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★【新婚旅行編】十日目:俺にとっての高嶺の花のような
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気分は大船どころか豪華客船にでも乗っているみたい。その整った顔を眺めながら安心して待っていると、硬い感触が胸元を撫でてきた。
「あっ……?」
それが何かだなんて見なくても分かる。分かってしまっている。でも、頭の方は違うと拒んでしまっていた。そんなこと、ある訳がないと。
頭や頬はいい。背中だって。でも、そこは……そこに触れさせてしまうのは、何だか無性に申し訳なくなってしまう。
散々キスさせてもらっておいて今更だろうってのは分かっている。でも、彼の美しく繊細なところを、そういう意味で気持ちよくなってしまう手段に使わせてもらうだなんて。それは、あまりにも。
戸惑っている間にも、それは慣れていないような触れ方で俺の胸元を撫でていた。けれどもそこはバアルだ。すぐに何かを掴んでしまった。
次に素肌を撫でられた時にはあの触れ方になっていた。心地よさを引き出すような、背筋に淡い感覚が走ってしまう触れ方に。
「あっ……んっ……」
ダメだと分かっているのに気持ちよくなってしまう。声を我慢することも出来ない。思わず目を瞑ってしまっていると目の前でくすくすと笑う気配がした。ご機嫌そうなのは何よりなんだけれども。
それは薄い胸板を余すことなく撫で回してはいるものの、ある部分には触れてはいなかった。左右のどちらにも。分かりやすいくらいに避けてくれていたから、俺もまだちょっぴり冷静さを保ててはいた。けれども。
ついに触れてきてくれてしまった。俺の体温で温かくなってきている硬い感触が、すでに尖らせてしまっている乳首を優しく撫でてきてしまって。
「あっ……嘘……バアル……」
もう目を逸らすことは出来なかった。そろそろと開けて、見下ろした先に見えてしまった光景はやっぱり俺が想像してしまっていた通りで。
水晶のように透き通った羽が、少し尖った先の方を器用にくるりと反らせながら撫でてくれてしまっていた。掬い上げるみたいにしながら根元の方から先の方へと撫で上げてみたり。撫でて欲しいと主張するみたいにピンと立っている先だけを、そのツルツルとした表面で撫でてくれたり。
しっとりと柔い指先とは、熱く濡れた舌とは全く異なる感触。それだけでも背筋に淡い感覚を覚えるてしまうのには十分だった。だというのに。
バアルの羽が……キレイな羽が、俺の乳首に……
ずっと高嶺の花のように、触れてはみたいけれども触れさせてもらうことがおこがましいように感じていた。そんな彼にとってのプライベートなところで……気持ちよくなってしまうだなんて。
「いかがでしょうか? 心地よくはございませんか?」
高い鼻先が俺の鼻先にちょんと触れてくる。
窺うように見つめてくる鮮やかな緑の瞳はどこか不安そうに細められてはいるものの、俺が気持ちよくなれているという確信を持っているからだろう。神秘的な美しさを持つ羽での可愛がりを止めることはない。
それどころか、大人しくしてくれていた手の方まで参戦してき始めた。
ずっと俺の尻の奥で収まっているだけだった三本の指が俺の中を前後に行き交う。俺が無意識の内に締め付けてしまっているのを考慮してか、ゆっくり、ゆっくり。焦らしているかのような優しい動きで内壁を撫でている。
「あっ……?」
それが何かだなんて見なくても分かる。分かってしまっている。でも、頭の方は違うと拒んでしまっていた。そんなこと、ある訳がないと。
頭や頬はいい。背中だって。でも、そこは……そこに触れさせてしまうのは、何だか無性に申し訳なくなってしまう。
散々キスさせてもらっておいて今更だろうってのは分かっている。でも、彼の美しく繊細なところを、そういう意味で気持ちよくなってしまう手段に使わせてもらうだなんて。それは、あまりにも。
戸惑っている間にも、それは慣れていないような触れ方で俺の胸元を撫でていた。けれどもそこはバアルだ。すぐに何かを掴んでしまった。
次に素肌を撫でられた時にはあの触れ方になっていた。心地よさを引き出すような、背筋に淡い感覚が走ってしまう触れ方に。
「あっ……んっ……」
ダメだと分かっているのに気持ちよくなってしまう。声を我慢することも出来ない。思わず目を瞑ってしまっていると目の前でくすくすと笑う気配がした。ご機嫌そうなのは何よりなんだけれども。
それは薄い胸板を余すことなく撫で回してはいるものの、ある部分には触れてはいなかった。左右のどちらにも。分かりやすいくらいに避けてくれていたから、俺もまだちょっぴり冷静さを保ててはいた。けれども。
ついに触れてきてくれてしまった。俺の体温で温かくなってきている硬い感触が、すでに尖らせてしまっている乳首を優しく撫でてきてしまって。
「あっ……嘘……バアル……」
もう目を逸らすことは出来なかった。そろそろと開けて、見下ろした先に見えてしまった光景はやっぱり俺が想像してしまっていた通りで。
水晶のように透き通った羽が、少し尖った先の方を器用にくるりと反らせながら撫でてくれてしまっていた。掬い上げるみたいにしながら根元の方から先の方へと撫で上げてみたり。撫でて欲しいと主張するみたいにピンと立っている先だけを、そのツルツルとした表面で撫でてくれたり。
しっとりと柔い指先とは、熱く濡れた舌とは全く異なる感触。それだけでも背筋に淡い感覚を覚えるてしまうのには十分だった。だというのに。
バアルの羽が……キレイな羽が、俺の乳首に……
ずっと高嶺の花のように、触れてはみたいけれども触れさせてもらうことがおこがましいように感じていた。そんな彼にとってのプライベートなところで……気持ちよくなってしまうだなんて。
「いかがでしょうか? 心地よくはございませんか?」
高い鼻先が俺の鼻先にちょんと触れてくる。
窺うように見つめてくる鮮やかな緑の瞳はどこか不安そうに細められてはいるものの、俺が気持ちよくなれているという確信を持っているからだろう。神秘的な美しさを持つ羽での可愛がりを止めることはない。
それどころか、大人しくしてくれていた手の方まで参戦してき始めた。
ずっと俺の尻の奥で収まっているだけだった三本の指が俺の中を前後に行き交う。俺が無意識の内に締め付けてしまっているのを考慮してか、ゆっくり、ゆっくり。焦らしているかのような優しい動きで内壁を撫でている。
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