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第1証
ep.3『魔石』
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星の記憶 2nd season 第1証 ep.3『魔石』
群衆『え?…何が、どうなっているの!?』
群衆『アイツは魔女だ!』
群衆『いいえ!…違うわ!…あっちが魔女よ!…』
群衆『えぇい!…どうでもいい!…三人とも魔女の可能性だってある!…我等人類を惑わしているんだ!』
執政官アドルフ『さぁ…人間どもよ、もがけ、苦しめ…そして、誰1人信じるな!!…フハハハハ!!』
三人目のセミラミス『ほぉ…愉快、愉快』
『争いの火種が…またひとつ、ほぉら、またひとつ…』
『争いの歴史を、また歩もうと言うのね…人々は…勇敢ねぇ~懲りないものだねぇ…』
その時、囚われの身のセミラミス…正しくはビスマルクのもとで、発砲音が鳴り響く!…
発砲音は一回…
その発砲音が止むや否や、ビスマルクがその場に倒れ込む…
ジャンヌ『ね、姉さんっ!!!…』
義賊『ゲイン!!…き、貴様ぁ!!!』
ゲイン『ち、違う…違う、違う、違う!!!…』
『俺じゃ、俺じゃねぇ!!!…』
『体が、体が…』
謎の男『…タンザナイト…』
『奴は、あの女の眼をまともに凝視したな…』
ジャンヌ『タンザナイト…ってなんなの?…』
謎の男『魔石…』
ジャンヌ『魔石?…』
執政官アドルフ『レジスタンスの手により、引鉄が弾かれた…』
三人目のセミラミス『そして、血が流れた…』
群衆『捕らえよ!!あの者を!!』
ゲイン『ま、待て!…』
『お、俺は…』
三人目のセミラミス『良くやったわ…ゲイン…』
『ありがとう、そして…さようなら…』
三人目のセミラミスが、眼を見開き軽く力を込める
ゲインが、持っていた銃を自分のこめかみにあてる
『か、体が…ま、待て!…』
『レ、レオ…』
『た、助けてくれ…あ、アドルフ!!アドルフゥ!!し、死にたく…ない!…たくはない!…』
ビスマルク『ま、待ちなさい…』
『ば、馬鹿な真似…や、止めなさい…』
ジャンヌ『ね、姉さん!…』
三人目のセミラミス『悪運の強い女だ…命拾いしたな…ゲイン!!』
近くで哨戒にあたっていた別のレジスタンスのメンバーが倒れたビスマルクを保護する
レオと呼ばれる義賊『や、奴等か…ジャンヌ!…皇女の安全は、これで約束された…』
ジャンヌ『良かった、本当に良かった』
『でも、どうなっているの!?…さっきから、ゲインの行動…言葉と意思が相反しているようだわ!!…』
レオ『だが、奴は、アドルフの眷属…奴が内通者であったことは…間違いない…』
謎の男『…紅と蒼…そして、陰と陽…光と影…』
『光…』
『影…』
『…』
『成る程…』
『光を浴びた肉体が映し出す…もうひとつの自分…そう、影』
『肉体の意思と相反…』
『俺の仮定が、正しければ…ゲインの肉体と影は…入れ換わっている…』
ジャンヌ『…え!!?…』
謎の男『本当のゲインは影の中、そして…肉体は何者かによって、支配されている…』
ジャンヌ『そんなことが、可能なの?…』
謎の男『解らない、あくまでも仮定だ…』
『だが、多くの宝石…その中でも魔石と呼ばれる類いは…我々にも解らない未知の力を宿していると言われている…』
レオ『その魔石は…世の中に、いったい幾つ位有るんだ?…』
謎の男『星の数程、有ると考えられている』
ジャンヌ『星の数!?…』
謎の男『ああ、多くの星は石で出来ている…と、そう考えられている…』
レオ『ま、待て!…群衆達の様子が…』
謎の男『ま、まさか!?…』
三人目のセミラミス『ほう…感の鋭い人間が、まだ、このご時世にいるんだねぇ…』
(そう…そのまさか、よ…フフ)
執政官アドルフ『どうした?民よ!?…』
『構わない!…防衛軍をもって、暴徒を鎮圧せよ!!』
『武器の使用を許可する!!』
『我が国の民は…魔女によって暴徒化され、今…我が国は、危機的な局面に立たされている!!』
『怯むな!…これは、政府のデモンストレーションではない!!魔女による!…侵略だ!!!』
『よってこれは、大義ある…戦争だ!!!』
(ハハハハハ…ハハハハハハハハ
群衆『え?…何が、どうなっているの!?』
群衆『アイツは魔女だ!』
群衆『いいえ!…違うわ!…あっちが魔女よ!…』
群衆『えぇい!…どうでもいい!…三人とも魔女の可能性だってある!…我等人類を惑わしているんだ!』
執政官アドルフ『さぁ…人間どもよ、もがけ、苦しめ…そして、誰1人信じるな!!…フハハハハ!!』
三人目のセミラミス『ほぉ…愉快、愉快』
『争いの火種が…またひとつ、ほぉら、またひとつ…』
『争いの歴史を、また歩もうと言うのね…人々は…勇敢ねぇ~懲りないものだねぇ…』
その時、囚われの身のセミラミス…正しくはビスマルクのもとで、発砲音が鳴り響く!…
発砲音は一回…
その発砲音が止むや否や、ビスマルクがその場に倒れ込む…
ジャンヌ『ね、姉さんっ!!!…』
義賊『ゲイン!!…き、貴様ぁ!!!』
ゲイン『ち、違う…違う、違う、違う!!!…』
『俺じゃ、俺じゃねぇ!!!…』
『体が、体が…』
謎の男『…タンザナイト…』
『奴は、あの女の眼をまともに凝視したな…』
ジャンヌ『タンザナイト…ってなんなの?…』
謎の男『魔石…』
ジャンヌ『魔石?…』
執政官アドルフ『レジスタンスの手により、引鉄が弾かれた…』
三人目のセミラミス『そして、血が流れた…』
群衆『捕らえよ!!あの者を!!』
ゲイン『ま、待て!…』
『お、俺は…』
三人目のセミラミス『良くやったわ…ゲイン…』
『ありがとう、そして…さようなら…』
三人目のセミラミスが、眼を見開き軽く力を込める
ゲインが、持っていた銃を自分のこめかみにあてる
『か、体が…ま、待て!…』
『レ、レオ…』
『た、助けてくれ…あ、アドルフ!!アドルフゥ!!し、死にたく…ない!…たくはない!…』
ビスマルク『ま、待ちなさい…』
『ば、馬鹿な真似…や、止めなさい…』
ジャンヌ『ね、姉さん!…』
三人目のセミラミス『悪運の強い女だ…命拾いしたな…ゲイン!!』
近くで哨戒にあたっていた別のレジスタンスのメンバーが倒れたビスマルクを保護する
レオと呼ばれる義賊『や、奴等か…ジャンヌ!…皇女の安全は、これで約束された…』
ジャンヌ『良かった、本当に良かった』
『でも、どうなっているの!?…さっきから、ゲインの行動…言葉と意思が相反しているようだわ!!…』
レオ『だが、奴は、アドルフの眷属…奴が内通者であったことは…間違いない…』
謎の男『…紅と蒼…そして、陰と陽…光と影…』
『光…』
『影…』
『…』
『成る程…』
『光を浴びた肉体が映し出す…もうひとつの自分…そう、影』
『肉体の意思と相反…』
『俺の仮定が、正しければ…ゲインの肉体と影は…入れ換わっている…』
ジャンヌ『…え!!?…』
謎の男『本当のゲインは影の中、そして…肉体は何者かによって、支配されている…』
ジャンヌ『そんなことが、可能なの?…』
謎の男『解らない、あくまでも仮定だ…』
『だが、多くの宝石…その中でも魔石と呼ばれる類いは…我々にも解らない未知の力を宿していると言われている…』
レオ『その魔石は…世の中に、いったい幾つ位有るんだ?…』
謎の男『星の数程、有ると考えられている』
ジャンヌ『星の数!?…』
謎の男『ああ、多くの星は石で出来ている…と、そう考えられている…』
レオ『ま、待て!…群衆達の様子が…』
謎の男『ま、まさか!?…』
三人目のセミラミス『ほう…感の鋭い人間が、まだ、このご時世にいるんだねぇ…』
(そう…そのまさか、よ…フフ)
執政官アドルフ『どうした?民よ!?…』
『構わない!…防衛軍をもって、暴徒を鎮圧せよ!!』
『武器の使用を許可する!!』
『我が国の民は…魔女によって暴徒化され、今…我が国は、危機的な局面に立たされている!!』
『怯むな!…これは、政府のデモンストレーションではない!!魔女による!…侵略だ!!!』
『よってこれは、大義ある…戦争だ!!!』
(ハハハハハ…ハハハハハハハハ
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