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第7話 子猫診察

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黒柴のくろの動物病院で、3匹の仔猫の
診察がはじまりました。
田中店長の子猫の事も伝えました。

茶色いシマシマと、薄茶色の尻尾だけ
シマシマの子猫は、男の子。
サバトラっぽい子猫は、女の子でした。
身体が小さめだから、心配な事、
ご飯を、他の子より、食べなかった
事など、心配事も、書き込んでいたので
先生は、丁寧に教えてくれました。

へその緒がまだ、付いていたので、
生後2~3日、女の子は130g
男の子140gでした。
ノミダニ、検便、血の検査など、
一通りし、一週間後、検査結果を
聞くために、また、来る事にしました。
生後2か月から、ワクチンを打てる
そうなので、予定もたてました。

子猫のご飯も買い、ご飯を与える為の
注射器の様な物や、哺乳瓶も、買い、
ました。

田中店長も、同時期の子猫で、男の子
だったようでした。
名前はポンちゃん。たぬきの様な、
毛の色で、看板猫にするそうです。

仕事の相談をすると、
「仕事に一緒に、連れてきたらいいよ。」
と言ってもらえました。
ご飯タイムは、他のバイトの子にお店を
代わり番こで、見てもらって、子猫にご飯を
あげたらいいと言ってくれたり、しました。
最高の職場です。
明日から、子猫と一緒に出勤します。

子猫のぽんちゃんも、助かり良かった。
太陽さんと、今日こそは、子猫の名前を
決めようと思いました。
しばらくは、2~3時間間隔の、ご飯や
排泄だから、帰ったら、一緒に寝ようと
思い、足早に、帰りました。

帰ると事件勃発です。
黒柴のくろが、わざと、
わかりやすい、お粗相してました。
ペットシートは、かみかみされていて、
散乱していました。
玄関には、どーんと、立派なウンチが
ありました。
もう少しで、踏みそうでした。

しかると耳だけが、しょんぼりさせ、
しばらくは、ジーっと見ていました。
目が合うと、尻尾をパタパタ、
させていました。
子猫に、ご飯をあげていると、
クーン、クーンと鼻をならし
寂しそうに、していました。
「くろ、あとで遊ぼうね。もうちょっと
待ってね。」
くろに、棒ガムをあげ、嬉しそうに、
ガリガリ食べていました。
2匹目の、子猫にご飯をあげる前に、
2本目の棒ガムを、くろにあげ、
3匹目の、子猫のご飯前には、
おやつのクッキーを二枚あげました。

子猫は、すやすや眠り、私もくろと
一緒に寝ました。
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