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30 ついでに
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「……アトイ村かルルレプ村か。」
クロード様はその村の何か…知ってるのかな?
「パパ?海辺の村って事は新鮮なお魚食べれる?」
「…んっ?ん、ああ。」
あっ、コレってナマ返事だ。
ナマ魚=お刺身、おつくり、タタキとか
うわぁ~すごく食べたい!
アッ、しょうゆとわさびは
まだみつけれてないけど、海だから
お塩とか安く手に入るかな?
それとも大昔の日本の様に
お塩とか色々国が管理してたらお塩、
手に入れにくいかも……。
この国の事とか、この世界のこと
俺あんまりわからないんだよな。
クロー…じゃなくて、え~と
「……パパ?」
「んっ?なんだ?」
よし、もう一度言ってあげよう。
「海辺の村って新鮮なお魚い~っぱい
食べれるかなぁ?」
「"アキ"はお魚が好きなのか?
アトイ村もルルレプ村のどちらも…
主食は魚だったはずだ。たしか
半年ほど前に立ち寄ったときは
森で狩った獲物を持っていくと
喜んでくれたからな。またあの
干し魚はたべたくなる味だ。
行くなら……。」
クロード様はしばらく何かを考えていた。
「どちらかの村に行くにしても
もう少し狩りしておこうか……。」
そう言いながら、武器の手入れを
し始めたクロード様。
馬車の人たちが複雑そうな顔を
している事に、俺も討伐隊メンバーも
この時は気づかなかった。
俺をママ役のメロリラさんに預け
クロード様と数人で夜の狩りに
出かけてしまったのだった。
「パパ…どうしたんだろう?」
その後、メロリラさんたちと
明日の朝ご飯を一緒に準備をしながら
馬車にいた人たちと話していた。
「海辺の潮風が吹き荒れる場所
としか聞いていなくて、私たちは
死ぬのを覚悟してました。」
「……。」
「…覚悟したつもりでしたが、
やはり…こわくて……。」
「馬車酔いを言い訳のようにしながら
このまま、行かなくてもいいかも
しれないと思い始めたんです…が。
ここにいる者は、狩りの経験も
何もかもが経験不足で。馬車に
積まれていた保存食も底をついて
いったんです……。」
「嫌なら行かなくてもいいんじゃないの?」
「……。」
俺たちと話していた男はしばらく口を
閉じ、代わりに違う男が話し始めた。
「目的地に着くまで…道しるべの
魔法がかかっていました。」
討伐隊メンバーは顔色が変わった。
「道しるべ?」
「……はい。」
こっそり教えてもらった"道しるべ"の魔法。
昔は、戦いで敗れた捕虜や犯罪人に
収容所まで逃げないようにする
大魔法だったそうだ。
もともとは子どもを心配する親が
開発した魔法で、わが子が家に
迷わず帰ってくるようにとの願いを込めた
お守り程度の魔法だったらしい。
それを元に、強制力や拘束力を加えた
アレンジされた"道しるべ"の魔法。
今は使える人がほとんどいない理由に
その魔法を使うと使った本人に
かなりの負担がかかるそうだ。
かなりの魔力を持っていかれるので、
ほぼ使う人はいない…というか
相当な魔力を持つ人じゃないと
魔力切れで死に至る。
そのことはあまり知られておらず
ほぼ、伝説級の魔法のうちの
一つになっている。
これだけの人数、馬車と長い期間
術者も相当な魔力を消費しているだろう。
クロード様はその村の何か…知ってるのかな?
「パパ?海辺の村って事は新鮮なお魚食べれる?」
「…んっ?ん、ああ。」
あっ、コレってナマ返事だ。
ナマ魚=お刺身、おつくり、タタキとか
うわぁ~すごく食べたい!
アッ、しょうゆとわさびは
まだみつけれてないけど、海だから
お塩とか安く手に入るかな?
それとも大昔の日本の様に
お塩とか色々国が管理してたらお塩、
手に入れにくいかも……。
この国の事とか、この世界のこと
俺あんまりわからないんだよな。
クロー…じゃなくて、え~と
「……パパ?」
「んっ?なんだ?」
よし、もう一度言ってあげよう。
「海辺の村って新鮮なお魚い~っぱい
食べれるかなぁ?」
「"アキ"はお魚が好きなのか?
アトイ村もルルレプ村のどちらも…
主食は魚だったはずだ。たしか
半年ほど前に立ち寄ったときは
森で狩った獲物を持っていくと
喜んでくれたからな。またあの
干し魚はたべたくなる味だ。
行くなら……。」
クロード様はしばらく何かを考えていた。
「どちらかの村に行くにしても
もう少し狩りしておこうか……。」
そう言いながら、武器の手入れを
し始めたクロード様。
馬車の人たちが複雑そうな顔を
している事に、俺も討伐隊メンバーも
この時は気づかなかった。
俺をママ役のメロリラさんに預け
クロード様と数人で夜の狩りに
出かけてしまったのだった。
「パパ…どうしたんだろう?」
その後、メロリラさんたちと
明日の朝ご飯を一緒に準備をしながら
馬車にいた人たちと話していた。
「海辺の潮風が吹き荒れる場所
としか聞いていなくて、私たちは
死ぬのを覚悟してました。」
「……。」
「…覚悟したつもりでしたが、
やはり…こわくて……。」
「馬車酔いを言い訳のようにしながら
このまま、行かなくてもいいかも
しれないと思い始めたんです…が。
ここにいる者は、狩りの経験も
何もかもが経験不足で。馬車に
積まれていた保存食も底をついて
いったんです……。」
「嫌なら行かなくてもいいんじゃないの?」
「……。」
俺たちと話していた男はしばらく口を
閉じ、代わりに違う男が話し始めた。
「目的地に着くまで…道しるべの
魔法がかかっていました。」
討伐隊メンバーは顔色が変わった。
「道しるべ?」
「……はい。」
こっそり教えてもらった"道しるべ"の魔法。
昔は、戦いで敗れた捕虜や犯罪人に
収容所まで逃げないようにする
大魔法だったそうだ。
もともとは子どもを心配する親が
開発した魔法で、わが子が家に
迷わず帰ってくるようにとの願いを込めた
お守り程度の魔法だったらしい。
それを元に、強制力や拘束力を加えた
アレンジされた"道しるべ"の魔法。
今は使える人がほとんどいない理由に
その魔法を使うと使った本人に
かなりの負担がかかるそうだ。
かなりの魔力を持っていかれるので、
ほぼ使う人はいない…というか
相当な魔力を持つ人じゃないと
魔力切れで死に至る。
そのことはあまり知られておらず
ほぼ、伝説級の魔法のうちの
一つになっている。
これだけの人数、馬車と長い期間
術者も相当な魔力を消費しているだろう。
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