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シーン30 ロマンス社
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*照明変化
BGM7 【 忍び寄る不穏 】CUT IN
*織田、響子。明智が出てくる。
響子 「多額の借金を背負い、モデルにルイを起用すると宣伝したにも関わらず、
起用できず信用を失った。これでアムールはあなたのもの。」
織田 「そうか、御苦労だった。良い仕事をしてくれた。」
響子 「あなたのためなら、どんな事だってやるわ。」
織田 「嬉しい事を言ってくれるな、杉本君は。」
響子 「ねえ、この件が片付いたら、籍を入れるんだから、いい加減響子でいいわ。」
*外から、声がする。
部下② 「おい、お前ら、どうやって、ここまで入ってきたんだ!ここから先は社長室だ、入れな・・
BGM7 【 忍び寄る不穏 】CUT OUT
SE21 殴打音
織田 「なんの騒ぎだ!!」
*3人の部下が次々と殴られて倒れこむ。
*荻野部長が手をハンカチで拭きながら入ってくる。それに続いて、町田と咲良も入ってくる。
町田 「さすが、スパイ映画好き。」
荻野 「役に立つもんだね、案外。」
咲良 「いいんですか?訴えられますよ、これ。」
荻野 「いや、立派な社長室ですね。」
響子 「部長!?町田君・・咲良!!」
町田 「あれえー?響子さん、工場の方に掛け合ってくるんじゃなかったんですか?」
織田 「君が町田君か。いや、これは珍しいお客様だ。ようこそ、ロマンス社へ。」
SE4 雷鳴
織田 「すぐにでも警察を呼べるのだが、まあ、ここまで来てもらったんだ。用件を聞こう、まさか、
入社の面接に来たわけじゃあるまい。」
町田 「いや、うちの杉本がお世話になってるので、挨拶に来させてもらいました。
それくらいは大丈夫ですよね?」
織田 「ああ、勿論だ。だとよ、杉本君。」
町田 「響子さん、」
咲良 「どうしてですか?」
町田 「え?咲良ちゃん、」
咲良 「どうして、ここにいるんですか?裏切ったんですか?アムールを。」
響子 「裏切る?何を勘違いしてるの?私はアムールの人間よ。
買収を辞めてもらうよう、織田社長に直談判に来てただけよ。」
咲良 「15万個の発注をしたのも、響子さんなんですよね?」
響子 「え?」
咲良 「1万5千個の発注を15万個に発注しなおしたんですよね?」
明智 「15万個?」
響子 「それは、あなたのミスでしょ!!何を人のせいにしてんの!!
がっかりだわ、あなたの事を信用してたのよ!!」
*動けなくなる咲良、町田が咲良に向き直り、咲良の目を見つめ静かに頷く。
*咲良も決心した表情を見せる。
BGM1 【 前へ―GO AHEAD !―Tecno Ver. 】CUT IN
咲良 「私じゃない・・。」
響子 「え?」
咲良 「やってない・・私はやってない・・私はやってない!・・私は!!!!!やってない!!!!」
響子 「何を言ってるの?あなた。」
町田 「まあ、ここまでするくらいだから、工場の方にはあなたは手を打ってるだろうし、
確認しようがないけど、あなたが咲良ちゃんのパソコンを使用してるところを見た人間が
いるんですよ。咲良ちゃんが発注した次の日にね。」
響子 「え?」
町田 「(町田、頬の傷を触りながら。)その子が僕に教えてくれたんですよ。
夜中に一人で咲良ちゃんのパソコンを弄ってたってね。
監視モニターの映像見ますか? その子、ずっと撮っていたそうなんですけど。」
BGM1 【 前へ―GO AHEAD !―Tecno Ver. 】CUT OUT
*織田が大声で笑い出す。
SE4 雷鳴
織田 「助かったよ・・。」
町田 「は?」
織田 「この杉本君がさ、アムールさんでの実績を私に売り込みに来ててね、とても優秀だから、
幹部待遇で考えていたんだが、そんなあくどいことをやっていたなんて。
私も人を疑う事を覚えないといけないなあ。なあ、明智。」
明智 「え?」
織田 「うちとアムールさんが合併して手を取り合うようになったら、町田君、
君にはうちで思う存分活躍して欲しい。」
町田 「な!?」
織田 「すまないが、裏であくどいことをやっている事がわかった以上。
杉本君、君とこれ以上話すことはない。おい!お引き取り願え。」
響子 「え? ちょっと待って!」
荻野 「杉本君、こんな奴の為に、君は・・・どこまで、」
町田 「部長・・・では、織田社長、私どもはこれにて失礼します。」
織田 「また、会えるのを楽しみにしてるよ、町田君。」
町田 「・・・。」
*3人去る。
織田 「おい、その女にもお引き取り願え!!」
部下③ 「はっ!」
BGM7 【 忍び寄る不穏 】CUT IN
*部下達、響子を連れて行こうとする。
響子 「ねえ、ちょっと待って!本気で言ってるの?」
織田 「君が言ったんじゃないか、私はアムールの人間だって。」
響子 「それは、あの場をやり過ごすための、」
織田 「連れて行け。」
明智 「社長、さすがにこれは。」
織田 「うるさい!!!!!早く連れていけ!!!」
部下達 「はい!」
響子 「ちょっと、待って!そんな事が許されると思っているの?私はあなたのために会社を裏切ったのよ!!」
織田 「つまり、色恋沙汰で会社を裏切る女という事だ!!そんな奴はうちの会社にはいらん!!」
響子 「じゃあ、最初からそのつもりで、近づいてきたって事なの!!ねえ、ちょっと!!」
*響子、連れて行かれる。
明智 「社長!!!尻尾きりは仕方ないとしても、あんな言い方は」
織田 「必ず、買収しなければいけないんだ。もう、負けるわけにはいかないんだ。」
明智 「社長?」
BGM7 【 忍び寄る不穏 】CUT IN
SE13 チャイム
BGM7 【 忍び寄る不穏 】CUT IN
*織田、響子。明智が出てくる。
響子 「多額の借金を背負い、モデルにルイを起用すると宣伝したにも関わらず、
起用できず信用を失った。これでアムールはあなたのもの。」
織田 「そうか、御苦労だった。良い仕事をしてくれた。」
響子 「あなたのためなら、どんな事だってやるわ。」
織田 「嬉しい事を言ってくれるな、杉本君は。」
響子 「ねえ、この件が片付いたら、籍を入れるんだから、いい加減響子でいいわ。」
*外から、声がする。
部下② 「おい、お前ら、どうやって、ここまで入ってきたんだ!ここから先は社長室だ、入れな・・
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SE21 殴打音
織田 「なんの騒ぎだ!!」
*3人の部下が次々と殴られて倒れこむ。
*荻野部長が手をハンカチで拭きながら入ってくる。それに続いて、町田と咲良も入ってくる。
町田 「さすが、スパイ映画好き。」
荻野 「役に立つもんだね、案外。」
咲良 「いいんですか?訴えられますよ、これ。」
荻野 「いや、立派な社長室ですね。」
響子 「部長!?町田君・・咲良!!」
町田 「あれえー?響子さん、工場の方に掛け合ってくるんじゃなかったんですか?」
織田 「君が町田君か。いや、これは珍しいお客様だ。ようこそ、ロマンス社へ。」
SE4 雷鳴
織田 「すぐにでも警察を呼べるのだが、まあ、ここまで来てもらったんだ。用件を聞こう、まさか、
入社の面接に来たわけじゃあるまい。」
町田 「いや、うちの杉本がお世話になってるので、挨拶に来させてもらいました。
それくらいは大丈夫ですよね?」
織田 「ああ、勿論だ。だとよ、杉本君。」
町田 「響子さん、」
咲良 「どうしてですか?」
町田 「え?咲良ちゃん、」
咲良 「どうして、ここにいるんですか?裏切ったんですか?アムールを。」
響子 「裏切る?何を勘違いしてるの?私はアムールの人間よ。
買収を辞めてもらうよう、織田社長に直談判に来てただけよ。」
咲良 「15万個の発注をしたのも、響子さんなんですよね?」
響子 「え?」
咲良 「1万5千個の発注を15万個に発注しなおしたんですよね?」
明智 「15万個?」
響子 「それは、あなたのミスでしょ!!何を人のせいにしてんの!!
がっかりだわ、あなたの事を信用してたのよ!!」
*動けなくなる咲良、町田が咲良に向き直り、咲良の目を見つめ静かに頷く。
*咲良も決心した表情を見せる。
BGM1 【 前へ―GO AHEAD !―Tecno Ver. 】CUT IN
咲良 「私じゃない・・。」
響子 「え?」
咲良 「やってない・・私はやってない・・私はやってない!・・私は!!!!!やってない!!!!」
響子 「何を言ってるの?あなた。」
町田 「まあ、ここまでするくらいだから、工場の方にはあなたは手を打ってるだろうし、
確認しようがないけど、あなたが咲良ちゃんのパソコンを使用してるところを見た人間が
いるんですよ。咲良ちゃんが発注した次の日にね。」
響子 「え?」
町田 「(町田、頬の傷を触りながら。)その子が僕に教えてくれたんですよ。
夜中に一人で咲良ちゃんのパソコンを弄ってたってね。
監視モニターの映像見ますか? その子、ずっと撮っていたそうなんですけど。」
BGM1 【 前へ―GO AHEAD !―Tecno Ver. 】CUT OUT
*織田が大声で笑い出す。
SE4 雷鳴
織田 「助かったよ・・。」
町田 「は?」
織田 「この杉本君がさ、アムールさんでの実績を私に売り込みに来ててね、とても優秀だから、
幹部待遇で考えていたんだが、そんなあくどいことをやっていたなんて。
私も人を疑う事を覚えないといけないなあ。なあ、明智。」
明智 「え?」
織田 「うちとアムールさんが合併して手を取り合うようになったら、町田君、
君にはうちで思う存分活躍して欲しい。」
町田 「な!?」
織田 「すまないが、裏であくどいことをやっている事がわかった以上。
杉本君、君とこれ以上話すことはない。おい!お引き取り願え。」
響子 「え? ちょっと待って!」
荻野 「杉本君、こんな奴の為に、君は・・・どこまで、」
町田 「部長・・・では、織田社長、私どもはこれにて失礼します。」
織田 「また、会えるのを楽しみにしてるよ、町田君。」
町田 「・・・。」
*3人去る。
織田 「おい、その女にもお引き取り願え!!」
部下③ 「はっ!」
BGM7 【 忍び寄る不穏 】CUT IN
*部下達、響子を連れて行こうとする。
響子 「ねえ、ちょっと待って!本気で言ってるの?」
織田 「君が言ったんじゃないか、私はアムールの人間だって。」
響子 「それは、あの場をやり過ごすための、」
織田 「連れて行け。」
明智 「社長、さすがにこれは。」
織田 「うるさい!!!!!早く連れていけ!!!」
部下達 「はい!」
響子 「ちょっと、待って!そんな事が許されると思っているの?私はあなたのために会社を裏切ったのよ!!」
織田 「つまり、色恋沙汰で会社を裏切る女という事だ!!そんな奴はうちの会社にはいらん!!」
響子 「じゃあ、最初からそのつもりで、近づいてきたって事なの!!ねえ、ちょっと!!」
*響子、連れて行かれる。
明智 「社長!!!尻尾きりは仕方ないとしても、あんな言い方は」
織田 「必ず、買収しなければいけないんだ。もう、負けるわけにはいかないんだ。」
明智 「社長?」
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