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第43話 最高

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恥ずかしい。
「私、思ってることとか、
きこえちゃうのよねー。うふっ。」
「素敵な? 素敵で 
かっこいい?  ウフフ‥。
たくましい、だったかしら?  
ウフフ‥‥。」
「あっ。優しい。好きな人。
もだったわよねー。」
って 長官に、笑われたし、
心が読めるなんて、すごいわあ。
魔法の 練習したら、私も、
心の中、読めるかな?
面接、受かってよかった。
コネ入社 コネ社員?
紹介で 入った 魔法省は、
素晴らしい職場でした。
すごいと言えば

自由出勤
自由帰宅
自由休暇
自宅でも お仕事可能    

すごい。すごい待遇。
ほとんどの魔法省のみんなは
こーゆー システムが、
当たり前だった事。
一つ一つ、丁寧に説明を、
してくれるたびに、本当に、
すごい。すごいしか言えない。

研究したい場合や、実験などは
危険が あるので 魔法省の 
特定の場所でする事。
魔法の圧縮を含む仕事には、
許可がいる事。
前もって、わかっている休み予定は
早めに、報告する事。
けんかしない事。
けんか?
魔法談義や、魔力の自慢大会に なり 
けんか してしまう事が 多いらしい。
グラン様の、出勤日と重なるように
私も、出勤する事に決まりました。
仕事の間は、長官のそばか、
ほかの女性のそばに 
いるようにと、何度も、
グラン様に言われると
ふたたび長官は、
笑っていました。

守護獣

魔力の高い人の 望む形で 
あらわれる。
名付け する事で 契約になる。
守護獣 みずからの 大きさを 
変える事が 出来る。
契約者の魔力で 存在する為  
食事はとらなくても
大丈夫。
契約後は 契約者の意識で 
守護獣の存在が
濃くなったり  
薄くなったりする。
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