3 / 78
森を抜けカリケットへ
しおりを挟む
俺達は、ここから1番近いらしい街へと向かっていた。
「質問があるんだがいいか?如何せんまだここに来たばかりなもんでね」
俺は、素直に初心者アピールをする。
「そうだったのですね それにしても夜ト神さんって珍しい名前ですよね?」
こっちの世界では、俺の名前は珍しいのか。まあ、元の世界でも珍しかったがな。
「まあ、色々あるんだよ それより君の名前を聞いてなかったんだけど」
その子は、慌てながら自分のPPを差し出す。
「これは失礼しました どうぞご覧下さい!」
俺は差し出されたPPを受け取り、重要そうなところにだけ目を通す。
サリエル・フェリシーナ
15歳
職業 盗賊
Lv12
筋力8
防御18
体力24
俊敏30
知力12
魔力24
なるほどな
やはり職種によって、パラメーターに差異が出るんだな。
それに、このレベルに対してこの数値ってことは俺の職種の今後の伸びは2パターンに別れるな。1つ目は、元の数値が高いためあまり伸びない 2つ目は、今後も比例して伸び続ける。
後者の方が圧倒的に有利なのは、自明の理。今後が楽しみだぜ。
「フェリシーナか、少し呼びずらいな」
この場合は、どちらが性でどちらが名前なんだ?そんな疑問を抱えながら、質問をなげかける。
「サリーとお呼びください!親しいものは私をそう呼びます」
まだ出会ったばかりの俺がそんな親しげに、ニックネームで呼んでいいのか?
だが、ここはその言葉に甘えることにした。
「分かったよこれからサリーって呼ばせてもらうよ 俺の事も気軽に周って呼んでくれ」
「分かったのです!改めてよろしくです 周!」
そう言って、サリーはおおきくうなずいた。
「それよりもさ、これからいくつか質問したいんだけどいいかな?」
俺は逸れた話を、論点へ戻す。
「大丈夫です!私の答えられる範囲であればなんでもお答えします!」
嬉しそうに答えるサリー。何故かかなり上機嫌のようだ。何故こんなにも機嫌がいいのか俺にはよくわからない。
あまり気にしないことにして、俺は本題へと移ることにした。
「大きくわけて2つ聞きたいことがあるんだが順を追って説明してくれ 1つ目、この世界についての大まかな説明 2つ目、この世界のお金の稼ぎ方なんだが」
その後、サリーは丁寧に自分の知識を俺に教えてくれた。この世界は、俺からしたらとても不思議な世界だった。
まず地球のように、球体のような惑星ではないらしい、そもそも惑星という概念がないらしいが月や太陽はあるらしい。
そして、世界は平面に半永久的に今も広がり続けている。その度に、未知のモンスターやダンジョンが出現し続けているというのが、この世界の現状なのだ。
そしてお金を稼ぐ方法が、国が出しているクエストをこなすというものらしい。
そのクエストを受けるためには、冒険者登録をするらしい。そうすると、国から冒険者連盟を経由しPPにお金が振り込まれる。
まあ他にも稼ぎ方はあるそうなのだが、せっかくのファンタジー世界だ、こういう稼ぎ方の方がワクワクするし性にあっている。
なんて言っている間に、俺達は街に到着した。
「意外と早く着きましたね!やはり誰かとお話するのは、楽しいものです!」
サリーは、本当に楽しそうにそう言った。俺の質問に答えていただけで、お話と言えるのかはさておきだが。
「ここが、カリケットという街です 行商人が多くいる町なので初期装備などはここでそろうかと思われます!」
そういえば俺、制服のままだしな。多少は装備も揃えた方がいいのか?ただその前に飯と宿を確保しないとまずいな。
「サリーはこれからどうするんだ?」
「私も特には決まってはいないんですが.......」
こいつさては友達いないな?ソロプレイヤーだな。勝手な偏見の押しつけだが、あながち間違いではないだろう。
「時間があるなら少しの間、俺に付き合ってくれないか?やっぱりまだ一人だと不安だしさ」
そっぽを向いていたのに、急激な速度でこっちを見るサリー。
「それは、パーティーへのお誘いということでいいでしょうか?」
仔犬のような目でこちらを見るサリー。パーティー勧誘でそんな目をされても困るのだが、まあ本人が嬉しいならいいか。
「そういうことになるな、まあ迷惑なら断ってもらってもいいが?」
俺がそう言うと、サリーは焦ったように返答を返した。
「迷惑だなんて思ってないですっ!私でよろしければお供させてもらいます!!!」
嬉しいなら初めから素直に、承諾すればいいものを。だが、ここまで案内してもらったのに、意地悪をしすぎたと少し反省する俺。
「とりあえずは冒険者登録ってやつをしに行きたいから、冒険者連盟に連れて行って欲しいんだが、頼めるか?」
俺がそう言うと、餌を貰った兎のような顔をしたサリーは、こっちについてこいと言わんばかりに、駆け出した。
「お任せ下さい!さあ、行きましょう!」
これからの旅が愉快になりそうだぜ。心の中で俺はそう思った。
「質問があるんだがいいか?如何せんまだここに来たばかりなもんでね」
俺は、素直に初心者アピールをする。
「そうだったのですね それにしても夜ト神さんって珍しい名前ですよね?」
こっちの世界では、俺の名前は珍しいのか。まあ、元の世界でも珍しかったがな。
「まあ、色々あるんだよ それより君の名前を聞いてなかったんだけど」
その子は、慌てながら自分のPPを差し出す。
「これは失礼しました どうぞご覧下さい!」
俺は差し出されたPPを受け取り、重要そうなところにだけ目を通す。
サリエル・フェリシーナ
15歳
職業 盗賊
Lv12
筋力8
防御18
体力24
俊敏30
知力12
魔力24
なるほどな
やはり職種によって、パラメーターに差異が出るんだな。
それに、このレベルに対してこの数値ってことは俺の職種の今後の伸びは2パターンに別れるな。1つ目は、元の数値が高いためあまり伸びない 2つ目は、今後も比例して伸び続ける。
後者の方が圧倒的に有利なのは、自明の理。今後が楽しみだぜ。
「フェリシーナか、少し呼びずらいな」
この場合は、どちらが性でどちらが名前なんだ?そんな疑問を抱えながら、質問をなげかける。
「サリーとお呼びください!親しいものは私をそう呼びます」
まだ出会ったばかりの俺がそんな親しげに、ニックネームで呼んでいいのか?
だが、ここはその言葉に甘えることにした。
「分かったよこれからサリーって呼ばせてもらうよ 俺の事も気軽に周って呼んでくれ」
「分かったのです!改めてよろしくです 周!」
そう言って、サリーはおおきくうなずいた。
「それよりもさ、これからいくつか質問したいんだけどいいかな?」
俺は逸れた話を、論点へ戻す。
「大丈夫です!私の答えられる範囲であればなんでもお答えします!」
嬉しそうに答えるサリー。何故かかなり上機嫌のようだ。何故こんなにも機嫌がいいのか俺にはよくわからない。
あまり気にしないことにして、俺は本題へと移ることにした。
「大きくわけて2つ聞きたいことがあるんだが順を追って説明してくれ 1つ目、この世界についての大まかな説明 2つ目、この世界のお金の稼ぎ方なんだが」
その後、サリーは丁寧に自分の知識を俺に教えてくれた。この世界は、俺からしたらとても不思議な世界だった。
まず地球のように、球体のような惑星ではないらしい、そもそも惑星という概念がないらしいが月や太陽はあるらしい。
そして、世界は平面に半永久的に今も広がり続けている。その度に、未知のモンスターやダンジョンが出現し続けているというのが、この世界の現状なのだ。
そしてお金を稼ぐ方法が、国が出しているクエストをこなすというものらしい。
そのクエストを受けるためには、冒険者登録をするらしい。そうすると、国から冒険者連盟を経由しPPにお金が振り込まれる。
まあ他にも稼ぎ方はあるそうなのだが、せっかくのファンタジー世界だ、こういう稼ぎ方の方がワクワクするし性にあっている。
なんて言っている間に、俺達は街に到着した。
「意外と早く着きましたね!やはり誰かとお話するのは、楽しいものです!」
サリーは、本当に楽しそうにそう言った。俺の質問に答えていただけで、お話と言えるのかはさておきだが。
「ここが、カリケットという街です 行商人が多くいる町なので初期装備などはここでそろうかと思われます!」
そういえば俺、制服のままだしな。多少は装備も揃えた方がいいのか?ただその前に飯と宿を確保しないとまずいな。
「サリーはこれからどうするんだ?」
「私も特には決まってはいないんですが.......」
こいつさては友達いないな?ソロプレイヤーだな。勝手な偏見の押しつけだが、あながち間違いではないだろう。
「時間があるなら少しの間、俺に付き合ってくれないか?やっぱりまだ一人だと不安だしさ」
そっぽを向いていたのに、急激な速度でこっちを見るサリー。
「それは、パーティーへのお誘いということでいいでしょうか?」
仔犬のような目でこちらを見るサリー。パーティー勧誘でそんな目をされても困るのだが、まあ本人が嬉しいならいいか。
「そういうことになるな、まあ迷惑なら断ってもらってもいいが?」
俺がそう言うと、サリーは焦ったように返答を返した。
「迷惑だなんて思ってないですっ!私でよろしければお供させてもらいます!!!」
嬉しいなら初めから素直に、承諾すればいいものを。だが、ここまで案内してもらったのに、意地悪をしすぎたと少し反省する俺。
「とりあえずは冒険者登録ってやつをしに行きたいから、冒険者連盟に連れて行って欲しいんだが、頼めるか?」
俺がそう言うと、餌を貰った兎のような顔をしたサリーは、こっちについてこいと言わんばかりに、駆け出した。
「お任せ下さい!さあ、行きましょう!」
これからの旅が愉快になりそうだぜ。心の中で俺はそう思った。
0
あなたにおすすめの小説
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
魔力ゼロの俺だけが、呪いの装備を『代償なし』で使い放題 ~命を削る魔剣も、俺が持てば『ただのよく切れる剣』~
仙道
ファンタジー
現代日本で天才研究者だった相模登(さがみ のぼる)は、ある日突然、異世界へ転移した。 そこは『スキル』と『魔力』が全てを決める世界。
しかし登には、ステータス画面もなければ、魔力も、スキルも一切存在しなかった。
ただの一般人として迷宮に放り出された彼は、瀕死の女騎士と出会う。彼女の前には、使う者の命を瞬時に吸い尽くす『呪いの魔剣』が落ちていた。
武器はそれしかない。女騎士は絶望していたが、登は平然と魔剣を握りしめる。 「なぜ……生きていられるの?」 登には、剣が対価として要求する魔力は存在しない。故に、魔剣はデメリットなしの『ただのよく切れる剣』として機能した。
これは、世界で唯一「対価」を支払う必要がない登が、呪われた武具を次々と使いこなし、その副作用に苦しむ女騎士やエルフ、聖女を救い出し、無自覚に溺愛されていく物語。
死神と恐れられた俺、転生したら平和な時代だったので自由気ままな人生を享受する
オカさん
ファンタジー
たった一人で敵軍を殲滅し、『死神』と恐れられた男は人生に絶望して自ら命を絶つ。
しかし目を覚ますと500年後の世界に転生していた。
前世と違う生き方を求めた彼は人の為、世の為に生きようと心を入れ替えて第二の人生を歩み始める。
家族の温かさに触れ、学園で友人を作り、世界に仇成す悪の組織に立ち向かって――――慌ただしくも、充実した日々を送っていた。
しかし逃れられたと思っていたはずの過去は長い時を経て再び彼を絶望の淵に追いやった。
だが今度こそは『己の過去』と向き合い、答えを導き出さなければならない。
後悔を糧に死神の新たな人生が幕を開ける!
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜
昼寝部
ファンタジー
2XXX年、X月。
俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。
そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。
その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。
俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。
これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる