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★ 体感的には、俺の全身六割方バアルさんって感じなんだけど
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「……続けますね」
「……はい」
俺の息が少し整うまで待ってくれてから二本目が。言葉にならない悦びに、震える俺の手を握ってくれながら三本目が挿入された。
また少し俺が落ち着いてから、三本の指が動き始める。大きく開いたり、閉じたり。俺の顔色を伺いながら、軽く抜き差ししてみたり。
「んぁっ、あ、あ、あッ……んん、あっ、んっ……は、ぁ……っ……」
どんな些細な刺激でも、俺の身体は心地よさとして受け取っていた。バアルさんのお陰だ。
後ろだけで気持ちよくなれるように、規格外な彼の大きなものを受け入れられるように、じっくりいたしてもらっていたから。
でも、思いっきりはイけてなかった。まだまだ練習が足りていないんだろうか。
「……アオイ、そろそろ宜しいでしょうか?」
尋ねる声は穏やかだ。でも、その表情にはいつもの余裕は感じられない。焦がれるような眼差しは薄っすらと滲み、眉間には深いシワが刻まれている。
『……私も切望しております』
先程の彼の言葉が蘇る。気持ちが前のめりになったせいだ。重ねているひと回り大きな手に、力を込めてしまっていた。
「はい……」
俺が頷いて間もなく、慎重に指が引き抜かれていく。代わりに入ってくる、いきり立つ熱。太く長い竿を、白い手がゆったりと扱き始める。赤く大きな先端から伝っている雫を、満遍なく塗り広げていく。
形のいい唇から、深い吐息が漏れた。
切なそうに瞳を細めながら彼が己のものを、テラテラと艶めく先端を、俺の穴にあてがった。
……熱くて、硬い。狂ったように暴れていた鼓動が、ひときわ大きく高鳴った。
「息を止めないで……ゆっくり、続けていて下さい……」
思わず、息を飲んでしまっていたらしい。そのせいで、身体にも余計な力が。
慌てて深呼吸を繰り返す。吸って、吐いて、また吸って。すっかりそちらに意識を集中していたからだ。一瞬、何が起こったのか、分からなかった。
「あぁっ……う、ぁ……」
全身に、電流が走った気がして。目の前で、白い飛沫が飛び散って。
それでも、分からなくて。凄まじい気持ちよさに、身体が震えっぱなしで。
「入れただけで、達してしまわれましたね……可愛いですよ、アオイ……」
嬉しそうな声に告げられて、ようやく分かった。イっちゃったんだって。バアルさんのを、挿れてもらえたんだって。
途端に、身体の中で脈打つ温度を感じた。バアルさんのだ。バアルさんのが、俺の中に。
そう思っただけで、また気持ちよくなってしまう。さっきイったばかりなのに。
「あ、ふ……バアル……」
「大丈夫ですよ……ゆっくり、少しずつ致しますので……」
額に薄っすらと汗を滲ませながら、彼が俺の頬を撫でてくれる。何度も優しく口づけてくれる。
……バアルさんだってツラいだろうに。もどかしくて仕方がないだろうに。
優しい彼の為にも、落ち着かなければ。もう一度、意識を呼吸に集中させる。すると、徐々に気分が和らいできた。もう、大丈夫そう。
「バアルさん……」
呼びかけただけで伝わったらしい。柔らかく微笑んで、頷いてくれる。
「畏まりました……では、再開致しましょうか……さあ、私に合わせて下さい……」
ゆっくりと彼が逞しい腰を押し進めていく。奥へ、奥へと熱く太いものを押し込んでいく。
その間も彼は俺の手を繋いでくれて、俺の意識を呼吸に集中させようとしてくれる。
「深く息を吸って……吐いて……いい子ですね……もう少しですよ……頑張って……」
痛みは感じなかった。バアルさんが、しっかり解してくれたからだろう。
でも、やっぱり重たい感覚からは、圧迫感からは逃れられないみたいだ。ちょっとだけ、息苦しい。
……今、どのくらいだろう。半分は、受け入れられたよな?
彼の手を握りながら、彼の励ましに耳を傾け、ただひたすらに深呼吸を繰り返す。
「あっ……」
終わりは突然だった。
彼の硬い先端が、コツンと俺の奥に当たったんだ。
ホッと息を吐いた唇が、俺にキスを送ってくれる。目尻に、頬に、唇に、余すことなく触れてくれてから、労いの言葉をかけてくれた。
「ん……大変よく出来ました……よく頑張りましたね……」
「……全部、入りました? バアルさんの、全部……俺の中に……」
喜びで胸がいっぱいになっていく。目の奥が熱い。泣いてしまいそ……って、あれ?
あふれかけていた熱が、一気に引っ込んでいく。目の前で泳ぎ続けている緑の瞳に気づいたせいで。
「……もしかして、まだ……あります? 入ってないんですか? 全部……」
幅広の肩がビクリと跳ねた。触覚も。凛々しい眉毛が申し訳なさそうに下がっていく。
マジか……マジか……
「申し訳ございません……恐らく、あと三分の一ほど……」
「ひょわ……」
おずおずとした声が告げてきた事実に、安堵と妙な高揚感が同時に込み上げてくる。
良かった。半分は超えていたらしい。いや、でも待てよ……もう、限界っぽいんですけど?
「え、てことは……もしかしなくても、まだ奥に入れたりします? なんか、壁に当たってる感じ……しますけど……」
俺的には、もうみぞおちくらいまでいってそうなんだけど。俺の全身六割方バアルさんって感じなんだけど。
「……左様で、ございますね。今、当たってるのは恐らく弁の部分かと。そちらさえ抜けてしまえば、結腸に到達出来るかと存じますが……」
「けっ!?」
けっちょう……結腸? ってことは、腸……だよな。いや、そりゃそうか。お尻の穴から挿れてるんだし。
……っていうか、バアルさんの俺の腸まで届いちゃうの?
そう思い至った途端、不安に襲われた。だって、消化器官の中に入っちゃうんだぞ?
「……はい」
俺の息が少し整うまで待ってくれてから二本目が。言葉にならない悦びに、震える俺の手を握ってくれながら三本目が挿入された。
また少し俺が落ち着いてから、三本の指が動き始める。大きく開いたり、閉じたり。俺の顔色を伺いながら、軽く抜き差ししてみたり。
「んぁっ、あ、あ、あッ……んん、あっ、んっ……は、ぁ……っ……」
どんな些細な刺激でも、俺の身体は心地よさとして受け取っていた。バアルさんのお陰だ。
後ろだけで気持ちよくなれるように、規格外な彼の大きなものを受け入れられるように、じっくりいたしてもらっていたから。
でも、思いっきりはイけてなかった。まだまだ練習が足りていないんだろうか。
「……アオイ、そろそろ宜しいでしょうか?」
尋ねる声は穏やかだ。でも、その表情にはいつもの余裕は感じられない。焦がれるような眼差しは薄っすらと滲み、眉間には深いシワが刻まれている。
『……私も切望しております』
先程の彼の言葉が蘇る。気持ちが前のめりになったせいだ。重ねているひと回り大きな手に、力を込めてしまっていた。
「はい……」
俺が頷いて間もなく、慎重に指が引き抜かれていく。代わりに入ってくる、いきり立つ熱。太く長い竿を、白い手がゆったりと扱き始める。赤く大きな先端から伝っている雫を、満遍なく塗り広げていく。
形のいい唇から、深い吐息が漏れた。
切なそうに瞳を細めながら彼が己のものを、テラテラと艶めく先端を、俺の穴にあてがった。
……熱くて、硬い。狂ったように暴れていた鼓動が、ひときわ大きく高鳴った。
「息を止めないで……ゆっくり、続けていて下さい……」
思わず、息を飲んでしまっていたらしい。そのせいで、身体にも余計な力が。
慌てて深呼吸を繰り返す。吸って、吐いて、また吸って。すっかりそちらに意識を集中していたからだ。一瞬、何が起こったのか、分からなかった。
「あぁっ……う、ぁ……」
全身に、電流が走った気がして。目の前で、白い飛沫が飛び散って。
それでも、分からなくて。凄まじい気持ちよさに、身体が震えっぱなしで。
「入れただけで、達してしまわれましたね……可愛いですよ、アオイ……」
嬉しそうな声に告げられて、ようやく分かった。イっちゃったんだって。バアルさんのを、挿れてもらえたんだって。
途端に、身体の中で脈打つ温度を感じた。バアルさんのだ。バアルさんのが、俺の中に。
そう思っただけで、また気持ちよくなってしまう。さっきイったばかりなのに。
「あ、ふ……バアル……」
「大丈夫ですよ……ゆっくり、少しずつ致しますので……」
額に薄っすらと汗を滲ませながら、彼が俺の頬を撫でてくれる。何度も優しく口づけてくれる。
……バアルさんだってツラいだろうに。もどかしくて仕方がないだろうに。
優しい彼の為にも、落ち着かなければ。もう一度、意識を呼吸に集中させる。すると、徐々に気分が和らいできた。もう、大丈夫そう。
「バアルさん……」
呼びかけただけで伝わったらしい。柔らかく微笑んで、頷いてくれる。
「畏まりました……では、再開致しましょうか……さあ、私に合わせて下さい……」
ゆっくりと彼が逞しい腰を押し進めていく。奥へ、奥へと熱く太いものを押し込んでいく。
その間も彼は俺の手を繋いでくれて、俺の意識を呼吸に集中させようとしてくれる。
「深く息を吸って……吐いて……いい子ですね……もう少しですよ……頑張って……」
痛みは感じなかった。バアルさんが、しっかり解してくれたからだろう。
でも、やっぱり重たい感覚からは、圧迫感からは逃れられないみたいだ。ちょっとだけ、息苦しい。
……今、どのくらいだろう。半分は、受け入れられたよな?
彼の手を握りながら、彼の励ましに耳を傾け、ただひたすらに深呼吸を繰り返す。
「あっ……」
終わりは突然だった。
彼の硬い先端が、コツンと俺の奥に当たったんだ。
ホッと息を吐いた唇が、俺にキスを送ってくれる。目尻に、頬に、唇に、余すことなく触れてくれてから、労いの言葉をかけてくれた。
「ん……大変よく出来ました……よく頑張りましたね……」
「……全部、入りました? バアルさんの、全部……俺の中に……」
喜びで胸がいっぱいになっていく。目の奥が熱い。泣いてしまいそ……って、あれ?
あふれかけていた熱が、一気に引っ込んでいく。目の前で泳ぎ続けている緑の瞳に気づいたせいで。
「……もしかして、まだ……あります? 入ってないんですか? 全部……」
幅広の肩がビクリと跳ねた。触覚も。凛々しい眉毛が申し訳なさそうに下がっていく。
マジか……マジか……
「申し訳ございません……恐らく、あと三分の一ほど……」
「ひょわ……」
おずおずとした声が告げてきた事実に、安堵と妙な高揚感が同時に込み上げてくる。
良かった。半分は超えていたらしい。いや、でも待てよ……もう、限界っぽいんですけど?
「え、てことは……もしかしなくても、まだ奥に入れたりします? なんか、壁に当たってる感じ……しますけど……」
俺的には、もうみぞおちくらいまでいってそうなんだけど。俺の全身六割方バアルさんって感じなんだけど。
「……左様で、ございますね。今、当たってるのは恐らく弁の部分かと。そちらさえ抜けてしまえば、結腸に到達出来るかと存じますが……」
「けっ!?」
けっちょう……結腸? ってことは、腸……だよな。いや、そりゃそうか。お尻の穴から挿れてるんだし。
……っていうか、バアルさんの俺の腸まで届いちゃうの?
そう思い至った途端、不安に襲われた。だって、消化器官の中に入っちゃうんだぞ?
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