天才さんは転生したら友達が欲しい

居眠りたぬき°.*

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1.転生するそうです

1.死んだら、神様に会いました

今日は俺の部屋に久しぶりに沢山の人がいる。母さんは手を握り、父さんは母さんの肩に手を置いて俺を見つめている。生まれた時からここにいるから、友達はいない。そもそも家族と担当医の垣内先生、看護師の人しか見たことがない。でも、こんな長い闘病生活はこれでお終い。俺は今日永遠とわの眠りにつくのだから。父さんは悲しむだろうか。母さんは泣くだろうか。大きい目をこちらにじっと向けている緋色は何を思うだろうか。そっと別れの言葉を告げる。
「…今まで…有…難う。……産ん……で…く…れて……有……g……」

ピーピーピー
無機質な音が響き、俺は16年という短い生涯に幕を閉じた




…筈だった。ふと気が付くと綺麗な泉のところへ来ていた。そして、前には神様(笑)がいる。
「だーかーらー、列記とした神ですってばっ!!」
GREE○ DA・KA・○AのCMみたい。あっ。でも後ろの方がリズムとれないや。しっかり考えないと駄目だろ神様(笑)。
「ちゃんと聞いてください!!」
あちゃー、怒られちゃった。でも、そんなこといきなり言われたって信用できるわけないだろ。ただの巨ぬーロリにしか見えないし…神様なんだったら、証明できること、してみてよ。
「えーっとですね。では浅葱浅葱あさぎさんの家族の今の様子を見せましょう!!」
Σ(゚д゚;)え…なんで名前知ってんの?まさか…ストーカー!?
「いやいやストーカーじゃないですから。神様なので、みんなのことを知っているのです!」
…勝手に人の心見んなよ、H☆E☆N☆T☆A☆I
「あーっ。もう、失礼ですねぇ。いいですか?わt「おい、そんな事より俺の家族の様子を見せてくれんじゃねーのかよ?このぽんこつロリ神」…今初めて浅葱さんの声を聞いた気がします。かなりのイケボじゃないですか。まあ良いです。教えてあげますよ。ですから、ちゃんと信じてくださいね?」
あー、はいはい分かりましたよ。あなたが神様だって、信じますから、早くしてください。
「本当ですね!!今、約束しましたからね!」
ポンコツロリ神が、俺をキラキラした目で見てくる。そんなに信じてほしーのかね?神なんだったら、好きにすりゃあいいのに……
( ゚д゚)オッ!なんか透明な板が出てきた。…父さん?
「浅葱さんのお父さんである小笠原浅緋浅緋あさひさんです。」
ポロポロと涙が出てくる。あぁ………
「浅葱さんのお母さんである小笠原翠ひすいさんです。」
もう涙なんて出ないと思っていたのに……
「浅葱さんの弟さんである小笠原緋色緋色ひいろさんです。」
可笑しいな?止まらないや。
「浅葱さん………」
そっと俺の頭に暖かな温もりが伝わる。何も言わず、ただ頭を撫でるだけ……それは俺にとって初めての行為だった。産まれてから、一度も親に触ってもらったことは無かった。最期に手を握って貰ったのが、初めてだった。あんなに近くで見たのも初めてだった。
「……落ち着きましたか?」
ポンコツr……いや、女神様の言葉、微笑み、温もり、全てが嬉しいと思った。
「あぁ……有難う……」
「そうですか!じゃあ、信じてくれますね!!!!!」
(´Д`)ハァ…せっかくいい感じだったのに…これだからポンコツなんだ……でも、約束したしな。
「信じるよ………女神様」
「.*・゚(*º∀º*).゚・*.  私は創造神・アルテトラです。テトラと呼んでくださいね?」
テトラ様…か。
「はい、そうです!では早速ですが、浅葱さんには別世界……いえ、異世界と言った方がわかりやすいですかね?異世界・アミゥテッドにへの転生権を与えたいと思います!」
…………(・д・ )はぁ?……………イマナンテッタ?
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