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第1章 鉄と少年
第1章 最終話
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日が暮れた頃、不意にコンコンと部屋の扉がノックされた。
はいと返事をして、扉を開くとそこにはアイゼンが立っていた。
「すこしいいか。話しておきたいことと。……聞きたいことがあるんだ」
真剣な表情でそうやって言うものだから、思わず部屋にあげてしまった。
俺はベッドに腰かけ、アイゼンには椅子に座ってもらった。今日は疲れているだろうから、部屋で休むように言っていたはずなのだがこんな時間になんだろうか。
「こんな時間にどうしたんだ?魔力だっても戻ってないだろうに」
「エリーからいろいろ聞いてるんだろ。それですこし思い出したことがあるんだ。伝えておくべきかと思ってな」
「思い出したこと……?」
「ああ、俺たちを追ってきてたやつらの中に変な一団がいたんだ。 “七つの大罪”がどうのって名乗る変な連中だ」
「……七つの大罪、知らない組織だな」
「……いま思えば、街の連中とは全然違うやつらだった。すぐにぶっ飛ばしちまったから、それ以上はわからない」
アイゼンは少しだけ後悔しているようだった。まあ、あの時のアイゼンの状態では、近づいてきたやつは全員ボコボコにしていただろうから、何も聞いていなくても仕方がないだろう。
それにしても七つの大罪だなんて、大層なものを名乗るものだ。
七つの大罪とは、傲慢・強欲・嫉妬・憤怒・色欲・暴食・怠惰の七つからなる、人間を罪に導く可能性がある欲望や感情のことだ。地域によっては“七つの罪源”とも呼ばれるらしい。
エリーゼやアイゼンを襲ったということは、彼らを捕まえに来たと考えていいはずだ。そのことから、能力者にかかわるなんらかの組織だと俺の直感がささやいている。
能力者関係の組織自体は特段珍しくもない。イレギュラーハンターの依頼の中にも、その手の組織を相手にするものはそれなりにあった。一通り壊滅させたおかげで最近はめっきり無くなっていたが、とうとう新たな組織が現れたようだ。
「教えてくれてありがとう。新しい組織が出てきたことを知れただけでもありがたい」
「そうか、ならよかった」
実際、世界中に魔術師や異能者は隠れている。そのため、いくらでも組織ができる可能性はあるのだ。だから、その手の情報はいつでも大歓迎だ。被害を減らすために後手に回るのはできるだけ避けたいしな。
「で、聞きたいことってなんだ?……エリーゼには聞かせられないことか」
七つの大罪なる組織の話だったら、アイゼンはエリーゼと一緒に俺のところに来ただろう。ずっと一緒にいた彼女だって、なにか覚えているだろうから。だけど、そうしなかった理由があるんじゃないかと、なんとなく感じた。
「お前がエリーと同じ力を持った子を知ってると聞いた。————その子のことを聞きたい」
首の後ろがズキズキ痛み始めた。
俺が口を滑らせたということはないはず。シリウスからか?あいつにしゃべった記憶はない。ということは、師匠辺りが口を滑らせたのをシリウスがしゃべったと考えるのが自然か?……ああ!痛みで思考がまとまらない。
「……悪い。言いたくないことだったか」
声が聞こえて顔を上げると、アイゼンが申し訳なさそうな顔でこちらを見ていた。それですこしだけ冷静になれた。
「……その子は、……俺をかばって死んだ。それくらいで、許してくれ」
天井を見上げ、それだけ絞り出すともう声は出そうになかった。首の痛みももう限界だった。
かちゃりと椅子が動く音がした。
「……言いたくないことを言わせた。俺の方こそ、悪かった」
視界の端でアイゼンが頭を下げたのが見えた。そして、数秒ほどそのまま制止すると、
「部屋に帰るよ。……俺がいると休めるものも休めなくなっちまうだろうから」
悲しそうな声でそう言い残して、部屋から出て行った。
正直、そうしてくれたのはありがたかった。もう人と会話する元気は残っていなかった。そのままベッドに体を預けて休もうとしてみたが、首の痛みはなかなか静まってくれなかった。
いつ寝たのか、わからないような状態で朝を迎えていた。
よりにもよって、忙しくなるのはそういう日からだった。アイゼンのやらかしたことの収集のつけ方を模索したり、新しく島へ移住することになる二人への説明などやることは盛沢山だった。
そのくせ、知らないうちにシリウスがどこかへエリーゼを連れていく、という話が出来上がっており、二日くらい俺一人でそのバタバタをどうにかすることになってしまった。
戦いのあった廃倉庫は、鉄の巨人がボロボロにしてしまったのでそのまま放置。中に残ったくず鉄とアイゼンが手下にしていたガキたちは、なんだかんだあって三馬鹿に任せることになった。どちらもこの街の大事な資源なのは変わりないので、なんとかなるだろう。あの赤頭なら、なんとかできそうな感じもするし。青とプリンには期待してない。
そんなこんなでバタバタといろいろやってるうちに、四日もこの街で足止めを喰らってしまった。しかし、それも昨日までの話。ちょうどシリウスたちも戻ってきたので、午後にはこの街を出ていく。
時刻は正午になろうとしていた。太陽は頭上に輝き、真下に広がる廃れた街を照らしていた。
「「「兄貴ィ!!」」」
甲板で船の出航を待っていると、下から何人かが俺を呼ぶ声がした。
呼ばれるままに声のした方向へ向かってみると、船の下で三馬鹿がこちらを見上げていた。その周りには手下だったガキどももいる。
「兄貴、お元気で!」
「こっちに来たらすぐに連絡してください!すぐに駆け付けますんで!」
「エリーゼちゃんも元気で!」
かわるがわる叫んでいるが、絶叫に近いので半分くらいは聞き取れなかった。それでも、なんとなく別れの挨拶なんだろうなとはわかった。だけど、あの叫びに返事をするのは恥ずかしかったので見える位置で、手を振ってこたえた。
ちょうどいいのか悪いのか、手を振り始めると同時に、出発の汽笛の音が周囲一帯へ響き渡った。
錨が上がり、ゆっくりと船は動き出した。港には見送りが複数人おり、俺の隣には別れを惜しんで泣いている奴もいる。なんとも不思議な気分だ、なんで俺よりも少ない日数しかいなかったシリウスがこんなに泣いているんだろう?
「ううっ、あいつらいいやつらだったな。三人とも、ほんとにいいやつらだったよ」
なんかそれだけ聞くとあいつら死んだみたいなってるが、別に死んでないし、連れていけなかったから置いてっただけなんだけど。
島への船旅は約一日ほどだった。島の近海に着いたのは正午ごろだった。
島が見える距離まで来る頃には自然と甲板にみんな集まっていた。
晴天の空の中、なんか白い鳥がいっぱい飛んでいる。カモメかな?ウミネコかな?なんでもいいや。彼らは潮風の中をすいすいと飛んでいる。
なのだが、甲板に出てきたアイゼンとエリーゼはそんなものには目もくれず、正面にある変な様相の島を見て、唖然としていた。
「なあ、あの島、ほんとに大丈夫なのか?……人、住める?」
「ま、真っ白、だよね……。あの島、家とか見えないけど……」
ちょうど今いるところからだと、北区しか見えていないのでその反応は仕方ない。見えるのは白い雪に覆われた部分とその奥に建った細長い塔だけだ。しかも今日は機嫌が悪いらしく、見るからに北区の天気は大荒れ、吹雪いていた。ここに今日から住むなんて言われれば唖然とするし、困惑だってする。
「安心しろ。住むのはあそこじゃなくて逆側だから」
「そうだぞ、いまあそこに住んでるのはイカれた一家だけだからな」
俺の説明にシリウスがしたり顔で無駄な補足を加えた。
あそこに住んでいる一家は、北区をあんな風にしてしまった責任感から住み続けているだけで決してイカれてるわけじゃない。と心の中でフォローしておく。ちなみに一番悪いのはその一家ではなく、俺なのだとは口が裂けても言えない。
「「ほんとに?」」
「ほんと、ほんと。もう少しすれば居住区も見えてくるはずだから」
疑心暗鬼なままの二人をなだめて、船が大回りで島の反対側を目指して移動するのをそのまま見続けていた。
船が動くにつれて、視点がずれる。それによって吹雪の向こうから東区が少しずつ見えてくると、ようやく二人が安堵の表情を浮かべ始める。
「……これが魔法使いの島」
「ああ、そうだ。これから二人が住むことになる島、人工島ドライだ」
アイゼンのつぶやきに胸を張ってこたえる。
南区の正面まで来た船が港に入るために減速を始めている。これだけ近くまで来ると、甲板にいる俺たちの視界には島の細かい光景まで見えてきている。————すなわち、島民たちの生活の様子だ。
あと数分もすれば、船は港に泊まるだろう。その前に船首へと行き、島に背を向けると
「ようこそ!魔法使いの島へ」
最高の笑顔で新しく島へ来てくれた二人の異能者を大手を振って向かい入れる。
これは俺が決めている儀式のようなものだ。島へ来るとき、みんな新しい環境に不安を持っている。それを少しでも和らげられるように、笑顔で迎え入れるんだ。
新しい島民になる二人は、俺の演技じみた動きと言葉にクスリと笑った。
~ 鉄と少年 Fin ~
はいと返事をして、扉を開くとそこにはアイゼンが立っていた。
「すこしいいか。話しておきたいことと。……聞きたいことがあるんだ」
真剣な表情でそうやって言うものだから、思わず部屋にあげてしまった。
俺はベッドに腰かけ、アイゼンには椅子に座ってもらった。今日は疲れているだろうから、部屋で休むように言っていたはずなのだがこんな時間になんだろうか。
「こんな時間にどうしたんだ?魔力だっても戻ってないだろうに」
「エリーからいろいろ聞いてるんだろ。それですこし思い出したことがあるんだ。伝えておくべきかと思ってな」
「思い出したこと……?」
「ああ、俺たちを追ってきてたやつらの中に変な一団がいたんだ。 “七つの大罪”がどうのって名乗る変な連中だ」
「……七つの大罪、知らない組織だな」
「……いま思えば、街の連中とは全然違うやつらだった。すぐにぶっ飛ばしちまったから、それ以上はわからない」
アイゼンは少しだけ後悔しているようだった。まあ、あの時のアイゼンの状態では、近づいてきたやつは全員ボコボコにしていただろうから、何も聞いていなくても仕方がないだろう。
それにしても七つの大罪だなんて、大層なものを名乗るものだ。
七つの大罪とは、傲慢・強欲・嫉妬・憤怒・色欲・暴食・怠惰の七つからなる、人間を罪に導く可能性がある欲望や感情のことだ。地域によっては“七つの罪源”とも呼ばれるらしい。
エリーゼやアイゼンを襲ったということは、彼らを捕まえに来たと考えていいはずだ。そのことから、能力者にかかわるなんらかの組織だと俺の直感がささやいている。
能力者関係の組織自体は特段珍しくもない。イレギュラーハンターの依頼の中にも、その手の組織を相手にするものはそれなりにあった。一通り壊滅させたおかげで最近はめっきり無くなっていたが、とうとう新たな組織が現れたようだ。
「教えてくれてありがとう。新しい組織が出てきたことを知れただけでもありがたい」
「そうか、ならよかった」
実際、世界中に魔術師や異能者は隠れている。そのため、いくらでも組織ができる可能性はあるのだ。だから、その手の情報はいつでも大歓迎だ。被害を減らすために後手に回るのはできるだけ避けたいしな。
「で、聞きたいことってなんだ?……エリーゼには聞かせられないことか」
七つの大罪なる組織の話だったら、アイゼンはエリーゼと一緒に俺のところに来ただろう。ずっと一緒にいた彼女だって、なにか覚えているだろうから。だけど、そうしなかった理由があるんじゃないかと、なんとなく感じた。
「お前がエリーと同じ力を持った子を知ってると聞いた。————その子のことを聞きたい」
首の後ろがズキズキ痛み始めた。
俺が口を滑らせたということはないはず。シリウスからか?あいつにしゃべった記憶はない。ということは、師匠辺りが口を滑らせたのをシリウスがしゃべったと考えるのが自然か?……ああ!痛みで思考がまとまらない。
「……悪い。言いたくないことだったか」
声が聞こえて顔を上げると、アイゼンが申し訳なさそうな顔でこちらを見ていた。それですこしだけ冷静になれた。
「……その子は、……俺をかばって死んだ。それくらいで、許してくれ」
天井を見上げ、それだけ絞り出すともう声は出そうになかった。首の痛みももう限界だった。
かちゃりと椅子が動く音がした。
「……言いたくないことを言わせた。俺の方こそ、悪かった」
視界の端でアイゼンが頭を下げたのが見えた。そして、数秒ほどそのまま制止すると、
「部屋に帰るよ。……俺がいると休めるものも休めなくなっちまうだろうから」
悲しそうな声でそう言い残して、部屋から出て行った。
正直、そうしてくれたのはありがたかった。もう人と会話する元気は残っていなかった。そのままベッドに体を預けて休もうとしてみたが、首の痛みはなかなか静まってくれなかった。
いつ寝たのか、わからないような状態で朝を迎えていた。
よりにもよって、忙しくなるのはそういう日からだった。アイゼンのやらかしたことの収集のつけ方を模索したり、新しく島へ移住することになる二人への説明などやることは盛沢山だった。
そのくせ、知らないうちにシリウスがどこかへエリーゼを連れていく、という話が出来上がっており、二日くらい俺一人でそのバタバタをどうにかすることになってしまった。
戦いのあった廃倉庫は、鉄の巨人がボロボロにしてしまったのでそのまま放置。中に残ったくず鉄とアイゼンが手下にしていたガキたちは、なんだかんだあって三馬鹿に任せることになった。どちらもこの街の大事な資源なのは変わりないので、なんとかなるだろう。あの赤頭なら、なんとかできそうな感じもするし。青とプリンには期待してない。
そんなこんなでバタバタといろいろやってるうちに、四日もこの街で足止めを喰らってしまった。しかし、それも昨日までの話。ちょうどシリウスたちも戻ってきたので、午後にはこの街を出ていく。
時刻は正午になろうとしていた。太陽は頭上に輝き、真下に広がる廃れた街を照らしていた。
「「「兄貴ィ!!」」」
甲板で船の出航を待っていると、下から何人かが俺を呼ぶ声がした。
呼ばれるままに声のした方向へ向かってみると、船の下で三馬鹿がこちらを見上げていた。その周りには手下だったガキどももいる。
「兄貴、お元気で!」
「こっちに来たらすぐに連絡してください!すぐに駆け付けますんで!」
「エリーゼちゃんも元気で!」
かわるがわる叫んでいるが、絶叫に近いので半分くらいは聞き取れなかった。それでも、なんとなく別れの挨拶なんだろうなとはわかった。だけど、あの叫びに返事をするのは恥ずかしかったので見える位置で、手を振ってこたえた。
ちょうどいいのか悪いのか、手を振り始めると同時に、出発の汽笛の音が周囲一帯へ響き渡った。
錨が上がり、ゆっくりと船は動き出した。港には見送りが複数人おり、俺の隣には別れを惜しんで泣いている奴もいる。なんとも不思議な気分だ、なんで俺よりも少ない日数しかいなかったシリウスがこんなに泣いているんだろう?
「ううっ、あいつらいいやつらだったな。三人とも、ほんとにいいやつらだったよ」
なんかそれだけ聞くとあいつら死んだみたいなってるが、別に死んでないし、連れていけなかったから置いてっただけなんだけど。
島への船旅は約一日ほどだった。島の近海に着いたのは正午ごろだった。
島が見える距離まで来る頃には自然と甲板にみんな集まっていた。
晴天の空の中、なんか白い鳥がいっぱい飛んでいる。カモメかな?ウミネコかな?なんでもいいや。彼らは潮風の中をすいすいと飛んでいる。
なのだが、甲板に出てきたアイゼンとエリーゼはそんなものには目もくれず、正面にある変な様相の島を見て、唖然としていた。
「なあ、あの島、ほんとに大丈夫なのか?……人、住める?」
「ま、真っ白、だよね……。あの島、家とか見えないけど……」
ちょうど今いるところからだと、北区しか見えていないのでその反応は仕方ない。見えるのは白い雪に覆われた部分とその奥に建った細長い塔だけだ。しかも今日は機嫌が悪いらしく、見るからに北区の天気は大荒れ、吹雪いていた。ここに今日から住むなんて言われれば唖然とするし、困惑だってする。
「安心しろ。住むのはあそこじゃなくて逆側だから」
「そうだぞ、いまあそこに住んでるのはイカれた一家だけだからな」
俺の説明にシリウスがしたり顔で無駄な補足を加えた。
あそこに住んでいる一家は、北区をあんな風にしてしまった責任感から住み続けているだけで決してイカれてるわけじゃない。と心の中でフォローしておく。ちなみに一番悪いのはその一家ではなく、俺なのだとは口が裂けても言えない。
「「ほんとに?」」
「ほんと、ほんと。もう少しすれば居住区も見えてくるはずだから」
疑心暗鬼なままの二人をなだめて、船が大回りで島の反対側を目指して移動するのをそのまま見続けていた。
船が動くにつれて、視点がずれる。それによって吹雪の向こうから東区が少しずつ見えてくると、ようやく二人が安堵の表情を浮かべ始める。
「……これが魔法使いの島」
「ああ、そうだ。これから二人が住むことになる島、人工島ドライだ」
アイゼンのつぶやきに胸を張ってこたえる。
南区の正面まで来た船が港に入るために減速を始めている。これだけ近くまで来ると、甲板にいる俺たちの視界には島の細かい光景まで見えてきている。————すなわち、島民たちの生活の様子だ。
あと数分もすれば、船は港に泊まるだろう。その前に船首へと行き、島に背を向けると
「ようこそ!魔法使いの島へ」
最高の笑顔で新しく島へ来てくれた二人の異能者を大手を振って向かい入れる。
これは俺が決めている儀式のようなものだ。島へ来るとき、みんな新しい環境に不安を持っている。それを少しでも和らげられるように、笑顔で迎え入れるんだ。
新しい島民になる二人は、俺の演技じみた動きと言葉にクスリと笑った。
~ 鉄と少年 Fin ~
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