トランスフォームウイルス

ねこまんま

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トランスフォームウイルス

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 私の家族はパパとママとおじさんと私の4人家族である。今日は小学校の入学式である。パパは仕事に言ってるのでママしか来てないのが少し残念だが後で写真を見せればいいやと思っている。「明日から小学生だね。先生に怒られないように良い子でいるのよ」「うん!」そう言いながら帰り道を歩っていた。「ねーねー、今日はやけにパトカーが多いね」「そうね、何か事件かしら?」家に着くと家の前にパトカーが1台駐車していた。「あれ?家にもパトカーがいるね?」「・・・」その時何故かママは不安そうな顔をしていた。「いや、知りませんねぇ」「そうですか、この辺で昔トランスフォームウイルスというウイルスが...」家の玄関でおじさんと警察官が話している。「悪いが今日は帰ってくれ、今日は娘の入学祝いをしなくてはならないんだ」警察官は帰って行った。「おじさん何を話していたの?」「いやいや、特に変わった話はしてないよ。それより入学式はどうだった?」「うん、楽しかったよ」「それは良かった」私はパパとママは分かるがおじさんの正体はその頃知らなかった。いとこ?知り合い?色々考えたがとにかく優しいおじさんでまるで祖母や祖父のようだった。「今日は入学祝いの赤飯だよ」おじさんはニッコリ笑いながら言った「わぁ、美味しいそう」私も笑顔で言った。その日の夜私はベッドで寝ているとき一階の部屋から声が聞こえた。「そろそろ限界のようね」「でもどうするんだ?引っ越すか?」「無理を言うな、あの子は明日から小学生なんだ。とにかく普通に振る舞ってれば良い」パパとママとおじさんの会話が聞こえていた。次の日私は朝ごはんを食べていると急に玄関で怒鳴り声がした。「何だお前ら!」おじさんの声だった。「警察です。本部から許可が降りたので強制捜査をします」「なんだ?やめろ!」するとママが走ってきた「ごめんね、すぐ終わるから二階に行ってて」その後私はママの言った通り二階へ行った。音だけでよく分からないが相当な人数が家に来ていた。しばらくしてママの声がした。「やめて!この人は何も悪いことはしてないの!」誰かが二階へ上がってきた。「君が娘さんかな?」そこには3人の警察官がいた。するとママが「ちょっとやめて!娘は関係ないでしょ!」「奥さん・・貴方の子供は人ですか?」「は?何を言ってるの?」「前にこの辺でトランスフォームウイルス(TFウイルス)が確認されましてね、あれは確かここから近い山の洞窟で発見されて以来不審な人が洞窟周辺を歩いていたという情報がありまして」「痛い!」「ちょっと娘に何をしてるの!」「ただの血液を採取しただけですよ」するとおじさんが来て言った「分かった全部お前らに話す」「署まで来てくれるのですね?」そう言いおじさんと警察官が私の部屋から出ようとした瞬間パパが仕事から走って帰ってきた。「てめぇら何をしてるんだ!!」そう言いながら包丁を手に持ち警察官に向かって走ってきた。警察官は拳銃を構えてパパの足を撃った。パパの足からは血ではなく白いドロっとした液体が出ていた。「もういいんだ、包丁を下ろしなさい」おじさんは冷静に言った。おじさんは私に言った「力強く生きなさい」そう言いながら警察署へ連れて行かれた。その後私は施設に住むことになった。一体その日に何があったのか、後日真相が分かった。警察官が言っていたトランスフォームウイルスはこの近くの山の洞窟で発見されたウイルスで白くてドロッとしたゼラチンの様な物質を出しながら生きてる生物である。そしてそのウイルスは親がいない子供の動物などの前に親の姿で自ら現れ親の振りをする。そして子育てをするが目的は子供が寝ている間に栄養分を吸う為である。大変変わった習性の生物だが近年人間の真似をするという危険性もあったらしい。話はずれたが私と一緒に暮らしていたおじさんは実は生物学者であり親が亡くなっている私のためにトランスフォームウイルスの力を使ってパパとママ作ったらしい。おじさんが逮捕されて数日の間は両親が亡くなっている事を受け入れなかった私は「パパとママは?私はどうなるの?」と泣きながら言っていた。
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