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第1章 鉄と少年
第1章 第9話
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「私は元々北国の辺境生まれなの。私の住んでいた街はみんな熱心な宗教家で、信仰が薄い人や違う宗教の人はすぐに追い出されちゃうくらい、みんな熱心に神様を信じてた。
私はそんなところでこんな力を持って生まれちゃったの。もっと小さかった私はこの力を隠さずに使ってたから、街のみんなが知るのもすぐだった。街のみんなは人の傷を治せる力を持った私のことを『神様の使い』って呼んで崇めたの。私が生まれたのは自分たちの信仰心の賜物だって」
宗教が深く根付いた街で治癒の異能を持った少女が生まれた。異能の中では日常の中の異常として受け入れやすい力だったために、高い信仰心とゆがんだ結びつきが起きてしまったということだろう。
異能者は集団から排斥されることが多く、エリーゼのように受け入れられるケースは稀だ。だが、それが異能者の幸せにつながるとは限らない。
「それから私は街の人に言われるがままに力を使った。まだ子供だった私はみんなに頼られることがうれしかったの。それが宗教の勧誘に使われているとも知らずに。
気が付いたら、いろんな街を巡ることになっていて、行く先々で怪我した人を治すことになっていたの。一日に一人や二人ならいいけど、だんだん増えてきて、気が付いたら二十人くらい治すことだって少なくなかった。
そんなことしてたら、いくら魔力があっても足りなくって、魔力切れで治せなくなると、みんな顔色がガラッと変わって、私を責め立ててくる。
信仰心が足りないとか、神様の使いとしての自覚が足りないとか、いろいろ言われて、ご飯がなくなったり、ひどい日には暴力だって……。アイゼンと出会ったのはそれくらいの時期だったと思う」
それは言うなれば信仰心の暴走だろうか。エリーゼの異能を自分たちの宗教や信仰心と結びつけてしまったがために、彼女の力の本質を間違って認識してしまった。そのズレは致命的で、彼女に迫害とはまた違う苦しみを与えてしまっていることにさえ、彼女の周りで理解している人はいなかったのだろう。理解してくれる人がいたのなら、過去を語る彼女の顔がこんなにもつらく苦しいものになるはずがないのだから。
「出会った頃のアイゼンは、いつもボロボロだった。人に馴染もうとしないで、喧嘩に明け暮れていたの。お仕置きで教会に閉じ込められていた私が出会ったのは、そんなアイゼン。
喧嘩でボロボロの彼を私が面倒見てあげたの。異能の使い過ぎで魔力もなかったから、寝かせるくらいしかできなかったけど。
それからアイゼンは夜になると教会に来てくれるようになった。彼はいろんな話をしてくれて、私の話もいろいろ聞いてくれた。けど、それもその街にいる間だけ、すぐに次の街へ行くことになっちゃった。別れたくなかったけど、しょうがなかった。わがまま言ったら、アイゼンに迷惑がかかっちゃうもの。
次の街へ移動する前の日の夜。その日もアイゼンは教会に来た。それでアイゼンは、私を教会から連れ出したの。一緒にここから逃げようって。————すっごくうれしかった。そんなこと言ってくれるなんて思ってなかったから。
そこからは二人で逃亡生活。貨物船に密航したり、列車に無賃乗車したり、街までの道のりを何キロも歩いたり、知らない国で刀鍛冶のおじいさんと暮らしたりもしたなぁ」
アイゼンとの旅の思い出を語るエリーゼは、先ほどまでの苦しそうな表情と打って変わって、楽しそうだった。利用されるだけの窮屈な生活から解放された先の世界は、どれだけ煌びやかで驚きにあふれたものだったか。本当に世界が変わったみたいに思えたはずだ。
「外の世界は楽しかったんだな」
「うん、初めての場所で見たことのないものを見て、すっごく楽しかった。……けど、そんな中でも街からの追手は続いたの。私のせいで広がった宗教が、私自身を苦しめたの。
逃げた神様の使いは、自分たちの信仰を邪魔するものだって、ずっとずっと追いかけてきた。それだけじゃなくって、私の力を聞きつけて利用しようとする人たちまでやってきた。グズでドジな私は、何度も騙されて、その人たちのことを信じちゃって、そのたびにアイゼンが助けてくれた。いつもあんな風に必死に。……私は二人で静かに暮らせればそれでよかったのに、追手の人たちはずっと追ってきた。
何度も何度も撃退しているうちに、アイゼンおかしくなっていっちゃった。私を守るためって言って、この街に来て、私を連れて行こうとする人を全部倒すって言って、鉄を集め始めて、……私のせいでアイゼンはおかしくなっちゃった」
エリーゼの声はしぼんでいき、最後には涙ながらにそう告げた。
悪いのは彼女じゃない。悪いのは、彼女たちを取り巻いていた環境、彼女を利用しようとする組織、そしてそんな状況に気づけていなかった俺たちもだ。
「話してくれてありがとう、エリーゼ。……君のせいじゃないよ。悪いのは、君たちを苦しめる大人と、それを見つけられてなかった俺たちだ。……アイゼンは、自分の異能のために鉄を集めてるんだよな」
「うん、彼の異能は————だから」
その言葉で予想は確信に変わった。アイゼンのやろうとしていることの大まかなところはわかった。わかったところで対策があるわけじゃないが、何もわからなかったところから考えればおおきな一歩だ。
最低限、聞きたいところは聞けた。これ以上、話を聞くのはエリーゼを苦しめてしまうだけだろう。エリーゼが落ち着いたらお暇するとしよう。だが、その前に
「————お前ら、なにやってんだよ」
扉を開くと、三人が部屋になだれこんできた。そろいもそろって、その手にはコップが握られている。
「「「ぐすっ、あにきーっ!」」」
「……話聞いてたな」
「聞いてないです。ぐすっ」
そんなウソが通じるわけないだろ。どいつもこいつも真っ赤な目でこっちを見やがって。そう思ったが、口にするのは野暮な気がした。それに
「わかった。……話は済んだから、あとは任せた。腹減ったら食堂に置いてあるやつを隙に食っていいから」
「……えっ?」
困惑する三人を置いて、エリーゼの船室を出た。
たぶん俺がいるよりもあいつらといる方がエリーゼの気がまぎれる気がしたのだ。俺といるとアイゼンのことを思い出してしまいそうだし。……べつにこういうときの対処がわからないわけじゃない。俺は大人として最善の行動をしたまでだ。
「はぁ……、部屋帰って寝よ」
つぶやいた声は、すでに騒がしくなった船室には聞こえなかったようだ。
私はそんなところでこんな力を持って生まれちゃったの。もっと小さかった私はこの力を隠さずに使ってたから、街のみんなが知るのもすぐだった。街のみんなは人の傷を治せる力を持った私のことを『神様の使い』って呼んで崇めたの。私が生まれたのは自分たちの信仰心の賜物だって」
宗教が深く根付いた街で治癒の異能を持った少女が生まれた。異能の中では日常の中の異常として受け入れやすい力だったために、高い信仰心とゆがんだ結びつきが起きてしまったということだろう。
異能者は集団から排斥されることが多く、エリーゼのように受け入れられるケースは稀だ。だが、それが異能者の幸せにつながるとは限らない。
「それから私は街の人に言われるがままに力を使った。まだ子供だった私はみんなに頼られることがうれしかったの。それが宗教の勧誘に使われているとも知らずに。
気が付いたら、いろんな街を巡ることになっていて、行く先々で怪我した人を治すことになっていたの。一日に一人や二人ならいいけど、だんだん増えてきて、気が付いたら二十人くらい治すことだって少なくなかった。
そんなことしてたら、いくら魔力があっても足りなくって、魔力切れで治せなくなると、みんな顔色がガラッと変わって、私を責め立ててくる。
信仰心が足りないとか、神様の使いとしての自覚が足りないとか、いろいろ言われて、ご飯がなくなったり、ひどい日には暴力だって……。アイゼンと出会ったのはそれくらいの時期だったと思う」
それは言うなれば信仰心の暴走だろうか。エリーゼの異能を自分たちの宗教や信仰心と結びつけてしまったがために、彼女の力の本質を間違って認識してしまった。そのズレは致命的で、彼女に迫害とはまた違う苦しみを与えてしまっていることにさえ、彼女の周りで理解している人はいなかったのだろう。理解してくれる人がいたのなら、過去を語る彼女の顔がこんなにもつらく苦しいものになるはずがないのだから。
「出会った頃のアイゼンは、いつもボロボロだった。人に馴染もうとしないで、喧嘩に明け暮れていたの。お仕置きで教会に閉じ込められていた私が出会ったのは、そんなアイゼン。
喧嘩でボロボロの彼を私が面倒見てあげたの。異能の使い過ぎで魔力もなかったから、寝かせるくらいしかできなかったけど。
それからアイゼンは夜になると教会に来てくれるようになった。彼はいろんな話をしてくれて、私の話もいろいろ聞いてくれた。けど、それもその街にいる間だけ、すぐに次の街へ行くことになっちゃった。別れたくなかったけど、しょうがなかった。わがまま言ったら、アイゼンに迷惑がかかっちゃうもの。
次の街へ移動する前の日の夜。その日もアイゼンは教会に来た。それでアイゼンは、私を教会から連れ出したの。一緒にここから逃げようって。————すっごくうれしかった。そんなこと言ってくれるなんて思ってなかったから。
そこからは二人で逃亡生活。貨物船に密航したり、列車に無賃乗車したり、街までの道のりを何キロも歩いたり、知らない国で刀鍛冶のおじいさんと暮らしたりもしたなぁ」
アイゼンとの旅の思い出を語るエリーゼは、先ほどまでの苦しそうな表情と打って変わって、楽しそうだった。利用されるだけの窮屈な生活から解放された先の世界は、どれだけ煌びやかで驚きにあふれたものだったか。本当に世界が変わったみたいに思えたはずだ。
「外の世界は楽しかったんだな」
「うん、初めての場所で見たことのないものを見て、すっごく楽しかった。……けど、そんな中でも街からの追手は続いたの。私のせいで広がった宗教が、私自身を苦しめたの。
逃げた神様の使いは、自分たちの信仰を邪魔するものだって、ずっとずっと追いかけてきた。それだけじゃなくって、私の力を聞きつけて利用しようとする人たちまでやってきた。グズでドジな私は、何度も騙されて、その人たちのことを信じちゃって、そのたびにアイゼンが助けてくれた。いつもあんな風に必死に。……私は二人で静かに暮らせればそれでよかったのに、追手の人たちはずっと追ってきた。
何度も何度も撃退しているうちに、アイゼンおかしくなっていっちゃった。私を守るためって言って、この街に来て、私を連れて行こうとする人を全部倒すって言って、鉄を集め始めて、……私のせいでアイゼンはおかしくなっちゃった」
エリーゼの声はしぼんでいき、最後には涙ながらにそう告げた。
悪いのは彼女じゃない。悪いのは、彼女たちを取り巻いていた環境、彼女を利用しようとする組織、そしてそんな状況に気づけていなかった俺たちもだ。
「話してくれてありがとう、エリーゼ。……君のせいじゃないよ。悪いのは、君たちを苦しめる大人と、それを見つけられてなかった俺たちだ。……アイゼンは、自分の異能のために鉄を集めてるんだよな」
「うん、彼の異能は————だから」
その言葉で予想は確信に変わった。アイゼンのやろうとしていることの大まかなところはわかった。わかったところで対策があるわけじゃないが、何もわからなかったところから考えればおおきな一歩だ。
最低限、聞きたいところは聞けた。これ以上、話を聞くのはエリーゼを苦しめてしまうだけだろう。エリーゼが落ち着いたらお暇するとしよう。だが、その前に
「————お前ら、なにやってんだよ」
扉を開くと、三人が部屋になだれこんできた。そろいもそろって、その手にはコップが握られている。
「「「ぐすっ、あにきーっ!」」」
「……話聞いてたな」
「聞いてないです。ぐすっ」
そんなウソが通じるわけないだろ。どいつもこいつも真っ赤な目でこっちを見やがって。そう思ったが、口にするのは野暮な気がした。それに
「わかった。……話は済んだから、あとは任せた。腹減ったら食堂に置いてあるやつを隙に食っていいから」
「……えっ?」
困惑する三人を置いて、エリーゼの船室を出た。
たぶん俺がいるよりもあいつらといる方がエリーゼの気がまぎれる気がしたのだ。俺といるとアイゼンのことを思い出してしまいそうだし。……べつにこういうときの対処がわからないわけじゃない。俺は大人として最善の行動をしたまでだ。
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