みらいへのみちを

璃々

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家族

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私には愛する夫と可愛い双子子どもたちがいる。
今だって私のために愛する旦那さんがど体部デートに連れて行ってっくれている。私は旦那さんの運転する横顔が大好き!今日の目的地は富士急ハイランド!高速に乗って東京から2時間位で行ける。今は途中のパーキングエリアでトイレ休憩中。旦那様は、息子をベビーカーに乗せる。双子用なのでやや横に広い。旦那さんはベビーカーを押しながら「先トイレ行っておいで!」と優しく譲ってくれる。ワタシも言葉に甘え先にいかせてもらった。私がトイレから出ると、ベビーカーの周りを若い女の子が3人囲んでいた。ベビーカーに近づこうとすると、突然少しちゃら目なお兄さんに声をかけられた。「どこ行くの?」と言われ「え?私ですか?」と聞き返すと「君以外に声かけてないよ~」と笑っていう。「富士急ハイランド家族と行きます」と答えると、「ふーん。旦那いるの?」と聞かれ、「あ、はい。居ます!」というと「そっか~、残念だったな~」と言われる。「もう宜しいですか?」と聞くと、急にお兄さんは、近づき「もしかして君の旦那って、あそこのベビーカーのイケメン?」と言われる。イケメンと褒められて嬉しくなり「はい!そうです」と意気込んで答えると、「さっきから睨まれてて怖いからもし後でなんか聞かれても、道案内してたっていってね」と念を押される。「わっわかりました。」と何故か焦る。それから解放されベビーカーに近づくと、「可愛いですね~」「奥さんはどちらにいらっしゃるんですか?」など会話が聞こえる。旦那さんは私に気づくと、「こちらが家内です。」と輪の中に入れてくれた。すると、旦那さんは「じゃぁ、妻来たんで僕らはこれで失礼します」と言ってベビーカーを押しながら私の手を引く。「え?トイレは行かなくていいの?」と聞くと、「あ~。うん。いいや」と言い、車に戻る。なんだか不機嫌?かな。私は「まひるとゆうなのオシメ変えるからちょっと待ってて」といい、ベビーカーを多目的トイレへ急がせる。旦那さんは「僕も手伝うよ」と一緒に入ってくる。ベビーベッドををおろし、まひるをベッドに寝かせる。旦那さんが変えのパンツをベビーカーから取ってくれる。
私はパンツを外すとアルコールタオルでさっとお尻を拭きパンツを交換する。その間に旦那さんは、ゆうなのことをベビーベッドに寝かせてパンツを脱がせている。私がまひるを着付けさせる頃にはゆうなのおむつ交換も終わっていて相変わらず手際がいいな~と感心していると、ベビーカーに二人を乗せる。旦那さんは「僕もトイレしてもいい?」と言いすぐにガチャガチャっとベルトを外す。「え?あ。さきに出てようか?」といいベビーカーをおそうとする私の手を強くひき、「俺のトイレも手伝って?」と意地悪そうに笑う。こういう笑顔のときの旦那さんは、大抵意地悪だ。私の手をもち、旦那さんのおちんちんを握らせる。びっくりして話そうとすると「こ~ら。息子のは触れて僕のは嫌なの?」と悲しそうに耳元で囁く。私は顔を真っ赤にさせ旦那さんのを握る。「ちゃんと的を狙って。その角度だと便器汚しちゃうよ」と私の腰を支えながら少し角度を変える。恥ずかしくなって「早く出して!」というと「んっかわいい。おねだり放尿。」と笑いシャーっとだす。全て出しきったのか音がしないので手を放そうとすると、「まだ、だーめ」と意地悪そうに手をつかむ。「トイレットペーパーでコスコス拭いて?」と紙を渡してくる。「え~?拭くの?」と言いながらも拭く。「ん、なんかやらしいね」「少し硬くなったの分かる?」と言う。その言葉は無視したけど少し起きあがっていたのは分かる。「ほら、早くいかないと遊園地始まっちゃうから行こ!」と上目遣いでおねだりをする。「うぅ~上目遣いには勝てない。あざとい」といいトイレを流し手を洗いベビーカーを押しながら車に戻る。遊園地につくまでの道中で、「僕さっき嫉妬してたんだからね?」と言われる。「え?」というと、「ナンパされてたの知ってんだから!」といい遊園地の駐車場に車を止める。だから、トイレであんなことしたんだと思い、恥ずかしくなり、顔を真っ赤にさせる。車からベビーカーをとり、ゆうなとまひるをベビーカーに乗せる。旦那さんは、チケットを買いに行き私は二人のジュースにストローをさし、飲ませる。「ゆうな美味しい?」とゆうなにあげると、まひるは私の指をぎゅっとつかむ。「まひるにもあげるからちょっとまってね?」といい慌ててまひるにもストローをさしだす。だけどまひるは飲まないでジュースを持つ私に指を握ってる。かわいいぁ~とかって思ってると、「何やってんの~?」とチケットを買った旦那さんが近づいてくる。「ジュースあげてるんだけど、まひるが飲んでくれない」というと、旦那さんがまひるのジュースをわたしからとり、「まひる~?パパがジュース飲ませてあげる~」と笑う。まひるはキョトンとして私とゆうなの方をみて目を大きくし、「えぇ~ん」と声を上げてなく。「あ~泣いちゃったね~」とベビーカーからまひるを抱き上げる旦那さん。まひるにつられてゆうなも泣くかな~と心配していたが、きゃっきゃと笑ってゆうなはジュースを飲んでいた。
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