1,098 / 1,566
★【新婚旅行編】九日目:また一つ新たに覚えてしまった行為
しおりを挟む
「は、ぁ……バアル、俺、頑張るから……バアルにもっと、褒めてもらえるように……」
「アオイ……ん……っ」
バアルは何かを言おうとしかけていた。多分、ご無理をなさらずにとか、もう十分に心地いいですよとか、そういう優しい言葉だったんだろう。
でも、俺は止まれなくなってしまっていた。上がることが出来たんなら元のところに下がることなんて難しくはないだろうと試みて、これまたすぐに上手くいってしまったからだろう。気持ちよさしか感じなかったからだろう。
また一つ、新たに覚えてしまった行為に夢中になってしまっていたんだ。だって、バアルに喜んでもらえるから。褒めて欲しかったから。それに、気持ちがいいから。
「あっ、は、ぁ……んっ、あっ、バアル……あぅ……」
最初はゆっくりだった。バアルに手伝ってもらっていた時と同じ。亀のようにゆったりとした動きで腰を上げてから、下ろす。その繰り返し。
けれども、すぐにエスカレートしてしまっていた。酷くテンポの遅い湿った音が、小刻みにかつ大きくなっていく。
いつしか俺は彼の膝の上で跳ねるように動いていた。膝立ちで腰を上げてはぺたんと座り込んで、その度に俺の中を上下に擦っていってしまう熱を堪能してしまっていた。
極上の餌を前にした獣みたく貪ってしまっていた。先端の方にある大きな段差が俺の内壁に引っかかりながら撫でていく喜びを、硬い先端が俺の自重によってその分勢いを増してお腹の奥を突く喜びを。
間近に居てくれているのに大好きな彼の笑顔すら見れなく、いや、見えなくなってしまっていた。もう、とびきり気持ちよくなることしか考えていなかった。彼のもので自分の中を好きなだけ突いて、気持ちよくなることしか。
「あ、うぁ……バアル……あっ、あんっ、バアル……」
うわ言のように彼の名を呼びながら、ひたすらに彼の上で身体を上下に揺さぶり続ける。すると、急にお腹の奥が熱くなってきた。下腹部も熱く疼いてきて、求めていた限界が近いのだと分かった。
「は、ぅ……もっ、くる……バアル……好きっ、あっ、うぅん……愛して、んぁ……」
「私も、愛しております」
「んぇ……んんぅ」
優しい囁きとは、甘やかすような口づけとは真逆だった。
大きな手が俺の腰を鷲掴みにしたまま離さない。彼と繋がれているところが隙間なく密着している状態のまま、太くて長い彼のものを根元まで収めたまま、下から勢いよく突き上げられていた。寸前まで俺がしていた行為なんて、ただのじゃれ合いだったんだと思い知らされるようなひと突きだった。
「ッっ……っ……」
くぐもった声すら上げることも出来ずに、俺は至らされていた。確かな熱を自分の薄い腹回りにも、なんなら多分彼の彫刻のように隆起した腹筋にもぶち撒けてしまったんだと思う。そんな溜りに溜まった熱が弾けてしまったような感覚はあった。
でも、バアルは止まってはくれない。それどころか今からが本番なんだと言わんばかりに、しっかりと掴んだ俺の身体を小刻みに揺らし始めていた。
「っ……ん……んぅ……」
そう何度も突かれない間に、またしても俺は至ってしまっていた。頭の中が真っ白に染まっていくような快感が全身に広がっていく。もう指先にすらまともに力が入らない。
バアルの肩をちゃんと掴めているのかも分からない。お腹の中を激しく行き交っている愛しい熱だけは、どうにかまだ感じることが出来ているけれども。
でも今回はバアルも一緒だったみたい。くぐもった声を上げながら、その筋肉質な腕で俺を力強く抱き締めてくれたんだ。逞しい腰を跳ねるように震わせながら、俺の中を今よりも熱く満たしてくれたんだ。
「アオイ……ん……っ」
バアルは何かを言おうとしかけていた。多分、ご無理をなさらずにとか、もう十分に心地いいですよとか、そういう優しい言葉だったんだろう。
でも、俺は止まれなくなってしまっていた。上がることが出来たんなら元のところに下がることなんて難しくはないだろうと試みて、これまたすぐに上手くいってしまったからだろう。気持ちよさしか感じなかったからだろう。
また一つ、新たに覚えてしまった行為に夢中になってしまっていたんだ。だって、バアルに喜んでもらえるから。褒めて欲しかったから。それに、気持ちがいいから。
「あっ、は、ぁ……んっ、あっ、バアル……あぅ……」
最初はゆっくりだった。バアルに手伝ってもらっていた時と同じ。亀のようにゆったりとした動きで腰を上げてから、下ろす。その繰り返し。
けれども、すぐにエスカレートしてしまっていた。酷くテンポの遅い湿った音が、小刻みにかつ大きくなっていく。
いつしか俺は彼の膝の上で跳ねるように動いていた。膝立ちで腰を上げてはぺたんと座り込んで、その度に俺の中を上下に擦っていってしまう熱を堪能してしまっていた。
極上の餌を前にした獣みたく貪ってしまっていた。先端の方にある大きな段差が俺の内壁に引っかかりながら撫でていく喜びを、硬い先端が俺の自重によってその分勢いを増してお腹の奥を突く喜びを。
間近に居てくれているのに大好きな彼の笑顔すら見れなく、いや、見えなくなってしまっていた。もう、とびきり気持ちよくなることしか考えていなかった。彼のもので自分の中を好きなだけ突いて、気持ちよくなることしか。
「あ、うぁ……バアル……あっ、あんっ、バアル……」
うわ言のように彼の名を呼びながら、ひたすらに彼の上で身体を上下に揺さぶり続ける。すると、急にお腹の奥が熱くなってきた。下腹部も熱く疼いてきて、求めていた限界が近いのだと分かった。
「は、ぅ……もっ、くる……バアル……好きっ、あっ、うぅん……愛して、んぁ……」
「私も、愛しております」
「んぇ……んんぅ」
優しい囁きとは、甘やかすような口づけとは真逆だった。
大きな手が俺の腰を鷲掴みにしたまま離さない。彼と繋がれているところが隙間なく密着している状態のまま、太くて長い彼のものを根元まで収めたまま、下から勢いよく突き上げられていた。寸前まで俺がしていた行為なんて、ただのじゃれ合いだったんだと思い知らされるようなひと突きだった。
「ッっ……っ……」
くぐもった声すら上げることも出来ずに、俺は至らされていた。確かな熱を自分の薄い腹回りにも、なんなら多分彼の彫刻のように隆起した腹筋にもぶち撒けてしまったんだと思う。そんな溜りに溜まった熱が弾けてしまったような感覚はあった。
でも、バアルは止まってはくれない。それどころか今からが本番なんだと言わんばかりに、しっかりと掴んだ俺の身体を小刻みに揺らし始めていた。
「っ……ん……んぅ……」
そう何度も突かれない間に、またしても俺は至ってしまっていた。頭の中が真っ白に染まっていくような快感が全身に広がっていく。もう指先にすらまともに力が入らない。
バアルの肩をちゃんと掴めているのかも分からない。お腹の中を激しく行き交っている愛しい熱だけは、どうにかまだ感じることが出来ているけれども。
でも今回はバアルも一緒だったみたい。くぐもった声を上げながら、その筋肉質な腕で俺を力強く抱き締めてくれたんだ。逞しい腰を跳ねるように震わせながら、俺の中を今よりも熱く満たしてくれたんだ。
22
あなたにおすすめの小説
美貌の騎士候補生は、愛する人を快楽漬けにして飼い慣らす〜僕から逃げないで愛させて〜
飛鷹
BL
騎士養成学校に在席しているパスティには秘密がある。
でも、それを誰かに言うつもりはなく、目的を達成したら静かに自国に戻るつもりだった。
しかし美貌の騎士候補生に捕まり、快楽漬けにされ、甘く喘がされてしまう。
秘密を抱えたまま、パスティは幸せになれるのか。
美貌の騎士候補生のカーディアスは何を考えてパスティに付きまとうのか……。
秘密を抱えた二人が幸せになるまでのお話。
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
借金のカタで二十歳上の実業家に嫁いだΩ。鳥かごで一年過ごすだけの契約だったのに、氷の帝王と呼ばれた彼に激しく愛され、唯一無二の番になる
水凪しおん
BL
名家の次男として生まれたΩ(オメガ)の青年、藍沢伊織。彼はある日突然、家の負債の肩代わりとして、二十歳も年上のα(アルファ)である実業家、久遠征四郎の屋敷へと送られる。事実上の政略結婚。しかし伊織を待ち受けていたのは、愛のない契約だった。
「一年間、俺の『鳥』としてこの屋敷で静かに暮らせ。そうすれば君の家族は救おう」
過去に愛する番を亡くし心を凍てつかせた「氷の帝王」こと征四郎。伊織はただ美しい置物として鳥かごの中で生きることを強いられる。しかしその瞳の奥に宿る深い孤独に触れるうち、伊織の心には反発とは違う感情が芽生え始める。
ひたむきな優しさは、氷の心を溶かす陽だまりとなるか。
孤独なαと健気なΩが、偽りの契約から真実の愛を見出すまでの、切なくも美しいシンデレラストーリー。
エリート上司に完全に落とされるまで
琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。
彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。
そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。
社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。
「役立たず」と追放された神官を拾ったのは、不眠に悩む最強の騎士団長。彼の唯一の癒やし手になった俺は、その重すぎる独占欲に溺愛される
水凪しおん
BL
聖なる力を持たず、「穢れを祓う」ことしかできない神官ルカ。治癒の奇跡も起こせない彼は、聖域から「役立たず」の烙印を押され、無一文で追放されてしまう。
絶望の淵で倒れていた彼を拾ったのは、「氷の鬼神」と恐れられる最強の竜騎士団長、エヴァン・ライオネルだった。
長年の不眠と悪夢に苦しむエヴァンは、ルカの側にいるだけで不思議な安らぎを得られることに気づく。
「お前は今日から俺専用の癒やし手だ。異論は認めん」
有無を言わさず騎士団に連れ去られたルカの、無能と蔑まれた力。それは、戦場で瘴気に蝕まれる騎士たちにとって、そして孤独な鬼神の心を救う唯一の光となる奇跡だった。
追放された役立たず神官が、最強騎士団長の独占欲と溺愛に包まれ、かけがえのない居場所を見つける異世界BLファンタジー!
必然ラヴァーズ
須藤慎弥
BL
怪我をした双子の姉に代わり、生放送番組に出演する事になった、卑屈ネガティブな男子高校生・葉璃(ハル)。
ダンスアイドルグループ「CROWN」のリーダー・セナから一目惚れされ、熱烈求愛を受け、戸惑いながらも少しずつ惹かれてゆくが……葉璃もまた、アイドルデビューをする事になり──!?
まさにトップアイドルとの恋は、前途多難です。
聖南と葉璃を見守ってくれる優しくて温かなイケメン達もお楽しみください。
※♡=葉璃目線 ❥=聖南目線 ★=恭也目線
※そういうシーンにはタイトルに「※」
※表紙について。
眠様(@nemu_chan1110)作です♡
いつもありがとうございます!
【完結】悪役令息の伴侶(予定)に転生しました
* ゆるゆ
BL
攻略対象しか見えてない悪役令息の伴侶(予定)なんか、こっちからお断りだ! って思ったのに……! 前世の記憶がよみがえり、反省しました。
BLゲームの世界で、推しに逢うために頑張りはじめた、名前も顔も身長もないモブの快進撃が始まる──! といいな!(笑)
本編完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
きーちゃんと皆の動画をつくりました!
もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画
プロフのwebサイトから両方に飛べるので、もしよかったら!
本編以降のお話、恋愛ルートも、おまけのお話の更新も、アルファポリスさまだけですー!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
嫌われ魔術師の俺は元夫への恋心を消去する
SKYTRICK
BL
旧題:恋愛感情抹消魔法で元夫への恋を消去する
☆11/28完結しました。
☆第11回BL小説大賞奨励賞受賞しました。ありがとうございます!
冷酷大元帥×元娼夫の忘れられた夫
——「また俺を好きになるって言ったのに、嘘つき」
元娼夫で現魔術師であるエディことサラは五年ぶりに祖国・ファルンに帰国した。しかし暫しの帰郷を味わう間も無く、直後、ファルン王国軍の大元帥であるロイ・オークランスの使者が元帥命令を掲げてサラの元へやってくる。
ロイ・オークランスの名を知らぬ者は世界でもそうそういない。魔族の血を引くロイは人間から畏怖を大いに集めながらも、大将として国防戦争に打ち勝ち、たった二十九歳で大元帥として全軍のトップに立っている。
その元帥命令の内容というのは、五年前に最愛の妻を亡くしたロイを、魔族への本能的な恐怖を感じないサラが慰めろというものだった。
ロイは妻であるリネ・オークランスを亡くし、悲しみに苛まれている。あまりの辛さで『奥様』に関する記憶すら忘却してしまったらしい。半ば強引にロイの元へ連れていかれるサラは、彼に己を『サラ』と名乗る。だが、
——「失せろ。お前のような娼夫など必要としていない」
噂通り冷酷なロイの口からは罵詈雑言が放たれた。ロイは穢らわしい娼夫を睨みつけ去ってしまう。使者らは最愛の妻を亡くしたロイを憐れむばかりで、まるでサラの様子を気にしていない。
誰も、サラこそが五年前に亡くなった『奥様』であり、最愛のその人であるとは気付いていないようだった。
しかし、最大の問題は元夫に存在を忘れられていることではない。
サラが未だにロイを愛しているという事実だ。
仕方なく、『恋愛感情抹消魔法』を己にかけることにするサラだが——……
☆お読みくださりありがとうございます。良ければ感想などいただけるとパワーになります!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる