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きさらぎ駅の外は、、、(きさらぎ駅お悩み相談室!(2)下)
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紙に書かれているいる通りに僕は駅長室から出る。
今気づいたが、廊下にも、ホームにあったのと同じ、色褪せた古いポスターが貼ってあった。ポスターにはうっすらと
「ルィビ ラクサ」
と書いてあった。一瞬、「なんだこれ!?」となったが、数秒後には理解した、これ逆に読む奴だ。明治か、大正か、いつかは分からないが、日本語もアラビア文字みたいに、右から書いていたということを学校の授業で聞いたことがある。ということはだ、このポスターは、「サクラ ビィル」となる、サクラビールなんて聞いたことがない。ポスターの感じからして既に無くなったんだろう。それか地ビールとかでは今もあるがマイナーなだけかもしれない。
「そんなにそのポスターが、おかしいか?」
急に後ろから声をかけられてびっくりする。ポスターに見惚れて、立ち止まってじっくり見ていてしまっていた。後ろを見るとそこには駅員の格好をした黒髪短髪の女の人が立っていた。いかにも真面目そうな外見だ。
「あっ、えっと、あなたは?」
つい質問に質問を返してしまう。もし相手が何処ぞの殺人鬼なら僕は確実に殺されただろう。
「私は鶴姫 彩華、ここの駅員でお前を起こしに来た。長らく朝食を食べに来るのを待っていたが、全く来る気配が無かったからな。」
そういえば、起きてから今まで一度も時計を見ていない。今は一体何時なんだ。
「僕、そんなに寝てました?」
「ああ、もう八時だぞ。」
八時、まだ十分早いじゃないか。これで遅いなら、鶴姫さんは一体何時に起きてるんだよ。
「とにかく、ついて来い。食堂に連れて行く。」
鶴姫さんはそれだけ言って、さっさと歩き出してしまった。聞きたい事はまだある物の、僕も彼女について行く。
移動中☆
「ここが食堂だ。」
食堂と書かれた札が上に打ち付けられた木とガラスの扉を開け、鶴姫さんは中に入って行く、それに次いで僕も。
食堂は、木製の机二つと椅子四つずつの計8脚だけがある、質素な部屋だった。しかし、窓から入る太陽の光と、木製の家具達の相乗効果でどこか暖かさを感じられた。
ふと僕の嗅覚が反応する。部屋中にとても美味しそうな匂いが立ち込めているのだ。
グゥー
腹が鳴る。よく考えると、昨日の車内でのチョコバー以降何も食べてなかった。思い出した途端一気に空腹感が、押し寄せる。
すると鶴姫さんは机の一角を指差し、言う。
「それがお前の朝食だ。私が丹精込めて作ったんだから、味わって食べろよ。残したら、承知しないからな。」
そこには映画とかで見たことのある網で出来たドームに覆われた、朝食が置かれていた。内容は、魚の塩焼きに味噌汁、白米、多少の漬物というこれ以上無いくらいの日本の朝食。
「ありがとうございます。」
僕は、それだけ言って、朝食の方へ歩く。それを見て鶴姫さんはもう自分に用は無いだろうとばかりに、部屋から出て行こうとする。
「それじゃあ、私は仕事に戻る。食べ終わった食器はそこに置いておけ。いいな?」
「待ってください。一つ聞きたい事が。」
僕は、急いで呼び止める。一つだけどうしても聞いておきたいことがある。
「兵藤さんには、いつぐらいに会えますか?」
これだけは聞いておきたい。
「駅長に、それなら早くても二時間後ぐらいだな。まぁ、この部屋で待ってろ。そうすれば、午前中には会える。」
それだけ言って、鶴姫さんは部屋から出て行く。これから二時間以上か、とにかく朝食食べるとしよう。
「いただきます。」
Ψ( 'ч'♡ )ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"(もぐもぐタイム)
「ごちそうさまでした。」
僕は朝食をあっという間に平らげた。味はこの世の物とは思えない程美味しかった。実際この世の物じゃ無いだろう。さっきまでの空腹感も完全に消滅した。
ふと部屋の隅の置き時計を見る。
八時二十分
兵藤さんに会えるまではまだ、二時間近くある。一旦部屋に戻って荷物取って来て、ここで小説でも読んで待つとしよう。
食堂から出て、一度駅長室に戻る。僕の鞄は、椅子の一つに置かれていた。僕はそれを拾い上げ、再び食堂に戻る。
少年読書中
僕が読書していると、扉がガタンと言う音と共に開く。
「待たせて、すまないね。」
「兵藤さん!どこ行ってたんですか?」
僕はつい反射的に聞いてしまった。
「外の空気を吸いに...」
「いや二時間も外の空気吸う必要あります!?」
無意識ながら完璧なツッコミが決まった気がする。そして僕らは少し笑う。
それから僕は一拍置いて、兵藤さんに、今一瞬気になったことを聞いた。
「この駅の外って、どうなってるんですか?」
すると、一瞬兵藤さんの顔が怖くなった。そして、兵藤さんは言う。
「まぁ、気になるよね、外。それなら、一つ条件がある。その条件を絶対に守れるなら、いってもいいよ。」
条件、一体どんな物だろう。
「この駅は、二つの世界の境目って前言ったよね。この駅が、二つの世界の境界、つまりこの駅の外は霊界なんだよ。生きてる人間が、長い時間、外にいると世界に取り込まれてしまう、帰れなくなるんだ。そうならずに済むのは、個人差もあるけど、まぁせいぜい三時間くらいだ。」
そんなことに、さっきまで楽しそうに思えていたのに、今は外が怖く思え始めた...
「もちろん、そんなに怖がる事は無いよ、三時間って意外と長いから。それになんなら私も着いて行く。」
兵藤さんは、僕の表情の変化を察し、急いで外をフォローした。
と、ここで思い出す。昨日ここに来た理由の一つ。さっきまで床に置いていた鞄を膝に持ち上げ、開ける。
「これだ。」
そう、兵藤さんに返すハンカチだ。この前、貰ったままになっていた。本当は洗濯して返すべきなのだろうが、そこまで気が回らなかった。
「これ、ありがとうございました。洗濯とかして無いですけど、、、」
ハンカチを両手で持ち、兵藤さんに差し出す。兵藤さんはそれを見て微笑みながら、返事する。
「あぁ、それ、君に渡したんだった。無くしたと思って探してたんだよ。でも、この際だし、君に譲ろう。」
言い終えると兵藤さんは僕の手を、片手で僕の胸元まで押し返す。
「いえ、流石に、そんな。泊めてもらった上に物まで貰うなんて。」
僕はもう一度、兵藤さんにハンカチを差し出す。今度は腕に力を入れて。
「そう、言うな。これを御守りだと思って、持ち歩きなさい。これだって駅の外の物だ、少なからず君を災厄から守ってくれる。」
兵藤さんは、今度はそう言って、僕の手からハンカチを取り、僕のズボンのポケットにねじ込んだ。それにしても、このハンカチも駅の外のものだったなんて。さっきまでただのなんの変哲もないハンカチだったものが、今は神々しく思えてきた。
「それじゃあ、今回はそろそろ、帰りなさい。息子が前日の夕方家を出て、朝になっても帰って来てないと親御さんや友達も心配だろうし。」
突然、兵藤さんが言う。
僕の親は数日帰ってこない、それに友達はいない、強いて言うなら蒼空くらいだ。僕が帰って来なくても誰も心配なんかしない。
でも、これ以上ここに居座るのも迷惑な気がする。気分も晴れて、傷も治った事だし、今日は帰ろう。
「はい。」
そう返事して、机に置いた本を鞄に入れる。
また、急な眠気がしてきた。この感覚はもう何度も味わったが、まだ慣れない。
「最後に、何かあったら、またいつでも来なさい、勿論死なずに、生者として。
あと、言う機会があればいいが、友達や親御さんにも相談したり、するんだぞ。」
僕は眠気に耐え、なんとか頷ずき、その勢いのまま、僕は眠りに落ちた。
目が覚めると、僕はまた家の自分のベッドの上にいた。机で眠ってからの記憶は今回も無い。
ふと、ズボンのポケットの腫れた感覚に気付く。中に指を入れると、それは兵藤さんがくれた、あのハンカチだった。もっとよく見ようとハンカチをポケットから、引き抜く。
するとハンカチと一緒に小さな紙切れも、ポケットから勢いよく飛び出した。
僕は起き上がり、その紙切れを拾う。そこには文字が書かれていた。兵藤さんの文字だ。
「また何かあったら17:27分、同じ駅に来なさい。
私はいつでも、君の味方だ。」
今気づいたが、廊下にも、ホームにあったのと同じ、色褪せた古いポスターが貼ってあった。ポスターにはうっすらと
「ルィビ ラクサ」
と書いてあった。一瞬、「なんだこれ!?」となったが、数秒後には理解した、これ逆に読む奴だ。明治か、大正か、いつかは分からないが、日本語もアラビア文字みたいに、右から書いていたということを学校の授業で聞いたことがある。ということはだ、このポスターは、「サクラ ビィル」となる、サクラビールなんて聞いたことがない。ポスターの感じからして既に無くなったんだろう。それか地ビールとかでは今もあるがマイナーなだけかもしれない。
「そんなにそのポスターが、おかしいか?」
急に後ろから声をかけられてびっくりする。ポスターに見惚れて、立ち止まってじっくり見ていてしまっていた。後ろを見るとそこには駅員の格好をした黒髪短髪の女の人が立っていた。いかにも真面目そうな外見だ。
「あっ、えっと、あなたは?」
つい質問に質問を返してしまう。もし相手が何処ぞの殺人鬼なら僕は確実に殺されただろう。
「私は鶴姫 彩華、ここの駅員でお前を起こしに来た。長らく朝食を食べに来るのを待っていたが、全く来る気配が無かったからな。」
そういえば、起きてから今まで一度も時計を見ていない。今は一体何時なんだ。
「僕、そんなに寝てました?」
「ああ、もう八時だぞ。」
八時、まだ十分早いじゃないか。これで遅いなら、鶴姫さんは一体何時に起きてるんだよ。
「とにかく、ついて来い。食堂に連れて行く。」
鶴姫さんはそれだけ言って、さっさと歩き出してしまった。聞きたい事はまだある物の、僕も彼女について行く。
移動中☆
「ここが食堂だ。」
食堂と書かれた札が上に打ち付けられた木とガラスの扉を開け、鶴姫さんは中に入って行く、それに次いで僕も。
食堂は、木製の机二つと椅子四つずつの計8脚だけがある、質素な部屋だった。しかし、窓から入る太陽の光と、木製の家具達の相乗効果でどこか暖かさを感じられた。
ふと僕の嗅覚が反応する。部屋中にとても美味しそうな匂いが立ち込めているのだ。
グゥー
腹が鳴る。よく考えると、昨日の車内でのチョコバー以降何も食べてなかった。思い出した途端一気に空腹感が、押し寄せる。
すると鶴姫さんは机の一角を指差し、言う。
「それがお前の朝食だ。私が丹精込めて作ったんだから、味わって食べろよ。残したら、承知しないからな。」
そこには映画とかで見たことのある網で出来たドームに覆われた、朝食が置かれていた。内容は、魚の塩焼きに味噌汁、白米、多少の漬物というこれ以上無いくらいの日本の朝食。
「ありがとうございます。」
僕は、それだけ言って、朝食の方へ歩く。それを見て鶴姫さんはもう自分に用は無いだろうとばかりに、部屋から出て行こうとする。
「それじゃあ、私は仕事に戻る。食べ終わった食器はそこに置いておけ。いいな?」
「待ってください。一つ聞きたい事が。」
僕は、急いで呼び止める。一つだけどうしても聞いておきたいことがある。
「兵藤さんには、いつぐらいに会えますか?」
これだけは聞いておきたい。
「駅長に、それなら早くても二時間後ぐらいだな。まぁ、この部屋で待ってろ。そうすれば、午前中には会える。」
それだけ言って、鶴姫さんは部屋から出て行く。これから二時間以上か、とにかく朝食食べるとしよう。
「いただきます。」
Ψ( 'ч'♡ )ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"(もぐもぐタイム)
「ごちそうさまでした。」
僕は朝食をあっという間に平らげた。味はこの世の物とは思えない程美味しかった。実際この世の物じゃ無いだろう。さっきまでの空腹感も完全に消滅した。
ふと部屋の隅の置き時計を見る。
八時二十分
兵藤さんに会えるまではまだ、二時間近くある。一旦部屋に戻って荷物取って来て、ここで小説でも読んで待つとしよう。
食堂から出て、一度駅長室に戻る。僕の鞄は、椅子の一つに置かれていた。僕はそれを拾い上げ、再び食堂に戻る。
少年読書中
僕が読書していると、扉がガタンと言う音と共に開く。
「待たせて、すまないね。」
「兵藤さん!どこ行ってたんですか?」
僕はつい反射的に聞いてしまった。
「外の空気を吸いに...」
「いや二時間も外の空気吸う必要あります!?」
無意識ながら完璧なツッコミが決まった気がする。そして僕らは少し笑う。
それから僕は一拍置いて、兵藤さんに、今一瞬気になったことを聞いた。
「この駅の外って、どうなってるんですか?」
すると、一瞬兵藤さんの顔が怖くなった。そして、兵藤さんは言う。
「まぁ、気になるよね、外。それなら、一つ条件がある。その条件を絶対に守れるなら、いってもいいよ。」
条件、一体どんな物だろう。
「この駅は、二つの世界の境目って前言ったよね。この駅が、二つの世界の境界、つまりこの駅の外は霊界なんだよ。生きてる人間が、長い時間、外にいると世界に取り込まれてしまう、帰れなくなるんだ。そうならずに済むのは、個人差もあるけど、まぁせいぜい三時間くらいだ。」
そんなことに、さっきまで楽しそうに思えていたのに、今は外が怖く思え始めた...
「もちろん、そんなに怖がる事は無いよ、三時間って意外と長いから。それになんなら私も着いて行く。」
兵藤さんは、僕の表情の変化を察し、急いで外をフォローした。
と、ここで思い出す。昨日ここに来た理由の一つ。さっきまで床に置いていた鞄を膝に持ち上げ、開ける。
「これだ。」
そう、兵藤さんに返すハンカチだ。この前、貰ったままになっていた。本当は洗濯して返すべきなのだろうが、そこまで気が回らなかった。
「これ、ありがとうございました。洗濯とかして無いですけど、、、」
ハンカチを両手で持ち、兵藤さんに差し出す。兵藤さんはそれを見て微笑みながら、返事する。
「あぁ、それ、君に渡したんだった。無くしたと思って探してたんだよ。でも、この際だし、君に譲ろう。」
言い終えると兵藤さんは僕の手を、片手で僕の胸元まで押し返す。
「いえ、流石に、そんな。泊めてもらった上に物まで貰うなんて。」
僕はもう一度、兵藤さんにハンカチを差し出す。今度は腕に力を入れて。
「そう、言うな。これを御守りだと思って、持ち歩きなさい。これだって駅の外の物だ、少なからず君を災厄から守ってくれる。」
兵藤さんは、今度はそう言って、僕の手からハンカチを取り、僕のズボンのポケットにねじ込んだ。それにしても、このハンカチも駅の外のものだったなんて。さっきまでただのなんの変哲もないハンカチだったものが、今は神々しく思えてきた。
「それじゃあ、今回はそろそろ、帰りなさい。息子が前日の夕方家を出て、朝になっても帰って来てないと親御さんや友達も心配だろうし。」
突然、兵藤さんが言う。
僕の親は数日帰ってこない、それに友達はいない、強いて言うなら蒼空くらいだ。僕が帰って来なくても誰も心配なんかしない。
でも、これ以上ここに居座るのも迷惑な気がする。気分も晴れて、傷も治った事だし、今日は帰ろう。
「はい。」
そう返事して、机に置いた本を鞄に入れる。
また、急な眠気がしてきた。この感覚はもう何度も味わったが、まだ慣れない。
「最後に、何かあったら、またいつでも来なさい、勿論死なずに、生者として。
あと、言う機会があればいいが、友達や親御さんにも相談したり、するんだぞ。」
僕は眠気に耐え、なんとか頷ずき、その勢いのまま、僕は眠りに落ちた。
目が覚めると、僕はまた家の自分のベッドの上にいた。机で眠ってからの記憶は今回も無い。
ふと、ズボンのポケットの腫れた感覚に気付く。中に指を入れると、それは兵藤さんがくれた、あのハンカチだった。もっとよく見ようとハンカチをポケットから、引き抜く。
するとハンカチと一緒に小さな紙切れも、ポケットから勢いよく飛び出した。
僕は起き上がり、その紙切れを拾う。そこには文字が書かれていた。兵藤さんの文字だ。
「また何かあったら17:27分、同じ駅に来なさい。
私はいつでも、君の味方だ。」
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