不幸体質の私、トリップ先は○○ですか?!強面男性と童顔女性の物語。

カヨワイさつき

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告白

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「ユリ・シライと朝の神、昼の神、晩の神に誓う。
我、ミーナ・レジェン・カセンドラーは、
一生ユリ・シライを愛し守り抜く事を誓う。
我、ミーナ・レジェン・カセンドラーは、
ユリ・シライが成人すると同時に、
正式に婚約をし婚姻を結びたいと願う。」

お互いの瞳の色石のアクセサリーを
身につけるのが今の流行だそうだ。
色々アドバイスを受け、ピアスを
最初に選んだ。
1番目立つし、ゆりは、俺のゆりだって
独占欲…まぁ、わかりやすいから、ピアスだ。

俺の耳にはもちろん、ゆりの瞳色と同じ色の
ピアスをつけている。
他にはベルトのバックルなど、
澄んだ茶色の色石をとりいれている。
もし断られたとしても、父親…。くっ。
嫁にやるのは難しいが、好きな奴に
嫁ぎたい気持ちは、大切にしてあげたい。
俺の心は狭いが、好きじゃない相手との
婚姻は苦痛だし、数々の悲劇が起きる。
それは、嫌だ。
たとえ…断られても、ゆりを幸せにする。

「俺の気持ちだ。受け取って欲しい。
返事はすぐじゃなくていい。」

渾身の一撃のつもりで、俺の瞳と同じ
色石のピアスを差し出した。

俺の頭は色々な考えが駆け巡っていた。
そうかと思えば、何も考えれなくなった。

「は、はい。う、嬉しいです。」

「…そ、そうか、そうだよな。こんな、
俺だし、はいって言わないよな、
はいって、はい?」
えっ、な、な、な、何が起きた?
なんて言ったんだ?
もう一度、聞きたい。幻聴じゃないよな。

「はい。ありがとうこざいます。
ふ、ふつつか者ですがよろしくお願いします。」
「2日もの?よ、よろしく、お、俺こそ、
よろしくお願いだ。」

「ふ、2日じゃなく、ふつつか者すよ、お坊ちゃま。」
メイド長がささやいた。
「ゆりは、ふつつか者じゃない!最高な者だ!!」
「は、はい。ありがとうこざいます。」
ゆりの顔は真っ赤になっていた。
美味しそうなくらい、可愛いほっぺだ。

えっ、これは、夢じゃないよな?
「ゼルン殴らせてくれ。」
「はっ、嫌ですよ。なぜ殴られなければ
いけないんですか?私の美貌が失われます。」
「大丈夫だ。すぐ治る。」
「だから、嫌ですし、夢じゃないですよ。
ほんっと、まったく、もう。」
「夢じゃない、夢じゃないのか、ゆりは、
ゆりは、俺を……。」

「はい、よろしくお願いします。」
俺は、感動している。
はい。はいって言ってくれた。そして
また、真っ赤なかわいいほっぺと
可愛すぎるゆりになっている。

よろしく、何を、よろしく、
今からでも…。じゃなくて
落ち着こう。深呼吸、深呼吸。
すぅーはあ~。

俺はやったんだ。
夢じゃないんだ。
あと、年齢は気にしないだろうか?

「ゆ、ゆり、実は俺は32歳だが、年齢差が
あ、ありすぎるが大丈夫か?」

「はい、私年上で、ミーナ様、さん、みたいな
しっかりリードしてくれそうな、かっこいい
男性が好きなんで、嬉しいです。」

リード、よしリードしまくるぞ。
また、かっこいいって言われた。

「俺は、顔つきが険しく、周りには怖がられ
泣いたり逃げられるのがよくあるが、
大丈夫か?」
俺は、何が聞きたいんだ?

「変ですねぇ?」
「変、だよな。」
やはり、おかしいよな。この状況。

「ミーナさんの魅力がわかってない方か、
ミーナさんが、すごくかっこよくて、
凛々しい人だから緊張したり、
感動して泣いてるかもしれません。」
「そ、そうだったんだ。」

ゼルンとメイド長は、そんなはずないだろう
と心の中で突っ込みを入れていた。
だが、ミーナにやっときた遅い春に、
釘をさすものは誰もいなかった。

「ミーナさん、そして、皆様にも今まで
言えずにいた事があるんですが、
いいでしょうか?」

「なんだ?なんでも、受け止める。
気にせずいってくれ。」
な、何を言われるんだ。
やっぱり嫌だとか、否定は辞めてくれ。
さすがに、立ち直れないかもしれない。

「実は私…。」
実はなんだ?
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