R18 異世界で恋戦鬼

カヨワイさつき

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交わり

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七緒目線

翌日眼が覚めると、重い体と、繋がった場所の
痛みが有りました。
何度も熱いそそり立つモノが出入りしてたんだ。

繋がっていた部分の中からはドロリと、白濁が
出てくると、
「ひゃぁ。」
あっ。シーツも綺麗になってる。
誰がかえたんだろう?
私は裸のままで、横にいたはずのルグエンは
すでに居なくてシーツが冷たくなっていた。

「シャワー浴びないと…,うっ。いっ…。」
痛い。絶対私涙目になってる。

痛くて、床に座り込んでしまった私は、
誰も入ってきませんようにと思い、
シーツを身体に巻きつけようとし、
ベッドのシーツを掴むと

ガチャ
「…!!」
私ハダカだから、見ないで。
思わず床に、うづくまると、ふわぁと
包み込むような浮遊感がありました。

「だ、大丈夫か?一人にしてすまない。」
「る、ルグエン…。」
すでに潤んでいた目で、さらに潤ませ
見上げると、
「"ななお"どこか痛むのか?」
「あっ、アソコが、痛くて…で、でも大丈夫です。」
「あそこ…。」
お互いに気まずくなったと思ったら、顔が自然と
ほてり赤くなりました。

「ベッドから落ちたのか?」
「ち、違います。シャワー浴びて…。」
「俺がいれてやる。」
「いれ?入れて…。」
何を…?と思っているとルグエンさんに
ニヤリと笑われました。

「期待させたか?両方入れてやるぞ。」
「……。」
「なんなら、シャワーしながら挿れてやるぞ。」
「ち、違います。じ、自分で出来ますから…。」
「他人行儀な言葉遣いと、立てないのに、
無理するな。普通に洗ってやる。ちゅっ。」
ちゅっ。ぺろっ。
「あっ。」
口に軽く口づけしたあと、私の胸の頂きを
舐められました。

「暴れないでくれ、これ以上はここでは
しないから。」
「ここでは?」
「安心しろ。」
とてもじゃないけど、安心できません。

結局、塗ったら楽になると言われ
塗られた薬は媚薬で、シャワーを浴びながら
2回はいただかれた気がします。

途中で意識がなくなり、目覚めると夕方でした。

「大丈夫か?魔力が昨日より安定したが、
まだ、眠気が強かったり体が重く感じるらしい。」
「…?」
「大事にする。魔力が落ち着いたら、
人型になる変身魔法を練習しよう。」
「えっ?」
人型?何、私…人だよね?
「ちゅっ。ちゅっ。可愛い角だ。」
「えっ、角?」

「昨日交わり、婚姻は済んだ。初夜も無事
済ませたから魔力げ落ち着くまで、数日かかる。
今日は、書類を提出したから、魔力が落ち着いたら
"ななお"が行きたい所に、案内してやる。」
「初夜…婚姻?」

「愛を呟きながら性液の交換が、婚姻と
寿命が違う者同士、同じ寿命にするための
行為だ。」
「あとこれはおススメの食事処や、一般の奴らが
よく行く場所らしい。」
テーブルの上に、数枚の紙を束ねたものが
ありました。

「……。」
「あいつらなりに、気を使ったみたいで
行く時は貸切に出来るから、安心しろ。」
そんなすごい良い笑顔で言われても…。
一瞬流されそうになったわ。

いやいやいや、食事処とかは貸切にしたら
ほかの人じゃない、ほかの鬼が
食べれないじゃない。そんなの悪いから。

「気にするな。色んな奴がいるから、
他の食事内容を見たら、お前は気絶する
だろう。生肉や、形そのままなどは
たいがいの人間は、ダメらしいな。
鬼子母神からきいた。」

「生肉…。む、無理です」
生肉、そのままの形って
そのまま出てくるのは何だろ?
たぶんアウトなのかも。
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