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僕とジルが番になって、半年程が過ぎた。
番になってからの僕たちは以前とあまり変わらない。
・・・あ、スキンシップは更に激しくなった。
僕は森の家で木の実のクッキーやケーキを焼いているし、ジルは相変わらず団員達から「氷の副団長」と呼ばれているらしい。
今日と明日はジルが非番らしく(珍しい!)、朝から僕の家に泊まりがけで遊びに来ることになっている。
朝食代わりに塩味を効かせた木の実のパウンドケーキを出そうと、朝から張り切って焼いた。
これにはコーヒーが合うのかな?僕はミルク入れないと飲めないから分からないけど。
そんなことを考えながら準備していると、コンコン、と玄関の扉をノックする音が聞こえる。
パウロと一緒に出迎えようとリビングを見渡したが、いつの間にかそこにいたはずのパウロがいなくなっていることに気付く。
キョロキョロと見渡すが、隠れている様子もない。「ジルを迎えてから探し直そう、2階かもしれないし」と頭を切り替えて、パタパタ小走りで玄関に向かった。
「ジル!おはよう!いらっしゃ・・・い?」
「おはよう、ラピ。お誕生日おめでとう。」
「たん、じょうび・・・?ぼ、僕の?今日だっけ??」
「ほーら!ジルさん、僕の言った通りだったでしょ?ラピ兄さんは、人の誕生日は覚えてるのに、自分の誕生日は何故か毎年忘れるの!」
「・・・まだまだパウロくんの方がラピのことを知っているようだな。精進するよ。」
「んえ?な、なに?ジル、パウロ、この花と・・・柑橘?どうしたの?」
目の前にいるジルとパウロの手には抱えきれないぐらい、色とりどりの花、花、花。
そして僕の好きな少し酸味の強い柑橘。
花を見ると、あのまだジルのことを知らなかった時に持ってきてくれたあの花束を思い出す。
乾燥させて今も大事に飾ってあるけど。
「ああ、全て俺とパウロくんからの贈り物だ。」
「ラピ兄さんのことだから、柑橘の皮もジャムにしてお菓子に入れるんでしょ。僕も食べられるしね。ふふっ。」
「わぁ・・・あ、ありがとう!僕とっても嬉しい!早速飾らないと!花瓶探さなきゃ。」
「待ってくれ、ラピ。もう一つ俺から贈り物があるんだ。」
「へっ?こ、こんなに沢山貰ったのに?も、貰えないよ!」
「いいから、いいから!ラピ兄さん、目瞑ってね!はい!」
「えっ!目?ええ?」
僕は玄関先でパウロに言われるまま目を瞑る。
すると突然ふわり、と体が宙に浮いた。
ジルに抱っこされたらしい。
あわあわ、と目を閉じたまま慌てる僕に「落とさないから安心してくれ」とジルの声がすぐ近くで聞こえた。
こくり、と頷く。
どうやら僕を抱えたまま森の奥に向かっているらしい。
嗅ぎ慣れた木や草の匂いがする。
パキ、と時折木の枝を踏む音もした。
くんくん、と僕が鼻を動かしていると水の音と匂いがしてきた。
森の奥には湖がある。
そこでいつもパウロと休憩をしたり、暑い時は服を脱いで水浴びだってする。
小さな頃から遊んできた場所だ、すぐ分かる。
そっと、硬い何かに座らせられた。
多分いつもベンチ代わりにしている倒れた大きな木の上だろう。
手を動かすとゴツゴツ、ガサガサしている。
「ラピ、目を開けていいよ。」
僕が夢中で木の皮の感触を確かめているとジルの声が聞こえた。
そっと、目を開けると、見慣れた湖に、朝日が差し込んでいる。水面がキラキラ反射して、いつも寄る昼の時間帯より綺麗に見えた。
「ジル・・・?どうしたの、こんなところに来て。」
「パウロくんとどこがいいか話している時にこの湖の話を聞いたんだ。澄んでいて本当に美しい。いいところだ。」
「う、うん?ここは静かだし、綺麗だけど・・・み、水浴びでもするの?」
「ふふ。ラピがしたいならあとで一緒にしよう。今日は綺麗な場所でラピに渡したいものがあったんだ。」
「僕に・・・?えっと、僕はこのまま座ってたらいいの?」
「ああ、座って・・・左手を出してくれないか?俺の手の上に重ねてくれると嬉しい。」
「手?わ、分かった。い、痛いことは無しだよ?」
僕は恐る恐るジルの手の上に自分の手を乗せた。
少し汗で湿っている。
ジル何か緊張してるのかな?
そっと、ジルの目を見ると、綺麗な榛色の目が嬉しそうに弧を描く。
「ラピ。生まれてきて、俺と出会って番になってくれてありがとう。」
「ひゃ、ひゃい。こ、こちらこそ、ありがとう・・・」
「今日はこれを受け取って欲しいんだ。」
ジルはポケットから小さな指輪を取り出した。
ちらりと見えた指輪の内側には榛色と黒色の石が並べて埋めてある。
その指輪を僕の左手の薬指にゆっくりはめていく。
僕にはそれがとても神聖で美しいものに見えた。
背景には水面に反射する朝日が見える。
「ラピ、俺と結婚しよう。」
ジルに見惚れていると、突然聞こえてきた言葉。
うまく状況が飲み込めず、ぽかん、と口を開けていると、ジルはくすくすと笑いだす。
そしてもう一度、僕の目を見つめながら言った。
「ラピ、俺は君を愛している。結婚して、一緒に暮らそう。パウロくんも一緒に。本人には了承してもらった。」
「へ?え?・・・・・ぼ、ぼくと、結婚してくれ、るの?ジル、本当に・・・?」
「本当だよ。ずっと言ってただろ、俺は。指輪は・・・ヴァル様がつくってくれたんだ。悔しいが腕は良いみたいだからな。ラピ、返事は?」
「~~っ、も、勿論!!!ぼ、僕、ジルと結婚したい!だ、大好き!愛してる!う、嬉しい!!」
「あ、ラピは泣き虫だなぁ。・・・はあ、安心した。柄にもなく緊張したんだ。ラピ、俺も愛してるよ。」
小さな子どもにするみたいに、僕を高く抱き上げたジルは歯が見えるくらい嬉しそうに笑っている。
ふさふさな耳も元気にピンと立っていた。
僕は嬉し涙が止まらなかったけど、今日はいっぱい泣いても良いよね、と無理に我慢して泣き止むことはしなかった。
ジルにもそれは伝わったようでちゅ、ちゅ、と目元に口付けを繰り返され、そのうち自然に涙は止まり、ぽかぽか温かい気持ちだけが残った。
番になってからの僕たちは以前とあまり変わらない。
・・・あ、スキンシップは更に激しくなった。
僕は森の家で木の実のクッキーやケーキを焼いているし、ジルは相変わらず団員達から「氷の副団長」と呼ばれているらしい。
今日と明日はジルが非番らしく(珍しい!)、朝から僕の家に泊まりがけで遊びに来ることになっている。
朝食代わりに塩味を効かせた木の実のパウンドケーキを出そうと、朝から張り切って焼いた。
これにはコーヒーが合うのかな?僕はミルク入れないと飲めないから分からないけど。
そんなことを考えながら準備していると、コンコン、と玄関の扉をノックする音が聞こえる。
パウロと一緒に出迎えようとリビングを見渡したが、いつの間にかそこにいたはずのパウロがいなくなっていることに気付く。
キョロキョロと見渡すが、隠れている様子もない。「ジルを迎えてから探し直そう、2階かもしれないし」と頭を切り替えて、パタパタ小走りで玄関に向かった。
「ジル!おはよう!いらっしゃ・・・い?」
「おはよう、ラピ。お誕生日おめでとう。」
「たん、じょうび・・・?ぼ、僕の?今日だっけ??」
「ほーら!ジルさん、僕の言った通りだったでしょ?ラピ兄さんは、人の誕生日は覚えてるのに、自分の誕生日は何故か毎年忘れるの!」
「・・・まだまだパウロくんの方がラピのことを知っているようだな。精進するよ。」
「んえ?な、なに?ジル、パウロ、この花と・・・柑橘?どうしたの?」
目の前にいるジルとパウロの手には抱えきれないぐらい、色とりどりの花、花、花。
そして僕の好きな少し酸味の強い柑橘。
花を見ると、あのまだジルのことを知らなかった時に持ってきてくれたあの花束を思い出す。
乾燥させて今も大事に飾ってあるけど。
「ああ、全て俺とパウロくんからの贈り物だ。」
「ラピ兄さんのことだから、柑橘の皮もジャムにしてお菓子に入れるんでしょ。僕も食べられるしね。ふふっ。」
「わぁ・・・あ、ありがとう!僕とっても嬉しい!早速飾らないと!花瓶探さなきゃ。」
「待ってくれ、ラピ。もう一つ俺から贈り物があるんだ。」
「へっ?こ、こんなに沢山貰ったのに?も、貰えないよ!」
「いいから、いいから!ラピ兄さん、目瞑ってね!はい!」
「えっ!目?ええ?」
僕は玄関先でパウロに言われるまま目を瞑る。
すると突然ふわり、と体が宙に浮いた。
ジルに抱っこされたらしい。
あわあわ、と目を閉じたまま慌てる僕に「落とさないから安心してくれ」とジルの声がすぐ近くで聞こえた。
こくり、と頷く。
どうやら僕を抱えたまま森の奥に向かっているらしい。
嗅ぎ慣れた木や草の匂いがする。
パキ、と時折木の枝を踏む音もした。
くんくん、と僕が鼻を動かしていると水の音と匂いがしてきた。
森の奥には湖がある。
そこでいつもパウロと休憩をしたり、暑い時は服を脱いで水浴びだってする。
小さな頃から遊んできた場所だ、すぐ分かる。
そっと、硬い何かに座らせられた。
多分いつもベンチ代わりにしている倒れた大きな木の上だろう。
手を動かすとゴツゴツ、ガサガサしている。
「ラピ、目を開けていいよ。」
僕が夢中で木の皮の感触を確かめているとジルの声が聞こえた。
そっと、目を開けると、見慣れた湖に、朝日が差し込んでいる。水面がキラキラ反射して、いつも寄る昼の時間帯より綺麗に見えた。
「ジル・・・?どうしたの、こんなところに来て。」
「パウロくんとどこがいいか話している時にこの湖の話を聞いたんだ。澄んでいて本当に美しい。いいところだ。」
「う、うん?ここは静かだし、綺麗だけど・・・み、水浴びでもするの?」
「ふふ。ラピがしたいならあとで一緒にしよう。今日は綺麗な場所でラピに渡したいものがあったんだ。」
「僕に・・・?えっと、僕はこのまま座ってたらいいの?」
「ああ、座って・・・左手を出してくれないか?俺の手の上に重ねてくれると嬉しい。」
「手?わ、分かった。い、痛いことは無しだよ?」
僕は恐る恐るジルの手の上に自分の手を乗せた。
少し汗で湿っている。
ジル何か緊張してるのかな?
そっと、ジルの目を見ると、綺麗な榛色の目が嬉しそうに弧を描く。
「ラピ。生まれてきて、俺と出会って番になってくれてありがとう。」
「ひゃ、ひゃい。こ、こちらこそ、ありがとう・・・」
「今日はこれを受け取って欲しいんだ。」
ジルはポケットから小さな指輪を取り出した。
ちらりと見えた指輪の内側には榛色と黒色の石が並べて埋めてある。
その指輪を僕の左手の薬指にゆっくりはめていく。
僕にはそれがとても神聖で美しいものに見えた。
背景には水面に反射する朝日が見える。
「ラピ、俺と結婚しよう。」
ジルに見惚れていると、突然聞こえてきた言葉。
うまく状況が飲み込めず、ぽかん、と口を開けていると、ジルはくすくすと笑いだす。
そしてもう一度、僕の目を見つめながら言った。
「ラピ、俺は君を愛している。結婚して、一緒に暮らそう。パウロくんも一緒に。本人には了承してもらった。」
「へ?え?・・・・・ぼ、ぼくと、結婚してくれ、るの?ジル、本当に・・・?」
「本当だよ。ずっと言ってただろ、俺は。指輪は・・・ヴァル様がつくってくれたんだ。悔しいが腕は良いみたいだからな。ラピ、返事は?」
「~~っ、も、勿論!!!ぼ、僕、ジルと結婚したい!だ、大好き!愛してる!う、嬉しい!!」
「あ、ラピは泣き虫だなぁ。・・・はあ、安心した。柄にもなく緊張したんだ。ラピ、俺も愛してるよ。」
小さな子どもにするみたいに、僕を高く抱き上げたジルは歯が見えるくらい嬉しそうに笑っている。
ふさふさな耳も元気にピンと立っていた。
僕は嬉し涙が止まらなかったけど、今日はいっぱい泣いても良いよね、と無理に我慢して泣き止むことはしなかった。
ジルにもそれは伝わったようでちゅ、ちゅ、と目元に口付けを繰り返され、そのうち自然に涙は止まり、ぽかぽか温かい気持ちだけが残った。
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