俺最強と思ってる主人公が異世界でハーレムを作りながら最強を目指す!

白神 白夜

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レーネとの1日

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デートと言って、歩いてはいるものの行くところがなくただぶらぶらするだけの時間が続く。

「周よ!妾あれが食べてみたいぞ!」

レーネが指さす先には、クレープ屋さんのようなものがあった。
大会の優勝金のおかげで、俺達には結構な余裕が出来たのでお金には困っていなかった。

「食べるか?」

そう言って、店の前まで行き俺は注文をする。

「どれが食べたいんだ?」

「周が食べたいヤツで良い」

そう言われ俺は、1番無難そうなものを頼み、お金を払う。
店員が手際よくクレープを作る。
その様子をレーネは、子供のように食い入って見ている。
なかなか可愛いところもあるじゃねえか。
そして完成したクレープを俺は受け取りレーネに渡す。
だが、レーネは直ぐに食べようとはしなかった。

「食べないのか?」

「妾が先に食べて良いのか?」

「俺の事はいいから、出来たてのうちに食っちまえ」

そんなことを気にしていたのか、普段見ない顔だな。
俺の許しがでたので、レーネはクレープにかぶりつく。

「周よ!なんじゃこの食べ物は!とっても甘くて美味しいぞ!!!」

「それは良かった良かった」

こいつ今までどんなもの食べて暮らしてきたんだ?そんなことを思う。
すると、半分くらい食べたところでレーネは俺にクレープを差し出してきた。

「もう飽きたのか?」

「こんなに美味しいのじゃ、周も一口食べておけ!」

俺の事は気にするなと言ったのに。
だが今ここで断ったら、せっかく幸せそうにしているのが台無しになってしまうので、俺は1口貰うことにした。

「分かったよ」

俺はクレープを貰おうと手を差し出す。
だが、レーネは一向にクレープを渡そうとしない。

「どうした?やっぱり全部食べたくなったか?」

「周は今怪我人じゃから、妾が食べさせてやる!」

いや普通に食べれるのだが、今の俺には断るという選択肢はなかった。
理由は先も述べた理由だ。
俺が渋々口を開けると、レーネは嬉しそうに俺の口にクレープを運ぶ。

「どうじゃ?美味かろう?」

「あぁ、美味しいよありがとな!」

「良いのじゃ良いのじゃ!」

どうやらご満悦のようだ。その後レーネは、残りのクレープをぺろりと完食した。

「次はあれを食べるぞ周!」

この後、レーネの食べ歩きツアーが行われたことは言うまでもないだろう。
その度に俺は一口ずつ色々なものを食べさせられた。
そのおかげでお腹いっぱいだぜ。
そんなこんなしている内に、街はすっかり夜になってしまった。

「いやー遊んだのー!」

「夕方に戻るって言ったのに、すっかり夜になっちまったな」

「デートとは良きものだな周よ」

これはまた近いうちに付き合わされそうだ。

「そろそろ戻るぞ~」

「うむ!」

レーネはご機嫌で俺の車椅子を押し、朝よりも早く武具屋に着く。
ドアを開けると、朝の少年と武具屋のおっちゃんがいた。

「久しいな!大会見てたよ、有言実行だったな」

「ありがと!おっちゃんのおかげだよ」

そんなに長い期間居た訳でもないのに、謎のしっくり感がある。

「あれは、こいつのおかげだよ!」

そう言っておっちゃんは、朝の少年の肩を叩く。

「そうなのか?」

この親子どういう関係なんだ?
素直な疑問が俺の中に浮かぶ。

「あんちゃんの武器はどっちも、こいつが作ったものなんだよ!」

まじか!じゃあ俺がここまで来れたのもこいつのおかげじゃないか?

「そうだったのか!助かったよ、ありがとな!」

「そんな!夜ト神さんに使って頂けるだけで光栄です!」

本当に俺のファンなんだなこの子。
満更でもない。

「そこであんちゃんに代金替わりと言っちゃなんだが、1つ頼みがあるんだ」

「なんだよ、かしこまって?」

確かに俺は、次来た時に代金を払うとは言ったが、言い回し的には大事なお願いのようだ。

「是非うちの子を連れて行ってくれないか?」

予期していない一言に、一瞬場が静まる。

「どうやったら、そういう話になるんだ?」

「あの大会を見てから、あんちゃんの仲間になりたいと聞かないんだよ」

熱狂的すぎるな.......
だが、このレベルの武器を作れるなら連れて行っても悪くはないな、恩人でもあるわけだし。

「少年はいいのか?結構大変だし、待機ばっかりだと思うけど」

「足は引っ張らないので、どうかお願いします!」

覚悟はあるってことか。
俺はレーネの方を見るが、いつも通り俺に任せるつもりらしい。

「いいぜ、恩人だし歓迎するよ!」

「本当ですか?!ありがとうございます!僕頑張ります!」

「ありがとうな、あんちゃん!」

こうして予期せぬ場所で、新たな仲間を獲得したのだった。
桜田達が、勝手に仲間増やしたことに文句とか言わないかだけが不安だ。

「そういえばまだ名前聞いてなかったな?」

「リラ・ガーネットって言います!よろしくお願いします!」

「リラか、よろしくな!」

女っぽい名前だな、この世界では普通なのか?

「そうと決まればさっさと帰るぞ!もう夜更けじゃ」

俺は慌ててレーネに捕まる。
リラも慌ててこちらに近づく。

「頑張ってこいよ!リラ!」

「また帰ってくるからね父さん!」

リラが別れを済ませたのを確認し、レーネはテレポートする。
来た時と同様に、気づいた時には俺たちの部屋だった。

「2人用の部屋だから少し窮屈かもしれないが、くつろいでくれ!」

「分かりました!ありがとうございます!」

「じゃあ、今日は遅いし寝るか!俺床で寝るから2人はベッドで寝てくれ!」

俺はいつものように床で寝ようとするが、レーネがそれを止める。

「いつもなら許すが、今の状況が分かっておるのか?重症人が床で寝てどうするのじゃ!?」

確かにレーネの言うことも分かるが、女子と新しい仲間を床で寝かすわけにわ行かないのも事実だ。

「妾のベットで一緒に寝るぞ!周の指輪で何も出来なくすれば問題ないじゃろ?」

やむを得ない、今回ばっかりはレーネの意見を採用させてもらおう。

「ありがとうレーネ、その言葉に甘えさせてもらうよ」

そうこうしてやっと寝床に着いた俺達だったが、騒がしさで俺たちの帰宅を確認したのか、寝かせまいと嵐のように俺らの部屋へと奴らがやってきたのだった。
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