立腺を撫でられただけでビクビクと腰を揺らしてしまったんだから。
「ふ、ぁ……ん、バアル……」
「ふふ、甘く達してしまわれましたか? 誠に私のアオイは可愛らしいですね……まだ、余韻が残っていらっしゃるでしょう? 少し慣らしてから二本目に致しましょうね」
滲んでいく視界の中で艷やかに微笑む彼と目が合う。白く長い指が汗で張りついた前髪を耳の後ろへと流してくれる。しっとりとした唇が労るように額に触れてくれた。
その後も止まることなく頬へ、口へと降ってくる、ひたすらに優しい口づけ。ただでさえ蕩けてしまいそうなのに……ますます頭の中がふわふわしてしまう。
事前に言うと俺が力んでしまうからだろうか。二本目も唐突だった。
「ああっ……ん……ぅ……」
優しく体内を撫でるように入ってきた長い指。以前、何度も抜き差ししてもらったからだろうか。さっきと同じで抵抗感も、不安な感じも全く無かった。
ただただ気持ちいいだけだ。気持ちよさが増しただけ。むしろ、もっと欲しくなってしまう。足りないなって思ってしまう。前みたいに思いっきり腰を振って、彼が与えてくれる心地よさに溺れたくなってしまうんだ。
バアルさんも分かっているんだろう。よしよしと俺の頭を褒めてくれる彼の表情は安堵に満ちている。
「良く出来ましたね……後一本、頑張りましょうね」
「はい……お願い、します……」
気持ちよくなりたいのをぐっと堪えて息を整える。まだ本番じゃないんだから。まだバアルさんに挿れてもらってないんだから。
ここから先は初めてだからだろう。今回は事前に教えてくれた。
釘づけになってしまっていた。瞬きすら忘れてしまっていたかもしれない。
膝立ちになった彼がベルトを緩め、ジッパーに手をかける。激しく高鳴っていく心音が、焦らすように下げていく金属音を掻き消した。
ズボンが下ろされ、引き締まった白い肌に吸い付くように纏わりついた黒のボクサーパンツ。ゴムにそっとかけられた細く長い指によって、徐々にあらわになっていく彼のもの。
隆起した腹筋の下から、くっきりと浮き出た足の付根のラインの下から、へその辺りまで反り立つ立派なものが、俺の前にさらけ出された。
太い幹に浮かんだ血管がびくびくと脈打ち、大きく膨らんだ先端は赤く潤んでいる。やっぱり、いつみても規格外だ。
……あれが、入るんだ……挿れてもらえるんだ……俺の中に……
「んっ……」
また湧き上がってきてしまっていた。
身体の奥から頭の芯に向かって駆けていく甘い痺れ。堪らなくて、我慢出来なくて……ついもじもじと擦り合わせていた太ももをそっと開かれた。
「あ、ぅ……ふ……っ……」
気持ちよくなりかけていた俺のものに注がれていく熱い眼差し。鮮やかな緑の瞳に見つめられただけで、ぞくぞくと腰が震えてしまう。
濡れそぼった先端から、また少し自分の腹に向けて、ぴゅっと漏らしてしまっていた。
「お待たせしてしまい申し訳ございません。寂しい思いをさせてしまいましたね……お詫びに心ゆくまで愛でて差し上げますね」
手品のように何処からともなく現れた、見慣れた小瓶。人肌の温度に温められた潤滑油が、トロリと俺のあそこを濡らしていく。
……もう、俺が出したので……ぐちゃぐちゃなのに。指一本くらいなら、すぐに挿れちゃってもいいのに……
俺以上に、俺の身体を気づかってくれる優しいバアルさん。紳士で律儀な彼は、今日も変わらず丁寧だ。
御自身のしなやかな指の先から付け根まで、透明な液体をたっぷり纏わせている。十分な滑りを有した指の腹で、穴の縁を揉み解すように撫でていく。
「……バアルさん」
甘えるみたいに呼んでいた俺の望みを、彼はすぐに叶えてくれた。
「……畏まりました」
彼がやりやすいように、足を抱えた俺の上に筋肉に覆われた長身が影を落とす。穏やかな笑みが浮かんだ唇が、そっと俺のと重なった。
唇を優しく食んでくれる、柔らかい体温に甘やかされて心地よい感覚が全身に広がっていく。
すっかり夢中になっていた俺の身体を、不意に強い快感が襲った。
「ん、ん……っ……あぁっ……」
丁度いい頃合いだったんだろう。彼との触れ合いで力が抜けていたから。
本来ならば、受け入れる為の器官ではない場所。けれどもバアルさんが入念に練習してくれたお陰だ。ここは、気持ちよくなれる場所なんだって教えてもらえたお陰だ。
俺の肉壁は抵抗するどころか、あっさりと彼の指を招き入れていた。
いや、それどころか悦んでいる。挿れる際にちょっとあそこを、前立腺を撫でられただけでビクビクと腰を揺らしてしまったんだから。
「ふ、ぁ……ん、バアル……」
「ふふ、甘く達してしまわれましたか? 誠に私のアオイは可愛らしいですね……まだ、余韻が残っていらっしゃるでしょう? 少し慣らしてから二本目に致しましょうね」
滲んでいく視界の中で艷やかに微笑む彼と目が合う。白く長い指が汗で張りついた前髪を耳の後ろへと流してくれる。しっとりとした唇が労るように額に触れてくれた。
その後も止まることなく頬へ、口へと降ってくる、ひたすらに優しい口づけ。ただでさえ蕩けてしまいそうなのに……ますます頭の中がふわふわしてしまう。
事前に言うと俺が力んでしまうからだろうか。二本目も唐突だった。
「ああっ……ん……ぅ……」
優しく体内を撫でるように入ってきた長い指。以前、何度も抜き差ししてもらったからだろうか。さっきと同じで抵抗感も、不安な感じも全く無かった。
ただただ気持ちいいだけだ。気持ちよさが増しただけ。むしろ、もっと欲しくなってしまう。足りないなって思ってしまう。前みたいに思いっきり腰を振って、彼が与えてくれる心地よさに溺れたくなってしまうんだ。
バアルさんも分かっているんだろう。よしよしと俺の頭を褒めてくれる彼の表情は安堵に満ちている。
「良く出来ましたね……後一本、頑張りましょうね」
「はい……お願い、します……」
気持ちよくなりたいのをぐっと堪えて息を整える。まだ本番じゃないんだから。まだバアルさんに挿れてもらってないんだから。
ここから先は初めてだからだろう。今回は事前に教えてくれた。
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