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★【新婚旅行編】十日目:受け入れてくれているように見えたのは……無自覚、だったんだろうか
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「あ……ふぁ……っ」
「く……」
思わず声色に喜びを滲ませてしまっていた俺に対して、バアルはどこか苦しげな吐息を漏らす。それもそれのハズだ。これから与えてもらえるであろう別の心地よさを期待してしまった途端に俺は。
「アオイ……そのように愛らしい反応を返して頂けるのは誠に嬉しく……旦那冥利に尽きるのですが……」
「ごめ……なさ……バアルに、触ってもらえるって……思っただけで、嬉しくなっちゃって……んぁっ」
せっかくバアルが尻以外へと意識を向かせようとしてくれていたってのに。またしても、俺が締め付けてしまったからだろうか。まだ入りきれていない彼のものも、俺の中で大きさを増していた。
俺の締め付けなんぞ知ったことかとばかりの力強さで尻の奥を内側から広げようとしてくる。長さ自体も伸びてきているんだろうか。その硬い先端で内側をじりじりと擦っていく。ちょっとずつだけれども確実に奥へと進んでいっている。逞しい腰の動きは進めることなく、止めてくれているにも関わらず。
長さが増すことによる侵入は、当然のことながらすぐに落ち着きはした。
けれども、その僅かな合間でもバアルの全部に夢中な俺が心地よさを感じるには十分過ぎて。また俺は彼のものを今以上に欲しがるように締め付けてしまっていた。広げたままの足を、寒くもないのに震わせてしまいながら。
「は、ふ……バアル……」
別に何か一言物申してやろうとしていた訳ではない。けれどもバアルは先の生理的ともいえる現象から、自身に非があると感じていたようで。
そっと顔だけ振り向いた先に見えたのは、叱られてしまったわんこのような。頭の上で揺れていたであろう触角は元気をなくしてしまったかのように垂れ下がり、はためいていた羽は萎れた花のように縮んでしまっていた。
細められた瞳には申し訳なさと、気恥ずかしさとが見て取れる。目元や頬骨に刻まれている渋いシワは変わらず健在なのに、しょんぼりしちゃってるからだろうか。何だか幼く感じてしまっていた。
胸の辺りも、彼にときめいちゃっている時とは別の感覚がする。軽く摘まれているように、きゅう、きゅう、してしまっている。もしかして、今まさに擽られてしまっているってのか? 母性本能ってやつを。男だけど。
……可愛い。撫で回してあげたい。いや、撫で回す。
確固たる決意を胸に、俺はいまだにこちらの機嫌を窺うように見つめていただけのバアルを、その白く艷やかな髪へと手を伸ばしていた。
光の加減によって銀色にも見える白い髪は、今はお風呂上がりのまま。馴染みのあるオールバックにも、かといって後ろへと緩く撫でつけられてもいないので、カッコいい髪形を乱してしまうという心配はない。好きなだけ撫で回せるってもんだ。
こんな時に限って、撫でにくい体勢ではあるけれども。
それでも、どうにか。後ろから抱き締めてくれている彼の頭をよしよしと撫でていく。サラリとしている見た目通りに指通りのいい髪を梳いていく。少しはしょんぼりとした気持ちを和らげることが出来たんだろうか。バアルは安心したように目尻を下げながら俺の好きにさせてくれていた。
少しして、はたと思い出したかのように眉間にシワが寄っていく。透き通るように白い頬がみるみる内に真っ赤っ赤に染まっていった。
受け入れてくれているように見えたのは……無自覚、だったんだろうか。
「く……」
思わず声色に喜びを滲ませてしまっていた俺に対して、バアルはどこか苦しげな吐息を漏らす。それもそれのハズだ。これから与えてもらえるであろう別の心地よさを期待してしまった途端に俺は。
「アオイ……そのように愛らしい反応を返して頂けるのは誠に嬉しく……旦那冥利に尽きるのですが……」
「ごめ……なさ……バアルに、触ってもらえるって……思っただけで、嬉しくなっちゃって……んぁっ」
せっかくバアルが尻以外へと意識を向かせようとしてくれていたってのに。またしても、俺が締め付けてしまったからだろうか。まだ入りきれていない彼のものも、俺の中で大きさを増していた。
俺の締め付けなんぞ知ったことかとばかりの力強さで尻の奥を内側から広げようとしてくる。長さ自体も伸びてきているんだろうか。その硬い先端で内側をじりじりと擦っていく。ちょっとずつだけれども確実に奥へと進んでいっている。逞しい腰の動きは進めることなく、止めてくれているにも関わらず。
長さが増すことによる侵入は、当然のことながらすぐに落ち着きはした。
けれども、その僅かな合間でもバアルの全部に夢中な俺が心地よさを感じるには十分過ぎて。また俺は彼のものを今以上に欲しがるように締め付けてしまっていた。広げたままの足を、寒くもないのに震わせてしまいながら。
「は、ふ……バアル……」
別に何か一言物申してやろうとしていた訳ではない。けれどもバアルは先の生理的ともいえる現象から、自身に非があると感じていたようで。
そっと顔だけ振り向いた先に見えたのは、叱られてしまったわんこのような。頭の上で揺れていたであろう触角は元気をなくしてしまったかのように垂れ下がり、はためいていた羽は萎れた花のように縮んでしまっていた。
細められた瞳には申し訳なさと、気恥ずかしさとが見て取れる。目元や頬骨に刻まれている渋いシワは変わらず健在なのに、しょんぼりしちゃってるからだろうか。何だか幼く感じてしまっていた。
胸の辺りも、彼にときめいちゃっている時とは別の感覚がする。軽く摘まれているように、きゅう、きゅう、してしまっている。もしかして、今まさに擽られてしまっているってのか? 母性本能ってやつを。男だけど。
……可愛い。撫で回してあげたい。いや、撫で回す。
確固たる決意を胸に、俺はいまだにこちらの機嫌を窺うように見つめていただけのバアルを、その白く艷やかな髪へと手を伸ばしていた。
光の加減によって銀色にも見える白い髪は、今はお風呂上がりのまま。馴染みのあるオールバックにも、かといって後ろへと緩く撫でつけられてもいないので、カッコいい髪形を乱してしまうという心配はない。好きなだけ撫で回せるってもんだ。
こんな時に限って、撫でにくい体勢ではあるけれども。
それでも、どうにか。後ろから抱き締めてくれている彼の頭をよしよしと撫でていく。サラリとしている見た目通りに指通りのいい髪を梳いていく。少しはしょんぼりとした気持ちを和らげることが出来たんだろうか。バアルは安心したように目尻を下げながら俺の好きにさせてくれていた。
少しして、はたと思い出したかのように眉間にシワが寄っていく。透き通るように白い頬がみるみる内に真っ赤っ赤に染まっていった。
受け入れてくれているように見えたのは……無自覚、だったんだろうか。
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